銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

だんだん、真相を語りましょう。横須賀の土地売買の政治的裏側について。

2013-06-03 23:19:44 | 政治

副題1、『この章、固有のお断り』
副題2、『最初のお客として、不動産屋を迎える、喜び』
副題3、『スタッフが、売主さん側を、私側より、大切にしているので、それを覆すチャンスだと捉えた』
副題4、『売主は、不動産会社に手数料を払わないそうです』
副題5、『青梅を、一個ももぎ取らなくて、よかったわ・・・・・と、私が言ったのは、5月19日の事だった』


 今章は久しぶりに、ツィッター方式で書かせていただきます。そして、内容が積み重なった順に、タイトルも変えていきます。それも、お許しください。



 最初に写真の説明をさせてくださいませ。アジサイ畑偽もう事件によって、陽のあたる部分10坪程度をコンクリート打ちをされてしまった私が工夫に工夫を重ねて育てた、花です。お客が来ると言うので、喜んで、玄関に飾ったのですが、さて、そのお客は、幸運を運んで来たのか、不運を運んできたのだろうか。それが、本日語るお話です。

 ところで、私にはそれが、十分に分かっておりますが、皆様におかれましては、ご不満もあろうと。『あの人は、どうしちゃったのだろうね。最近株の事とか、不動産を買うとかいう話ばかり続いていて、まるで、資本家気取りじゃあない。原発反対の文章を書いていたころとはまるで、様変わりですね』と、お思いでもあろうかとも。

 そういえば、原発の事は、最近トンと書いていません。しかし、私が何も書かない事によって、より真実に近い情報が出てくるようになりました。「そういう事なのですか」と、私は納得をしていて、むしろ書かないことが、この国に貢献するのだと、感じています。時々、勘ぐって、現在書いているものの方が彼らにとってはきついので、原発の事を夢中で解説していたころに戻ってもらいたくて、誘い水として、それを流しているのではないかと思うほど、自由に原発に関する情報が出てきています。

 上の推察ですが、それが、100%のレベルで、正しくはなくても、5%ぐらいのレベルで、真実である可能性は強いです。で、5%でも、そういう事なら、原発については触れません。今書いている事の方が重要なのです。

 敵と私との間の綱引きという意味では、非常に重要なのです。読者の皆様には、それが、今はまだ、見えておられないと、感じています。だって、肝心の部分にはまだ、入っていませんので。

 しかし、この章から、少しずつ、真実を開示していきましょう。横須賀の土地を買うか買わないかは、きわめて大きな政治問題となって行くのでした。それが、4月27日の時点で、すでに、わかっていたのですが、なかなか描きにくい部分が、あったので、本日まで、その前哨戦となる部分を書くだけだったのです。それが、株の話であり、利潤を不動産で、稼ぐ話などでした。今日から真相に触れ始めます。これは、土地を買わなかったからこそ、できる事であり、ミステリーを解きつつある私が、また一歩、真相に近づいた日でもあります。
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副題2、『最初のお客として、不動産屋を迎える、喜び』

 私は前報と、今報で、2日の日曜日に我が家に来た、担当スタッフを、不動産屋と、便宜上呼んでいますが、その言葉が放つニュアンスとは、相当に違う人物です。若い(40代)し、顧客としてのこちら側を、敬意を持って、立ててくれますので、ちょっと、紳士と言う言葉を使い難いのですが、マナーと、性格を考えると、正真正銘の紳士です。

 今回、彼の様な人物に出会えたのは、ある意味で、至福の事でもありました。だけど、残念ながら、彼もまた、敵側の人物のひとりではあります。でもね。このたび受けた私の被害は少ないです。
 買えなかったというポイントでは被害を受けたのですが、彼の関与した、妨害部分は、非常に少ないのです。で、それゆえに彼の固有名詞を出したくなく、また、不動産会社の名前も出したくないので、便宜上、不動産屋と、呼称をつけていますが、低級な人物ではありません。

 で、2013年の5月31日の朝の10時に彼が、電話をくれて、「日曜日に、書類を整えて伺います』と言った時には、大いに、喜んだぐらいでした。『この部屋には、今まで、業者さんしか入っていない。他人は誰も入っていない。息子はみている。だが、初めての・他人の・お客さんだ。きれいにしたところを見せよう』と思いました。


 この写真は、今夜、しかも照明を、4分の1に落として、撮影をしたものです。芸術的、表現を狙った写真です。16畳の部屋の東北の隅から、南西方向を見ています。手前にある瓶は、チェストの上に乗っているものです。

 で、彼と私たちが、懇談をするテーブルを用意しました。


 お客は実際には昼間来たわけですが、その際には、写真を撮っていないので、これも、次の日の夜撮ったものですが、丸テーブルの上に乗っているのが、今回役に立たなくなった、契約書です。
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副題3、『スタッフが、売主さん側を、私側より、大切にしているので、それを覆すチャンスだと捉えた』

 この部屋より、もっと、粗略な段階の、居間(別の部屋)に来てくださった美術誌の編集長が、部屋で懇談した後で、私には何も言わないものの、別の人に「川崎さん(雨宮の本名)は、豪邸に住んでいる」と言ってくださったそうです。我が家は、外見は粗末ですが、中に置いてあるものが、知識や芸術が優先で、しかも、心安らかになるように、配置してあります。

 それは、芸術を好んだり、知識を重んじる人にとっては、『素敵な住まいだなあ。居心地がいいなあ』と、感じていただける部屋でしょう。
 が、今度の部屋は、それよりは、さらに、質がいいです。床は無垢のフローリングで張り、本箱なども、居間には置いていなかった、古いが、感じがよくて、値段の高かったものを入れてあります。ただ、革張りのソファーだけは、入れてありません。あれは重くて、始末に困るものだからです。一回捨てていますし。で、結果として、贅沢さはないが、一種の理想郷を実現しているのです。それを、彼に見てもらいたいと願いました。

 と言うのも、どうも、私より、売主さん側を大切にしている気配が濃厚だからです。もちろん、敵の関与という裏があるのは察しています。だけど、もしかするとですが、静岡県富士市のスズラン不動産の女性社長がそうであったように、「車を持っていません」とか、「携帯を使っていません」と言うだけで、こちらを貧乏人とみなす可能性はあるのです。
 その上、私はニューヨーク時代に、女性アーチストたちが、働き易いラフな格好をしているのに感銘を受けています。彼、彼女らは、社会から大切にされているので、誇り高いのですが、服装など、ほんとに、無頓着で、日本でそれを、形容すれば、貧乏ったらしい格好です。だが、動き易く働き易い格好です。私もそれ以来、上は、ブラウスにカーディガン、下は、木綿かウールのおズボン(パンツ)で、靴はウォーキングシューズというスタイルで過ごしていますが、これは、日本では、70歳の、しかも、金持ち(笑)の女性の服装ではありません。だから、バカにされている可能性はあります。それを挽回できるチャンスだと捉えました。
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副題4、『売主は、不動産会社に手数料を払わないそうです』

 そんなに差別的に大切にされている売主さんの方が、不動産会社に、今回、手数料を払わないと主張をしているそうなので、それは不思議極まりない事であり、そこからも敵が、売主さんの背後にいるという事が、明瞭に判ってきているのでした。

 払わないと主張する根拠は、土地が売れなかったからだそうですが、売れなかったにしては、販売額の、20%(660万円の、うちの、132万円)が濡れ手で粟で手に入るのです。しかも、モノを捨てて、きれいにするための費用やら測量にかかった費用は、これから新しい顧客に売る際には、必ず、必要なものであり、それを早く払うか、遅く払うかの時間的な差しかないのです。しかも、私が断った後の、新しい販売を、この不動産屋には任せないと言っているそうです。それはいろいろな意味で、おかしいです。

 契約書を見ると、水道の事など、きめ細かい図面や、書類が全部用意されていて、これだけの準備と広告の費用など考えると、27万9千円の費用を払わないのは、徹底的におかしいです。

 しかも、私たちが知っている限り、その人たちは、悪い人ではないのです。元帝国海軍の娘です。ほこりもあるでしょう。ここに、こんなことを書かれて、恥だと思いますよ。だけど、そういう主張をする。
  これを、敵が彼女たち夫婦の背後にいるという事の、傍証の1とします。

 スタッフは、決めごとをする際に、売主さん側には、必ずお宅まで、車で出かけていますが、私の方はいつも、そちらの店舗に電車を使って出掛けるだけです。これは、政治が絡んでいるから、こちらが粗末にされるのだと、わかっていますが、それでも、そう考えるのが嫌なので、他の理由も考えてみるのです。それは、売主さん側が、お金持ちで、こちら側を、貧乏だと、不動産会社が、考えている可能性があります。で、挽回のチャンスだと考えました。
 特に、売主さんの家には、当然、皮のソファーが置いてあるでしょう。
彼女は、65歳の美しい奥様ですが、専業主婦であり、新港が丘と言う、京急田浦駅と、JR田浦駅を最寄り駅とする、高級住宅街に住んでいます。
 10年以内に開発をされたそうですが、敷地が、50坪以上だと思われ、建っている家は、すべて、建坪が、40坪以上はあると見える、最新のデザインのものばかりです。

 それに拮抗する贅沢さを、短時間で、整えるためには、まず、カーテンを買わないといけない』と思いました。
 で、夏向きのカーテンを作るために、鎌倉のスワニーという有名店で、1万円以上を出して、8mほど、レースを買いました。

 日本全国的な規模で、見れば、ユザワヤというお店が有名でしょうが、関東圏で、物を手作りする主婦の間では、スワニーの方が、有名であり、群馬県からも顧客が訪れる店です。

 まつりぐけをする部分が、42センチ掛ける、10倍ありますが、それを土曜日、一日で、一気に作ってしまうほどの、気概を金曜日の昼間は持っていました。

 しかし、金曜日には買いには行かず、土曜日に行きます。それは、金曜日のうちに、『どうも、おかしい。変だ』と、夫婦ともども、気が付き始めるからです。で、きれいにしたいという熱心さが、急速に衰えてくるのでした。
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副題5、『青梅を、一個ももぎ取らなくて、よかったわ・・・・・と、私が言ったのは、5月19日の事だった』

 私が、ほめそやしているその土地を、買わないと決めた、急変の最も大きな理由は、一回書いて曝して、ひっこめてしまっていますが・・・・・

 今日は、それを、ここに、もう一回アップをさせていただきます。
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 今回、惚れこんだ土地だったのですが、スパッと昨日、解約に持っていっえ、それに必要なお金を払ってきたのは、売主さんの態度と性格に、変化が生まれ、それが自然なことではないと、感じ始めたからでした。

 むろん、伝達者は、不動産会社です。ただ、支払い日の期限が、5月30日と、きまっているのに、一週間以上前からしつこい確認行動があるのです。

 売主さんは、現在65歳のきれいな奥様で、その御主人も恰幅の良い紳士で、幸せな一家です。そして、緊急にお金の必要な人たちではありません。
 この土地は、30年間も無住であって、売り出しをかけても、相当長期間、売れなかった土地です。私が、買うと決まったら、非常に喜んで親切でした。

 大きな梅の木があって、「その実は、ぜひ、採って持って帰ってください。ただ、成年と、そうではないとしがありますが」と言われています。なり年と、ならない年があるのは、それは、私の実家にも、大きな冨有柿の木、(綱島の果樹園から60年前に買ったが、買ったときに、すでに、樹齢が、30年を過ぎていたので、いまでは、100年を超える富有柿となっている大木)があるので、わかっていて、『細かいところまで、よく気がつく人だなあ』とは思ったのでした。で、私も甘えて、「来るたびに、花を持ってきて植えていいですか」と、言ったりしていたのでした。

 今回、急に買わないこととなって、その次の日の朝、主人に、「ねえ、私さあ。あそこの家には、まだ、花いっぽん植えていないし、梅の実一個も、もぎ取っていないわ。良かったあ」というと、
 主人が笑いながら、「じゃあ、僕がとって来ようか?」というのです。で、私があわてて、「あなた、やめて。もし、木村さん夫妻(売主の事)に出会ったら大変だから」というと、

 「いや、大丈夫、僕ならジョークで交わせるさ」と言います。「木村さんたちに出会ったら、『浦賀古道の研究をして居て、ここに今日来てみたんですよ。そしたら、偶然、あお梅を見つけて、ちょっといただいてしまいました』というさ」と言うのです。

 私は大笑いをしてしまいました。
 主人は、4月24日より前に、二回ほど、片づけに来ている木村夫妻に出会っています。

 そして、奥さんは、ちょっと神経質だけれど、ご主人の方は、好人物だね。JR横須賀駅まで、送ってくれたよと言います。

 私は、そのうちの一回は主人と一緒に木村夫妻に出会っていて、また、別の機会(=契約の開始日で、手付金を売った日)に、あっています。だから、同じく二回であっています。

 そして、4月の27日までは、主人と同じような感想を持っていました。
 だが、4月27日に劇的な変化があって、その日から、木村さんの背後に敵の手が入った事を知ったのでした。

 それは、無論のこと、我が家の電話が盗聴をされているからこその変化でした。それは、将来語ります。次に置くかどうかはわかりませんが・・・・・本日は、主人の明るいジョークで終わりとさせてくださいませ。

 これは、そんなに楽しい話ではないのですよ。だけど、だからこそ、明るいところでこの文章を終りとさせてくださいませ。

 なお、この文章野、2010年から数え始めた、伸べ訪問回数は、1651200です。

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家賃収入が1億の主婦 +安具楽牧場の倒産 +家が2軒・建築可能な660万の土地

2013-06-03 00:05:55 | 政治

副題1、『家賃収入が、1億円ある主婦の話』
副題2、『私が、日経新聞のオーナー募集の広告を嫌がるわけは?』
副題3、『通称を黄色い家と私が呼ぶ家の、オーナーとなったと仮定をして、利潤計算をしてみよう』
副題4、『2軒も、立派な家が建つ土地78坪が、660万円で手に入るのですよ。これは、ラッキーでしょう』

副題5、『今回、横須賀が、やっとわかった。それは、物件を捜し歩いたからだ』

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副題1、『家賃収入が、1億円ある主婦の話』

 あるときに、テレビで、家賃収入が、1億円ある主婦の話を見ました。これが、須走りの別荘がたマンションを買おうとしていた時期なので、2月ごろ放映をされたものだったと、覚えております。

 その人は、今をさる15年ぐらい前に、火星の宇宙旅行か何かを、募集している話(詳細は、違っているかもしれませんが、大体、その手の類のニュース)を見て、突然の発起してお金持ちになりたいと、考え始めたそうです。・・・・・しかし、それは、テレビの取材に出会うための美談仕立ての話であり、ごくはじめは、私たちの様に、自分がもと住んでいた家を貸すことで、別途収入が得られるというようなところから始めたと、感じます。または、親などが、家賃収入のある人だったというところから始めたとも考えられます。

 東京を中心として、神奈川県、千葉県、埼玉県などは、ずっと、右肩上がりで、不動産物件が値上がりしてきた一帯なので、不動産で、お金が儲かる経験をした人間は数多いはずなのです。そのはしくれに連なっている人間である可能性はあります。

 しかし、その主婦は、近郊農家の生まれではないはずです。と言うのも、近郊農家では、ちょっと、農地を宅地転用して売れば、たちまちに、今の金銭にして、1億円は入る立場だったと思いますので、甘い人間となったはずだからです。

 彼女が突出しているのは、労働をいとわない事です。まず、手に入れたアパート(もしかしたら、自分がもと住んでいたマンションの一室)の掃除と、リフォームを自分でやったという点でした。リフォームのメインは、ビニールクロス張りと、キッチンセットの取り換えです。それを、自分ですれば、通常は、現在の価格で、300万円はかかるといわれているそれが、30万円でできるでしょう。つまり、他人に任せれば、10倍のお金をとられる部分を自分でやれば、10分の1で済むという事です。ガス台だけが、お金がかかるもので、ビニールクロスや、ふすま紙などは、高が知れている部分です。
””””””””””ここで、挿入として、いえば、このニュースの、特にこの部分と、自分の鎌倉の家のリフォーム状態(大工のプロの仕事)を脇から、見ていたことが、横須賀の660万の古い家を手に入れたいと、思ったポイントの一つでした。つまり、横須賀の家は、子供にやって、木造注文住宅を子供に、建てさせるのがメインの目的ですが、説得に、時間がかかりそうなので、いったん他人に貸すとして、その前のリフォームを自分でやろうと決意していたのです。
 しかし、とうとう、手に入れる事が出来ず、本日最終的に、すべてが終わったのですが、それで、いささかホッとしているところも無きにしも非ずなのです。ニュースに出てきた主婦は、それを、30代で、始めて、今、20年以上が経過していて、技術も、スピードも抜群に向上しているのですが、現在70歳の私が、エッチら、おっちら、自分で、やり始めたとしても、「死ぬよ。命を縮める」と主人が言うのも、あたっているかもしれないからでした。
 で、元に戻ります。”””””””””””

 その1億を稼ぐ主婦が、一番最初のリフォームをした時は、新しく手に入れた自分の住む方の家にお金がかかったので、やむを得ず、したことであっても、「あ、自分でも、できるんだわ。ほとんど、プロと同じ程度に」という発見はあって、それは、大きかったと思われます。その結果、毎月10万円の家賃収入があり、経費を差し引いても、ほぼ、100万円ほど、年収が増えたというのは、大きかったでしょう。それから先ですが、私の様に小さい時から金銭的に甘やかされて育った人間だと、単に消費(党に知識を増すための投資で、後に形として残らないもの)に回してしまうのですが、彼女は違った模様です。次から次へと、マンションの区画を買っていったと思われます。
 その際に、プロの不動産屋並みの選択眼を身につけて行ったはずです。それが、他人との差をつけるポイントだったでしょう。
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副題2、『私が、日経新聞の、オーナー募集の広告を嫌がるわけは?』

 上の主婦は、必ず、駅に近い物件で、借りてが、絶え間なくあるマンションの区画を買っていったはずです。が、やがて資金が増えると、自分で木造アパートを建ててみたり、木造アパートの1棟買いをやったり、挙句の果て、不況時代に売りに出た小型マンションの、1棟買いにも手を出したはずです。

 途中から見始めた映像だったので、1億の収入が、月収なのか、年収なのかを見落としてしまい、どちらだったかが、私には、わかりませんが、年収なら、マンションの一棟買いまでは、到達していない可能性もあります。が、月収が一億なら、他の個人が開発したマンションを、棟ごと、保有するなどというレベルに達しているはずです。非常に賢い主婦です。お金をもうけるという意味では賢い主婦です。
 ただし、強い嫌悪感を視聴者側に抱かせないのは、労働を果たしているからです。「怠けものはお金持ちにはなれないわよ」と口癖のように言っていた私の母の言葉を体現するかのように、肉体労働と、頭脳労働の両方を果たしている主婦だからです。『専業主婦(又は、無冠の女性)、侮るべからず』の典型の主婦です。

 一方で、私が嫌う種族があります。それは、労働をしないで、安易に儲けようとする人たちです。その際に広告が大変大きな力を発しています。

 この前、安具楽牧場に投資をして800万円損をしたという話を聞きました。彼女が言うには、宣伝が非常にうまいそうです。で、帰宅をして、主人にその話をすると、「人は、農業とか、自然という言葉を出されると、つい、信じてしまうのだよ。安全性をね」と言います。確かにそうですね。これからは、有機農法によるお金儲けとか、投資の話がはやるかもしれません。皆様、お気をつけ遊ばせ。

 ところで、もっと、堅実に見える話が、日経新聞にしょっちゅうのります。それは、「不動産物件のオーナーになって、資産運用をして、利潤を稼ぎましょう」というもので、お安い物件が羅列をされています。そこには札幌で、780万円とか言う物件が載っています。目をむくような安さです。

 これには、みなさん、引っかかりやすいだろうなと思います。私だって、今回の、不動産フィーバーも、1月12日に入った明治地所のチラシに、戸塚で、七百八十万円で売っているマンションがあると、知って火がついたのでしたから。
 一般的な常識として、不動産物件とは、新築なら3600万円以上、中古でも2400万円以上というのが長らくあったのですが、この数年来の不況で、特別にお安くなっていたのでした。一千万円以内で、不動産が買えるのなら、それは取り組みたいと考えている、現在60歳以上の人は多いと思います。

 だけど、日経新聞に連続して広告を出すような会社の経費は抜群にかかっているはずで、したがって、その会社の企画に乗るあなたは、その会社のカモの一羽と、なっているのです。これから、借りて(新しいカモ)を見つけて、利潤を得ようとしているあなたは、より大きな組織のカモとなっているわけです。

 と言うのも、私が見るところ、ワンルームマンションとは、想定される家賃収入に比較をすると、建設費が相対的にみて、安く済むので、バカはやりですが、いずれ、飽和状態に達し、かつ、借り手側から、そっぽを向かれるという流れになるでしょう。狭すぎます。生活に潤いとか、自由を求めようとしたら、ワンルームマンションは、夜住むところではありません。
 で、うたい文句に書かれているほどの、儲けは五年も続かないはずです。

 広告とは、一応、許容されているシステムです。だけど、わけがあって、携帯を使わない私は、身辺を昭和初期程度の、システムの利用で押さえていますので、かえって目に見えるところがあるのですが、広告とは悪賢い人間が、大衆を心理操作をして、より、広範囲から、お金を集めるという機能があることも確かなのです。より、原始的に動く方が、より、安全性が高いというのも確かな事なのです。
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副題3、『通称を黄色い家と私が呼ぶ家の、オーナーとなったと仮定をして、利潤計算をしてみよう』

 最近の私の文章はすべて、連続をしています。で、突然に、タイトルに惹かれて入って来た方には、何のことやらと思われる名詞や、呼称が数多くあると思います。で、簡単に解説をすると、この家は、横須賀を中心に、一千万円以内の物件(主に一戸建ての古い家)を探している私に対して、数多くの、不動産会社が、提示してくれた、五百八十万円の家で、現況居住者(借家人)がいて、持ち主は、その人を追い出さないという条件で買い、家賃収入を目的とする事と、定められている、通称、オーナーチェンジという物件です。
 だから、上にあげている日経新聞に大公告を出している会社の物件と似た趣旨のものです。
 しかし、部分的には、違いはあって、その物件を、実際に見に行く日まで、私は、静岡県の富士市、熱海市、御殿場市、沼津市、神奈川県の、鎌倉市、横浜市、逗子市、横須賀市と、数多くの物件を見て歩いた末に、たどり着いた物件であり、抜群の調査費と、労働がかかっている物件だったという事です。しかも、現地を実際に見て、その主役を含めてご近所さまが、幸せそうに暮らしているのを知り、こういう家を利潤追求のために買うという事の、人間としての不遜さを、感じとり、買うのを辞退した物件です。

 だけど、ここで、金儲けという一点に、焦点を当てて、その家がどれほどの、利潤を生む物件だったかを、計算してみましょう。

 売値が580万円です。これは、実際に支払う額が、600万円となる物件です。毎月の家賃が6万円だとのこと。一年で、72万円の収入があります。そのうちの50万円を投下資本の回収に回せば、12年で、ただになります。
 そして、税金等を除いた、12万円が利潤となるとすれば、それは定期預金にしておくのの、100倍の利子となります。しかも、12年後に、この家に、また、300万円ぐらいのリフォームを施せば、こんどは、5年で、投下資本を回収できるので、五年目以降の、3年の50万円、合計150万円は丸々、所有者の利益となります。それを最初に買ったときからの利益とみなせば、150万円+250万円、割る20年で、あって、一年間で、20万円の利益を生み続けます。それは定期にしておく事に比較をすると、200倍の利子となります。資産を運用するとしてはいい方法です。だけど、それに気が付いている人と、いない人がいる手法です。株式投資ほど、一般的な手法ではありません。
 それを、実際には買わなかったにもかかわらず、その家のたたずまい、・・・・・つまり、他人の敷地を通路として入って行く家だった・・・・・に触れた事が、最後にたどりついた、660万円の古い家に固執することへつながるのでした。
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副題4、『2軒も、立派な家が建つ土地78坪が、660万円で手に入るのですよ。これは、ラッキーでしょう』
 
 つまり、その最後の家、は、78坪も土地があって、形が、変形の長方形なので、2軒の家が建つのです。間に薄い線が入っています。それは、私が入れたものですが、その線を境にして、左側が、34坪となり、右側が43坪となります。



 北と南が両方、崖で囲まれていますが、意外と崖部分が少なくて、実際には、40~50坪、使えます。普通、50坪の宅地を買っても、カーポートや擁壁(住宅団地に良くある石垣の事)に使われる部分があるので、40坪しか使えず、30坪の土地を買えば、同じ理由で、20坪しか使えません。だから、実質、45坪使えるというのは、非常に広い敷地であると、言えば言えるのです。

 ともかく、横須賀であればこそ、見つける事の出来たお買い得物件の一つでした。

 今回、最終的には私が買わない事にしたので、今は、あいている物件です。で、皆様が欲しい場合は、どこであるかを、グーグル地図で、だいたい教えますので、at home と言うサイトで、来週あたりから、探して、見つけてください。

 グーグルの地図で、JR横須賀駅を検索します。拡大スケールを、500mにすると、駅の近辺に、汐入1丁目町内会館と言うのが出てきます。そこから南へたどると、(それは、丘を直登するということと同義なのだけれど)、クレストヒルズ1と言う目印が、地図上に現れます。これは、現地では、何も看板の出ていない普通の家なので、この660万円の古家を見つけるためには、やはり、不動産屋をご訪問になる事です。ゼンリンの地図を、片手にご訪問をくださいませ。

 この物件に関しては、もし、あなたが、お買い求めになる場合は、売主さんに、雨宮舜(本名川崎千恵子)のブログで知ったと、おっしゃって、「どうか、前の不動産やに、親切にしてあげてください」と、伝えてください。昨日聞いて驚いた事に、「売れなかったので、売主さんは、怒っていて、必要経費を払わない」とおっしゃっているそうですから。内の主人が言うには、実際には払うはずだと。でも、一応、または、表向きは、そう言っているとのことです。我が家側、特に私は、解約料、132万円を売主さんへ、手数料、27万9千円を、不動産会社へ既に、払っています。

 ただ、そのクレストヒルズ1の近辺を写真に直すと、真っ白な、屋根が見えてきます。これは、当該物件ではないのですが、ご近所の家で、最近建てられた家です。たぶん、屋根に、ジュラルミンかステンレスが張ってあるので、上から見ると、こういう風に見えるのでしょう。拡大を、20mスケールにすると、その白い家がはっきり見えます。その家のご近所さまが、売り出しに出ている当該の古家です。住宅地として、周辺の環境はいいと、私はみなしています。

 ただし、売値がアベノミクス効果で、上がっている可能性は強いですが。
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 これから先は、この2013年5月21日に一回ほど、アップして、引き下げた部分に入ります。
たまたま、前の文章でも、副題5以下となっているので、そのままの番号付で、ここに挿入させていただきます。一回ほど、これを引き上げて隠したのは、660万円という値段を明らかにしていいかどうかを、迷っていたからです。ただし、6月の2日に一級建築士さんに、支払うべき建築確認申請を出してもらった費用以外の部分が、全部終わったので、その売値を出してよいと、感じています。それで、以下の文章を再度、さらします。なお、この文章の導入として書いたものも、本日、6月、3日に、当初の日付で、再度曝します。それは、主に鴨居駅周辺の発展について書いているものですが・・・・・
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副題5、『今回、横須賀が、やっとわかった。それは、物件を捜し歩いたからだ』

 私は40年前に、横須賀に住んでいたわけですが、その頃は、子供が小さくて、そういう主婦として、それなりに忙しくて、横須賀という町の事は、ほとんど知りませんでした。ただ、京急池田分譲地という丘の上から、低地にある子供の小学校へ行く、特殊な近道があって、それは、山の中のこみちであり、木漏れ日にあふれた、なんとも素敵な空間なのです。今は、新大津駅近辺の、四季の街という大マンション群の敷地内にぶつかるので、通行禁止になっているらしいのですが、二人の子供が小学校に行っていた、7年間私は、一か月に一回か、役員だったころは、一週間に一回あるPTA行事のたびに、森林浴をしていたのでした。

 皆さんは、どうも、横須賀を小馬鹿になさっているらしいけれど、ああいう里山風、の、しかし、天然の林・風の環境は、横浜や東京では、めったに見られないものです。それは、崖が、横浜よりずっと、急峻であるために、それで、開発されず、残っているところがあるのです。

 先週、家族旅行で、城が崎へ行ってきました。あそこほど、岩場が、むき出しというわけではないが、崖が急峻である事は、急峻なのです。それが、横須賀の、旧市街の特徴です。旧市街とは、JR横須賀駅と、京急、横須賀中央駅の、間あたりをさすのですが、そこら辺りは、明治時代以降、軍港となって、開発された地域で、昔は、車は庶民のものではなかったので、石段で上がる家が多いのです。それは、車社会の今では、人気がないという事で、お安いのでした。
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副題6、『絶好の物件を見つけて、4月12日に一応手付金を打ったのだが』

 私は、そういう石段で、上がるお安い物件を、ほぼ、40件ほど、情報を手に入れて、実際に見たのが、30件はあるでしょう。横須賀の山は、くまなくチェックしたと言っても過言でないほど、研究し尽くしました。

 そして、JR横須賀駅と、京急、逸見駅、と、京急汐入駅の三つへ出られる山の上に、絶好の物件を見つけました。それは、3つのポイントで、優れていると見えました。

 *1、土地の広さに、そぐわないほどの安さだ。
    公簿上は、78坪もあります。しかも、私道負担分はなくて、かつ、崖も、今私が住んでいる、鎌倉の家ほど、深くは無いので、実質、50坪は使えそうな広さです。鎌倉の家は、公簿上は、88坪もあるのに、実際に使えるのは、40坪程度です。二つは、差し引き、20坪も横須賀の家の方が、土地としては、広いのです。

 実質50坪で、六六〇万円です。安い。絶対にお買い得です。

 これは一階の間取りです。素人が、描くときに、最も難しいのが、配置図で、間取り図とは、それに比べると、やさしい部分です。これは、無論プロの描図ですが、アイデアのベースは、私の間取り図です。収納とあるのは無論、洋間のつもりです。壁と窓の関係で、こういう風に名付けられていますが、北側、海や基地を見下ろす部屋の一つです。反対に南側には、高い崖があるので、普通なら、北に置く、ふろ場などを、ここに置いてあります。なお、日当たりのよい二階に、キッチンと居間をおいてあります。

 *2、周りの環境がよさそうだ。
 言い値が、3600万以上の住宅を買って、入居すれば、どこだって、周辺の、住民のレベルが高いでしょう。だけど、そういう住宅地で、競争心にさらされて苦労をした事もある私は、この手の古い住宅地の落ち着きというものをも、評価を高くしているのです。競争が起きるのは、大勢が同時に、入居する新興住宅地で、よく見られる現象で、古い町に転入すると、その手の現象には出会わないのです。

 *3、毎日、原子力空母、エンタープライズを見下ろしているぞ。
 眺望も素晴らしいのです。鎌倉の家もひどく気に入っています。私が毎日パソコンを打っている部屋からは、他人とか、他人の家は一切見えません。ただ、緑色の葉っぱだけです。反対に、他人からも、のぞかれる心配もありません。
 今回買おうとした横須賀の家は、南側の家から、のぞかれ込まれる、心配があります。だが、北東の眺望が素晴らしいのです。軍港(今は米軍基地)を中心として、海、山、島(猿島)、街、の4つが見えます。
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副題7、『家族に反対されて、とうとうあきらめたのだが』

 上に言った事は、いいことばかりです。ただし、78坪で、六六〇万円という超お安い物件です。それなりの欠点はあります。だが、それは、私が、本日解約をしたので、新しく売り出されるので、売主さんと、不動産会社をおもんぱかって、それを、ここには書きません。ただ、欠点もあると、いうことを聞いておいてください。

 私はメリットの方ばかり目が向いているので、一文字に買いたい方へ進んでいるのですが、客観的な目としては、買うべきではないというのが、周りの意見なのです。大きく反対をされていて、とうとうそれに屈したといってよいのですが、主体的に判断した部分もあります。

 それは、ここに、子供に家を建てさせて、練習をさせたかったという事が、外れたので、それが、一番の理由でした。それが、実現しないとわかったからです。私自身は、普請というものが大好きです。

 北久里浜の家を建てたときは遠くに住んでいたので、それほど、工事の実際を見ていないのですが、鎌倉の家は、増築の際も、リフォームの際も、そばに住んでいるので、実際に目で見ています。非常に面白いです。それを、子供にも経験させたかったのですが、親から采配を焼かれる事は、断られました。だから、『どんなに、こっちの方が得なのに』と、思っても、本人の意思が大切だから、その夢はあきらめるしかないのです。

 子供に、使わせる以外に、何があるかというと、そのまま、リフォームだけをして貸すとか、壊して、新築し直してから、貸すという案があるのですが、どちらにしても、現在の私の資金では無理なのです。ただ、じっと持っていて、値上がりを待つというしかないのですが、それにしては、70歳というのは遅すぎます。だから、あきらめて解約をしました。
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副題8、『ホッチキスの家と、友達は言うが、プレハブか、注文住宅か? どっちがいいのか?』

 子供のために、親が家を買って、「これを、使いなさい」というのは、親が過剰に甘やかしていると、私の周辺はみているのですが、私の本音は、少し違うのです。

 甘やかすというよりも、『勉強をしてもらいたいな』というところに、ポイントにあるのです。修行をさせたいという事であり、宿題を与えるという事なのです。良く、獅子は子を谷に突き落とすと言いますが、家を建てるという事は、苦労や心痛も多いが、結果として、大きな勉強になります。人との、交渉術も、磨かれるし、知識も深くなるし、また、何よりも何がいいのかという基準を、身につける機会にもなります。

 大学に行くとか、大学院に行くとか、何とか、セミナーを受講するという事を、普通の場合は勉強と考えているみたいですが、家を建てるというのも大きな勉強になるのです。

 今、若い人はマンションが大好きです。それで、家を建てる喜びとか、家を建てる苦しみというのを知りません。残念なことだと思っています。マンションを買うという事は、知恵の働き場所としては、選択の妙味しかありません。創作の喜びとか、大工さんの仕事を見て、学ぶという事もありません。もったいない事だと思っています。

 お友達がプレハブ住宅の事を、ホッチキスの家だと言っていましたが、実際に、パネルを現場で、バンバンと大型ホッチキス(ガンタッカーというのかな?)で、とめて、あっという間に出来上がります。だから、家を建てるにしてもプレハブでは、あまり勉強にはなりません。
 特に、石巻へ行ったときに、ダダっぴろい被災地で、ぽツン、ぽつんと、600戸に、一戸ぐらい、まだ、きちんと立っている家があるのです。ただし、使うのは無理で、住人はあたりには、誰もいませんが、それでも、家は外観をきちんと、キープして立っているのです。それらに、近寄って確認をすると、はがれた外壁の裏に、何とか工務店の、注文建築だというしるしが見えました。
 だから、私は無論、子供にも家を建てるのなら、注文・木造住宅を建ててほしいのです。
 つまり、大工さんが建てる家を建ててほしいのです。

 しかし、そこまで、指図できますか? できません。ですから、子供に二回家を建ててほしかったのです。一回目は何も指図を受けずに建ててみる。プレハブでも仕方がない。だが、二回目には、大工さんに頼む、注文がた木造住宅を建ててみてもらいたい。
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副題9、『二つに分けるのに、適切な、絶好の形をした土地だった』

 今回買おうと思った土地は、東西に細長くて、真ん中で、二つに分けるのに、絶好の形をしていました。そこに、私は、20通りぐらいの案で、間取りの設計をしたのです。後で、スキャンして、お知らせをしますが、ともかく、さっと間取りを書きました。

 それを、一級建築士さんが清書して、確認申請をとってくださりつつあります。その二つの家の、呼称を、私は、東の家と、西の家とつけてあります。東の家の方が、日当たりの面他で、条件が悪いのです。だからこそ、子供にそちらに一回目の、家を建てるように勧め、十分に、チャンスが到来したら、(つまり、お金が十分にたまったら、条件のより良い、西の家を二度目として、建てて、一度目の、東の家を賃貸にするというアイデアです。年金を補うものとなるでしょう。抜群のアイデアだと思っています。

 しかも、甘やかすだけではなくて、勉強のチャンスを与えようとしているわけだから、ある種の負担も与えるわけです。でも、この深謀遠慮の良さは、子供には伝わらないし、主人も、「さしでがましいから、やめた方がいい」というので、あきらめました。
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副題10、『シェアハウスにするというアイデアもある』

 シェアハウスの仲よしがそろって旅行をしていたら、高速道路の天井崩落の、下敷きになって、全員が亡くなるというニュースがありました。気の毒です。みんな、恵まれたいい若者だったらしいのだけれど。
 鎌倉で、シェアハウスの、宣伝のチラシが入りますが、それによると、一人当たり、七万円を取り、しっかりした、会社が経営している模様です。七万円も取れば、海外暮らしを経験したような、高給をとっている、レベルの高い、人たちが入ってきて、運営もうまくいくでしょう。そして、家を貸した方も、5部屋でもあれば、賃貸料が、二十五万以上は入ります。しかし、私は、それは、素朴さがなくていやだなあと思います。

 そういえば、横須賀のシェアハウスの話が日経新聞には出ていました。米軍の若者がそうしているのは、見た事があるから、日本人の若者にも、そういう思想が、浸透してきたのかしら。

 上で、鎌倉で、七万円を取るという話をしています。ニューヨークで、10年前に、500ドルから、800ドルでした。日本円で、当時のレートだと、七万から十二万円です。私だったら、この横須賀の古い家で、一人頭、二万円前後で、五人の人に貸すアイデアを持っていました。それを、ビジネスにするというよりも、子供が、そこに家を建てる気になってくれるまでの、つなぎにです。

 でも、そうするにしても、リフォーム資金が、七百万円ぐらいかかるので、ちょっと手が出ません。土地購入代金だって、広告のお値段よりは、費用がかかるのですから、両方で、千五百万円以上は必要です。それだけの資本投下をして、子供が目覚めて、「自分も、ひとつ、家でも、普請して、建ててみるか」と、いう気持ちになるのを待つ。それは、できないでしょう。それを待っているうちに、私は死んでいるはずです。で、母親としてのアイデアは、つぶれました。
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副題11、『NHKが、世田谷で、10万円を取る、シェアハウスのニュースを流したが』

 私が、上の文章のうちの、副題5から、10までを、21日に書いて、22日いっぱい曝していたわけですが、その直後、NHKで、シェアハウスのニュースが出ました。それは、一棟に、数十人の若者を、吸収する案で、共同で、使える部屋が、4~5個あり、そちらに、個性を持たせるという案です。読書をすることを優先した部屋。お料理を作る事を優先した部屋などです。お値段はたぶんですが、五万円以上です。

 そして次に紹介をされたのは、一部屋10万円以上という、大型マンション形式のシェアハウスで、企業に売るか、貸すかをして、社員寮にしてもらうという案です。

 これは、この10年来気が付いてきている、私の行動を研究して、それに準拠して報道をされるニュースの一つですが、私としては、比較的に害が少ないと思われるケースです。自分にとっても、社会全般にとっても、シェアハウスが高かろうが、安かろうが、一般的な意味での損害は少ないです。

   では。

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横須賀の、幸福感に満ちた小さい家+双日と、みずほ、りそな銀行の合併後の命名について△

2013-06-01 21:15:17 | 政治
 本日も、通常の2万字とはいかない、短い文章で、終わらせてくださいませ。ただ、最初に「お茶を濁させておいてくださいませ」と、お断りをしましたが、睡魔をはねのけて、7963字まで、書きましたので、別にお茶を濁すというほどの、短さでもなくなりました。そして、メインは、横須賀の、地形的特徴から、社会学的特徴へ入るというお話です。それに付随して株の話ほか、いろいろと、あります。1日の深夜、(実際には、2日の午前3時まで)に、推敲がすみましたので、タイトルに恒例の△印を付けておきます。

副題1、『軍港には、海が深い事が、必要だったと思われる』
副題2、『一回アップした、土地売買の話を、急にひっこめたわけは、株の話が、さし障ると思ったからだ』
副題3、『双日の株、一万株が、どうして、さえている売買なのか?』
副題4、『探索の中期に、180万円と言う更地を見に行ったのだが』
副題5、『最初期に紹介された、オーナーチェンジ物件に、ここで、興味がわいた』
副題6、『花にあふれた四軒の家は、幸せそうに見えた』

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副題1、『軍港には、海が深い事が必要だったと思われる』
 
 主人は、呉の出身です。それで、話し合うのですが、地形的特徴が横須賀とそっくりだという事を。

 で、それがなぜかというと、明治時代に二つの主要な軍港として、そこが開かれた際に、海が深い事が必要だったという点で、共通するのだと思います。

 港とは、だいたい、砂浜のあるようなところには作ることができません。海岸線から、すとんと、海が深くなっているところが、必要です。

 この間、城が崎へ遊びに行って、つり橋から、眼下を見下ろすと、切り立った崖のすぐ下に、海があるのでした。

 真鶴岬、室戸岬、足摺岬、みんな、急峻な崖のすぐ下に海があります。

 あそこほど、急峻では、みなとさえできませんが、それでも、材木座海岸とか、大洗海岸とか、言うような遠浅の砂地では、良港は、できません。
 で、日本の国が独立していた時代に、富国強兵策が取られ、その明治時期の人間は、『坂の上の雲』ではないが、ともかく、いい仕事をしようとして、軍港として、将来、大きなトン数の軍艦ができても、寄港できるようにと、深い海を選んだのだと思われます。

 しかし、海が海岸線から、急にすとんと落っこちるという事は、反対に、陸もまた急峻だという事を指します。
~~~~~~~~~~~~~~

副題2、『一回アップした、土地売買の話を、急にひっこめたわけは株の話が、さし障ると思ったからでした』

 で、横須賀は、町が、急峻な崖の上にできており、石段で登るところがおおいのでした。で、車社会になった今は、そこの土地が安いのです。

 そこに、今回、土地を買おうとしていて、それが、どうなったかを、一回文章に書き、それを、アップして、その後、ひっこめてあります。理由は、一部分に、株の売買の話が入っていたからでした。

 「双日の株を一万株買って、売ったというのは、いいセンスではありませんか?」と言う部分があって、それが、株をやっている人にとっても、嫌味であり、やっていない人にとっては、なおさら嫌味であろうと思って、ひっこめたのでした。
 まさしく、次の日に大暴落が起きて、そこからずっと、二千円程度、暴落をし続けていますので、あそこで、ひっこめたのは、正解でした。
 と言うのも、それは、一種の自慢話ですが、暴落で、ひやひやしている人から見ると、単なる自慢では済まない話となり、いやみだなあと言う印象がさらに増すと思ったからでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~

副題3、『双日の株、一万株がどうして、さえている売買なのか?』

 ところで、先日(=22日から、23日にかけて)は、それが嫌味極まりない話だったのですが、乱高下を重ね過ぎてしまって、大勢の人が、暴落に関しては、やや、不感症になっていると思われるので、かえって、居直ってはっきり、申します。ここで、どうして、双日の株、一万株を売買するのがさえている発想なのかを。

 双日というのは合併後の名前であって、もとは日商岩井と、ニチメン(日綿)実業という名前の二つの商社でした。それを合併後双日としたという事は、社会的事象に強い関心のある私でさえ、知らなかったほどです。と言うのは合併後の名前が、大衆的認知度が出ていないという事を指します。

 これはみずほ銀行も、りそな銀行も同じです。私は鎌倉に、富士銀行があって、ちゃんと、そこに口座を持っていたのに、合併後の名前が、どうもしっくりこなくて、結局は、駅の東側の銀行、4つばかりを使うようになってしまいました。駿河銀行など、みずほ銀行より小さいと思われるのに、昔から同じ名前なので、安心感があって、使います。

 その点、東京三菱UFJ銀行は、合併後も、うまい選択をしたと思われます。長ったらしい名前ですが、旧名が残っているので、安心感があります。

 で、双日はそれもあってなのか、どうか、本当の理由は知りませんが、株価が安いのです。私は総資金が、それほど、大きくはないので、ほとんどの銘柄を、一千株しか買いません。だが、双日は、商社としてはお安いので、一万株を買ったのです。すると10円上がっても、十万円になります。それで、随分とお得感が出るのです。だから、事投資(株価)に関しては、選択がうまかったといえます。
 で、このスピンオフから元へ話を戻します。

 その株の部分を取り去り、さらに推敲して、後日談も入れて、再度アップしたいのですが、
 あす、不動産やさんが、最終的なまとめ(解約)の事で、我が家へきますので、それが済むまでは、書かない方がいいと思われる事もあるので、本日は、一回、ひっこめたものを、再度アップするのでは無くて、
 その契約とは、関係のない部分を書いておきましょう。

 横須賀の、町が、急峻な崖で、できているという事をです。それは、すとんと、落ち込んだ海に続く陸地なので、陸地も、急峻に、セリ上がっているのでした。
 それは、無論のこと、戦前に開かれた、場所(旧市街地)を指します。戦後、開発された、住宅地は、土木機械も発達をしているし、また、横須賀の中心地を離れているので、湘南鷹取にしろ、北久里浜にしろ、野比にしろ、横浜と同じような、緩やかな傾斜の丘の上の、住宅団地なので、そこには特徴がなくて、そういう場所は、特別なお買い得品は見つかりません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題4、『探索の中期に、180万円と言う更地を見に行ったのだが』

 私は、今回、自分に、一千万円以内の物件を見つけるという枠をはめていたわけです。そうすると、上にあげたような、戦後に開発された住宅街は、高いので、お呼びではないのです。が、ともかく、探しに探しているうちに、ある物件を紹介されました。

 それは、180万円で、100坪が買えるという更地です。紹介業者は、住友不動産。で、いつも夜の7時まで、不動産屋で、頑張って、データを取得して、そのあとで、懐中電灯を片手に、一人で、物件を見に行くという習慣にしているのですが、その日も同じ手法で出かけました。

 こういう人は、普通はいません。(笑)

 だが、私は、自分が買いたい物件が、不動産会社にとっては、カスみたいな安い物件で、儲けにならない事を知っていて、それで、人員をわずらわすのが嫌でした。とても、誠実で思いやりのある方ですからね。(笑)

 180万円という物件も、住友不動産が、ご近所さまに、ただで、差し上げますよと言ったほどの、足手まといの物件だと、その当該ご近所さまから、後では、聞きました。

 ゼンリンの地図を不動産会社で、コピーをしてもらって、それを、懐中電灯で照らしながら、探していくのです。今回あまりに何回も、ゼンリンの地図のお世話になったので、とうとうゼンリンの株も買ったほどです。(笑)
(そうですね。何十回と言っていいでしょう。好きな物件は、何度も同じところを見に行っていますので)

 で、カラーサインペンで、道順を示されている通りに歩いて行って、確かにお隣までたどり着いたのですが、どうしても探している土地が見つからないので、とうとう呼び鈴を押して、教えてもらおうとしました。すると、その人が親切に、「こちらですから、ついていらっしゃい」と、おっしゃるのは、なんと、そこの家の敷地を通るのでした。

 そこの家は、北側が、急峻な崖になっていて、そこに、きちんとしたコンクリートが幅1mで、打ってあり、そこを通るのでした。

 そして、当該の売り地に到達すると、実は、しっかりした別の道も、ある事はあるのでした。幅三メートルのきちんとした石段ができていて、あたりには、最近建てられたらしい住宅も、数軒あるのです。しかし、案内してくれた人が、「ここは空き家が多いのですよ」と、言うのです。それは、駅から遠い上に、その石段が、直登型で、しかも、200段はあるからでしょう。

 私は、その時点では、最後の物件(=六六〇万円の古い家)に到達する前だったので、『ここでもいいから買うか』と思いました。『180万円なら捨ててもいいし』とも、思って、危うく決断するところでした。

 ところが、その親切なお隣さんが、心配そうに「もし、あなたがここを買っても、新聞屋と郵便局は通してあげてくださいね」と言うのです。私は過去に、そういう家を使った事がないので、きょとんとしていると、「だって気の毒ですよ。一回降りて、また上がってくるのは」と、そのお隣さんは言います。確かにそうですね。200段の急な階段を、たった五、六軒のために、二度も、上り下りするのは。

 鎌倉の自宅も、石段が多いのですが、傾斜が緩やかだったり、踊り場があったりするので、息が切れるというわけでもありません。が、その180万円の土地は、毎日息が切れると思われ、『子供にも、たとえ、家を建てる練習台に使いなさいと言っても、これは、勧められないなあ』と思ったものです。で、買いませんでした。
””””””””””””””
 ここで、余談ですが、住友不動産が、お隣さんに、「ただで、あげますよ」と言ったこの土地ですが、アベノミクス効果で、今では、もっとお値段が高くなっている可能性はあります。又は、とっくに売れているかもしれません。
””””””””””””””
 しかし、この土地を見たことが、後々の、考察に大いなる影響を与えたのでした。二つの印象からくる影響です。

 一つ目は、他人の土地を通る住宅が、ごく普通の事としてある横須賀の街という特徴でした。
 二つ目は、空き家が多いという日本全体の特徴が、ここでも、さらに顕著に表れているという事でした。車社会になったので、石段で上がる家は、売れにくいのだという事です。公簿上は100坪もあるのですよ。そんな大きな土地を、お隣さんに「タダでも、いいから引き取ってください」と、大会社、住友不動産が言うなんて、ちょっと、ただ事ではないですから。それほど、転売がしにくい場所だという事でもあります。
~~~~~~~~~~~~~~~

副題5、『最初期に紹介された、オーナーチェンジ物件に、ここで、興味がわいた』

 私がマンションを探さないで、あくまでも土地として利用できる古い家を探しまくったのは、普請をする事に興味があるからです。しかし、自分には、もう、もう一回家を建てるほどの、気力も体力も、資金もありません。

 でも、子供に土地だけを用意しておいてやりたいとは、願っていました。そこに大工さんに頼んで、注文木造住宅を建てる。それは、大きな勉強になるだろうと、考えて、将来子供が家を建てる事が出来る土地を、探してみたいと願っていたのです。無論のこと、過保護であり、過干渉であるとも言えます。それは、主人に何度も注意をされています。

 だけど、最初の家を建てるというのは、結構難しい事です。そして、やるべき事がいっぱいあります。経験豊富(?)な、私が、土地探しの部分だけは、手伝ってやってもいいではないかというのが、私の考えです。課題があまりに難しい時は、挫折しやすいというか、取り組み自体をしり込みしがちですね。それは、よくある話です。だけど、10個、関門がある課題でも、その関門が、5つなら、何とかなるというケースもあるでしょう。それを願っていたので、30坪以内の土地には興味がありませんでした。

 しかし、上にあげた、180万円の更地を見に行って、その土地が、ひとつは正式な進入路を通り、二つ目は他人の土地を通って入るという事を知って、急に最初期に、おおくの、不動産屋から紹介を受けた、私固有の、通称では、黄色い家と呼んでいるものに、興味がわきました。

 それは、最初にはまったく、興味をひかれなかったものです。

 理由は、・・・・・・
  *1、土地が小さくて、将来子供が、木造注文建築で、家を建てる事が難しい。
  *2、他人の土地を通って進入するので、将来もめごとが起きた時に難しい事となる。
  *3、家は、結構新しくて、すでに、借家人が住んでいる。いわゆる大家さんとなるために買う物件で、通称オーナーチェンジというもの。内心では、全く興味がないのだが、それを言ってしまうと、1000万円以内の物件は、少なすぎて、不動産屋さんが困るので、こういうのが紹介されても、黙って受け取っていたチラシの一つだった。・・・・・などですが、
 急に興味がわいて、行ってみました。

 ただし、これは、他人の家の敷地内を通って入るおうちですから、夜ではなくて、昼間行きました。無論のこと、不動産屋を介在させず、一人で行き、かつ、借家人さんに会うのも避けました。ただ、立地や環境を見に行ったのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~

副題6、『花にあふれた四軒の家は、幸せそうに見えた』

 私たち夫婦が北久里浜に持っていて、貸していた家は、毎月の家賃が、7万円でした。最初は、11万円ぐらいで貸していたほど、条件がいい家でした。
 カーポートがあり、東南の角地で、正式な長方形で、60坪はあります。ソメイヨシノの大木があり、サザンカと、かなめもちの生け垣があります。家は、27坪でした。京急の駅まで、徒歩で、10分以内です。ここを子供にやって、ここに、実験的な家を建てさせればいいのですが、子供たちは、そこで育ったがゆえに、立地条件等を良く知っていて、いらないというのでした。

 どうも、マンション派らしいのです。そこを説得しないといけないので、私の夢も前途遼遠なのですが・・・・・元へ戻ります。

 今から見に行こうとしている家は、20段程度の、石段で上がる家で、しかも、駅へは、歩いて、15分はかかりそうです。『支配する坪数は、25坪。それで、家賃が6万円とは、大家さんにとって、随分と有利な商売ですね』と思いながら、現地へ行ってみました。

 道すがら、・・・・・『そういえば、日経新聞には、よく、<<<オーナーチェンジ物件で、利回りが、12%>>>とか言う物件が出ているが、それはたいていはワンルームマンションで、私が嫌いな広告の一つなんだ。だが、私が、今度の大冒険、および、探索で買うのは、結局そういう物件の一つとなるのか? ワンルームマンションではないのだけが、救いだが、うーん、ため息が出るほど、理想とは違ってきたなあ。この展開は』・・・・・と思いながら、現地へ行ってみると、
 驚いたことに、東西に細長い同じ敷地を共有する、4軒の家は、どこの家も花が好きで、植木鉢が一杯置いてあって、その上に花が咲き誇っているのでした。

 先に見た、180万円の更地に、通じる他人の家の通路は、北側に位置していると思われました。で、家の裏側なので、無論花の鉢などおいてはありません。そのうえ、北側なので、幅は、1m弱しかとっていないと思われ、かつ、一番、北に当たる部分には、きちんとした、フェンスなどはなくて、ちょっと油断すると、30メートルぐらいの落差のある右側に、おっこちそうな、怖い道でもありました。
 
 ところが、こちらの、オーナーチェンジの家(通称黄色い家)は、南側が、共通通路であって、同じようにコンクリート打ちをされているのですが、幅も、2m強はあって、十分に安全に通れるし、それぞれの家の前にある、幅5メートル奥行き、1mの鉢花壇が、我が家のそれよりも、満艦飾のレベルが、より華やかなのです。そして、選ぶ花が4軒とも、そっくりでした。パンジーを中心とした花壇ですが・・・・・

 その4軒の家は、失礼ながら、豪邸とは呼べない家です。だがほかに数々見た、1千万円以内の家に共通する、いたんだ家、荒れ果てた家、または貧しそうに見える家という雰囲気は、みじんもなくて、生き生きとした生活のにおいがして、かつ幸せそうに見えました。

 私はちょっと感動をしてしまいました。私が、物ごころついたときから住んでいる自宅は、すべて、門があるような家でした。実際には門扉が立っていなかった船橋の家も、敷地は、300坪ありました。自宅内に生えているすすきや、オミナエシを飾ってお月見をしたり、などという、自然を楽しむ行事を、母がいろいろやってくれました。塚田駅へ3分という至近距離なので、今では、マンションだらけみたいです。
 次に住んだ家は、99坪(日吉)、間にアパートやマンションを挟んで、60坪の北久里浜の家、そして、この鎌倉は、私道負担分や、大きな崖があるので、実質的には、35坪程度しか使えませんが、公簿上は、89坪あるのです。

 この通称黄色い家の様に、進入路を、共有する家など、初めてみました。だけど、住めば都で、人々は、優雅な暮らしをしていると、見えました。貧乏たらしさは、微塵もありませんでした。

 全く「目からうろこ」と言える感慨を得ました。こういう暮らしがあるのだという感じ。これは、横須賀固有の現象だと思いますが、
 新幹線から見える、関西に多い、密集した建売住宅(文化住宅と言う?)に比べて、崖があり、崖の上や、下にあるほかの家との距離感が、大きい、横須賀の家は、ぐっと、自由度が大きく、開放感に満ち溢れているのです。蒲田以北、品川あたりまでの、一戸建てよりも、小さいながら、風通しも良く、日当たりもさんさんとあります。

 今回の大冒険の中で、最も美しい情景のひとつとして、目に焼き付いている光景です。ただ、私がその家を買う気持ちはわきませんでした。他人が幸せに暮らしている家を、利潤追求のために買う。それは、理想ではないのです。いわゆるシャイロック風で、いやですね。

 私たちは、自分の元の家を貸していました。それは、鎌倉の家が石段で上がる家なので、足が悪くなったときのための保障として保持しておきたく、それで、貸していたのです。利潤追求のためではありません。

 最近、苦渋に満ちた文章、または、汚い世界の話が多かったのですが、本日は久しぶりに美しい情景で終わらせていただきたいと思います。だけど、あすの不動産会社との、交渉後は、またまた、暗闇の世界が展開するかもしれません。でも、それもまた、この現実世界の一面です。汚い部分があるからこそ、きれいな部分が際立つのです。では、
 なお、このブログの2010年から数え始めた、伸べ訪問回数は、1649933です。

        2013年6月1日  雨宮舜 (本名、川崎千恵子)
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