地域生活支援事業の自己負担月額の引き下げ改正を33か月間にわたり見落とし!

2013年03月26日 | 東村山市議会情報
2013年3月25日(月)

3月議会最終日でした。

平成24年度一般会計の補正予算審議で、初めて公(議事録に掲載される)に地域生活支援事業の自己負担月額の引き下げ改正を33か月間にわたり見落としていたことが明らかになりました。

地域生活支援事業の自己負担の上限月額の改正を33カ月も見落としていた件についての報告は、3月議会の市長の召集の挨拶や厚生委員会の研究調査会で行われました。これは、どちらも議事録に掲載されない場での報告や発言です。

つまり、会議の場での正式な報告はなされていません。

「生ごみ集団回収の一か月間無断焼却」でも同じでしたが、「黙っていればわからない!!」そんな東村山市の体質を変えていかなければなりません。


*地域生活支援事業の自己負担の上限月額の改正の見落としによる過徴収金の返還についての質疑要旨*


1.影響する事業は?

以下の3事業4項目

 ①コミュニケーション支援事業

 ②日常生活用具給付事業・住宅設備改善費の給付事業

 ③移動支援事業


2.何を見落としていたのか?

改正前 課税世帯は自己負担額上限 37,200円

改正後 課税世帯を3区分にわけ、
    課税1  自己負担額   4,600円
    課税2  自己負担額   9,300円
    課税3  自己負担額  37,200円

課税1、課税2の世帯は自己負担額が引き下げられたが、見落としによって改正がされていなかった。


3.いつからいつまで?

平成22年4月1日改正から平成23年1月まで


4.どうしてわかったのか?

障がい者自立支援法が総合支援法に改正される際の条例の見直し作業の過程で発覚


5.見落としによる影響は?

課税1、課税2の世帯は300世帯、その中で自己負担額の上限以上の負担をしていた世帯は約30世帯、総額20万円強であると思われる。

過徴収金は、3月末までに各世帯に口座振り込みされる。


6.改正の変更の確認は、職員としての基本的な職務である。チェック体制は?

各事業担当者ー係長ー所属長でチェックしている。


7.33か月もの長期にわたり、チェックが働かなかった。再発防止策は?

制度統括を置く。


8.33か月もの長期にわたり改正を見落としていた事業担当者ー係長ー所属長の処分は?

今後、金額等が確定した段階で懲戒審査会にかける。


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以下、東村山を良くする会の反対討論です。

東村山を良くする会は、議案第23号平成24年度一般会計補正予算に以下の理由で反対します。

地域生活支援事業の自己負担の上限月額の改正を33カ月も見落としていた件についての報告は、3月議会の市長の召集の挨拶や厚生委員会の研究調査会で行われました。

つまり、会議の場での正式な報告はなされていません。

「黙っていればわからない!!」そんな東村山市の体質を変えていかなければなりません。 以上

災害時スタッフボランティア会の総会がありました。

2013年03月22日 | news
2013年3月22日(金)

災害時、社協のボランティアセンターの支援をするボランティア組織である「災害時スタッフボランティア会」の総会がありました。

平成24年度は、6回もいわき市復興支援バスツアーに参加しています。

平成25年度は、災害時に対応できるように、より実践的な活動をしていきます。

例えば、8月に災害ボランティアセンター設置訓練の予定です。

また、「食中毒をおこさない調理法講習会」や「災害時の簡易トイレの作り方講習会」、「改訂版 地域防災計画の学習会」等々、楽しみながら安全と安心を確保できる企画が満載です!


観光フォーラム みんなで創る 魅力ある東村山

2013年03月19日 | news
2013年3月19日(火)

観光フォーラム みんなで創る 魅力ある東村山が開催されました。

50年前に作られた『東村山音頭』、今いろんな地域でまちおこしのためにやっている。

東村山はそういった意味では、最先端を行っている。

比較的認知度が高い東村山で観光産業を進めるためには、特に地場野菜を使った季節ごとに変化する「食」を中心にすえる。

人間関係ができるとリピーターが増えるとのこと。

菖蒲まつりの季節には、是非、東村山駅西口ロータリーや北山公園までの沿道の庭先をお借りして、ふらっと立ち寄れる茶店・地場野菜販売コーナーで、「出会いと語らい」が欲しいと感じます。


ストーリー性が必要なので、北山公園の菖蒲のお世話をしていただいてる方々に思いを声で伝えていただくコーナーを作り、今年の「一押し菖蒲はこれ!」と毎年変化させるのもいいですね。

人権の森 多摩全生園 草刈り清掃ボランティア

2013年03月17日 | news
2013年3月17日(日)13:30~

人権の森 多摩全生園 草刈り清掃ボランティアに参加しました。

昨年の10月と12月は、どちらも雨で中止となってしまいました。

春爛漫の陽気のもと、多くの皆様が清掃に参加されました。

ここの木は入居者の方々が、故郷を偲んで植えたもの。

今は、こぶしの花が満開です。

間もなく、桜が咲き誇る時がやってきます。



東村山市自治基本条例策定市民会議最終回

2013年03月17日 | news
2013年3月17日(日)10:00~

東村山市自治基本条例策定市民会議最終回が開催されました。

傍聴席には、副市長をはじめ各部長がずらり。

1年半に及ぶ市民会議の最終回は『報告書』をまとめるでした。

意見だしでは、自治基本条例制定後も市民会議メンバー有志で会をつくり見守り・見直しをしていきたいといった意見もありました。

報告書(案)の市議会(議員)に期待する役割では、〇市長・市役所を独走させないというのがあります。

是非、「東村山市自治基本条例策定市民会議」の皆様に市議会を傍聴にお越しいただき、現状を見ていただきたいと思います。

映画「ひまわりと子犬の7日間」を観てきました。

2013年03月17日 | news
映画「ひまわりと子犬の7日間」を観てきました。

犬の話はとっても感動しましたが、それ以外に議員が現場に行くことの大切さを改めて確認しました。

この話の場合は、保健所の殺傷処分場でした。

所属長の課長は、「規則だから、すぐに殺傷処分しなさい。長引かせるとエサ代がかさみ、市民から税金の無駄使いとクレームが来る」と一点張り。

フェスタを担当した議員の「私は、今までデーターや資料でしか知らなかった。でも、あなたの話を聞いて現場を見てなかったことを反省してここに来ました・・・」この言葉にグッときた~!

議員が動いて「殺傷処分される犬の里親プロジェクトが予算化される」シーンに同じバッヂを付けている者として、背筋が伸びる思いでした。

今の東村山市議会のみんなに観てもらいたい映画です。


東京大学平成24年度市民後見人養成講座修了ならびに履修証明書授与式

2013年03月17日 | NPO市民後見センターいちょう
東京大学平成24年度市民後見人養成講座修了ならびに履修証明書授与式の通知が来ました。

2012年(平成24年)12月議会の一般質問で「後見人報酬の補助をすべき」との提案をさせていただき、2013年度(平成25年度)予算で「市長申立ての場合のみですが、月28,000円、4人分」の後見人報酬の補助制度ができました。

4月7日の履修証明書授与式は、赤門を入ってすぐ右側にある『東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター地下2階 伊藤謝恩ホール』にて挙行されます。

「NPO法人市民後見センターいちょう」ができ次第、NPOメンバーと共に活動して参ります。

特急「小江戸」東村山駅停車記念祝賀会

2013年03月16日 | news
2013年3月16日(土)

特急「小江戸」東村山駅停車記念祝賀会が開催されました。

西武鉄道の方のお話では、「鉄道会社がダイヤを1秒縮めるのに1億円かかる」とのことでした。

特急が停車することで、東村山~高田馬場間が何と10分短縮されるとのことです。

ということは、1秒1億円・60秒(1分)60億円・10分600億円!

何と!600億円もの価値があるということですね。

また、全席指定ですので必ず座っていけます。平成25年度から立体交差化事業も着手されます。

特急の停車する駅にふさわしい街づくりをしていかなければなりません。

2013年度予算特別委員会「東村山を良くする会」反対討論

2013年03月16日 | 東村山市議会情報
2013年3月15日(金)

2013年度予算特別委員会が終了しました。

「東村山を良くする会」は、反対討論をいたしました。

以下、掲載させていただきます。

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「東村山を良くする会」は2013年度一般会計予算について、以下3点の理由で反対の立場で討論いたします。

1、生活保護行政対象暴力対策員が新設設置の予算が計上されていることです。

 今議会では権限委譲に伴う新条例制定や事業が予算化されたものが多くありました。地方自治体の自主性の強化と自由度の拡大を目的に、地方自治体の条例制定権を拡大するものです。

 当市の「生活保護行政対象暴力支援対策員」は、国の名称通りであり、あたかも暴力対策が必要なまちのように思われます。

 また、生活保護受給者に対する差別と偏見を助長させる可能性のある文言であり、市長が述べる「町の魅力をアップさせる」とは逆行すると考えます。市の品位を落とすものです。

 同じセーフィテーネット対策支援事業を活用している自治体において、例えば、立川市では「生活保護指導援助員」、川崎市では「生活保護適正指導員」と名称をつけておられます。

「生活保護という国民の権利」を制約するような場合、根拠となる設置要綱等を議会に示してから上程すべきであり、議会に白紙委任を求めるようなやり方は市民の代表者である議会を愚弄するものであり、市民に対して責任を持ちえません。

2.再任用が更新される部長職登用のことです。

 昨年も指摘しましたが、若手の抜擢なども大いに行いながら、職員の志気を上げるために、しっかりとした人材育成を行うべきであります。

 昨年再任用した部長を更新することは、この一年間の人材育成の成果が表れていないと言わざるをえません。


3.市民に対する説明責任が果たされていないことです。市長が市民に真摯に向き合う姿勢がみえないことです。

 リサイクルセンター建設にあたっては、長年、秋水園周辺住民の方々がごみ問題に悩まされ意見要望など具申し、注目してきた課題であることは、市長初めご承知のことです。にも拘らず、リサイクルセンター建設の説明会は今後は開かないとのことでした。

 1月の住民説明会では、性能発注という理由で建設建物の図面すら示されておらず、また工事車両の搬入路すらも示されず、周辺住民の理解を得られたとは到底いえるものではありませんでした。

 今後の説明会を実施しないのは、説明責任を果たしているとはいえません。

 また、本議会で明らかとなった「集団回収した生ごみ一ヵ月間、無断焼却」の件で市民への説明不足があったとして部長以下、文書による厳重注意処分が下されましたが、この教訓が生かされておりません。

 集団回収の今後については、しっかりと市民への周知と説明をし、市の責任で事業を再開することを強く求めます。

「黙っていればわからない」そんな体質を東村山市は変えていかなければなりません。

                                          以上。

「集団回収した生ごみ1か月間、無断焼却」を市長がOKしていた!

2013年03月15日 | 東村山市議会情報
2013年3月14日(木)

予算特別委員会の「衛生費」での私の質疑で、「集団回収した生ごみ1か月間、無断焼却」を


市長がOKしていたことがわかりました。

今回の「集団回収した生ごみ1か月間、無断焼却」で、部長・次長・担当課長が文書による厳重注意を受けています。

私は、「集団回収した生ごみ1か月間、無断焼却」を所管が勝手に判断してやったことを、市長が知らなかったための処分だったと思っていました。

市長が知っていたなら、市政方針説明や私の代表質問の時に何故、「集団回収した生ごみ1か月間、無断焼却」をしていたことを報告・謝罪しなかったのかが疑問に残ります。

行政は「説明不足」というけれど、私は事実を「故意に隠匿」したものと感じます。

なぜなら我々が、実際に瑞穂町の堆肥化施設に行ってお話を聞いてこなければ、実際の事業者の受け入れストップの日時が集団回収ストップの一か月も前だったことが明かされなかったわけですから。

一般質問で、事実が判明して新聞に掲載されてから、あわてて職員の処分やお詫びの文章を集団回収参加者に配布したり、市報ひがしむらやまに掲載したりしても、信頼を取り戻せるでしょうか?

市民に対する説明責任を果たせていない行政の姿勢。

「黙っていればわからない」そんな体質を変えていかなければなりません。

「CP5」の時計を誕生日のプレゼントに

2013年03月11日 | news
昨夜、娘から誕生日のプレゼントをもらいました。

昨年、父の日にもらったのと同じ「CP5」の時計です。

もう、GPSと間違えません(笑)

去年のは、スポーツ・カジュアル用に、こっちはスーツに合うからとのこと。

自動巻きでちょっと重いです。

確かに、昨年父の日にもらった「CP5」は、文字盤が赤くてちょっと派手でした(汗)

時計に負けない仕事をしなくっちゃ!

多摩六都科学館展示リニューアルオープン記念式典

2013年03月10日 | news
2013年3月10日(日)

多摩六都科学館展示リニューアルオープン記念式典が開催されました。

「からだラボ」「しくみラボ」「しぜんラボ」「ちきゅうラボ」の4つの参加体験型ラボができました。

私が特に面白いと感じたのは、「ムーンウオーク?」(名称は忘れました)です。

アーム付の椅子に座って、ジャンプすると地球より重力低い月面でジャンプしたみたいにふんわりと浮き上がります。70Kg以下の大人も体験できます。

頭ではなく、「見て・触って・感じて」体験で学習できる!

素晴らしいラボができました!

議会基本条例制定を進める特別委員会が開催されました。

2013年03月08日 | 東村山市議会情報
2013年3月8日(金)
議会基本条例制定を進める特別委員会が開催されました。

検討項目 「議会の会議の原則公開」では、まずは委員会について議論を交わしました。

「地方自治法115条第1項 議会の会議は、これを公開する。」とあり、この「会議」は本会議を指すとのことです。

委員会では、毎回開会してすぐ「傍聴の許可」の賛否をとります。

これは、「東村山市議会委員会条例第19条 第1項 委員会は、委員長の許可を得た者が傍聴することができる。」という規定になっているためです。

通常は、「異議なし」となって、「傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。」と委員長が言ってから、傍聴人が委員会室に傍聴に入れます。

「これをやめて公開とするべき」となり、特別委員会として議長に、「東村山市議会委員会条例第19条 第1項 委員会は、委員長の許可を得た者が傍聴することができる。」を削除するよう求めることとなりました。

また、現在すでに実施されている項目について、どう扱うかの議論もありました。

例えば、「傍聴しやすい議会・議案関連資料の公開」では、議案書や一般質問通告書、予算書、参考資料等が貸し出されていることや告示日に議案書の内容が速やかに議会HPにアップされていることです。

このことは、これまでの議会改革の流れの中で積み上げてきた成果で、議会事務局の大きな努力にもよるものです。

そこで、改革を後退させないためにもきっちりと条文化して、次に入ってくる議員への担保とすることとなりました。