まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

食べすぎると疲れる

2018年06月18日 | Weblog

土曜日のことだけど、ビュッフェスタイルね。

食べたいだけどうぞ、という。

その誘いの言葉に乗っかり、表題のごとくで。

帰りの車中は、ちょっと、眠気もやってきて、休憩を多めに、というわけだ。

よく言われるように、消化のために胃へ血液がなだれ込み、他への供給が不足する。

なんての、まんまの症状だったな。

今更ながらに、血液の力、あるいは、過ぎたるは及ばざるが如し、ってことを、体感したわけだ。

いつだったか取り上げた、「静」という治療法、痛いところを揉まない、というね。

秦の始皇帝によって裏世界に閉じ込められた、とでも言えるか、そんな施術のマスターがいうには。

痛いのは、重力による歪み由来で、少し歪むと、そこが滞る。

つまり、血液の流れが。

なので、全体の流れをよくする、というのが、その治療法の眼目、ってことらしい。

なぜ歪むか、というと、重力を天から地へ、うまい具合に通電させてない。

上から下への力をそのままに下へ伝えていない、とも言えるか。

これね、目に見えるカラダだけじゃなく、心のありようもそんな感じなんだろうな、と思い至るわけで。

心は歪むんだね、綺麗な言葉で言えば、なんだろう、ま、とにかく、それによって。

滞る、というわけだ、と思うんだよね。

言ってみれば、ただ、それだけのことに、時には、向精神薬みたいな薬であったり、診断であったり。

大枚のお金、叩いたりもするわけだ。

星占い、なんての、あるけど、あなたの生年月日からすると、なんとか座のなんとかで。

みたいなの。

あれ、それぞれの星の重力、というのか、力の受け具合が、微妙に違うんだろうな、と。

魂、というのか、生命、というのか、そんなものが、この地上に降りてくるときの。

星の配置具合に影響を受けて、それが、歪み、となって、心の形になる、なんてね。

だから、もともと、一筋縄ではいかない心の形を、それぞれの人が持っているんだけど。

ほら、中沢新一じゃないけど、ヨーロッパの思想は、分裂病を押し込んでしまう、とか言ってたでしょ。

解放するんじゃなく、押し込める、と。

だから、無理があるんだな、きっと。

あるものを見て見ぬ振りをする思想、とも言えるかも。

「アーロン収容所」で、会田雄次が書いてたけど、彼、つまり、日本軍が捕虜、支配するのはイギリス軍。

あるとき、英軍将校のご婦人が水浴していた。

捕虜たる会田雄次たちが、それを眺めながら歩いても、そのご婦人、なんの恥ずかしさも見せず、水浴び。

ところが、英国人がきたら、思わず、きゃっ、と恥ずかしそうに、という逸話。

あんな感じかな。

階級意識なんてのも、そういうことだな。

ことほどさように、各人各様で、金子みすゞじゃないけど、みんな違ってみんないい。

お後がよろしいようで。

 

コメント
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