この一文は、まったくもって、前報
塩酸ガスが出るからXなのではなくて、不溶性の硝酸銅ができるのでX・・・・・版画の手法を説明中に、このblog内で、私が間違いを犯した話 2017-03-13 21:14:46 | 政治
の補足部分です。もっと素早く、書けるのだったら、上の文章の中に、入れ込んだと、思うのですが、間を、開けたので、皆様に何度も同じところをお読みいただくのも、申し訳ないので、こちらに、一文を起こします。2012年ごろには必死になって、長文を最後まで、完成したものですが、今は、それほどに、必死ではなくなっています。理由は、一度、ここでも書いたと記憶をしていますが、必死になって書いても、ちっとも、効果がないからです。(苦笑)
彼ら(=鎌倉エージェントと私が呼んでいる人達)は恥を知らず、何も、反省しませんので、ゆっくりと、書いていくことと、変更いたしました。
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副題1、『アメリカにも建前と、本音の別がある』
二重ガッコの中に書いてあるコンセプトは、シリコンバレーに往復をしていた、人物が、詠嘆的に、言った概念ですが、本当なのですよ。日本人の特徴として語られていると思いますが、全世界共通の、概念であり、困ったことが起きると、よく、応用をされる概念です。
で、あさこ(仮名)と言う日本人女子学生がやった事ではあるのですが、美大そのものの、恥でもあるので、半年後ぐらいから、犬が蹴っ飛ばしたこととなったそうです。私自身は別に、もう、誰を、恨むでもないので、犬でもいいのですが、人間が何なのかを追求するこのブログの、主是に照らし合わせると、犬では困るので、「建前は、犬が、蹴っ飛ばしたことと成ってはいますが、実際には、女性特有の嫉妬の感情が絡んだ、あさこの激情の発露だったのですよ」と、言っておかないといけません。
それにね。大学には、猫は、たくさん存在していましたが、犬は、いなかったと、思います。また、地域全体を見回しても、いわゆる鎖のついていない野良犬は、居なかったと思います。それは、無住の家が多い、クリントン邸がある、大規模な邸宅街などには、人の気配も犬の気配もないので、100%犬は居ないのです。それ以外は、前の国務長官、ジョンケリー氏のワシントンの自宅みたいな、クラシックな連棟住宅が多いので、そちらには、人が住んではいるのですが、しーんとしています。後日、映画【イカと、クジラ】を見てわかったのですが、インテリとか、芸術家が多く住んでいる一帯なので、しーんとしている模様です。だから、放し飼いの犬など見たことがありません。
日本の住宅街みたいに、「犬の散歩をさせています」なんて言う人も、見たことがないです。たまたま、日本人女性が、柴犬の散歩をさせているのを見たことがありますが、それは、地域的に別の場所でした。クィーンズと言う場所で、この美大があるブルックリンハイツよりは、ずっと、庶民的なエリアなのです。
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それに、私は奥まった棚に、塩化第二鉄原液の入ったバットを、入れておいたのです。版画工房と言うのは、備品がたくさんあるので、スティールパイプ製の、幅が広くて、高さも高い種類の棚が、数本、たっていますが、その最下段の、空いているところに入れたのです。床からは、15cmは、立ち上がっていたので、犬が鼻で押したってびくともしません。液体と言っても鉄が解け込んでいるものなので、重いものなのです。部屋は、100平米以上はある大きな部屋ですが、重い扉ががっしりと閉まっていますし。
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副題2、『私はその日、10時間近く、一人で片づけをして居た。それで、ゴルゴダの丘に、十字架を抱えて登ったイエスキリストの、気持ちが、よくわかった。ギリギリの状態になると、人間って、みんな逃げ腰になるのだった』
午後、一時半ごろ、食堂から帰って来て、教壇の前の、最も目立つところに、まるで、殺人事件が起きたかの様な、血の海みたいな、惨状を発見したのですが、100mぐらい離れた棟に滞在している学部の男性教授数人に来てもらって、みてもらった後で、売店で、キッチンペーパー六本他、種々の道具を買ってきて午後、三時ごろから、かたづけを始めました。それから、夜の12時までかかったのですが、誰も版画工房に来ないのです。この時期の学生は、27人でしたが、他の時期に、この銅版画科を取った学生も、自由制作のためによるわけですから、常に、3~5人の学生は滞在をしている部屋なのです。
それが、その日だけは、誰も来ないのです。そして、夜の九時を過ぎると、暖房が切れて来ました。寒い中をたった一人で、劇薬で、飛び散った際に、ひりひりする顔を何度も洗いながら、片づけて行ったわけです。顔を洗う際は、厚手のゴム手袋を外すわけですが、そんな時にもぱっと飛び散るので、ひりひりするのでした。
なぜ、誰も、この部屋に来ないのかの理由は、すぐわかりました。誰も関わりたくないのです。だから、本当に大きな困難に遭遇すると、誰も他人は、助けてくれません。私が周辺から嫌われているとか、好かれているとかいう問題とは無関係に、真実は、本当に面倒なことからは、普通の人は逃げるのです。
これは大学の恥です。しかし、大学という組織の前に、教授の恥でもあります。また、教授の前にあさこの個人的な、破たんであり、大きな、恥でもあります。でも、あさこは何も反省をしないでしょう。この種の激しい行動をする人は、その瞬間のことを、後で、すっかり忘れているらしいのです。人間の心理的な防衛機能が働くのらしいのですが、まったく覚えていないらしいのですよ。
だから、「あなたでしょう? これをやったのは」などと、言って、追及しても無駄です。それは、私にもわかっているし、現場を見てもらった男性教授陣にも、わかっていたのでしょう。で、他の学生も、恐れ入って逃げ出したのです。学内の学生の内、版画に関係の有る分野には、瞬時に伝わったと、思います。以前にも言いましたが、11階建てで、横幅が、100mはありそうな大マンション数棟が、寮として使われていますので、瞬時に伝わったと、思います。私は、通学時間が、一時間はかかるクィーンズに住んでいました。年が離れているので、寮など、嫌ですし、一学期だけの履修者なので、寮には入れないしで、噂からは、つんぼ桟敷ですが、誰も来ないという事で、学生たちの気持ちや、考えはわかりました。
聖書の中に書かれている、最後の晩餐の日のイエスの言葉が本当に、身に染みて理解できました。『明日、私が、ゴルゴダの丘に登るときに、あなた方(=12人の弟子)は、誰もが、「あの人の事なんか知らない」と言うだろう』とイエスは言い、弟子たちは、「いいえ、」と答えるのですが、実際には、イエスの言ったとおりだったのです。
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副題3、『NHKは、いつも近隣地帯で、仲良しだというエッセイ的ニュースを流すが、眉唾物だと、考えている。この間、それを証明するニュースを見た。自主避難組が、家賃補助が終わるので、帰郷をするが、子供がいじめられないかが心配だと、言っていた。何故なら、逃げ出した人間として、裏切り者扱いを受ける可能性があるからだ』
ここは、詳述をしないで、先へ進みます。
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副題4、『<叩けよ、さらば開かれん>もいいが、東洋的発想、又は仏教的発想として、あきらめる事とか、少い欲で居ることも大切だと、思う』
これから先、・・・・・あさことは、日本では、落ちこぼれであって、結婚さえも、できないタイプだろう・・・・・という思考を展開します。非常に意地悪だと、誤解を受ける可能性もあります。
しかし、肩意地を張って、無理をして、破滅へ向かう人もいるので、できるだけ、自分の、貝殻の中で、生きた方が良いと思うのです。
ビジネスマン、または、ビジネスウーマンは、違う発想を持っていて、「攻めの姿勢が大切だ」とおっしゃるかもしれない。だけど、アメリカの美大(または、私立大学)って、学費が高いのです。だから、あさこの資金は、早晩、底をつくと思います。だって、今、美大に入学した年齢が、27歳です。という事は、その前に語学学校にも行っているので、多くて四年間だけ働いた資金です。私みたいに親の遺産で、ニューヨークに来ている人間と比較をすると立派な事ではあります。が、資金が足りない様に思います。
そのことは彼女も、薄々感じていて、従って、焦っているというか、イライラしていたのです。そして、彼女が思う弱いものへの八つ当たりをして、ストレス解消を図っていたと、見えます。
私は、ニューヨークへきている、数多い日本人留学生の、うち、本当に勉強をするつもりで、来て居る人は少ないと、思います。本当に勉強をするつもりの人は、地方に行くのではないかな?
むしろ、一発逆転を狙ってきて居る人が多い様に思います。
特別な才能を持っている人間にとって、結婚をする事は、別に勝利でも何でもないです。しかし、普通のレベルの女性にとって、結婚をするという事は、一つの勝利であります。単に普通の事だけど、今は、普通の事ですら、獲得をするのが難しい時代になって居ますので。
非常に古風な言い方だと、言われそうですが、女性が一人で、一生を生きていくのは、大変なのです。で、『ああ、この人は、日本で普通の結婚をして、主婦として暮らす方が似合っている』と、思う女性は、数人発見をしました。誰も忠告をしてあげないし、日本に帰りにくい事情があるのでしょうか?
外人の間に根強い(?)、芸者タイプの従順な女性を好む傾向が、白人との結婚を可能にしていると、彼女たちは考えている模様です。しかし、彼等白人だって、バカではない。いろいろ考えますよ。そして、選択をします。で、40歳を過ぎた日本人女性で、未婚であって、定職もない形だと、非常に不安定になります。
今トランプ大統領が、そういう種類の人間に対して、排除をしようとしています。だから、余計に不安が募るでしょう。
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副題5、『あさこのその後を心配しながら寝入ったら、恐ろしい悪夢にうなされて、冷や汗を搔きながら、目が覚めた』
寝入ってから、二時間後だったと思うのですが、「大学を、自分が卒業をできないのだ」と、言う恐怖にさいなまれる夢を見ました。
リアルな世界では、私はすでに、73歳であり、大学は日本で卒業をしているし、大学院は、偶然に、入学を許可されただけであって、修士号を取るつもりなど最初からないのですから、何も心配をする事はないのです。それなのに、あさこが体内に乗り移ったのではないかと思うほどに、彼女がその頃にさいなまれていただろう苦しみと同じ、苦しみを味わったのでした。不思議な体験でした。
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