平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁

2009年11月23日 | 議会での質問・答弁
<再質問>

○11番(奥谷浩一議員) 何点か再質問させていただきたいと思います。

  大きな1番のAEDの公共施設の早期設置について、(4)番目の実施計画、市内20カ所以外の公共施設へのAED設置の実施計画はあるのかということで、計画は特にはないという答弁をいただきましたので、それについて1点お聞きしたいと思います。

  平成18年6月定例議会におきまして、島田久仁議員のほうからAEDについての質問がありました。そのころはまだ、市内18カ所なんですけれども、「市内の公共施設18カ所に設置されたことは大きな前進だと思います」ということで、「⑦、今後の公共施設へのAEDの設置予定がありましたら伺います」、当時の市民部長の答弁、「今後の設置の関係でございますが、関係機関と協議を重ねまして、未設置の施設への設置を考えてまいりたいと思います」という答弁をされております。
  
 再質問で、「次に、AEDについてでありますが、先ほどおっしゃっていました未設置の施設というのはどのぐらいあるんでしょうか。例えばどこなのでしょうか」、答弁なし。再々質問で、なおかつ島田久仁議員は、再質問の際に、「AEDが未設置の市の施設で、具体的な場所がわかりましたら教えていただきたい」、答弁、「具体的な施設については、ちょっとまだ把握できておりません。申しわけございません」という一連の議事録があります。18年の時点でも同じ答弁をされています。
  
 先ほど(1)番で、全公共施設にAEDを早期に設置する必要性についてということで、庁内で意見をまとめて努めてまいりたい、実施計画は特にない、計画はない。先ほど私が最初に質問で言いました、萩山のタウンミーティングでの市長の回答があります。「AEDについては、公共施設、小学校に設置を進めております。萩山公民館にいつ設置するかは記憶しておりませんが、いずれ設置されるであろうと考えておりますので、御理解いただきたいと思います」と4月の時点で回答されています。

多分この萩山町のMさん、萩山公民館にいつAEDが来るのかな。きょうかな、あしたかな。もう秋だな、防災の時期だなと思っておられると思うんですけれども、今、聞きますと、計画は特にはないということでございますので、この市長の回答とそごがあるんではないかと思います。
 
 なおかつ、18年の島田久仁議員の一般質問の答弁から全く進んでいないと、私、感じておりますので、そのところを、市長、どのようにお考えなのかをお聞きしたいのと、特に計画はないということで、先ほど八国山たいけん館、非常に画期的な取り組みをされていると思います。

 先ほど部長がおっしゃったように、自動販売機は設置費用をもらって、なおかつ業者のお金でそこにAEDまで入っているという方式が、もう早速、東村山の市内でも、お金がないなら知恵を絞れということで、きっちりやっているところがあるんですよ。
  
 では、市報8月15日号に載っています市民ステーション「サンパルネ」、ここには特にそういうAEDは設置されないおつもりなのかどうか。今、計画はないとおっしゃっていましたので、私は多分、新しい施設にはそういうやり方でどんどんやっていくつもりですという答弁が来ると思っていたんです。

 そうではなしに、何にも計画がないというお話ではないですか、2年間ほったらかしで。なおかつ、市長がああいう回答をしているのに全く進んでいないというのは、どういう認識を持っておられるのか、お聞きしたいと思います。

<答弁>

○市民部長(大野隆君) AEDの設置でありますけれども、先ほどのお話の中で、平成18年の中では18カ所、現在、40カ所ということで、新しい施設、あるいは、学校等の中では推進をしてまいりました。今まで、これだけ高いものでありますので、そういった財政的な問題もあろうかと思いましたけれども、今後、もうちょっとその辺のところの整理をしながら、計画的に進めていかなければならないという感じはしております。

○市長(渡部尚君) AEDの設置につきまして、すみません、私もタウンミーティングのときに未確認というか、ちょっと不用意だったかなと反省しておりますけれども、私が市長に就任させていただいてからこの間は、とりあえず、小・中学校については最優先で配置をしていこうということで、一応、今、全小・中学校には配置を終えたという段階でございます。それから、御指摘のあった「サンパルネ」につきましては、3階の東京ドームに指定管理をしていただく健康増進施設のほうに設置を、今、協議をさせていただいているところでございますので、御理解いただきたいと思います。

 それから、今後も、まだ未設置の公民館、あるいは、ふれあいセンターについては、財政状況もありますけれども、命にかかわる問題でございますので、できるだけ、今度の予算査定等で、原局でまず予算要求を上げていただかないと、どうしようもないんですが、その時点で協議をし、判断をしていきたいと考えております。

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