みんなで考える北河内地域の防災

2005年01月30日 | news
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*** みんなで考える北河内地域の防災 ***

1月28日(金)14時から守口文化センター「エナジーホール」にて、『北河内地域の防災に関する講演会』がありました。

講師は、河田 惠昭(かわた よしあき)氏です。
京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長(兼務)
実は、守口市在住の方です!!

1.北河内地区で起こる災害を知る
  この地区は昔、河内池と深野池がある湿地帯で、海岸線は深江や若江磐田の地名が示す地域を南北に走っていました。
  したがって、集中豪雨があると浸水する危険性があります。
  また、生駒山地は活断層ですので、地震が起こる危険があり、上町断層の地震についで被害の発生が予想されます。
  ・・・私の住む、庭窪地域はその名のとおり、窪地の意味です。

2.最近の災害から学ぶこと
  新潟中越地震と阪神・淡路大震災は同じタイプでしたが、被害が大変異なりました。
  これは、木造の住宅かどうか、家具が倒れてきても部屋の大きさによって、下敷きになるかどうかの差があったことによるみたいです。
  高いところに重たい物を置かないことも、大切です。

  阪神大震災の教訓が、「罹災証明」の発行等で活かされています。次に必要になることが教訓を活かし、先手を考えることができています。

3.防災対策の基本とは

  日頃から、災害の学習をすることが大切。
  防災体制の基本は
「自助」(自分の命は自分で守る)が7:
「共助」(まちの安全はみんなで守る)が2:
「公助」(地域のインフラ整備を進める)が1の割合です。

 行政は避難してきた人の対応で手一杯の状態になります。

  瓦礫の下から85%以上の人が近所の人に助けられているのが実状です。
  だから日頃のパートナーシップが大切です。

  *最近変化した標語・・・「地震の揺れが止まってから、火を消そう!!」
(最近のコンロには、揺れでストップする装置が付いています。
  こぼれた熱湯や油で火傷を負う人が多い。)

  *2階にいる人は慌てて1階に降りない!!・・・走って階段を降り、転んで腰や足の骨を折る人が多い。1階が潰れる可能性が高い。

  *家から慌てて外へ出ない!!・・・自分で逃げれるくらいの揺れであれば、家が倒壊する可能性は低い。慌てて外に出て、落ちてきた瓦や倒れたブロックで怪我をする人が多い。

4.東海・東南海・南海地震と津波災害
  津波は大阪湾を襲い、淀川をさかのぼります。そのため、水道局の浄水機能がマヒし、水が作ることができなくなります。

  地震の揺れに反応して機械がストップするので、電気が全域でストップする可能性があります。

5.インド洋大津波災害
  調査団の団長として正月にスリランカに行って来られました。

***守口市では、地域で防災力を高めるために、自主防災組織を作っています。
   日頃から防災訓練等にも積極的に参加していきたいですね***

第二回 財政危機対策特別委員会

2005年01月20日 | news
いつもありがとうございます。

*** 財政危機対策特別委員会 ***

1月20日 午後1時より、第二回 財政危機対策特別委員会が開催されました。
■ 資 料 
 1.平成16年度 補助金・交付金の内訳
   ・・・守口市単独で実施しているものは7億586万6千円あります。

 2.平成16年度 扶助費の内訳
   ・・・守口市単独で実施しているものは4億230万4千円あります。

 3.職員手当ての内訳

 4.第二次 守口市行財政改革大綱の進捗状況

 5.特別職に属する非常勤職員の報酬

■ 委員会の流れ

 まず、理事者より資料の説明を受けました。
その後、各委員が意見を発言しました。
主なものとして、

*合併反対派の会派は、市民に対して、「守口市単独で財政再建は可能」だと言って
いるが、市民サービスを低下させずに財政を再建できる妙案があれば示していただき
たい。

*守口市単独で実施している補助金・交付金は、0査定とし、必要なものはそこから
積んでいく必要がある。

*公園等、公共のスペースは、市民の財産という意識を持ってもらえるような方策を
考える必要がある。


■ 次回の予定

 2月3日は、歳出のカット・収入のアップの策を各会派から持ち寄り、検討する。

■ 私は傍聴者ですが、会派の策を作成するときに自分の案を出していきます。
  奥谷の案は昨年の12月議会の一般質問で質問させていただいてます。

アイ・ラブ・チャリティー・1万人コンサート ピンク・レディーと楽しもう!! 

2005年01月19日 | news
いつもありがとうございます。

大学時代の海洋センターボランティアの同期の方から、下記のようなご案内をいただきました。

彼女は、現在、社団法人 大阪聴力障害者協会で手話を通じて社会貢献をされています。

ピンク・レディーは、私の高校時代からのアイドルです。

私も何曲か(UFO・ペッパー警部・ウォンテッド等々)は、振り付け付きで歌えます!!

2.13大阪城ホールで弾けましょう!!

*** アイ・ラブ・チャリティー・1万人コンサート ***
*** ピンク・レディーと楽しもう!! ***

■ 趣 旨 : 羽曳野市飛鳥に4月開設予定の特別養護老人ホーム「あすくの里」(ろうあ高齢者が「安心して」「健やかに」「暮らせる」ための高齢者施設)の建設資金のためのチャリティーコンサートです。

■ 名 称 : アイ・ラブ・チャリティー・1万人コンサート ピンク・レディーと楽しもう!!

■ 日 時 : 2005年2月13日(日) 15時入場 16時開演

■ 場 所 : 大阪城ホール

■ 参加協力券 : 
 ◎ アリーナ席 6,800円(車椅子・介護席 各6,000円)
 ◎ 一般席 6,000円 
 *参加協力券は、当日12時から、大阪城ホール北口で座席指定券と交換いたします。

■ お申し込み方法
 ① 大阪ろうあ会館 ホームページからのお申し込み
  http://www13.ocn.ne.jp/~o_roua/ticket.html
コンサート詳細は、ホームページでご覧になれます。

 ② FAXでのお申し込み
 アイ・ラブ・チャリティー・1万人コンサート ピンク・レディーと楽しもう!!
 参加協力券発注書 をご使用ください。
 送信先 大阪ろうあ会館  FAX 06-6768-3833

 ③ 代金を振り込んでください(振込み手数料、参加協力券の送料は購入者負担でお願い致します)
 振込先 : UFJ銀行 上町支店 普通口座 3903947 名義人 施設建設委員会 代表 清田 廣

 ④ 振込みが確認できましたら、順次参加協力券をお送りいたします。

 ⑤ 現在の所、参加協力券の販売期限は設けていません。売切れるまで販売します。

■ お問い合わせ・参加協力券のお申し込み先
 〒540-0012 大阪市中央区 谷町5丁目4番13号 大阪府谷町福祉センター3F
 大阪ろうあ会館 
 E-mail qq436t89k@oregano.ocn.ne.jp
 TEL 06-6761-1394
 FAX 06-6768-3833 

第15回 市民音楽コンサート ハロー・フェスティバル 

2005年01月18日 | news
いつもありがとうございます。

いつも忙しくしておられる皆様に・・・
たまには、音楽で心を癒しませんか・・・♪♪♪

*** 第15回 市民音楽コンサート ***
  *** ハロー・フェスティバル ***

■ と き 2月6日(日) 午後1時から

■ ところ さつきホールもりぐち(守口市民会館大ホール)

■ 無 料 予約不要

■ 出演団体
 第一・第二・第四・八雲・梶・大久保・藤田・庭窪中学校
 守口東・芦間・大阪国際滝井高等学校
 大阪国際大和田中・高等学校各吹奏楽部
 守口市門真市消防組合消防音楽隊
 市ジュニアブラスバンド、市青少年吹奏楽団

■ 問合先 市青少年センター (06-6992-2701)

財政危機対策特別委員会

2005年01月17日 | 東村山市議会情報
いつもありがとうございます。

1・17阪神・淡路大震災から10年、地域の連携の大切さを改めて感じます。

*** 財政危機対策特別委員会 *** 

1月17日(月)13:00から、財政危機対策特別委員会がありました。

■委員会のメンバーは以下の通りです。
 委員長  小東議員
 副委員長 生島議員
 上田議員、澤井議員、木村議員、硲議員、真崎議員、三浦議員、和仁議員です。

■資料として、理事者より
1.財政危機対策指針の概要(素案)
2.決算の状況(普通会計)
3.財政収支の見通し(普通会計)
の説明をうけました。

現行のままでいくと、平成19年度に91億5,100万円の赤字となり、財政再建団体になります。
毎年20億円の削減をした場合は、平成21年度に53億800万円の赤字となり、60億円のラインにぎりぎりで財政再建団体になるのが、回避できます。

しかし、余裕をもって回避するためには、毎年26億円の削減を実施する必要があります。
毎年26億円の削減を実施した場合、平成21年度に23億800万円の赤字になり、その後、財政は持ち直します。

その後、次回以降の委員会運営について、話し合われました。
議員同士のやりとりを基本として運営していくことに決まりました。

■次回以降の日程

1月20日(木)13:00~
2月 3日(木)13:00~
2月10日(木)13:00~

■傍聴について
12:00から傍聴の市役所本館3階の議会事務局にて受付をします。
先着5名まで傍聴できます。

■財政的には、ピンチですが、この機会をチャンスととらえ、既存の制度や守口市単独の施策を根本的に見直していくべきだと考えます。

スマトラ沖地震・インド洋津波被害,支援募金活動にご協力を!

2005年01月13日 | news
いつもありがとうございます。

*** スマトラ沖地震・インド洋津波被害 ***
  *** 支援募金活動にご協力を! ***
 
 2004年12月26日に発生したスマトラ沖大地震とそれによるインド洋津波による死者の数は少なくとも12カ国で15万人を超えると見られています。

 さらに現在も数百万人の方々が避難生活を余儀なくされています。

 アジアの一員として、世界の一員として、被災者の皆さんに暖かいご支援を!

 是非、支援活動にご協力をお願い致します。

<支援募金へご協力お願い致します>

① 郵便振替 郵便局 00110-6-65328 「民主党」

② 銀行振込 りそな銀行 衆議院支店 普通 : 7815354 「民主党募金口座」


大阪府PTA協議会OB会「意見交換会」

2005年01月12日 | news
いつもありがとうございます。

*** 大阪府PTA協議会OB会「意見交換会」 ***

1月9日(日)午後2時から、大阪府PTA協議会OB会・HAS平成16年度第1回「意見交換会」新春対談に参加させていただきました。
私の所属する守口市PTA協議会OB会(昭平会)の会長の高橋氏が大阪府PTA協議会OB会の会長もされておられ、そのご縁でゲストとの一人としてお呼びいただきました。

テーマは「子どもたちの健やかな成長を願い、今 私たちは何をしなければならないか」で、皆さんと意見交換をさせていただきました。
午後5時からの懇親会でも、多いに盛り上がりました。

また、守口市PTA協議会の荒川会長から、平成16年12月にまとめられた「こどもたちの安全についてのアンケート」の結果報告書の報告もいただきました。

特筆すべきものとして、Q10.門真市PTA協議会の「セーフティーネットワーク」や池田市の「ANNSINメール」等のメールでの緊急配信システム(こどもの安全に関する情報を一斉配信するシステム)があれば利用されますか?について、

1.する・・・263人61.0% 2.しない・・・101人23.4%で、幼稚園の保護者の69.9%、小学校の保護者の60.9%、中学校の保護者の56.6%の方が利用するとされています。

荒川会長は、守口市でも子どもたちの安全のために、行政でこのシステムを実行してほしいとおっしゃってました。
私もこのシステムが実現できるよう、共に活動していきたいと思います。


2004年度12月定例議会での奥谷の一般質問と答弁

2005年01月12日 | 議会での質問・答弁
いつもありがとうございます。

*** 12月定例議会での奥谷の一般質問と答弁 ***

 12月定例議会で改革クラブ・奥谷が一般質問をいたしました。
少し、長いですがよろしくお願い致します。


2004年12月議会一般質問
改革クラブ 奥谷 浩一

* 12月議会におきまして、一般質問の機会をあたえていただきましたことに、感謝いたします。

市長ならびに教育長におかれましては、熱意と誠意あるご答弁をいただきますよう、宜しくお願いいたします。

また、議員各位におかれましては、しばらくの間ご清聴たまわりますよう宜しくお願い申し上げます。

 本市では平成15年度決算において、約8億9千万円の赤字を出しました。

現行制度のまま推移すると平成19年度には、実質収支赤字が60億円を突破し、財政再建団体に陥るという危機的な状況にあります。

このようなことから、抜本的な行財政改革の最も有効な一手法として、門真市との合併に活路を見いだすべく、慎重に協議を重ねてきましたが、先般の住民投票の結果を踏まえ、門真市との合併は断念することとなりました。

「守口市と門真市の合併の是非を問う住民投票」において、大半の市民の方は「苦しくても自分たちの街の財政危機は、自分たちの街で責任を持って回避する」という方向を示されたわけであります。ある意味、守口市に寄せられたその熱い思いに胸が詰まる感があります。

そうであるならば、今までの既存の概念の枠を取り払い、それこそ新しい守口市を創生するつもりで市民・行政・議会が知恵を絞って、可能な限り行政水準を維持・確保し、この財政の危機的状況を乗り切って行かなければならないと思います。

それでは、10項目にわたって、質問をさせていただきます。


* まず、守口市創生の「シンボル」としての新庁舎についてお伺いいたします。

かつて、守口市の職員は、北河内のリーダーとしてのプライドと能力・気概を持っていました。

現在、市が直面している危機的な財政状況を打破するためには、職員の士気を高め、やる気をおこしプライドを取り戻し、ことに処する態勢をとるために職場環境を調えることが必要であると考えます。

市役所はそこに住む、市民のシンボル・顔とも言うべきものだと思います。

私は、行政視察で多くの市に訪問してまいりましたが、守口市役所ほど古く使い勝手の悪い庁舎は見たことがありません。

狭く暗い迷路のような庁舎を清潔で明るく、市民にとって利用しやすく、集い憩いを感じられる庁舎にすることが必要であると考えます。

 もし、新しい守口市創生の「シンボル」としての新庁舎を考えるのであれば、例えば、三洋電機の跡地に開発される民間施設のワンフロアーを賃貸し、固定資産税と相殺すれば、新しく庁舎を建設する必要もなく、市の持ち出しも少なくて済むと思います。

市長のお考えをお示しください。

<市長答弁>
 
 庁舎は、市民の皆さんにとってわかりやすく、かつ利用しやすいくて、職員も働きやすい環境が望ましいと考えております。

 今後の庁舎のあり方については、民間施設の賃借についても研究を加えてまいりたいと考えております。


* 第2に、職員の人件費の削減についてお伺いいたします。

市の職員の給与カットについても、検討されていると聞き及んでおりますが、その必要性は充分認識しております。

しかしながら、私は平成15年度決算で約3億円あった残業費のゼロを目指すべきであると考えます。

そこで、現在、所属長の裁量によっている全ての残業の申請を市長決裁とし、徹底的に無くすべきであると考えます。
市長のお考えをお示しください。

<市長答弁>

 超過勤務についてですが、制度的なものもあり、市民サービスを低下することなしにゼロにすることは、難しいと考えておりますが、事務事業の徹底した見直しなどによって、できる限り削減に努めてまいりたいと考えております。


* 第3に、扶助費の抑制についてお伺いいたします。

現在の財政状況を見ると平成15年度一般会計決算で、約114億5,800万円かかっている扶助費の高騰が顕著であります。

より、シビアな審査はもとより、本市独自の施策をされておられますが、自立支援の方向で対応していくべきであると考えます。

今後、市は扶助費の抑制策として具体的にどうしていこうとされているのか市長のお考えをお示し下さい。

<市長答弁>

 生活保護の実施につきましては、面接・相談の段階で生活困窮者の具体的な内容を十分聴取し、まず、自立助長のため必要な助言を行っております。

 申請受理後におきましては、法に基づき、各種調査を徹底するとともに、それぞれの被保護者の実態を適確に把握するなど、適正な保護の決定に努めております。

 また、自立支援につきましては、就労可能と判断できる被保護者に対して、ハローワークへ同行し、就職の情報提供を行うとともに、自立計画書や求職活動状況申請書の提出を求め、徹底した指導を行っています。

 今後とも一人でも多く自立できるよう、就労支援を積極的に行ってまいる所存でございます。


* 第4に、市民サービスの向上についてお伺いいたします。

現在の組織を見直し、市民課等市民サービスの部署では遅番シフトひき、午後7時まで窓口を開けて、仕事をしている市民に対するサービスの向上を目指すべきであると考えます。

 市長のお考えをお示しください。

<市長答弁>

 窓口業務の拡充につきましては、市民サービスコーナーをはじめ、税や保険の窓口を平日の時間外や休日に定期的に開設するとともに、宿直・当直におきましても、夜間受付や緊急業務等を行い、市民の皆様の利便を図っているところですが、ご提案の「遅番シフト」などについても、今後検討していくとともに、接遇向上など窓口業務の充実について、研究していきたいと考えております。


* 第5に、収入の増加策についてお伺いいたします。

① 一つ目として、市の職員の守口市への定住についてお伺いいたします。

市民税の増加策のひとつとして、市の職員の守口市への定住を施策として考えるべきだと思います。

現在、約6割の職員の方々が、守口市以外に住んでおられます。

これらの方々が守口市内に住んでいただければ、相当額の市民税が確保できますし、通勤手当も削減できます。

また市の職員が市内にいることで、防災の観点からも緊急の際の集合がスムーズになるなど、メリットが多いと考えます。

市の職員の方々自身が、定住したいと思えるような守口市を共に創っていきたいと思います。


市長のお考えをお示し下さい。

<市長答弁>

 職住が接近していることで、さまざまな利点が生じることは、私も理解しておりますが、居住地を定めることについては、個々人のいろいろな事情があってのことと思います。

 しかしながら、少子高齢社会にあっても街の活力を保つため、職員のみならず、誰もが住んでみたいまち、いつまでも住み続けたいと思えるまちづくりを今後とも推進してまいります。

② 二つ目として、市保有地等の売却についてお伺いいたします。

収入の増加策として、市が保有している施設・用地の売却も含め検討すべきであると考えます。

市長のお考えをお示し下さい。

<市長答弁>

 市が保有しております施設・用地につきましては、それぞれ使用目的を有しておるところでございますので、まずは現状での有効活用を図ることが第一義と考えております。

 また、所期の目的を達したものにつきましても将来的に活用が見込めるかどうか十分慎重に精査の上、対応してまいりたいと考えております。


* 第6に、市民からの提案制度の創設についてお伺いいたします。

 市では、財政危機対策室が11月10日に立ち上げられました。

現在、精力的に各部局から情報を集められておられます。

しかしながら、今まで経費は、削減できるだけ削減してきていると思います。

行政内部からの案だけでは、現状を打開するためには限界があるのではないでしょうか。

そこで、市民の知恵を出していただく方策が必要であると考えます。

市民から財政危機回避の方策を募り、プレゼンテーションをしていただき、検討委員会で採用されたプランを実施していくのです。

そして、そのプランに提案された方のお名前を付けさせていただくのです。

例えば、私のプランが採用されたとしたら、「奥谷プラン」として命名し、広報もりぐちやその他の文書でも使うのです。

そのプランを考えていただいた方のお名前が、守口市の危機を救ったプランとして、歴史に残るという名誉を得るわけです。

10万円の商品券も嬉しいですが、子孫の代まで名を残せるのは魅力的だと思います。

市長のお考えをお示しください。

<市長答弁>
 現在、財政再建に向け「財政危機対策指針」を策定中でありますが、財政再建を果たすためには、市民の皆さんのご理解とご協力を得ることは最も重要なことと考えております。

 今後、具体的な内容を盛り込んだ財政健全化計画の策定にあたっては、ご提案の趣旨を踏まえ、議会をはじめ幅広いご意見をお聞きしてまいりたいと考えております。


* 第7に、市民が税金の使い道を自己決定できる制度の創設についてお伺いいたします。

 本市独自の補助金・交付金は、平成15年度決算で約6億5,000万円ですが、そのカットも財政危機を回避するには避けて通れません。

そこで、それぞれの団体から補助金・交付金の必要な理由と金額を提示していただき、当面は市が精査し決定するものとし、今後、市政に参加していることの実感を得て、納税への関心を高めてもらうことを目的として、個人市民税の納税額の5%相当分、平成15年度決算では、約2億7千万円を納税者自らに決めていただき、各団体へ支援することができる制度を創設してはどうかと考えます。  

市長のお考えをお示しください。

<市長答弁>

 現在、財政再建の一環として、人件費などの内部経費の削減とともに、補助金等のあり方につきましても見直し作業を行っております。

 公費の使い道については、常に、慎重なる判断のもとで予算化し、執行しております。

 また、納税者である市民の皆さんへの説明責任を果たし、ご意見を伺うことで、市政への関心を深め、ひいては、納税意識を高めていただく方法もございます。

 今後は、公平性・公益性・透明性の確保はもとより、時代に適した効果的な予算編成に向け、先行事例を参考に研究していきたいと考えております。


* 第8に、地域通貨制度の創設についてお伺いいたします。

地域通貨制度は、住民同士のお手伝い、NPOやボランティア団体、自治会などの活動にボランティアとして参加したときに、お礼としてやりとりをするポイント制度のことです。

受け取ったポイントは、他の人へのお手伝いのお礼や、地元公共施設の料金割引、地元商店での買い物に利用することができます。

地域通貨を導入することにより、ボランティアの参加者を増やしたり、住民同士の交流を促進したりするなど、地域の活性化を図ることができます。

本市でも、各種のボランティア活動がありますが、地域のコミュニティーを活性化し、より強い絆を作っていくために、守口市内で通用する「地域通貨制度」を創設するべきであると考えます。

市長のお考えをお示しください。

<市長答弁>

 「地域通貨制度」は、新しいコミュニティの形成や地域の活性化にとって有効な事業のひとつであると考えております。

 しかしながら、導入にあたっては、ボランティア団体やNPO、地元商業者や利用される市民等の理解と協力体制、とりわけ、地域における意識の高まりが、何よりも大切なことだと考えております。

 また、地域通貨の流通循環システムなど、整理すべき課題も含め、今後研究してまいりたいと考えております。


* 第9に、市民との財政危機意識・コスト意識・情報の共有策についてお伺いいたします。

 12月15日号の広報もりぐちにも掲載されていますように、本市の公立保育所経費については、平成15年度決算では市の持ち出し額は、約24億4,000万円です。

市民意識が高まっている今、市民の税金がどのように使われているかの情報を市民と共有し、コスト意識・財政危機意識を持っていただくことが大切であると考えます。

そのためには、公立保育所をはじめ、市の施設ごとに税金がどのように使われているかを、わかりやすく表にして、その施設に掲示して広く市民に知らしめるべきであると考えます。

市長のお考えをお示しください。

<市長答弁>

 財政状況につきましては、市広報及びホームページにおいて定期的にお知らせしているところであり、市民の方々に見やすく、また、分かりやすい表現に努めております。

 今後は各事業や施設などの個別経費についても考慮し、情報の共有方法など、より一層工夫していきたいと考えております。

* 第10に、公立幼稚園の子育て支援についてお伺いいたします。

3歳未満児の家庭内保育世帯の支援についてお伺いいたします。

本市におきまして、3歳未満児の家庭内保育の割合は平成16年4月1日現在2,855名で全体の77.1%に上ります。

この家庭内保育世帯の子育て支援には、子育て支援センターが実施する講習会やファミリーサポート制度として、子どもを有料で預かる家庭を紹介する制度があります。

また、各保育所や幼稚園において育児相談等をされていますが、これでだけでは、同じ子育てをする世帯であまりにも差がありすぎると考えます。

先程も言いましたが、公立保育所には市持ち出し額として二十数億円をかけていますが、3歳未満児の家庭内保育世帯の支援に比べ、平等・公平にかけると考えます。

3歳未満児の家庭内保育世帯のニーズは、先の6月議会で私が一般質問したように「親子が安心して集まれる、遊び場・交流場所の確保」です。

昨今、子どもの連れ去り等の犯罪も多発しており、屋外で子どもを安心して遊ばせることが難しくなってきております。

また、公園等の砂場もオゾンで消毒しておりますが、飼主のモラルの問題もあり、犬や猫の糞尿の混入も皆無であるとは言えません。

現在、公立幼稚園では定員が884人に対して、265名の空きがあります。約3割の空きがあります。

3歳未満児の家庭内保育世帯の支援として、一刻も早く、公立幼稚園施設を平日・休日の昼間を「親子が安心して集まれる、遊び場・交流場所」として、開放すべきであると考えます。

教育長のお考えをお示しください。

<教育長答弁>

 現在公立幼稚園では、平日において地域に住む3歳未満児やその保護者に対して、毎月希望する親子を園に招待し、リズム遊び、お話し会、紙芝居等の「なかよし会」の取り組みを行っております。

 また、子育て中の悩みを受ける「子育て相談」を随時実施し、子育てに関する情報を掲載した「子育て便り」の発行等、活発な親子交流活動を支援しているところでございます。

 しかしながら、休日における施設の開放にあたっては、園舎の管理体制や幼児の安全確保のため警備員の配置や指導員の配置等、解決すべき課題があることから、現時点では、困難でありますが、今後、開放の条件整備について研究してまいります。


* 私たちは、今だかつて経験したことがない程の財政危機を迎えております。

確かに、その回避の対策を考えると何でも削減と暗くなりがちです。

しかし、守口市はかつて北河内のリーダーとしてその名を馳せました。そのプライドと能力は今も健在であると信じております。

したがって、新しい守口市の枠組みを創生するとの気概を持って、既存の施設や制度・仕組みに囚われることなく、守口市の職員自身が定住したい街を市民と共に創っていく気持ちが大切であるとの思いを込めて、私の一般質問を終えさせていただきます。

議員各位におかれましては、長時間にわたり、ご清聴ありがとうございました。

議員定数削減

2005年01月12日 | 東村山市議会情報
「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている市議会議員“おくたに 浩一”です。


*** 議員報酬削減・議員定数削減が決まりました!! ***

報酬は、68万円から6万円カットの62万円に1月1日からなります。

定数は、現在30名から8名減の22名に次回の選挙からなります。

年賀互礼会

2005年01月12日 | news
「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている市議会議員“おくたに 浩一”です。

*** 年賀互礼会等 ***

◎7日は、守口門真商工会議所の新年互礼会に参加し、多くの経営者の方々にご挨拶をさせていただきました。

東 門真市長がご挨拶で「ここ2~3年が大きな転換の時期にあたります。心して乗り切って行きたい!!」と語られました。

守口市も門真市も共に、このままで行くと19年に財政再建団体(企業でいう破産状態)になるという状況です。
会場には、お正月気分というより、ある種の緊張感が漂っていました。


◎8日は、私の所属する守口送迎ボランティアの主催で、新春身障者初詣&カラオケ大会(於 守口市佐太老人センター)がありました。

皆さんとても楽しんでおられました。

ビックリしたのは、目の不自由な方が歌詞を全て暗記していて、音楽に合わせて唄われていたことです。
お聞きしますと、100曲以上を暗記していて、カラオケが大好きだとのことでした。
私もカラオケ大好きです!!
 

明けましておめでとうございます

2005年01月12日 | news
「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている議会議員“おくたに 浩一”です。


明けまして おめでとうございます。
いつもありがとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 あ 明日を信じ
 り 理想を掲げ
 が 我慢強く
 と 共に生きるために
 う 生まれてきた

 今年も「ありがとう」です!!

*** 守口創生プロジェクト!! ***

奥谷が2004年12月議会一般質問でテーマにした、「市民からの提案制度の創設」をメールでやりませんか?
皆さんからの「守口創生のための智恵」をどしどしお寄せください。

もちろん、守口市民以外の方もOKです。
うちの市では、こんなことやってるよ!!って教えてくださいね。

例えば、今は行政でやってるけど、これは地域に任せてもいいのでは?とか、無料でしているけれど、ある程度なら有料でもいいのでは?とか・・・。

*** 行動なくして変化なし ***

今年の奥谷のテーマは「行動」です。

毎月一度を目標に、後援会の皆様のご家庭に、「ありがとう通信」を自転車でお届けにあがります。

市政の動きを「ありがとう通信」に掲載し、情報を共有し、一緒にできることを実行していきたいと考えています。

自転車を改造し、のぼりも立てれるようにしました。
商店街やスーパー等の前での市政報告も積極的にしていきます。

・・・事件は会議室ではなく、現場で起こっているんだ!!・・・ってフレーズありました(^○^)

・・・守口創生の方策は、役所の会議室ではなく、
  街に出ることで生まれてくる!!・・・

「他人を変える」ことはできません。
「自分を変える」ことをします。

議員を目ざした時の「初心」を忘れず、自分を変えるために行動していきます。

消防出初式

2005年01月12日 | news
いつもありがとうございます。「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている市議会議員“おくたに 浩一”です。


*** 消防出初式 ***

1月9日(日)午前10時30分から、消防出初式に参加しました。
寒風すさぶ淀川河川敷運動公園で実施されました。

500人を超える、消防職員と守口・門真市の消防団の方々の入場行進に圧倒されました。
3段はしごの上で命綱一本での消防訓練にはハラハラドキドキしました。

天候は良かったのですが、風が強く、消防団の縦放水の時には霧雨のようにテントまで降り注ぎました。

消防団の縦放水で淀川に綺麗な虹がかかりました。
守口市門真市の「栄光への架け橋」になればいいなあって思います。

消防隊員の方々の日頃の研鑚、訓練のおかげで、私たちは安心して暮らせています。
本当に「感謝!!」です。ありがとうございます。

成人式

2005年01月12日 | news
「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている市議会議員“おくたに 浩一”です。

1月10日(月・祝)午前10:30から、さつきホールもりぐち大ホールにて、平成17年守口市成人式が執り行われました。
守口市では、今年、新成人となられる方は、1,516名(男性795名、女性721名)居られます。

漫書家の黒田クロ氏の励ましの言葉で、「支点を相手に持っていくと、相手を動かせる」と漫画と文を皆さんの前でお描きいただき、新成人としての心構えをお話しいただきました。

また、新成人の代表の想いでは、男性の方がメッセージの最後におっしゃった「少子化を克服するために、みんな子どもをつくろう!!」に会場から大きな拍手が沸きました。

来年は、私の長男が成人式です。こどもたちに未来を託すバトンを渡すために、今できることを一生懸命になす、責任を感じます。