12月議会 一般質問一覧

2011年11月29日 | 東村山市議会情報
12月1日(木)10:00~

私から一般質問が始まります。

<以下、東村山市HPより抜粋>

一般質問一覧表(23年12月定例会)

23年12月定例会一般質問                        

議席番号 議員名 質問事項

2 奥谷 浩一

1.新たに建て替えるごみ焼却炉の熱利用で温泉施設などをつくり秋水園を賑わいのある市民還元施設に

2.「東村山市の出資法人への関わり方の基本的事項を定める」条例策定について

3.八王子市の資材指定方式による繰り下げ(リバースオークション)という空調設備の入札方式について


3 佐藤 真和

1.労災隠し問題と地元雇用構想から、労働安全に対する市の姿勢を問う

2.当市だけが著しく厳しい児童クラブ入所基準の是正について

3.未納者ゼロの陰で起きていること。中学校給食について問う


4 大塚 恵美子

1.電力自由化に取組み、エネルギービジョンの構築を

2.放射能対策を持続的に行う体制整備を


5 朝木 直子

1.シルバー人材センターの諸問題について

2.発達障がい児童に関する諸問題について


6 矢野 穂積

1.借金を借金で返す財政政策の破綻を追及する

2.放射能内部被曝対策と給食の実態(2)―給食用牛乳の放射能汚染について


7 三浦 浩寿

1.(仮称)自治基本条例について

8 小町 明夫

1.スポーツ祭東京2013 国体の取り組みについて

2.防災について問う


9 赤羽 洋昌

1.放射能汚染対策費及び損害賠償について

2.大規模災害に備えて


10 村山 淳子

1.東村山市の防災力向上のために


11 石橋 光明

1.自転車利用環境の課題と自転車総合計画策定について

2.市をPRできる施策の充実を

3.入札、契約の総合評価方式の導入について


12 小松  賢

1.資源物回収の現状と今後の課題について

2.地域の安全対策について


13 福田 かづこ

1.若者の就労をサポートする体制の早期構築を

2.地域生活環境の整備について


14 山崎 秋雄

1.災害につよいまちに

2.東村山都市計画道路3・4・11号線(保谷村山線)について


15 土方  桂

1.東村山市スポーツ都市宣言のその後について

2.東村山駅周辺の今後の計画について


16 北久保 眞道

1.都市計画道路の整備について

17 蜂屋 健次

1.取得した道路予定用地の有効活用について

2.新学習指導要領について

3.特定規模電気事業者(PPS)導入について


18 石橋  博

1.学校教育の充実に関して


20 駒崎 高行

1.市立図書館の更なる充実、活用を

2.安心・安全な街づくりについて


21 島田 久仁

1.市民の命を守る危機管理体制の整備等について

2.住み慣れた地域で最後まで安心して暮らすために


22 伊藤 真一

1.自転車安全運転の意識啓発について

2.三世代同居を推進し、街と人にやさしい社会を創出する取組みについて


23 島崎 よう子

1.東村山版株主総会等市民評価から、市政運営の構築について市長に問う

2.障がい児の放課後居場所づくりを推進せよ


24 山口 みよ

1.ひとり暮らしの高齢者が安心して生活できるよう緊急通報システムの充実と拡大を

2.介護保険料の軽減措置を

3.待機児解消対策は喫緊の課題


25 保延  務

1.「原発の重大事故」に対応した市の施策について

2.放射性物質の被害から東村山の子どもを守るために

3.市の事業発注・請負制度の改善について


12月定例議会が始まりました。

2011年11月29日 | 東村山市議会情報
2011年11月29日(火)

12月定例議会が始まりました。

<以下、東村山市HPより抜粋>

12月定例会

議案一覧

初日に提出予定の議案は以下のとおりです。

・議案第53号 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

・議案第54号 東村山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

・議案第55号 東村山市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例

・議案第56号 東村山市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例

・議案第57号 東村山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例

・議案第58号 東村山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

・議案第59号 東村山市立保育所条例の一部を改正する条例

・議案第60号 東村山市保育料徴収条例の一部を改正する条例

・議案第61号 東村山市道路線(久米川町2丁目地内)の廃止

・議案第62号 東村山市道路線(野口町3丁目地内)の廃止

・議案第63号 東村山市道路線(富士見町2丁目地内)の認定

・諮問第6号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件

会議予定

会議予定表 日 (曜日) 時間 会議名 場所

11月15日(火曜日) 17時 請願締切り(初日付託分)

11月29日(火曜日) 10時 本会議(12月定例会・初日) 議場

12月1日(木曜日) 10時 本会議(一般質問) 議場

12月2日(金曜日) 10時 本会議(一般質問 ) 議場

12月5日(月曜日) 10時 本会議(一般質問) 議場

12月8日(木曜日)

10時 政策総務委員会 第1委員会室

10時 環境建設委員会 第2委員会室

12月9日(金曜日)

10時 生活文教委員会 第1委員会室

10時 厚生委員会 第2委員会室

12月13日(火曜日)

10時 議会運営委員会 第1委員会室

13時30分 議会基本条例制定を進める特別委員会 第1委員会室

12月19日(月曜日) 12時 請願締切り(最終日付託分)

12月20日(火曜日) 10時 本会議(12月定例会・最終日) 議場

環境建設委員会

2011年11月20日 | 東村山市議会情報
2011年11月18日(金)

環境建設委員会が開催されました。

カン・ペットを受け入れ可能な事業者に委託をするか、第2案をもとにしたリサイクルセンターで処理をするかの判断基準について、所管部長より「継続性・経済性を勘案し、どちらが東村山市にとっていいかを判断する」との答弁がありました。

私は、「どちらが東村山市にとっていいかではなく、どちらが東村山市民、特に秋津町の住民にとっていいかで判断すべきである」との意見を申し述べました。

また、性能発注仕様書に盛り込む内容としては、委員会として特になしとなりました。

1月中旬に出されてくる性能発注仕様書見積書と外部委託との比較検討を行うことになります。

委員会終了後、議員有志で新たにカン・ペットを受け入れ可能とされた事業者2社を見学に行きました。

感想としては、特に所沢インターの近くの事業者は、まわりに住宅地もなく広い敷地内で作業をされていました。

不燃ごみの詰め替え作業のスペースも充分にあるように感じました。


「どうするコミバス? 課題解決への道筋を探る」

2011年11月16日 | news
2011年11月15日(火)

国分寺労政会館にて

「どうするコミバス? 課題解決への道筋を探る」の研修に参加しました。

事例報告

行政の視点から…多摩市道路交通課交通担当課長さん

事業者の視点から…西武バス株式会社経営計画課長さん

市民の立場から…こだいら市民提言の会のみなさん


環境建設委員会

2011年11月15日 | 東村山市議会情報
2011年11月14日(月)

環境建設委員会が開催されました。

リサイクルセンターの請願審査では、新たに産廃業者も含めた秋水園を起点として7Km範囲でカン・ペット(3社)・ビン(2社?)の処理の可能な業者の資料が提出されました。

また、不燃ごみの積み替え作業ができる業者がこの7Km範囲の中でいないかを探していただきたいと要望しました。

1月中旬に出てくる性能発注の見積もり(ランニングコスト含む)と各業者の見積もりを比較検討して、リサイクルセンター内で処理するか、業者に委託するかの検討をしていきます。

また、コミュニティバスの請願審査では、行政視察に行って感じたことを各委員から述べました。

市民アンケートをとり、どのような公共交通を要望しているのかを調査し、デマンド方式にされた総社市の例から、「交通不便地域といわれる地域にお住いの市民は、自分が行きたい時に、自宅から行きたい場所まで低料金で行けることを望んでいるのではないか?」「また、総社市では、決定からわずか7か月という短期間で実施までされている。やる気になればできるということ。」という意見を述べました。

市民が走らせた神戸市住吉台のバス・京都市伏見区の醍醐バスの視察から、「市民の絆の強さを感じた。しかし、あそこまで市民だけでするのは大変だと思う。行政がアドバイザーの紹介や進め方等、市民協働の観点から協力をしていく必要性があると思う。」との意見を述べました。

次回の環境建設委員会は、11月18日(金)10時からです。

ここでは、性能発注に盛り込んで欲しい内容を検討します。

東日本大震災―その時、地方議員に何ができたかー

2011年11月08日 | news
東日本大震災―その時、地方議員に何ができたかー


2011年度 民主党 地方自治体議員フォーラム
全国研修会・総会2011年11月7日(月)~8日(火)

各議員からは、大震災という状況下で精いっぱいの活動をしたという気持ちと共に、事前に議会として災害時に何をどのようにするべきかを検討しておけば良かったという意見がありました。

大災害時に議員個人としての行動は限界があります。

大災害時があった場合に自動的に招集が行われるシステムを作ることが大切だと思います。

そして議会としてどのような活動を行うのかを考えていく必要があるのではないでしょうか。

2011年11月4日(金)エコプラザ多摩、ECO工場 PHOENIX(加藤商事株式会社)見学

2011年11月06日 | 東村山市議会情報
2011年11月4日(金)エコプラザ多摩、ECO工場 PHOENIX(加藤商事株式会社)見学


2011年11月4日(金)エコプラザ多摩、ECO工場 PHOENIX(加藤商事株式会社)見学に行きました。

エコプラザ多摩では、障がい者の方が作業にあたっておられました。


秋の緑の祭典

2011年11月06日 | news
2011年11月3日(祝)

秋の緑の祭典が全生園で開催されました。

オープニングは、第四中学校吹奏楽部による演奏。

東萩山小学校児童代表によるテーマ「きれいな環境に」の発表が素晴らしかったです。

行政視察11月1日(火)~2日(水)京都府京都市 醍醐コミュニティバス(市民の会)

2011年11月06日 | 東村山市議会情報
行政視察11月1日(火)~2日(水)京都府京都市 醍醐コミュニティバス(市民の会)


◎11月2日 京都府京都市 醍醐コミュニティバス(市民の会)

全国で初めてといわれる市民の手作りによる行政の手を借りないで運行する「市民共同方式」のコミュニティバス。

コミュニティバスを走らせるきっかけは、平成9年10月、市営地下鉄東西線の開業によって、京都市が醍醐地域の市バスの削減計画を打ち出し、業務自体も民間の京阪バス(株)に委託されたこと。

利用者が少ないという理由で、バス路線の廃止や減便がなされたことが、お年寄りにとって相当こたえた。

そこで、平成13年9月12日に醍醐地域の10小学校区の自治町内会と6校区の地域女性会の役員で構成される「醍醐地域にコミュニティバスを走らせる市民の会」を発足させた。

「市民の会」は初め、京都市交通局などに陳情や請願活動を行っていたが、自治体だけに頼っていても仕方ないと判断、「市民による市民のためになる手作りのコミュニティバスの運行」を目指すことにした。

また、業務運行委託先には、路線バスの事業進出に前向きであったヤサカバス(株)の協力を仰ぐことにした、

 「市民の会」のスタート以来、100回以上に及ぶ住民説明会、役員会や運行管理委員会を重ね、平成16年1月に運輸局の認可を受ける。

 平成16年年2月16日から運行8年目になった。

運行後は「醍醐コミュニティバス市民の会」と改称し、任意団体として運営している。月に一回、運行管理委員会を開催し、運行業務状況、収支面、利用促進活動、オリジナルグッズの販売方法等について協議、決定を行っている。

 資金的には、企業からの協賛金を主な財源にしてスタート。利用者の運賃収入のみで経費を賄うことはできないので、パートナーズ支援として沿線の企業・商業施設・病院や市民から資金を出し合っている。

 具体的には、大口のメインパートナーズが4社、パートナーズ支援金(月額)A 24,000円、B 15,000円、C 9,000円が20数社。個人サポーター制度として、年間1口3,000円、10,000円の呼びかけに200人余りの住民が応じた。
 多くの企業から、車内広告、PR、宣伝アナウンスをバス停留所にも広告を出してもらっている。

 運行路線は、5路線、総延長35Kmバス停は、200m間隔で、110か所、1日133便、運行時間は、午前7時台から午後7時台。
 バス台数は、38人乗り3台、14人乗り1台で、1回の運賃は、大人200円、小人(小学6年生まで)100円。1日乗車券300円が利用者の人気を高めている。
 バスは、住宅地をきめ細かく、小回りの利くサービスを提供しており、病院への通院や買い物の足として、地域住民の生活向上に大いに役立っており、沿線の住民からは大変喜ばれている。

成功の原因は、①役員の一人一人足を引っ張らないこと②目的が一つで役員の気持ちが一緒だったこと③やる気マンマン。人任せにしない④明確な理念を持っている。リーダーシップが強力⑤女性会のバイタリティ⑥有能な人材に恵まれたこと⑦パートナーズの支援(配布資料より引用)であるという。

地域の絆・観光施設・総合病院・規制緩和等々いくつもの善要因が偶然に重なったからできたと語られた。

 乗降客は平成16年度年間22万9,603人一日平均629人だったが、平成18年度に敬老乗車証(高齢者無料)を導入したため、乗降客が飛躍的に増え、年間38万3,402人一日平均1,050人となる。
平成22年度は、年間57万3,257人一日平均1,592人となり、平成22年2月13日「運行7周年・利用者300万人突破記念式典」を開催。

課題は、自治会の役員を引き受けてくれる後継者がなかなか見つからないこと。
現在の主要役員は、平成13年9月12日に「醍醐地域にコミュニティバスを走らせる市民の会」の立ち上げからのメンバーで、苦労を共にしてきた仲間。
設立から10年が経ち、メンバーの高齢化も進み、この事業を引き継いで活動してくれる世代交代が大きな課題となっている。

行政視察11月1日(火)~2日(水)兵庫県神戸市 住吉台くるくるバス(住吉台くるくるバスを守る会)

2011年11月06日 | 東村山市議会情報
行政視察11月1日(火)~2日(水)兵庫県神戸市 住吉台くるくるバス(住吉台くるくるバスを守る会)


◎11月2日 兵庫県神戸市 住吉台くるくるバス(住吉台くるくるバスを守る会)

 神戸市東灘区山麗の高齢化した古い住宅団地では、住民の日々の生活の足となるバスの乗り入れについて、バスの乗り入れのない狭小坂道の多い地区30年の念願・病院への通院、区役所等へのバスの便について10年来請願があった。

 NPOCS神戸が平成15年度全国都市再生モデル調査として、バスのなかった町にバスを走らようという「くるくるおでかけネットワーク」調査事業を国の認定を受け、有料での社会実験をした。

 その結果、住吉台ルートは、一日平均239人という予想以上の乗客数を得た。
 そして、実験だけに終わらせたくないとの熱い思いで、市民合意による市民の生活交通を再構築するために「東灘区交通市民会議」が、平成16年6月に発足。

 行政からは金銭的な補助を受けず、みなと観光バス(株)をバス事業者として、平成17年1月23日「住吉台くるくるバス」運行開始。

 運行ルートは、毎日住吉駅~エクセル東(住吉台頂上)~赤塚橋~住吉駅の上り約4.0Km、下り約4.3Kmで、片道約13分。始発は6:46.終発は21:46で概ね15分間隔で運行。
運賃は大人200円(市バスと同額)・小人100円均一。回数券・定期券。
バス停設置数11か所。
31人乗り(座席数14席)3台で運行。バスは、東村山市と同じポンチョ。

 住吉台の人口は、世帯数1,786世帯。人口3,693人(昨年より微減)
 65歳以上の比率は、32.9%。ちなみに東灘区の同比率は19.5%、神戸市では、22.3%。
利用状況1日平均約800人。1便平均7.3人。


「守る会」の方は、「30年前にここに引っ越してきたときは、まだ30代だった。その時は、交通不便地域だと感じなかった。急な坂も階段も平気だった。自家用車にも乗れていた。時間がたち、足腰が弱り、自家用車の運転も考える年齢になって、深刻な問題となってきた。」とおっしゃっておられました。

バスの運行の障害になる、団地の違法駐車を粘り強く排除され、口コミや自治会広報等で宣伝されてこられた。

将来的には、高齢者が自家用車を手放していけるように、今後は「守り育てることが市民の役割」と語る言葉に、地域に対する熱い気持ちが伝わってきた。

実証実験以降、わずか10か月で合意を重ね本格運行にもっていった。欠損への公的補助を受けずに運営している。
そして何よりも、バスの会議を通して、地域のコミュニケーションが深まり、子育て活動、ふるさと運動、環境活動につながり、第11回交通工学研究会技術賞を受賞した。

環境建設委員会行政視察11月1日(火)~2日(水)岡山県総社市 デマンド新生活交通「雪舟くん」

2011年11月06日 | 東村山市議会情報
環境建設委員会行政視察11月1日(火)~2日(水)岡山県総社市 デマンド新生活交通「雪舟くん」


◎11月1日 岡山県総社市 総社市新生活交通「雪舟くん」(総社市)

平成23年4月から新しい公共交通システムとして、デマンド交通(ドアtoドア)が開始された。

実験的に運行していたコミュニティバス(総社こまわりくん)が平成23年3月末を持って終了することが決まっていた。各地域に週一回、一日一往復というもので、使い勝手が悪く、便数も少ないとのことで乗降客も伸びなかった。なぜそのような運行になったかというと、そこには、バス王国という岡山のバス会社の既存路線との関係があったようだ。

平成22年の議会の一般質問で、市長が平成23年4月からの新しい公共交通システムを検討すると答弁したことで、わずか7か月という期間でデマンド交通(ドアtoドア)が開始された。

「どのような地域交通があればよいと思いますか」という市民アンケートの結果、「自宅まで迎えに来てくれる」「目的地の場所で降りることができる」「便数が多い」「料金が安い」が四大要素として、挙げられており、すべて満足させる交通手段としてデマンド交通となった。

それまでの交通体系(平成22年度)の総経費は、路線バス(市内バス)・(広域バス)への補助金、山手ふれあいタクシー補助金、コミュニティバス(総社こまわりくん)、タクシーチケット(70歳以上)1人年間¥5,000で6千433万1千円かかっていた。
その経費の枠内で新しい公共交通を実施することが命題であった。

そのため、経費削減策として、路線バスは廃止又は減便。山手ふれあいタクシーは、雪舟くん・倉敷中央病院往復便に変更。コミュニティバスは試行期間終了。タクシーチケットは、いきいきチケットとして、ひとりで乗り降りできないお年寄りに福祉施策として、1人年間¥5,000とした。
そして、総社市新生活交通の経費として、4千13万5千円。
合計で以前より安い5千832万6千円の経費で賄えるとした。

 デマンドバス(雪舟くん)のシステムは、利用者は事前登録されていて、平日の午前8時から午後4時台までの1時間ごとで、1時間以上前に電話で希望する出発地と目的地(市内限定)を予約し、オペレーター5人が9台の車(8人乗りや10人乗りのワンボックスカー)を配車し、運転手が最も効率の良いルートを検索しながら乗りあう形式。

 このデマンドバス(雪舟くん)が開始されてから、山間部で今まで中心部へ買い物に出かけるのにタクシーで¥5000ほどかかっていたお年寄りからは、¥300という一定料金のため、大好評を得ている。

課題としては、タクシーの乗務員が歩合制のため、デマンドバス(雪舟くん)が開始されてから山間部からの遠距離のお客さんが減ったこと。
また、中心部の市民からは、以前のタクシーチケットの方が、休日や市外にも使えた等の不満もあるようだ。

 タクシーの便利さと路線バス並みの運賃を兼ね備えたデマンドバス(雪舟くん)は、交通弱者のためにはとてもよい公共交通機関だと感じた。