意見書採択

2005年03月25日 | 東村山市議会情報
   容器リサイクル法の早急な見直しを求める意見書

 一九九七年から施行された容器リサイクル法では、地方自治体による容器包装廃棄物の収集・選別・保管と製造業者等事業者による再商品化を義務づけており、それに伴う費用に市町村は多額の経費を投入している。

 現在の容器リサイクル法では、事業者がごみ減量に積極的に取り組むための動機付けに乏しく、ごみの発生抑制・減量に対する効果は不十分である。

 廃棄物の発生抑制を第一とした「循環型社会」の形成を推進するためにも、ごみの発生抑制・再使用・再生利用の優先順位及び拡大生産者責任の原則を徹底するため、容器包装リサイクル法を早急に見直すよう左記のことをここに強く求める。

                       記

一 地方自治体の負担となっている容器の収集・選別・保管等の費用を事業者負担とすること。

二 容器製造時課徴金・デポジット制度を法制化すること。

 右、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

  平成十七年三月二十五日

民生保健委員会委員長報告

2005年03月25日 | 東村山市議会情報
議案第15号 守口市身体障害児童福祉金条例等を廃止する条例案

 ご報告申し上げます。
 本案は、市内居住の身体障害者等に、福祉給付金制度を実施してきたが、障害者全体を支える制度の充実と障害者の自立支援を促進するという観点から当該条例ほか2条例を廃止しようとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、福祉施策全般が措置費から支援費制度へと移行する中で、この制度を十分理解してもらえるよう、親切丁寧な説明会を開催するなど、より一層の周知に努められたいこと。

また、支援費制度については、机上の論理ではなく、現場の立場から制度の不足等を国に強く意見要望されたいこと。

また、今回の給付金の廃止は、障害者の生活に負担を強いる一面もあるが、福祉施策が見直される中で、障害者自身の自助努力や周囲の人達との助け合いなどを強めて克服されたいとの希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。

 なお、大藤委員におかれましては、財政難ということで安易に廃止するのではなく、存続していくべきとの理由で反対の意を表明されましたことを付言いたします。
 以上、委員長報告といたします。

議案第16号 守口市敬老金条例を廃止する条例案

 ご報告申し上げます。
 本案は、高齢化社会に移行する中、多面的なサービス等高齢者に関わる経費の増高が予測され、行政サービスの在り方を模索する中で、全体的な事業見直しにより、敬老金を廃止しようとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、永く親しまれた制度であり、廃止するには忍びないところであるが、福祉サービスを見直す中で、高齢者だけに留まらず、広く市民に喜んでもらえるような施策を今後検討されるとともに、この敬老金廃止に対する説明など周知徹底を図られたいとの希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。

 なお、大藤委員におかれましては、是非とも残すべき制度であるとの理由で反対の意を表明されましたことを付言いたします。
 以上、委員長報告といたします。

議案第17号 守口市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例案

 ご報告申し上げます。
 本案は、障害福祉サービスの在り方を模索する中で、障害者全体を支援する制度的なものを持続・充実させる観点から、市単独事業である中度の知的障害者への医療費助成を廃止しようとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、今回対象をはずれる障害者も含め、障害者全体の医療助成施策の充実を府に対して要望されたいとの希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。

 なお、大藤委員におかれましては、障害者が医療を受けにくくなるため、存続すべきとの理由で反対の意を表明されましたことを付言いたします。
 以上、委員長報告といたします。

議案第27号 平成17年度守口市一般会計予算

 ご報告申し上げます。
 本委員会が付託を受けました議案第27号中、所管費目に関する審査の結果をご報告申し上げます。

 本委員会といたしましては、あらゆる角度から検討を加え、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。

 なお、大藤委員におかれましては、社会的弱者に痛みを押し付ける予算であるため容認出来るものではないとの理由で反対の意を表明されましたことを付言いたします。

 それでは、本委員会が付した希望意見を申し述べます。
第1点 平成18年4月を目途に施行される指定管理者制度に伴う指定管理者選考委員の人選については、公平、公正を旨とし、また、その選考委員会の在り方については適正に遂行されたいこと。

第2点 国民年金については、収納事務が国に移管された現在、一般事務について国支出金内で運用出来るよう努められたいこと。

第3点 老人友愛訪問活動事業にあっては、他の福祉施策との兼ね合いも調整した上で、ボランティアへの委託も視野に入れ、地域を含めた市民参加型ネットワークづくりの整備について検討されたいこと。

第4点 保育所については、すこやか幼児審議会の答申に基づき、現在8園を民間委託しているが、多様な保育ニーズに対応するため、さらなる民営化について検討されたいこと。

また、保育所の定員数については、幼保一元化も視野に入れ、将来の児童数の推移も的確に把握した上で、定数を調整し、子ども達に喜ばれる園づくりに励まれたいこと。

第5点 わかくさ園跡地の有効活用に関しては、検討委員会を開催するなど種々論議されているところであろうが、空き家状態のままだと施設が荒れ放題になる上、防犯面も悪く、近隣住民に迷惑をかけるため、早急に有効な活用方途を見出されたいこと。

第6点 生活保護については、市民に不平等感や不信感を抱かれないよう、特に不正受給については、調査などを厳格に行われたいこと。

第7点 市民総合健康診査については、対象外受診者のチェック機能の構築や、例外受診者への費用請求方策等、事務を十分に精査した上で再整理し、より一層の経費削減に努められたいこと。

また、今回、がん検診などが有料化されるが、今後、有料化するに当たっては、一定の周知期間をおくことも検討されたいこと。
 以上、委員長報告といたします。

議案第29号 平成17年度守口市特別会計国民健康保険事業予算

 ご報告申し上げます。
 本委員会は、本予算案につき、歳入歳出にわたり慎重に審査を行いました結果、保険料支払い困難者に対しては、少しでも多く支払いが可能となるよう、窓口等でのさらなるきめ細かいアドバイスをされたいとの希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、委員長報告といたします。

議案第30号 平成17年度守口市特別会計老人保健医療事業予算

 ご報告申し上げます。
 本委員会は、本予算案につき、歳入歳出にわたり慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく、満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、委員長報告といたします。

請願第1号 保育所の保育料に関する請願

 それでは、本委員会が付託を受けました請願第1号、保育所の保育料に関
する請願について、審査の結果を御報告申し上げます。

 さて、本委員会は、本請願につき、慎重に審査を行いました結果、本請願趣旨の内容は正確性を欠いた側面もあり、また、今回の保育料の改定は、受益者負担、応分負担の面からも国基準に照らして、所得階層及び保育料両面からの適正化を図るものであることから、賛成少数により、これを不採択すべきものと決した次第であります。

 なお、大藤委員におかれましては、保育所入所家庭の負担を増やすため、改定すべきではないとの理由で、当委員会の決定に反対の意を表明されましたことを付言いたします。
 以上、委員長報告といたします。

建設水道委員会委員長報告

2005年03月25日 | 東村山市議会情報
議案第19号「守口市道路占用料条例の一部を改正する条例案」

 御報告申し上げます。
本市の道路占用料は、平成10年に改訂されており、近隣市と比較すると低額となっていることから、その均衡を図るため占用料を改訂しようとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、道路占用料の減免規定については、減免対象となる基準や減免割合などをより明確にされ、公平、公正な運用に努められるとともに、不法占用物件については、厳正な態度でもって対処されたいとの希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、委員長報告といたします。

議案第20号「守口市法定外公共物の管理に関する条例案」

御報告申し上げます
本案は、平成14年度から譲与を受けていた法定外公共物の移譲が今年度で完了することから、道路占用料条例との整合性を図るため、当該条例を全部改正しようとするものであります。

本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、委員長報告といたします。

議案第21号「守口市都市公園条例の一部を改正する条例案」

御報告申し上げます
本案は、都市公園法が改正されたことに伴う工作物等の保管手続等の規定、あるいは、都市公園占用物件の使用料徴収や今年度末に完成する佐太東あじさい公園を追加しようとするものであります。

本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、委員長報告といたします。

議案第22号「守口市児童公園条例案」

 御報告申し上げます
本案は、児童遊園を児童公園と名称を変更し、その管理の適正化を図るため、新たに条例を制定しようとするものであります。

本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、委員長報告といたします。

議案第27号「平成17年度守口市一般会計予算」

本委員会が付託を受けました議案第27号中、所管費目に関する審査の結果を御報告申し上げます。
本委員会といたしましては、あらゆる角度から検討を加え、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。

なお、真崎委員におかれましては、使用料の値上げなど市民に負担を押し付ける内容であるとの理由から、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
それでは本委員会が付した希望意見を申し上げます。

第1点
指定管理者制度の導入については、本委員会の所管では、大日駅地下自転車駐車場ほか2箇所が計画されている。今後、他の駐輪場も指定管理者制度への移行が可能となるが、駐輪場だけに留まらず、その他の公共施設も含めて、それぞれが指定管理者制度になじむものであるかどうかもよく研究され、より効率的な施設運用のあり方について検討されたいこと。

また、今回予定されている指定管理者選考委員会は、非公開とのことであるが、情報公開の観点から可能な限り公開されたいこと。

第2点
本庁南自転車駐車場が整備され有料化となることに伴い、周辺にある無料駐輪場が廃止されることとなった。自転車利用者は、有料化により減少が見込まれ、かつ駐輪場面積も拡張されるため、市の予測としては、利用台数を満たすとのことである。

しかしながら、この付近には本庁舎をはじめ文化施設等があり、これらへの無断駐輪等が懸念されるため、その対策には万全を期されたいこと。

また、今回の駐輪場の拡張により、来庁者用の自動車駐車台数が減少される。現在でも日時によって混雑を来たしているため、その対策についても遺漏のないよう行われたいこと。

また、放置自転車の移送保管料を考えたとき、違法駐輪の抑止策を講じることが財政的にも有効と思われるので、講習会等様々な機会を通じて指導を行われたいこと。

第3点
道路反射鏡については破損等により、随時補修あるいは取替えを行っているが、当初設置された中には、鏡部分にアクリル板が使用されている物がある。これについては非常に見づらいため、安全性の観点から、出来るだけ早期にステンレス板への取替えを行われたいこと。

第4点
梶南公園は市民の憩いの場として、その完成が待ち望まれているところである。現在、公園用地は地域の方々がスポーツなどの活動の場として利用され、グラウンド整備などもなされていると聞いているので、工事着工など地元への説明を出来るだけ早期に実施されたいこと。以上委員長報告といたします。

議案第28号「平成17年度守口市特別会計公共下水道事業予算」

御報告申し上げます。
本委員会は、本予算案につき慎重に審査を行いました結果、工事設計などにおける職員の技術レベルの向上を図られるとともに、現在取り組んでいる下水道事業健全化計画の遂行に全力を注がれたいとの希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、委員長報告といたします。

議案第31号「平成17年度守口市水道事業会計予算」

御報告申し上げます。
本委員会は、本予算案につき慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。

それでは、本委員会が付した希望意見を申し述べます。
高利率の公営企業債の借換えについては、現在本市は認められていないが、これが可能となれば市民負担の軽減になるため、国に対して積極的に働きかけていかれたいこと。

また、検針中の個人情報の盗難などが発生しているため、検針員への研修なども行い、個人情報の流出防止には特に留意されたいこと。

さらに、鉛管の解消については、取替え工事の効率化を図るため20年計画としているが、おおむね10年という関係機関からの基準も示されているので、今後とも、出来得る限り、早期に解消できるよう、精力的に取り組まれたいこと。
以上、委員長報告といたします。

文教経済委員会委員長報告

2005年03月25日 | 東村山市議会情報
議案第13号 守口市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例案

 御報告申し上げます。
 本案は、昨年11月に「農業委員会等に関する法律」の一部が改正され、選挙による委員の下限定数が廃止されるなど、設置・運営に係る市町村の裁量権拡大が図られたことを受け、本市においても組織のスリム化を図るため、同委員会の定数の見直しを行った結果、委員の定数を15人から12人に改め、次の一般選挙から施行しようとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、当該委員会が、都市農業としての新しい守口の農業を進める委員会として発展されたいとの希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、委員長報告といたします。

議案第18号 守口市商工相談所設置条例を廃止する条例案
       
 御報告申し上げます。
 本条例案は、守口市商工相談所設置条例が、昭和26年に市内の商工業の振興を図る目的をもって、設置されたものであるが、相談業務については、現在、国・府の中小企業支援センターや商工会議所、また、民間のコンサルティングなど専門的な事業が展開され、事業者を支援する環境が充分に整ってきたことから、同条例を廃止しようとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、商工業の振興については、時代に即応した振興策で対応されることはもとより、今後も各種相談・融資あっせんについては、遺漏なきよう努められたいとの希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、委員長報告といたします。

議案第23号 守口市立学校設置条例の一部を改正する条例案
       
 御報告申し上げます。
 本案は、「学校規模の適正化等に係る基本方針」に基づき、第一期計画として平成18年4月に、「守口小学校と土居小学校」及び「梶中学校と藤田中学校」を統合し、土居小学校及び藤田中学校を廃止するため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、
 次に申し述べます希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 なお、杉本委員におかれましては、今回の統合については、子供たちにとって、通学面において無理があるなどの理由から、反対の意を表明されたことを付言いたします。
 それでは、本委員会が付した希望意見を申し上げます。

 統廃合を進めるにあたっては、保護者に対して充分理解が得られるよう努めることはもとより、子どもたちにも事前の周知を期されたいこと。

 また、守口小学校の校舎新築工事においても、地元地域の方々に充分納得していただけるよう、説明会の開催方法などあらゆる面から検討されたいこと。

 さらに、学校改革という観点から、学校選択制も視野に入れた弾力的な通学区域の取り扱いをなされたいこと。

 最後に、廃校となる学校の卒業生に対する配慮をされるとともに、跡地については、地元地域の方々と調整を図りながら市として最大限の有効活用をされたいこと。
 以上、委員長報告といたします。

議案第24号 守口市営テニスコート条例の一部を改正する条例案
       
 御報告申し上げます。
 本案は、昭和51年4月に改定して以来、据え置かれている市営テニスコートの使用料について、テニスコート整備に係る経費の確保並びに近隣施設の使用料との均衡を考慮し、使用料の改定等を行おうとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 テニスコートの運営については、教育委員会において、民間での運営も視野に入れた、より効率的な運営方法、具体的な改善策を検討されるとともに、今後、守口の特色ある施設となるよう、付加価値についても鋭意研究・検討を加えられたいこと。

 なお、杉本委員におかれましては、受益者負担は一定理解できるものの、たとえ少額の値上げといえども、景気の低迷している時期に市民の負担増となることには賛成できないとの理由から、反対の意を表明されたことを付言いたします。
 以上、委員長報告といたします。

議案第25号 守口市営プール条例を廃止する条例案
       
 御報告申し上げます。
 本案は、昭和32年以来市内5ヶ所に設置している市営プールについて、施設老朽化に伴い利用者の安全を確保するためには、多額の維持補修費と運営経費が必要となることから、近隣の小学校プールを活用することによる事業転換を図り、守口市営プール条例を廃止しようとするものです。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 市民プールは永年にわたり市民に親しまれてきた施設であることから、これが小学校プールを活用するには、無料での開設を前提として、市民サービスの低下につながることのないよう充分な配慮をされたいこと。

 次年度以降も開設日数・時間・場所について鋭意工夫され利用者の減少にならないよう努められたいこと。また、子育て支援という観点からの配慮、子供の居場所づくりという点からも充分配慮されると共に、水質管理及び監視体制等、安全面についても万全を期されたいこと。

 さらに、当該プールの貯留水ついては、災害時における消火用水利としての目的もあることから、これが対応策について防災関係機関との調整を行われたいと。
 以上、委員長報告といたします。

議案第26号 守口市市民球場条例の一部を改正する条例案
       
 御報告申し上げます。
 本案は、昭和51年7月に改定して以来、据え置かれている市民球場の使用料について、球場の整備に係る経費の確保と近隣施設の使用料との均衡を考慮し、改定等を行おうとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、市民球場の運営については、根本的な見直しという観点から、民間での運営も視野に入れた、より効率的・具体的な改善策を検討されたいとの希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 なお、杉本委員におかれましては、近隣施設の使用料との均衡を図るということであるが、利用者のほとんどが守口市民であることから、景気の低迷している時期に市民の負担増となることには賛成できないとの理由から、反対の意を表明されたことを付言いたします。
 以上、委員長報告といたします。

議案第27号 平成17年度守口市一般会計予算
       
 それでは、本委員会が付託を受けました議案第27号中、所管費目に関する審査の結果を御報告申し上げます。

 本委員会といたしましては、細部にわたり慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 なお、杉本議員におかれましては、財政危機であるという理由で、弱い立場の子どもたちにかかわる予算が、細部にわたり削減されている反面、学校給食業務の民間委託も引き続き実施されていること。また、人権啓発事業に名を借りた同和対策事業を継続していることなどの理由から、反対の意を表明されたことを付言いたします。

 それでは、本委員会が付した意見を申し上げます。
 総務費の市民まつり補助金について、「まつり」自体にマンネリ化傾向も見受けられることから、より市民に親しまれる「まつり」となるよう実行委員会との協議において、公設民営の手法も取り入れるなど、開催方法の見直しについて検討されたいこと。

 また、PRについても改良を加えるとともに、今後、副都心開発が進められている東部地域での開催も含め、全市域的な取り組みとして開催されることも検討されたいこと。

 消費生活センター費については、相談業務においてますます悪質・巧妙な手口に対する相談が依然増加しており、特に高齢者に対する悪質な被害は後を絶たないことから、これまで以上の積極的な情報提供や予防啓発に努められたいこと。

 次に産業費のうち農業振興費について、地元農産物を学校給食に採用する取り組みは、少しでも子供たちに本市の状況を理解してもらうため、新年度においてもこれを継続されたいこと。

 商工費の商工振興費につきまして、就労支援・相談に対する事業評価を行い新しい事業に活かされたいこと。加えて生活保護者に対する就労支援については、関係課との連携を図られ事業に取り組まれたいこと。
 続きまして、教育費につきまして意見を申し上げます。

 第1点、教育総務費の事務局費について、新年度からは子どもたちの登下校時の安全確保を担ってきた交通専従員制度を廃止し、PTA・地元地域の防犯パトロールに依頼する、子ども安全・安心サポート事業として新たにスタートするということであるが、制度の変更において、事業計画などで結果的に手続き上の不備が見受けられた。よって、開始にあたっては、サポート事業に協力していただけるPTA・地域の方々との早急な調整、交通専従員とのスムーズな引継ぎが行われるよう努められたいこと。
 また、当該事業が継続性のある事業となるよう努力されたいこと。

 第2点、昨年、12月議会において、奨学金資金の貸付けに関する条例を改正し、より厳正な貸し付けと収納対策の強化が図られたことから、引き続き滞納者の解消に鋭意努力されたいこと。

 第3点、研究所費について、校内の不審者・犯罪者に対する「サスマタ」等の防犯用具については、学校間で配備にバラツキがないよう、早急な手立てを講じられたいこと。

 また、不審者・犯罪者に対する教職員の実地訓練については、今後防犯用具を用い、子どもたちにも分かり易い方法で実施されたいこと。

 第4点、小学校費について、現在橋波保育所の建替え工事が行われているところであるが、橋波小学校の授業や学校生活に支障が無いよう充分配慮されたいこと。

 第5点、中学校費について、個人情報保護条例の一部が改正され、新たに罰則規定が設けられたところから、通知票をはじめ生徒の個人情報に係る書類・ファイル等については、慎重かつ安全確実な取り扱いをされたいこと。

 第6点、中学校のトイレについては、水が流れたままになるなど損傷度が進んでおり、構造上古いものから順次改修に努められたいこと。

 第7点、中学校食堂については、守口市は全国に先駆け、民間業者による経営で実施してきたところであるが、近年コンビニ等の増加により食堂利用が減少し、厳しい経営を強いられていることから、生徒のニーズにあった学校食堂のあり方についての方針を早急に検討されたいこと。

 第8点、幼稚園費について、現在、公立幼稚園については、定員割れが生じているということであるが、将来的に公立幼稚園を存続させていく考えであれば、今回5人の新規採用者があるものの、幼・小・保・事務職などへの職種間変更も視野に入れながら幼稚園教諭の若返り策について鋭意検討されたいこと。

 第9点、社会教育費について、わいわい活動事業における主任パートナーの人選については、一定新陳代謝を図りながら子どもたち、また地域パートナーとの相性にも配慮してなされたいこと。

 第10点、南画美術館、守口歴史館などの施設については、利用者数の減少が著しいことから、数値目標を掲げ積極的なPR活動に努め、危機意識を持って利用者の増加に努められたいこと。

 第11点、生涯学習援助基金の助成については、制度があるものの、充分活用されていないことから、PRに努めるとともに市民にとってより利用しやすいものとなるよう検討を加えられたいこと。

 第12点、公民館費について、公民館の運営委員長の任期については、一定の任期以上の再任は地域の活性化、新しい人材の発掘という観点から、望ましいとは言えないことから再任回数等について検討されたいこと。

 第13点、留守家庭児童会育成費について、わいわい活動事業との統合を18年4月と目標設定されているが、関係機関との調整を図り、子どもたちが安心して活用できる居場所作りという観点から環境整備を検討されたいこと。
 以上、委員長報告といたします。

財政総務委員会委員長報告

2005年03月25日 | 東村山市議会情報
議案第11号 守口市個人情報保護条例の一部を改正する条例案
                       
 それでは、議案第11号、守口市個人情報保護条例の一部を改正する条例案につきまして、審査の結果を御報告いたします。

 今回の改正は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が制定され、国家公務員が個人情報を漏洩した場合、罰則が設けられたことから、本市の個人情報保護条例につきましても、個人情報の保護を一層図るため、国に準じ、所要の改正を行おうとするものであります。

 本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、個人情報が外部に露出しないための対応策を講じることが、先決かつ、重要であることから、きめ細かなセーフティネットの整備を図ることに鋭意努められたいとの希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、委員長報告といたします。


議案第12号 守口市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例案

 それでは、議案第12号、守口市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例案につきまして、審査の結果を御報告いたします。

今回の条例制定は、地方公務員法が改正され、人事行政の運営等の状況の公表が義務づけられたことから、本市においても、この公表制度の条例規定を行い、人事行政の公正かつ、透明な運営の確保を図ろうとするものであるところから、特段の異論もなく、満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、委員長報告といたします。

議案第14号 守口市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例案

それでは、議案第14号、守口市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例案につきまして、審査の結果を御報告いたします。

今回の条例制定は、地方自治法の改正に対応して、公の施設の管理を指定管理者に代行して行わさせる場合の選定方法等について、定めようとするものであります。

 本委員会といたしまして、慎重に審査を行いました結果、指定管理者の選定に当たっては、公の施設が住民福祉の増進を図る目的で設置されたという所期の目的から逸脱のされない方途、方策を講じられたいとの希望意見を付し、満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、委員長報告といたします。

議案第27号 平成17年度守口市一般会計予算

 それでは、議案第27号中、本委員会の所管する関係費目につきまして慎重に審査を行いました結果、次に申し上げます希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。

 なお、矢野委員におかれましては、市民の暮らしに犠牲を押し付けた予算となっていることなどの理由から、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
それでは、本委員会が付した希望意見を申し上げます。

 第1点 定年退職者以外に多くの早期退職、特に幹部管理職の者が退職を予定されている。そこで、今後、市民サービスを低下させずに行政を維持していくには、まず、長期展望に立った計画的な新規職員の採用並びに臨時職員による退職者補充が先決と考えられる。

 しかし、今日の厳しい危機的な財政状況下においては、従来の既存組織、機構を温存して対応するのではなく、全般的なコストダウンの方途を考え、新しい市民サービスに必要な組織を構築し、その対応策を図るという基本的な考え方による見直しを期することが重要である。

よって、早急に事務事業全般の見直しを図り、適正な職員定数、効率的な人員配置の取組みに、より一層努められたいこと。

第2点 子ども議会については、次代を担う子どもたちやその保護者、ひいては、市民にまで広く市政の関心を高め、親近感を深めるよき機会と考えられることから、平成11年から隔年実施されてきたが、昨年は行われず、また本年も予定されていないことから、できる限り、開催されるよう努められたいこと。

 第3点 財政危機対策の歳出削減に向けた取り組みの中で、職員の給料、市内在住者等の近距離通勤手当てなどの削減が実施されるところであるが、災害発生時における非常参集等を考慮した場合、むしろ市内在住職員により多くの在住手当を支給し、その増加を図るというUターン方策について、今後研究されたいこと。

第4点 窓口案内業務については、5人の嘱託職員による親切な対応がなされてきたが、本年度から業務委託を予定されている。この委託契約に当たっては、今後とも親切な対応がなされ、さらに笑顔や会釈で来庁者を迎え、ぬくもりのある市役所としてイメージアップが図れる方策をもって実施されたいこと。

 第5点 広報紙の発行を新年度から月2回を1回に変更するとのことであるが、今日の時代背景を踏まえて、あらゆる機会を通じて、FMはなこやホームページの活用を図り、また、あわせてその他の方途として考えられる情報媒体の活用も行い、市民への情報提供に努められたいこと。

 以上、委員長報告といたします。

守口市立幼稚園 修了式

2005年03月23日 | news
いつもありがとうございます。

*** 守口市立幼稚園 修了式  ***

3月23日(水)は、守口市立にわくぼ幼稚園の修了式に参加しました。
39名が2年間の課程を修了されました。

修了証書をもらった子ども達が、
大きな声で「大きくなったら○○になりたい!!」と言った後、

「お母さん、いつもおいしいお弁当作ってくれてありがとう」
「お母さん、洗濯してくれてありがとう」
「お母さん、毎日送り迎えしてくれてありがとう」
「お母さん、生んでくれてありがとう」

ちょっとはにかみながら感謝を込めて『修了証書』をお母さんに手渡します。

お母さんは、感無量で言葉になりません・・・(感涙)
やっと言えた言葉は、
「元気に育ってくれてありがとう、卒園おめでとう・・・」

幼稚園の修了式は、暑い日も寒い日も雨の日も毎日幼稚園に通った
子ども達と保護者の二人三脚の2年間の修了式でもあるのですね。

庭窪小学校へ22名、佐太小学校へ6名、金田小学校へ6名、
梶小学校へ5名と巣立っていきます。

小学校への憧れと期待で満ちあふれた子ども達の瞳、
それに応えられるよう、守口の教育をいっそう素晴らしいものに
していきたいです。

修了おめでとうございます。

朝の声がけ運動

2005年03月22日 | news
いつもありがとうございます。

*** 朝の声がけ運動  ***

3月20日(日)は、庭窪公民館主催の『春の演芸大会』で、盆踊りを踊りました。
沢山の観客の方々が1日楽しんでおられました。
このような地域の交流行事は本当に大切にしていきたいと思います。

3月22日(火)は、庭窪小学校で『朝の声がけ運動』をしました。
雨の降る中でしたが、地域の更正保護女性会の皆さま、
にわくぼスクールサポーター、地域コーディネーターのメンバーで
登校してくる子どもたちに「おはようございます!!」って声がけをしました。

6年生が卒業して、ちょっぴり寂しい気がしました。
でも、来月からは新入生が入ってきます。

新年度からは、『子ども安全・安心サポート事業』も始まります。
子どもたちが安心して学べるように、地域で支えていきたいと思います。

小学校卒業証書授与式

2005年03月18日 | news
いつもありがとうございます。

*** 小学校卒業証書授与式  ***

3月18日(金)平成16年度守口市立小学校卒業証書授与式が執り行われました。

私は、守口市立庭窪小学校の卒業式に参加させていただきました。
私の子ども達3人もこの小学校の卒業生です。

庭窪小学校は第97回目の卒業式で、卒業生は2クラス53名でした。
今年は、野口教育委員長、喜多守口市長も庭窪小学校に来られていました。

卒業生の入場の前に舞台の右上に掲げられたスクリーンに昨年の4月の桜の頃、
6年生になったばかりの映像が映し出されました。

『あれから1年・・・大きくたくましくなりました・・・♪』

喜多市長も庭窪小学校の卒業生です。
野口教育委員長のお祝いの言葉の中で「感謝」と「希望」についてお話されました。

巣立ち行く者、残る者の「別れのことば」の時には、
会場の中にすすり泣きの声が聞え胸が熱くなりました。

53名の卒業生の皆さんに幸多きことを祈念いたします。 

3月定例議会

2005年03月16日 | 東村山市議会情報
いつもありがとうございます。

*** 3月定例議会  ***

3月10日(木)・11日(金)は各派代表質問、3月14日(月)・15日(火)は
常任委員会でした。

14日(月)の民生保健委員会は21時くらいまで、
15日(火)の文教経済委員会は22時までかかりました。

喜多守口市長が『財政健全化元年』と位置づけた平成17年度予算、
守口市単独での財政危機回避を最重点として厳しいものとなっています。

詳細は広報もりぐち3月15日号に掲載されています。

「おくたに浩一と「ありがとう」の100人の仲間たち」出版

2005年03月12日 | news
いつもありがとうございます。

*** おくたに浩一と「ありがとう」の100人の仲間たち ***

今日は中学校の卒業式でした。そこで、

・・・おくたに浩一と「ありがとう」の100人の仲間たち・・・

の本を創りたいと思っています。

子どもたちに、人生にはいろんな道があることを示したい。

人生を笑い・楽しく・感謝して・いきいきと活きている「ちょっと素敵な大人たち」

の紹介を通して、自分の道を歩むきっかけになれば嬉しいです!!

きっかけは、私のブレーンのひとりである谷口氏からのご提案です。

こんな本のつくりかたがあるなんて、思ってもいませんでした。

是非、皆さまのご参加をお願い致します。

~~~~~~~~以下原文より引用~~~~~~~~~~~

原稿量の目安は、PRリード文が200文字で、本文が800文字。
これで見開き2ページの『自分のページ』ができるんです。

主に、個人事業主のPR用に考え、出版時は30冊以上を著者割引
で買い取り、売るなりタダで配るなり並べておくなり自由です


最終売価を1,500円くらいに設定し、著者割引で1,000円で購入
。1,000円×30冊=30,000円で自分だけの本が作れる♪という
点が非常に受けています。(原稿量も1,000文字ですから比較
的簡単に取組んでいただけます)

自分の職業も『○○屋』とか『○○師』とか『仕事名』にして
いただき(屋号や会社名ではなく)、紙面上で大いに遊んでい
ただくのが目的です。

合計3,000冊になると出版社も動かせますし(いちおう政府刊
行物のかんぽうサービスに発注予定)、予約分以外に500冊ほ
どを作って、書店流通に乗せることも想定しています。(紀伊
国屋、旭屋、ジュンク堂など・・・)

あわよくば?自分で30冊の本が売れたら、合計15,000円の利益
が出ますから一部を『出版記念パーティー』に回してみるのも
おもしろいですね。

本を1冊出版するのには、車1台が買えるくらいの出費が必要
ですが、みんなで『ありがとう』と言いながら本を共同出版す
るのはいろんな意味で記念にもなり、自分や周囲への刺激にな
るんですね。『おもしろい遊び』として捉えていただければ幸
いです。

また、検討しておいてくださいね。

★たにぐち・ただし
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あなたも民主党に参加しませんか?

2005年03月10日 | news
あなたも民主党に参加しませんか?

民主党の運営と活動を支え、ともに行動する(党員・サポーター)を募集しています。

<党員とは>

○民主党の基本理念と政策に賛同する18歳以上の方ならどなたでも党員になれます。
○在外邦人や在日外国人の方もOKです。
○党員になれば、民主党の運営や活動、政策などを決める会議に参画でき、党代表選挙へ投票することができます。
○党員はいずれかの総支部・地域組織に所属します。
○党費は年間6,000円です。有効期間は1年。
○党員の権利や活動は党則や倫理規則で定められており、それ以外の義務やノルマなどはありません。
○民主党の広報誌「プレス民主」(月2回発行)と党員証が送付されます。


<サポーターとは>

○18歳以上で民主党を応援してくれる方ならどなたでもサポーターになれます。
○サポーターになれば、党代表選挙で投票できるほか、党が主催する集会や勉強会、イベントに参加することができます。
○会費は年間2,000円です。有効期間は1年。

お申し込みは・お問い合わせは、
民主党 大阪6区総支部 守口市議会議員 奥谷 浩一 迄 お気軽にどうぞ
okutani@okutani-net.com

小沢 一郎代議士を囲む会

2005年03月10日 | news
いつもありがとうございます。

*** 小沢 一郎代議士を囲む会 ***

3月9日(水)に 民主党 小沢 一郎代議士が守口に来られました。
次期衆議院選挙並びに統一地方選挙の勝利を目指すための懇談会です。

懇談会の会場は、守口市の土居商店街にある「居酒屋 ねぎろう」さんの2階でした。

17:49にのぞみ59号で新大阪に着き、守口に来られ18:30から20:00まで懇談会で20:30の新幹線で東京に帰られました。

守口の懇談会のためだけに大阪に来られました。

参加者は、
*旭区から・・・ 冨田 健治 府会議員、和田 充弘 市会議員、福田 賢治 市会議員
*守口市から・・・ 作田 芳隆 市義会議員 奥谷 浩一 市義会議員
*門真市から・・・ 日高 哲生 市義会議員 林 芙美子 市義会議員
*鶴見区から・・・ 北村 隆幸 氏

植田 弘(前門真市会議員)、
江端 将哲 守口市会議員(無所属)、生島けいじ 守口市議会議員(無所属)
今西 良一(前守口市議会議員)

そして、村上6区総支部長の後援会の方々等、総勢25名程度のミニ懇談会でした。

テレビで観る小沢代議士はとても迫力があり、少し恐いイメージがありますが、気さくでにこにこして笑顔がとても魅力的でした。

スピーチの中で、「政権交代をできる民主党にしていかなければなりません。大阪6区(旭区・鶴見区・守口市・門真市)に民主党のしっかりとした基盤を創っていただきたい。」と熱く語っておられました。

懇談会の会場の「居酒屋ねぎろう」さんには、本当にお世話になりました。美味しかったです!!

三月定例会議案

2005年03月03日 | 東村山市議会情報
三月定例会議案

(認定・廃止)
*議案第一号 市道路線の廃止について
 大庭十九号線

*議案第二号 市道路線の認定について
 大庭十九号線他  全五路線

(債権放棄)
*議案第三号 守口市生計援助資金貸付基金条例に基づく貸付金に係る債権の放棄について
死亡によるもの   二件  十四万四千円 

(条例)
*議案第四号 守口市ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例案児童福祉法の改正により、里親の定義部分の引用条項の条ずれに伴う条文の整備
施行期日 公布の日

*議案第五号 守口市国民健康保険条例の一部を改正する条例案
地方税法の改正により、国民健康保険法施行令等の一部が改正され、その施行に伴う所要の改正、及び厚生省通知が一部廃止されたことによる所要の改正

①土地、建物等の長期譲渡所得の課税の特例で、百万円の特別控除が廃止され、保険料の算定における土地、建物等の長期譲渡所得に係る課税の特例についても、同様の改正をするもの

②国民健康保険の適用除外について、昭和四七年十二月十五日付厚生省課長通知が廃止されたことにより、関係条文の文言の整備をするもの 

③その他 条文の整備施行
期日 公布の日

*議案第六号 守口市特別工業地区建築条例等の一部を改正する条例案
 大阪府が都市計画法により指定した「守口都市計画区域」を「東部大阪都市計画区域」に名称変更したことを受け、守口市都市計画審議会の議を経て名称変更し、併せて建築基準法改正による条の移動による条文の整備を、次の三条例について行うもの
 
一守口市特別工業地区建築条例 
二守口市特別業務地区建築条例 
三守口市中高層階住居専用地区建築条例
施行期日 公布の日

*議案第七号 守口市文化財保護条例の一部を改正する条例案
 文化財保護法の改正による引用条項の移動による条文の整備と民俗文化財に「民俗技術」が追加されたことによる改正
施行期日 平成十七年四月一日 

(補正予算)
*議案第八号 平成十六年度守口市一般会計補正予算(第六号)
(歳入歳出予算) 十九億二百三十万円を補正(継続費補正)  
守口市クリーンセンターストックヤード排水処理設備設置工事
(地方債)    限度額の追加及び変更          (詳細は別紙)

*議案第九号 平成十六年度守口市特別会計国民健康保険事業補正予算(第二号)
(歳入歳出予算) 一億八千一百九十万円を補正       (詳細は別紙)

*議案第十号 平成十六年度守口市特別会計老人保健医療事業補正予算(第二号)
(歳入歳出予算) 七億二千九百四十万円を補正       (詳細は別紙)

(条例)
*議案第十一号 守口市個人情報保護条例の一部を改正する条例案
 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(行政機関法)が施行されることに伴う所要の改正

 国家公務員法の守秘義務違反に係る罰則に加え、新たな罰則規定が盛込まれ、その罰則規定の創設につき、守口市個人情報保護審査会に諮問し、行政機関法と同様の罰則規定を設けるべきであるとの答申があったことから罰則規定を設けるもの
施行期日 平成十七年四月一日

*議案第十二号 守口市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例案
 地方公務員法等の改正により、新たに「人事行政の運営等の状況の公表」が加えられたことに伴い制定するもの 
人事行政の運営状況(職員の任免及び職員数等)について、その公表制度を規定し、人事行政の公正かつ透明な運営を確保するもの
施行期日 平成十七年四月一日

*議案第十三号 守口市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例案
農業委員会等に関する法律の改正により、組織のスリム化が求められている事及び諸般の事情を考慮し、農業委員会の選挙による委員定数を十五人から十二人に改正するもの
施行期日 次の一般選挙(平成十七年七月)から適用

*議案第十四号 守口市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例案
 平成十五年九月に施行された改正地方自治法により、公の施設についての委託方法が新たに指定管理者制度に変更されたことに伴い制定するもの 

公の施設の管理運営を任せる範囲を営利企業に拡大し、指定管理者の指定に当たっては、原則として公募
方式を導入するもので、指定手続きと事業報告等について規程するもの
施行期日 平成十七年四月一日

*議案第十五号 守口市身体障害児童福祉金条例等を廃止する条例案
 市内に居住する身体障害児(者)及び知的障害児(者)に対し、福祉金給付制度を実施してきたが、今日の障害福祉施策においては、支援費制度をはじめ、障害者福祉サービス面での制度が充実され、福祉経費が増加している状況及び諸般の事情を考慮し、次の三条例を廃止するもの

一守口市身体障害児童福祉金条例 
二守口市知的障害児童福祉金条例 
三守口市身体障害者及び知的障害者福祉金条例
施行期日 平成十七年四月一日 

*議案第十六号 守口市敬老金条例を廃止する条例案
 高齢者人口の増とともに、高齢者にかかる福祉経費が増加している状況及び諸般の事情を考慮し、敬老金を廃止するもの
施行期日 平成十七年四月一日 

*議案第十七号 守口市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例案
障害者福祉制度の充実や、府下各市の状況等から、知的障害の程度が中度に該当する者に対する医療費の一部助成を止めるもの
施行期日 平成十七年十一月一日 (障害者医療証の切替時)

*議案第十八号 守口市商工相談所設置条例を廃止する条例案
 中小企業に対する相談業務等は、民間企業や商工会議所などで実施されており、企業をサポートする環境が大きく変わっている。このことから商工相談所の業務については、既にその役割を終えたものと考えられ、廃止するもの
施行期日 平成十七年四月一日

*議案第十九号 守口市道路占用料条例の一部を改正する条例案
 占用料の見直しをするもの
施行期日 平成十七年七月一日 

*議案第二十号 守口市法定外公共物の管理に関する条例案
 移譲開始当時の大阪府の基準を準用した条例を制定していたが、平成十六年度をもって移譲が完了したことから、道路占用料条例との整合を図る等、全部を改正するもの 
①「使用・使用料」を「占用・占用料」に改正 
②占用料の額について道路占用料条例の別表を準用 
③占用許可物件の管理義務、許可に基づく地位の承継、権利義務の譲渡の制限を規定
施行期日 平成十七年七月一日 

*議案第二一号 守口市都市公園条例の一部を改正する条例案
 都市公園法の改正により、一部改正するもの 
①工作物等の保管の手続き等の取扱いを定める。 
②占用物件の使用料を徴収し、その額は道路占用料条例の別表を準用
③「佐太東あじさい公園」を別表に追加
施行期日 平成十七年四月一日 (使用料については、七月一日から適用)

*議案第二二号 守口市児童公園条例案
 児童公園の位置付けを明確にするため設けるもので、守口市都市公園条例の一部を準用し、名称・位置を掲げ、占用許可等の条項で構成するもの(七四公園)
施行期日 平成十七年四月一日 (使用料については、七月一日から適用)


*議案第二三号 守口市立学校設置条例の一部を改正する条例案
 小規模校の解消及び一小学校一中学校関係の解消を図るため改正するもの土居小学校を守口小学校に統合、藤田中学校を梶中学校に統合
施行期日 平成十八年四月一日
 
*議案第二四号 守口市営テニスコート条例の一部を改正する条例案
使用料の見直しをするもの
施行期日 平成十七年四月一日(七月一日以後の使用料ついて適用)

*議案第二五号 守口市営プール条例を廃止する条例案
 老朽化が進み施設を維持するためには、多額の経費が必要となり、また、運営経費が嵩んでいることから、条例を廃止し、学校プールを活用した事業内容とする。
施行期日 平成十七年四月一日

*議案第二六号 守口市市民球場条例の一部を改正する条例案
 使用料の見直しをするもの
施行期日 平成十七年四月一日(七月一日以後の使用料ついて適用)


(予算)
議案第二七号 平成十七年度守口市一般会計予算
議案第二八号 平成十七年度守口市特別会計公共下水道事業予算
議案第二九号 平成十七年度守口市特別会計国民健康保険事業予算
議案第三十号 平成十七年度守口市特別会計老人保健医療事業予算
議案第三一号 平成十七年度守口市水道事業会計予算

平成十七年度 市政運営方針(要旨)

2005年03月03日 | 東村山市議会情報
平成十七年三月定例会
平成十七年度 市政運営方針(要旨)
守口市長  喜  多  洋  三

平成十七年度の予算案をはじめ諸議案をご審議いただくにあたり、新年度の市政運営
に臨む私の所信の一端を申し上げます。

現在、国が進める三位一体の改革は、本来、国から地方へと税源を移譲させることに
より、財政面の自立度を高め、地方公共団体が自己決定、自己責任の幅を拡大させる
ことを目的とした改革であります。

しかし、地方六団体が一丸となり、国に主張してきたにもかかわらず、国庫補助負担
金の廃止に伴う本格的な税源移譲が先送りされ、この状況が、平成十七年度以降も続
けば、厳しい財政状況にさらに拍車をかけることが懸念されることから、国と地方が
よりよきパートナーとしての関係を築き上げていくためにも、今後も国に対して、力
強い働きかけを行っていく必要があると考えております。

さて、本市は、府下でもいち早く、農村型から都市型へと変貌を遂げ、それに伴う社
会基盤の整備に力を注ぎ、時代の要請するところにしたがって、行政サービス提供の
体制を整えてきたところであります。

その後のバブル経済の崩壊に端を発する景気の低迷による法人市民税等の急激な落ち
込み、制度の見直しとして、地方分権一括法の名のもとでの権限委譲の促進、市の行
政事務が多様化したにもかかわらず、国と地方との税財源の不均衡な再配分などに起
因して、財政状況が極めて硬直化した状態に陥ってきたというのがこれまでの経緯で
あります。

このような状況下で、市民福祉の維持・向上を図るため、平成八年には「守口市行財
政改革大綱」を策定し、人件費の削減をはじめとして、事業の見直しなどの経費縮減
に努め、一定の効果を生み出しましたが、収支の均衡を取り戻すまでには至りません
でした。

そのため、「継続は力なり」の信念のもと、平成十一年には、財政健全化を図り、多
様化する行政課題に対応し、効率的な行財政運営を行うために「第二次守口市行財政
改革大綱」を策定して、今日まで、職員数の抑制、特別職の報酬や職員給与の削減、
民間委託の推進などに取り組んでまいりましたが、生活保護費、介護保険負担金など
福祉関係経費の急増が、行財政改革の効果を飲み込んでいるのが実情であります。

いま、直面する危機的な財政状況を乗り越え、さらなる行財政運営の効率化を図り、
行政水準を維持していくための選択肢の一つとして、門真市との合併を協議してまい
りましたが、住民投票の結果を受け、単独での財政健全化に取り組むこととなりまし
た。

仮に、単独で収支改善ができない場合には、国の管理のもとで財政再建を進めること
になり、歳入歳出のすべてにおいて、国や府の指導を受け「守口らしさ」を失ってし
まうような行財政運営を余儀なくされてしまいます。

そこで、新たに財政危機対策本部を設置し、財政危機対策指針を策定して、これまで
遂行してきた行財政改革の精神を継承しながら、あらゆる角度から事務事業の見直し
を図り、財政健全化を最優先課題ととらえ、いま、まさにその第一歩を踏み出そうと
しているところであります。

今後は、非常に険しい「イバラの道」をたどることとなりますが、この難局を乗り切
るために、私を含め、すべての職員が常に危機意識を強く持ち、確固たる決意のもと
に、行政内部で行えるものについては、あらゆる努力を惜しまずに、早急に取り組ん
でいかなければなりません。

また、可能な限り市民サービスを維持できるよう事務事業の効率化を図り、市単独の
補助金・交付金、個人給付的な市単独の扶助費等についても、制度全体を支えていく
ために、「自助」・「共助」・「公助」の原則に照らし、行政がどのように関与すべ
きかの見地から、見直しを図ることといたしました。

これまで、市民の皆さんの熱意を支えに「さんあい広場」を開設してまいりました
が、高齢社会を迎え、さらに、その必要性が高まるものと思っております。

地域の機運の盛り上がりに即座に応えるための力、また、高齢者のみならず、福祉施
策が多様に広がりをみせる中で、対応していく力、これらの力を蓄えるためにも、こ
れまでのあり方を見直す必要があると考えております。

断腸の思いではありますが、市民の皆さんにご辛抱をいただくことが多々あるかも知
れませんが、この非常事態と呼べる危機を早急に乗り越え、明るい未来に向って発展
する力強い守口市を一日も早く築いていくために、より一層、市民の皆さんにご理解
とご協力をお願いするものであります。

さて、財政健全化への初年度でもあり、歳出につきましては、特に厳しい精査のもと
に、市民福祉の維持・向上に留意して予算の編成に努めましたが、こうした中にあっ
ても、次代を担う子どもたちが、心豊かで健やかに育つことができる環境を創造する
ことは、私たち大人の責務であります。

子どもたちが集団生活の中で、友情を育み、また、ときによっては切磋琢磨して学校
生活を送ることは、将来にわたる人格を形成していく上で、非常に大切なことである
と考え、少子化社会を迎えての学校規模の適正化について、研究、検討を重ねてまい
りました。

平成十八年四月に土居小学校と守口小学校の統合を控え、必要な教室を確保するた
め、平成十七年度に守口小学校に新校舎を建設いたします。新校舎は、教室の間仕切
りを可動式とするなど、新しい教育環境を創出いたします。

また、藤田中学校と梶中学校の統合に備え、梶中学校の教室改修を行い、新しい生徒
の皆さんを受け入れるための環境整備を行います。
なお、学校施設の耐震診断については、年次計画的に引き続き取り組む所存でありま
す。

また、子どもたちを事故や犯罪から守るため、学校・家庭・地域がその連携をさらに
強め、登下校時の安全確保はもとより、情報技術を活用して、緊急情報を即時に携帯
電話のメールに配信するシステムを導入し、緊急時に迅速で的確な情報提供に努めて
いきます。

保護者の就労形態が多様化し、保育ニーズも多岐にわたっておりますが、これまでか
ら公立保育所の運営を民間に移管することによって、保護者の皆さんの選択肢を広げ
てきたところであります。また、保育所への入所を希望する児童の待機解消を目指し
て、子どもたちが健やかに育つ環境を整備します。

緊縮財政を理由に、市民の皆さんの健康や暮らしを維持することは、おろそかにはで
きません。
少子化とともに、類を見ない速さで、高齢社会を迎えようとしている今日、いつまで
も健康で生き生きと暮らせることは、何よりの幸せであると思います。

そこで、介護予防の観点から、基本的動作に関わる機能の維持・向上を目的に、筋力
向上トレーニング教室を実施するとともに、昨今、社会問題となっている虐待につい
ては、高齢者虐待防止ネットワーク運営委員会を設置して、すべての高齢者が安心し
て生活できる環境をつくってまいります。

市民の皆さんの健康の維持・増進につきましては、疾病の予防、早期発見を目的とし
て、市民保健センターを中心に、各種健康診査の充実に努めておりますが、歯科健診
においては、国の対象年齢の拡大を受け、高齢者にまで年齢層の幅を広げることとし
ております。

また、市民総合健康診査の基本健康診査につきましては、非常に厳しい財政状況では
ありますが、一部の健診を除き、これまでどおりとし、多くの市民の皆さんが受診さ
れ、健康の維持・向上に努めていただくことを願っています。

一方、障害者生活支援センターにケアマネジメント推進員を配置することによって、
より専門的な相談支援体制を確立させ、サービス利用の円滑な推進と地域における障
害者ケアマネジメントの普及に努める所存であります。

誰もが、いつでも、どこでも等しく必要な医療を受けられるという、国民皆保険制度
を支えてきたのは国民健康保険事業であります。

これまでも繰り返し申し上げてきましたが、この事業が危機的な状況にあるのは、
様々な矛盾を抱えた制度が放置されてきたことに起因するものです。以前から制度改
革について、国に働きかけてまいりましたが、今後も全自治体と連携して制度改革に
向けて取り組む考えです。

さらに、加入者の一割を超える方の保険料支払いが滞るという深刻な現実を捉え、制
度そのものの存続が危惧されることから、保険者といたしましては、市民の皆さんに
とって、制度の分かり易さ、事務の効率化を目指し、保険料の算定方法を簡素化する
とともに、保険料を財政基盤とするこの制度の円滑な運用と加入者負担の公平性と
いった点からも、保険料収納率の一層の向上に努めてまいります。

健康でゆとりのある安心・快適なくらしを営むためには、日頃から災害への備えを十
分に行うとともに、緑や花に囲まれたうるおいのある環境を整えることも大切である
と思います。

昨年は、自然災害が例年になく多数発生しましたが、災害の規模や内容によっては、
長期間の避難所生活を強いられることも多く、本市では、万が一の場合に備えて、食
料・毛布等を備蓄してまいりましたが、平成十七年度からは、これらに加えて飲料水
の備蓄をはじめます。

もとより、災害の被害を最小限にくい止めるには、何よりも初
動態勢が重要であり、自主的な防災体制を築くことが肝要であることから、防災計画
の点検を行うとともに、引き続き、自主防災組織の結成促進に取り組む所存でありま
す。

一方、梶南公園の整備に加え、公共施設の植栽を行うなど、彩りのある快適なまちづ
くりに努めるとともに、街路照明灯などの設置に意を配し、歩行者にとって安全で快
適な道路環境の適正な維持・管理に努めます。

また、本市が誇ることができる都市基盤施設の一つである下水道につきましては、市
民の皆さんの貴重な財産を浸水から守り、健康で快適な生活を営んでいただけるよ
う、増補管の延伸や公共施設の雨水流出抑制、加えて、合流式下水道の水質改善等に
も取り組んでまいります。

これまでから、大阪府にその整備を強く働きかけてきました大久保調節池がようやく
完成し、新たな調節池についても、着工が確実なものとなり、今後も関係機関と連携
し、さらなる浸水対策を進めていきたいと考えております。

水道事業につきましては、市民生活や都市活動を支えるライフラインとしてきわめて
重要な役割を担っております。そのため「お客様とともに歩み信頼される水道」とし
てあり続けるため、平成十七年度を初年度とする第七次配水管整備事業に着手いたし
ます。

また、取水施設整備事業の完成を図り、恒久的取水施設確保のため大阪府、大
阪市とともに共同取水施設更新事業に取り組んでまいります。さらに鉛管解消事業に
も積極的に取り組むとともに、より効率的な事業運営に意を配し、財政の安定に努め
ていく所存です。

以上、新年度の市政運営にあたり、私の所信の一端を申し上げました。

本市を取り巻く厳しい行財政環境を踏まえ、本市議会におかれましても、昨年の十二
月議会において、自らの報酬や議員定数の削減を英断されましたことに敬意を表する
次第であります。

また、特別委員会を設置され、この財政危機からの脱却を図るために研究、検討をい
ただき、貴重なご意見を賜りましたことに厚くお礼申し上げますとともに、今後とも
行政を推進する両輪として、市民福祉の向上のために、ご理解、ご協力をお願い申し
上げます。

私は、これまで、市民一人ひとりが、健康で、ゆとりとうるおい、そしてやすらぎを
感じ、誇りと愛着をもって、ずっと住み続けたいと願う「文化香る定住のまち」をめ
ざし、種々の施策を推進してまいりましたが、平成十七年度を「財政健全化元年」と
位置づけ、この危機的な財政状況を一刻も早く回避することを最重点課題として、市
政運営に全力を注いでまいる所存であります。

一日も早く財政健全化を果たし、強固な財政基盤を築き上げ、大きな問題ではありま
すが、「地球温暖化に対して自治体でできることは何か」、「本格化した少子高齢社
会の中で、どのようなまちづくりを進めるのか」など、先人の築き上げた財産を実情
に即して手を加え、新しい行政需要に応える力を蓄えて、ふるさと守口の再生に取り
組むことが、私に与えられた使命であると考えております。

市民の皆さん、議員各位におかれましては、これまで以上の特段のご理解とご協力、
ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げる次第です。