井川の紅葉は上へ行くほど黄色

昨日は、妻と赤石温泉まで行く。

井川湖って、30年くらい前に一度、仕事で来て。

それ以来だったことに、気がついた。

10年ほど前に、妻との井川への道中、急に、土砂降りの雨で。

さすがに、引き返し、口坂本温泉でひと風呂浴びて、ということがあった。

実は、半分、ミーハーで、死ぬまでに見たい世界の10大吊り橋、というのがテレビで紹介されたそうで。

じゃ、行ってみるか、と独断で。

妻は、どちらでもいいか、どちらかといえば気ままに、ヒトカラでも。

くらいの調子だったんだけどね。

井川湖のほとりを走るうちに、紅葉がいいね、と言いだし。

井川駅からさらに上り、だんだん、黄色が増してきたころ。

いや、近くでも、いいところがあるね。

すばらしい、すばらしい、と連発していたのは、ぼくで。

横を見たら、居眠りをしているのが妻で。

前の晩、次男坊のことで、眠れなかった、という言い訳はありつつ。

この景色のなかで、居眠りするのも、すばらしい。

道中の写真は、車運転中につき、撮れてないけどね。

絶景ポイントみたいなところは、なくて、車を止められなかった。

中電の展示場のあたりに車を止めるのが、いいのかな。

途中、車でとおれる吊り橋があったけど、２tまで、と書いてあって。

このプリウス、何tなのかわからず、それに、ちょっと、怖かったしね。

で、やめたんだけど、そこのビューポイントは最高だな。

北に、雪を冠った南アルプス、湖畔には多色に色づいた木々、という感じで。

ま、しかし、言葉で言い表せない、紅葉のドライブは。

きっと、からだにしみこんでいるんだろうし。

こういう光景を目にするたびに、日本人としての自信がわいてくるんだよね。

今流行りの、排他的に言うんじゃないけどね。