まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

棺の蓋

2011年06月29日 | Weblog

よく言われるのが。

棺の蓋を覆われるとき、その人の評価が定まる。

とね。

つまり、死んだときに、評価が確定する、というようなことなんだろうけど。

ある意味、やさしい言葉ではあるね。

しかし、これまた、のろいの言葉かもしれなくて。

なかなか、やっかいです。

そもそも、自分の人生なのに、人様の評価で、一喜一憂するのかね。

というつっこみもいれたくなる。

そうはいっても、ひととのかかわりのなかで、さまざま、磨かれていくのも事実だしね。

人は人を浴びて人になる。

なんていう言い方もあるしね。

昨日、サッシ屋の大将と話していて。

お葬式のとき、大勢の人に見送られたらしあわせだよね。

みたいな雰囲気で。

いや、しかし、僕は、95歳に設定しているので(傲慢にも)。

ほとんどの方々は、僕を見送ることができないな。

と、半分、戯言を述べたのでした。

そんな会話を思い出していたら、棺の蓋、という言い方がうかんできた。

というしだいで。

95歳も棺の蓋もいいけど。

実際には、時間の流れ、というのか、人生そのものは。

いま、いま、いまのつながりでしかないわけで。

妙に、完成なんかめざさなくても……

と書いてきて、やばいやばい。

昨日、彼と話した結論は。

だから、これからは、若者と友達になろうね。

注意点としては、居酒屋での説教トークだけはやめましょう。

ということなんだった。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする