2012年11月5日10時から、リサイクルセンター建設工事請負契約、補正予算の臨時議会が開催されます!

2012年10月29日 | リサイクル
2012年11月5日10時から、リサイクルセンター建設工事請負契約、補正予算の臨時議会が開催されます!

〇 議案第48号 東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事請負契約

  株式会社協和エクシオとの11億670万円(消費税込)の東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事請負契約について


〇 議案第49号 平成24年度東京都東村山市一般会計補正予算(第3号)

  東村山市秋水園リサイクルセンターの入札価格との差額の減額補正並びに秋水園管理棟新設工事の増額補正


柏崎市議会議員との合同研修会

2012年10月26日 | 東村山市議会情報
2012年10月24日~25日

東村山市議会議員と柏崎市議会議員との合同研修会で、柏崎市まで行ってきました。

2年に一度の交流で、今回は柏崎で開催されました。

研修会テーマ : 「議会改革」について

●全体会Ⅰ 発表 東村山市議会 柏崎市市議会


●分科会

第一分科会 「市民と議会」… インターネット中継、議会報告会、公聴・市民アンケート など

第二分科会 「議会運営」… 委員間討議、反問権、通年議会、決算委員会のあり方 など

第三分科会 「基本条例、災害時対応等」… 議会基本条例、倫理条例、災害時・緊急時の議会対応など

●全体会Ⅱ 分科会報告及び質疑

私は、第三分科会 「基本条例、災害時対応等」の東村山市議会側の座長を務めさせていただき、全体会での報告者になりました。

以下、報告内容を簡単にまとめます。



1.議会基本条例制定に向けての両市のいきさつ

① これまでのいきさつ

〇 東村山市市議会 → 前期の議運で先進市の視察等していた。選挙を挟んで、今季から特別委員会を作り各会派から提出されたテーマの議論が一巡し、9月議会にて中間報告した。

〇 柏崎市議会 → 前期、骨格作りに2年間をかけた。議員定数削減の件で、ストップ。選挙を挟んで、今季から議員全員を3部会に振り分けして企画部会でまとめていく。

② ランキングについて

これができたら議会改革ランキングが上位になるというものがある。しかし、それぞれの市においてどのような議会にしたいかが大切ではないか。

議会マニュアルの見直しでできるものが多くある。改革先行型でどんどんやっていき、その集大成として条例という形があってもいいのではないか。

ひな壇に飾っておく条例ではなく、実践できる条例を。



2.議会報告について

他市の報告会を見に行ったが、結果報告のみで本当に意味があるのかと感じた。

議案について、議会で決まる前に市民に意見を問うもの。

現状では、議案の提示は議会初日の1週間前の告示日に配布される。それから質疑通告までに、市民の意見を聞く機会を作れるのか。日程的に厳しいのではないか。

ネーミングが問題ではないか。報告会ではなく、「市民の意見を聴く会」

以前、柏崎市議会では、夜間委員会を開催した。委員会 →休憩 市民の意見を聴く → 委員会という形式でやったことがある。



3.災害時の議会の対応

東村山市議会では、議長が代表者会に災害時の議会運営についての案を提示している。

柏崎市では、度重なる震災に見舞われた経験から、議会の災害時マニュアルを作成する動きがある。

法的な根拠がないので、議会基本条例に盛り込むかどうかも検討していく。

中越沖地震の際には、議員個人や政党で動いてしまったため、議会としての動きができなかった。

その経験を活かし、今回の東日本大震災の際には、議員が個々に行政に対して地域の要望を伝えるのではなく、議長に情報を集約した。

議長・副議長は、災害対策本部にオブザーバーとして入り、行政とのパイプ役を務めた。

そして、行政からの情報は、議長・副議長から各議員にFAX・メールで伝え、地域に伝えてもらった。

調整決定が必要な時は、各派代表者会議を開いた。行政と議会が一体となっての取組みとなった。

今回の合同研修会で、東村山市議会としても議長・副議長が災害対策本部にオブザーバーで入って、議会として情報を共有し、地域とのパイプ役になることが大切だと感じました。

また、同じ避難所に何人もの議員が居ても仕方ないので、あらかじめ議会内で各議員の担当避難所を割り振っておく必要性があると思いました。






東京多摩地域でのごみ焼却施設建て替え計画

2012年10月23日 | リサイクル
2012年10月19日

市民ごみ大学セミナー

東京多摩地域でのごみ焼却施設建て替え計画

<発表>

1.ふじみ衛生組合(三鷹市・調布市)

2.日野市 新ごみ処理施設建設計画 

3.新武蔵野クリーンセンター

<傾向>

① できるだけ現有施設の長寿命化を図る

②予備炉をつくらず、規模を縮小する

③ 発電設備を備える

環境建設委員会視察 2012年10月15日~16日

2012年10月23日 | 東村山市議会情報
2012年10月15日

北河内4市リサイクルプラザかざぐるま

構成市 : 枚方市 約40万6千人・寝屋川市 約24万人・四条畷市 約5万7千人・交野市 約7万8千人

面積 : 134.10k㎡

人口 : 780,886人(平成24年3月31日現在)

<施設概要>

施設規模 : 53t/日(11時間稼働)

処理対象物 : ペットボトル・プラスチック製容器包装

処理概要 : 選別・圧縮梱包処理

構造規模 : 処理棟 鉄筋コンクリート造 3階建て

建築面積 : 2,063㎡

総事業費 : 21億5千万円 用地取得 3億円・造成工事 5千万円・建設費18億円(9億円 国の補助)

平成24年度予算 : 4億2,900万円(枚方市50%・寝屋川市30%・四条畷市10%・交野市10%)
 

竣工 : 平成19年12月31日

<事業の主な経過>

平成16年2月 4市市長会にて協定書を締結

平成16年9月18日 説明会開催 施設予定地周辺30自治会会長・役員対象

平成16年9月29日 都市計画法に基づく素案の説明会・対象者限定なし

平成16年11月6日 都市計画法に基づく公聴会・対象者限定なし



平成18年7月7日  (仮称)北河内4市リサイクルプラザ建設工事発注 

平成18年12月4日 (仮称)北河内4市リサイクルプラザ建設工事説明会開催

平成19年12月31日 完成

平成20年2月1日 本格稼働

Aランク97%合理化拠出金 平成23年度 1億5,200万円 平成24年度 2,500万円

混合で集めて処理をしても、ラインを流れるペットやプラは、汚れもなく綺麗でした。

品質保持のために、市民の方に綺麗に分別して出していただけるよう、
わかりやすい「分け方・出し方」のパンフレットやいろいろな啓発活動をしているとのことでした。




環境建設委員会視察 2012年10月15日~16日

2012年10月23日 | 東村山市議会情報
2012年10月16日

岡崎市中央クリーンセンター視察

岡崎市の人口 : 378,217人(平成24年4月1日現在) 世帯数 : 149,932 

総事業費 : 約183億円(用地取得費約10億円含む)

施設規模 : 施設規模 工場棟 鉄骨造 8階建 延べ面積14,500㎡

建築面積 : 工場棟 5,778㎡

処理能力 : 380t/日 (190t/日×2炉)

処理方式 : シャフト炉式ガス化溶融施設 埋め立て処分量を大幅に低減し、最終処分場の延命をはかるため

余熱利用設備 : 蒸気タービン発電(10,500kW)

平成23年度売電収入は、2億4千万円。

しかし、平成23年度コークスが60円/㎏だったため、3億円ほどかかったとのことでした。

事業経過

平成16年度 「処理方法 ガス化溶融施設シャフト炉式(2炉構成)を決定

平成19年度 本体工事契約

平成23年度 本体工事完成 





またもや東村山市職員の不祥事!「市民個人情報業務外で閲覧」

2012年10月20日 | news
またもや東村山市職員の不祥事!

2012年10月20日(土)

朝日新聞の朝刊・多摩版に掲載されていました。

「市民個人情報業務外で閲覧」と

新聞によりますと、10月19日付戒告処分・同日付で辞職した再任用の男性職員が、住民基本台帳システムを使って市民4人の個人情報を業務外で閲覧したとのこと。

このことは、今年7月に市民から苦情が寄せられ、2010年1月にさかのぼって調べたとのことです。

今年3月まで市民課に在職し、4月から再任用職員として勤務していたとのこと。

盗撮疑惑で保育所の男性職員が不祥事をおこし、9月議会で決議をしたばかりなのにどうなっているのか。

このところ個人情報の取り扱いが厳しくなり、携帯電話の個人情報が取引されていたような報道もあった。

新聞記事によると、第三者への流用は否定しているとのこと。

しかし、それでは何故、その市民の方は「男性職員が個人情報を第三者に流している」との苦情を寄せたのだろうか?

何らかの具体的なアクションがなければ、個人情報を閲覧されていることはわからないと思いますが。




秋水園リサイクルセンター建設工事、株式会社協和エクシオが10億5,400万円で落札

2012年10月18日 | リサイクル
秋水園リサイクルセンター建設工事、株式会社協和エクシオが10億5,400万円で落札。

予定価格は、11億770万8千円。

9月議会の補正予算審議では、ペットボトルの処理を民間委託にすることや「びん・缶」の選別処理ラインを1ラインにしたことにより、12億6千万円から約1億円くらい減額されるとのことでした。

2位の会社は、11億8,450万円
3位・4位の会社は、14億円を超えています。

予算が12億6千万円しか議会で認められていないのに何故?・・・

そうすると、11億6千万円以下で入札した企業は、1社しかないということになります。

<以下東村山市HPから抜粋>

東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事
2 業種
機械器具設置
3 施工場所 東京都東村山市秋津町4-17-1
4 施工期間
契約締結日の翌日から平成26年6月30日
5 概要 設計・施工一括発注
リサイクルセンター棟、粗大ごみ処理棟及びストックヤード棟建設工事一式並びに既存施設の解体撤去工事一式等

6 予定価格(税込)
事後公表
7 単体・JV区分 単体
8 入札方法 条件付き一般競争入札(東京電子自治体共同運営電子調達サービスによる電子入札)
9 入札参加資格条件 東京電子自治体共同運営の東村山市競争入札参加有資格者で、上記2の業種に登録があること。
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しないこと。
経営不振の状態(会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項の規定に基づき更生手続開始の申し立てをしたとき、民事再生法(平成11年法律第225号)第21条第1項の規定に基づき再生手続開始の申立てをしたとき、手形又は小切手が不渡りになったとき等。ただし、市が経営不振の状況を脱したと認めた場合を除く。)にないこと。
公告の日から入札までの間で、東村山市から指名停止措置又は入札参加排除措置を受けていないこと。
上記2の業種において、経営事項審査による総合評定値が1,000点以上であること。
平成14年度以降に、官公庁発注工事で契約金額が3億円以上で5トン/日以上の廃棄物の選別、圧縮等を行う施設の建設工事実績を有すること。
下記12の東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事計画設計図書を提出すること。
建設業法の規定に基づき、対象工事に対応する建設業法の許可業種に係る監理技術者又は主任技術者を専任で配置することができること。

10 入札参加申請書の受付 平成24年9月10日(月曜)午前9時から平成24年9月19日(水曜)午後3時までに電子入札システム(電子調達サービス)により「一般競争入札参加資格確認申請書」を提出すること。

添付書類
上記9の入札参加資格条件の契約実績を証する契約書等の工事件名、契約金額、工事期間、契約者名及び処理能力が確認できる部分の写し並びにJV実績の場合は協定書の写し

11 発注仕様書等の貸与期間等 平成24年9月10日(月曜)から平成24年9月20日(木曜)までの間に貸し出す。

発注仕様書等の貸与の方法については「東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事計画設計図書提出要領」を参照のこと。

12 計画設計図書の提出 平成24年10月4日(木曜)又は5日(金曜)に持参すること。
受付時間は午前9時から午後5時まで(午後0時から午後1時までを除く。)とする。

計画設計図書の内容及び提出の方法については「東村山市秋水園リサイクルセンター建設工事計画設計図書提出要領」を参照のこと。

13 申請結果の通知 平成24年10月12日(金曜)に電子入札システム(電子調達サービス)により、一般競争入札参加資格確認結果通知書を送付します。
14 入札期間 一般競争入札参加資格確認結果通知書を受領した時から平成24年10月16日(火曜)正午まで
15 開札日時 平成24年10月16日(火曜)午後2時
16 開札場所 電子入札システム(電子調達サービス)
17 入札執行回数 3回
18 落札者への通知 開札終了後、電子入札システム(電子調達サービス)により通知をする。通知を受けた者は、通知を受けた日の翌日に受付票を持参し総務部契約課(市役所本庁舎3階)に来庁すること。ただし、別に指示があったときは、この限りでない。
19 入札の無効 入札参加資格条件に示した競争入札に参加する資格がない者が入札したとき。
申請内容に虚偽の記載があったとき。
工事請負等競争入札参加者心得(電子入札用)に違反した入札をしたとき。
指名を受けた後、東村山市から指名停止措置又は入札参加排除措置を受けた者が入札したとき。

20 最低制限価格 設定しない
21 入札保証金 免除
22 契約保証金 契約金額の10%以上の納付を要する。
23 前払金 あり (契約金額の40%以内。ただし、6,000万円を限度とする。)
24 部分払 あり (回数は4回以内。ただし、契約金額の10分の9以下を限度とする。)
25 契約条項を示す場所 入札情報サービス(電子調達サービス)の「お知らせ情報(東村山市)」に掲載する。
26 その他 契約締結までの間に東村山市内において指名停止措置又は入札参加排除措置を受けた場合は、契約を締結しないものとする。
入札において、事故が起きた場合や不正な行為があると認めた場合は、入札を中止し、又は延期することがあります。
必要に応じ、見積り資料の提出を求めることがあります。また、この場合は、見積り資料の総括表は、情報公開の対象となります。
1回目の入札で落札者のない場合は、再度入札を行う。この場合、電子入札システム(電子調達サービス)上で開札後に「再度入札通知書」を送信するため確認すること。再度入札は最大2回行う可能性がある。原則としていずれも1時間間隔で開札時間を設定するものとする。
本案件は、平成24年東村山市議会に提案する必要があるため、本案件が議会で可決されることを条件として入札を行うものである。

27 添付資料

録画配信!東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例

2012年10月17日 | リサイクル
東村山市HPに9月議会最終日のインターネット録画配信がアップされています。

<以下、東村山市HPより抜粋>

議員提出議案第8号 東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例


〇提案説明(奥谷浩一) 質疑(小町明夫議員、伊藤真一議員)

http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/gikai/gikaijoho/gikai_21_rokuga/24_rokuga/2409saishu_list/gikai241003_10_01.html


〇質疑(佐藤真和議員・赤羽洋昌議員) 討論・採決

http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/gikai/gikaijoho/gikai_21_rokuga/24_rokuga/2409saishu_list/gikai241003_10_02.html


自転車安全教室(スケアード・ストレイト)の開催

2012年10月13日 | news
2012年10月13日(土)10時から

東村山第5中学校 校庭において、自転車安全教室(スケアード・ストレイト)が開催されました。

スタントマンによる実際の事故の再現、大きな音は迫力がありました。

自転車のルール違反がいかに危険かを視覚的に理解できました。

偶然ですが、所管事務調査事項に入ったこともあってか、

議員では環境建設委員会のメンバー全員が揃って出席していました。


東京大学 市民後見人養成講座

2012年10月08日 | NPO市民後見センターいちょう
平成24年度 東京大学 市民後見人養成講座は、三年目で我々は、第5期生とのことです。

総勢、408名が安田講堂前の法文1号館の大教室で受講しています。若干、女性の方が多いです。 

2012年10月6日(土) 事例を通じ成年後見の実務を概観する・受講動機スピーチ

いろいろな人たちが、それぞれの思いで受講されていることがわかりました。

実際の事例研究では、被後見人の本人だけでなく、親御さんの社会復帰も考えて行われた事例や結構、悲惨な事例も見ました。
やはり、相続がらみで親族で争うことが多いようです。

個人名までが入っている事例集ですので、誓約書の提出と毎回、表紙に受講番号と名前・日付を記入し、事例研究が終わるとすぐに回収されます。

10月7日(日) 任意後見のしくみと事例・法定後見のしくみと事例・後見に関するお金の話

鑑定費用の幅がかなりあることがわかりました。後見書類を申し立てるだけで結構な金額がかかる事例がありました。

法定後見人の後見報酬も、家裁に上申しなければならず、一般的には被後見人の財産の多寡によって幅があることがわかりました。

10月8日(月・祝) 後見総論・法定後見開始申立書類作成解説および演習

宿題で実際に自分が被補助人になる申請の書式を作って来ます。

東京法務局に「登記されていないことの証明」を申請したり、補助者候補者に記入してもらったり、親族の同意書をもらったりして、実際に申請する書類を作ってみます。

これからゼミも入ってきて、より実践的な内容になっていきます。

介護保険と同時に導入された後見人制度ですが、これから益々多くの方々にとって必要となってきます。

是非、北多摩地区で市民後見人のNPOを立ち上げ、身上監護・財産管理を法人で受任できる体制をとりたいと感じました。

平成24年度 東京大学 市民後見人養成講座を受講します!

2012年10月06日 | NPO市民後見センターいちょう
平成24年度 東京大学市民後見人養成講座を受講します!

2012年10月6日(土)7日(日)8日(月祝)と三連休から、平成24年度 東京大学 市民後見人養成講座が開講しました。

秋冬の土日祝は、ほとんど平成24年度 東京大学 市民後見人養成講座受講のため、9:20~16:10まで、東京大学に行くことになります。

そのため、地域の行事には参加できない時もあります。そのかわり、しっかりと学んで地域の福祉に貢献いたしたいと思っております。

私は、行政関係者のコースで、後見に関する議会質問や新しい成年後見制度利用支援事業規定の作成が課題とされています。

また、市民後見コースのゼミにも参加して、行政書士として後見NPOの設立認証申請書や後見NPOの活動助成金等申請書のお手伝いもしたいと考えています。

来年の4月7日の履修証明書授与式目指して、一日も休まないように頑張ります!

12月議会から議席が変わります!

2012年10月06日 | 東村山市議会情報
私ども東村山を良くする会の会派結成のため、12月議会から議席が変わります!

正面の前3人が私たちの会派になります。

12月議会から、試行的に一般質問の一問一答式が開始します。

今度は、島崎よう子議員からになります。

ということで、私の一般質問は、12月3日月曜日の午前10時45分くらいからになりそうです。

東村山市の「ビン缶及び不燃物の処理の方法」に関する住民投票条例否決!

2012年10月06日 | リサイクル
議員提出議案第8号 東村山市の「ビン缶及び不燃物の処理の方法」に関する住民投票条例否決!

(1)12億6300万円で新設するか(2) 施設を新築せず、秋水園内の現存の施設を有効利用するかの対案を示した住民投票条例が賛成少数で否決されてしまいました。

簡単に言うと、秋水園での「ビン缶及び不燃物の処理」に建設コストを12億6300万円かけるか、今の施設を有効利用して建設コストをタダで済ませるかというものです。

精一杯、説明したつもりですが多くの議員の理解が得られなくて残念です。

賛成は、以下の8名

日本共産党 4名 福田かづこ議員・保延務議員・山口みよ議員・山崎秋雄議員

東村山を良くする会 3名 奥谷浩一・朝木直子議員・島崎よう子議員

草の根市民クラブ 1名 矢野穂積議員

反対は、以下の16名

自由民主党市議団 7名(議長を除く) 肥沼茂男議員・北久保眞道議員・石橋博議員・小町明夫議員・蜂屋健次議員・土方桂議員・三浦浩寿議員

公明党 6名 石橋光明議員・島田久仁議員・伊藤真一議員・駒崎高行議員・村山淳子議員・小松賢議員

変わろう!議会・東村山 2名 佐藤真和議員・大塚恵美子議員

みんなの党 1名 赤羽洋昌議員

以下、提案説明です。

<提案説明>

議員提出議案第8号、東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例の提案理由の説明をさせていただきます。

本市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関し、市民の意思を確認し、以って、税金のむだ使いを防止し市政の民主的な運営及び財政の健全化を図るため、本案を提出するものであります。
提出者は、矢野 穂積、保延 務、奥谷 浩一でございます。
代表して私から説明させていただきます。

はじめに、提案理由について申し上げます。
8月28日の臨時議会において、有効署名数5775名の直接請求による議案(第26号)(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例が否決されました。

市長は、議案提案の中で、「住民投票は、リサイクルセンター建設に賛成か反対かの〇×ではなく、何らかの代替案があって初めてする可能性がある。」と述べられました。

市長答弁で、鳥取市のような方法もあることを示唆されました。

鳥取市では、平成23年8月8日に、市庁舎新設の是非を問う住民投票条例の直接請求が行われ、臨時会で上程され審査されましたが、対案が示されていないなどの理由により賛成少数で原案否決されました。

しかしながら、このような経過を踏まえ、鳥取市議会では、議員提案で住民投票条例を制定することを確認し、9月定例会最終に「鳥取市庁舎整備に関する住民投票条例検討会」を議会内に設置し、「新築移転」と「現本庁舎の耐震改修及び一部増築」の2案を選択肢とする住民投票条例案を策定し、平成24年2月定例会で、全会一致で可決されました。

これを受けた住民投票が平成24年5月20日に行われ、投票率が、50.81パーセントで、「現本庁舎の耐震改修及び一部増築」が有効得票数の過半数を超えました。

 そして、鳥取市長は、次のように述べておられます。
「いろいろな検討経過が十分市民のみなさんに公開され、明らかとなって議論が進められることの必要性が、今回の住民投票に至る経過の中でも一層痛感されているところです。

 鳥取市のまちを発展させていく推進力を生み出していく大きな力を、市民のみなさん、議会のみなさん、そして市の執行部、この3者がしっかりと連携しながら取り組めるようにお願いをしていきたいと思います。」と。

私は、(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例について、以下のように賛成討論をさせていただきました「現在、東村山市議会では、市民に開かれた議会を目指し、議会基本条例制定に向け、特別委員会を設置しております。

万一、今回の住民投票条例の議案が、対案が示されていないなどの理由により賛成少数で原案が否決された場合、東村山市議会として、渡部市長が述べられたように対案を作成し、2案を選択肢とする住民投票条例案を策定し、実施することが、本当に市民に説明責任を果たす開かれた議会・働く議会のあり方だと考えます。

議員各位におかれましては、その辺の所もぜひ、ご検討いただきたいとご提案申し上げ、私の賛成討論といたします。」と。

また、平成23年度決算質疑に於いて、所管の答弁で、現在ペットボトルの保管等に使用している粗大ごみ処理棟がリサイクルセンターとして使用できる可能性があることが判明し、しかも建設補修費用も不必要であることがはっきりしました。

既存の施設を使えば12億6300万円もの税金の支出が不要であることがはっきりした以上、この計画を再検討するべきであると考え条例を提案させていただきました。


それでは、条例案について説明させていただきます。2ページをご覧ください。

この議員提出議案、東村山市の「ビン缶及び不燃物処理の方法」に関する住民投票条例案の特徴は、第2条にあるように、(1)12億6300万円で新設することに賛成する(2) 施設を新築せず、秋水園内の現存の施設を有効利用することに賛成する。かの対案を示している点です。

また、第4条の住民投票の期日では、この条例の施行の日から60日以内としている点です。

*次に、対案である現存施設の有効利用の方法の具体的な説明をさせていただきます。

特徴は、お金をかけずに、現存施設の有効利用及び市内の民間業者を育成する案でございます。

まず、不燃物の積み替えにつきましては、現在ペットボトルのストックヤードとして使用されている粗大ごみの処理施設をそのまま利用いたします。

粗大ごみ処理施設に入って、すぐ右の所に大きな穴(プッシャーホッパー)がふたつあります。

昔は、あそこに粗大ごみを放り込んで圧縮、それを手選別用エプロンコンベアで運び、資源物の抜き取り作業をしていました。その後、破砕機にかけて細かく砕いていました。

パッカー車で運んできた不燃物を粗大ごみ処理施設に入って、すぐ右の所に大きな穴(プッシャーホッパー)に投入します。そしてそのまま、エプロンコンベアーで運び、エプロンコンベアーの先に狛江市のような鉄製の箱を置いて、そのまま不燃ごみが入っていくようにします。
その鉄製の箱をフォークリフトで積み上げて置いていきます。
そうすれば、現在、山のように不燃物を積み上げ、上からぽろぽろと崩れ落ち、騒音の最大の発生源である大きなエンジン式のホイルローダーで、何度も下のコンクリートを削る大きな音をさせて、山の上に不燃物を積み上げる作業の必要がありません。

また、ビンの処理は、(写真のように)粗大ごみの破砕施設内で、狛江市のように鉄製の箱に色分けし、柄の長い金づちを使い、大きなビンを割る方式を考えております。このことにより、二階から落下させてビンを割るといった騒音を軽減でき、スペースも少なくてすみます。(バッテリー式のフォークリフトで積む)

また、これからビンの処理事業を始めたいとの希望を持つ市内民間事業者を公募し、使用しなくなったリサイクル作業場のビン処理機械を無償貸与し育成していくことを考えております。

つぎに、缶につきましては、焼却炉東側の建物の中で、(図面で示す)積み替え作業のみで売り払いを考えております。

これから缶の処理事業を始めたいとの希望を持つ市内民間事業者を公募し、使用しなくなったリサイクル作業場の缶圧縮機械を無償貸与し、育成していくことを考えております。

次に附則について申し上げます。
この条例は公布の日より施行することとし、投票日の翌日から起算して90日を経過した日に、その効力を失うこととするものでございます。

以上、本条例案については、市民の意思を確認し、以って、税金のむだ使いを防止し市政の民主的な運営及び財政の健全化を図るものでございますので、速やかにご可決いただきますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。