まわりで起こっていること

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200年住宅

2011年06月06日 | Weblog

隣家のおじが新築をし。

お祝いに、ということで。

妻の兄に座卓を作ってもらった。

昨日、それが届いたのです。

ケヤキのムクで、漆を塗ってもらったわけだ。

一目見て、気に入ってしまった。

手でなんどもさわって、というか、なぜて、というか。

これは、200年は楽にもつね。

という感想が、口からもれてきた。

前日に、木曽平沢でも、漆器を手に取り、感触をたのしんできたこともあり。

義兄は、根っからの職人なので。

どうやら、一度塗った色合いがきにいらなくて。

全部はがし、削り、再度、塗りなおしたそうで。

展示会の前日に、気に入らない、といって、家具をこわしてしまった。

という妻のおじの伝説話にも似て。

そう、としちゃんというおじなんだけどね。

妻は、娘とこの話で、また、もりあがりたかった。

と残念がってもいたんだけど。

ぼくはぼくで、昨日さ、こういうわけで。

と、奈良井と木曽平沢で買い求めた、汁椀とお箸を持ってきて。

いろいろの話になったんだけど。

よくよく考えてみれば、妻の兄貴も、塗師屋なので。

しろうとの僕の見立てとは、雲泥の差があるわけで。

口舌の徒とは違い、職人って、いいね。

いやいや、口舌の徒だって、そりゃ、一生懸命にいきているわけですが。

この秋には、姪っ子の結婚式が、奈良であり。

われわれもご招待されていて、次の日は、京都見物をさせてくれるそうで。

結納の日も近く、膝の痛い義兄は、正座を練習しなければならない。

と奥方に、つまり、義姉ですね、諭されて。

座布団何枚重ねで正座の練習をしながらの、もろもろの会話だったのですが。

前日、買い求めた、わが母親用のお箸、虎斑入りなんだけど。

それも、塗ってると自然とそういう斑点がはいるのだそうで。

なんてことも教わりながら。

ひと時のお茶呑み話も、さまざま、花が咲いたのでした。

 

コメント
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