2012年6月16日(土)
(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例の制定をもとめる受任者説明会が開催されました。
最初に請求代表者の方々が、今回の(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例制定の直接請求にいたった、それぞれの想いを述べられました。
その後、既に受任者として署名活動をされている方々から、感想が述べられました。
すごい勢いで受任者の方が増えているように感じました。
次に、市議会環境建設委員会の報告を私が担当させていただきました。
「市報ひがしむらやま6月15日号」の市長所信表明「リサイクルセンター整備計画の進捗状況」を読ませていただき、少し補足説明をしました。
「市内公共施設劣化度調査の結果」今後20年間で修繕だけで約254億円が必要というところも読ませて頂きました。
つまり、毎年、約12億円が必要になります。そしてこれには、建物の耐震化、道路や橋は含まれていません。
リサイクルセンター建設計画について、いくつかの質問をいただきました。
〇「約12億円の建設費用の内訳はどうなっているのか?」
→「約10億円が建設費用で約2億円が敷地の工事費です。」
→「約10億円の建設費用の内、1/3が国の補助金で出ます。残り2/3をほとんど借金でまかなうことになります。」
〇「10年後のごみの焼却炉の建て替えと一緒になぜ検討しないのか?」
→「西武住宅ができたため、騒音問題を早急に解消しなければならなくなりました。」
→「また、国の補助金の期限があるため、急いでする必要があると聞いています。」
次に、「受任者」の説明でもいくつかの質問がありました。
〇「どのような人が受任者になれないのか?」
→「教育関係の公務員や選挙管理委員会の職員がなれないです。」
〇「どれくらいの署名が必要か?」
→「6月2日時点での東村山市の有権者数は、12万4,326人。その1/50で、2,487人の署名が必要です。無効の署名もあるので、少なくても2,500人は必要です。」
〇「条例制定でストップされるの?」
→「この署名が集まれば、住民投票条例を市長が議会にかけます」
(有効署名が2,500名以上集まらなければ直接請求が認められません。)
→「議会で賛成多数で住民投票条例ができます」
(現在のところ、予算に賛成した議員の方が14名対10名で多いので、条例に賛成の議員を増やさなければなりません。)
→「住民投票が実施されて、有権者の50%以上が投票に行けば、開票されます」
(行かなければ、開票すらされません。)
→「市長は、開票された結果を尊重しなければなりません。」
(ストップするかどうかの判断がされます。)
〇「もっと簡単な方法でストップできないのか?」
→「9月以降、リサイクルセンター建設の契約議案を市議会で検討した際に、反対する議員の方が多ければ、契約はできません。」
(現在のところ、予算に賛成した議員の方が14名対10名で多いので、契約議案に反対する議員の数は少ないと考えられます。)
多くの質問や意見が交わされ、皆さんのとても熱い思いを感じました。