まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

起業が少ないのは幸せな国の証拠

2012年11月13日 | Weblog
なんて書くと、なんだそれ、ってなもんだろうな。

そもそも、起業なんてのは。

こういうことやああいうことが、社会のなかで足りてないから。

それを埋めてみようか。

くらいの発想だと思うんだけどね。

今だと、モノはあふれているので、ココロの隙間を埋める。

ってのが、発想の流行りで。

喪黒大造だったっけ、あの漫画の主人公みたいだけどね。

起業より廃業の率のほうが多い、と嘆いてもいるわけだ。

しかし、なにもやることがない、としたら、足りている、ということでもあり。

観光地のお寺さんなんかにある、知足、ってやつで。

足るを知る、ってことができれば、それで、一件落着です。

なんといっても、「一万年の旅路」のね。

歩き続ける、わがご先祖様方の足取りが、ずっと、あたまにこびりついているのです。

水も飲めない乾燥の地や火を起こすにも難儀する湿地やらを、かれらは歩き続け。

まあまあ、ゆっくりできそうな地にたどり着く。

しかし、そこでも、安心せず、南へ北へ東へ西へ、仲間を偵察に送り出すわけだ。

彼らにつづくご先祖様方が残した、口伝えの物語には、ひとところにいるのは、リスクだ。

ということなんだね。

東西南北へ、何年という話ではなく、あるときには、何世代にもわたる旅路をたどる。

そして、例えば、北へ行った人々は、絶滅し、とかね。

東には、さらに安住に近い地を発見し、ということもあり、とか。

そんなことを、何回も繰り返し、現代のわれわれがいるようなんだね。

まさに、超ラッキーの連続で、今のわたしは、いまここに、存在している。

ということで。

そう言う意味では、起業が少ないのが幸せの国、なんてこと自体、とてもリスキーなことかもね。

そういうわけで、わたしも、起業意識をもって、生きて行こうと思います。
コメント
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