銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

1960年代の、日本人技術屋は、優秀だった。炭素繊維の発明・・・可哀想なタンク死亡事件

2016-01-05 22:22:01 | 政治

 これは、完璧に前報(後注ー1)の補足です。私が作りなさいと命令をされていたのは、NASAなどで使われている炭素繊維だったのです。1965年に、もし、ベンゼン核で、それができたら、そりゃあ、ノーベル賞ものの発明となるでしょう。だけど、無理な実験でした。ベンゼン核の二重結合とは、実験室ないのフラスコを使った実験程度では、切れないものなのです。そして、もしそれが、切れたとしたら、すでに、エチレンとか、何とかいうほかの物質になってしまうからでした。なお、この一文は、6日午後三時まで、総タイトルを『22.4リットルの法則と、私の炭素繊維制作実験との関係+タンク爆発死亡事故』としておりましたが、変えました。そして、後半にさらに加筆をしていく予定です。

副題1、『DOWAハイテックのタンク爆発で、亡くなった若者は、気の毒の限りだ』

 私は、日本化学会の会員には、成れませんでした。それは、教授の助手(これは、三年とかいう短いものでは無くて、半永久的なもの)になる予定だったものをお断りをしたからです。しかし、先生の助手をするのは無理だと、思っていました。それは、学生として、命令をされた実験内で、何度も突沸と言う現象が起きて、たまらない苦痛を味わったからです。

 なぜ、突沸が起きるかと言う事を、科学的(=化学的)にお話をしましょう。私は常に、500CCのベンゼン核を持つ液体を原料として使いました。

 教授にしてみれば、ベンゼン核には、6個の水素原子がついているので、そのうちのどれかは、触媒として入れている塩化アルミニウムの、塩素原子と結びついて、そこで、二つ、もしくは複数のベンゼン核分子の間に、重合と言う現象が起きて、一種のプラスチックができるという仮説を立てていらっしゃったのです。

 で、私は、パイレックス社製(50年前は、高価なものだった。耐熱性が高い)の、三つ首フラスコに、500ccのベンゼン、トルエン、キシレンなどを入れて、実験を始めます。

 重合が早く起きる様に、下から、温めます。

 これは、非常に危ない設定なのですよ。お正月に、DOWAハイテックと言う会社で、タンクの爆発が起きて、二人の派遣社員が亡くなりました。その事故は、薄めた硝酸を、80度に熱した物を取り扱ったそうです。監督者がなっていないです。タンクが爆発もしただろうし、タンクにそれを入れる段階でも、有毒ガスがバンバン出たでしょうに。お正月中に、タンクを清掃して、4日から、製造を開始しようとしたのでしょうが、監督者が科学(=化学)的知識のない人間だった可能性が強いです。 

 作業効率を高めようとして、100度のお湯に、硝酸を入れた(?)、そんな感じもしますね。警察が調査に入っているそうですが、警察官も、化学的知識があるのだろうか? 鑑識班には、知識がある人がいるのでしょうが、最近の、役人って、めちゃくちゃだから、原因を正しく調査できるかどうか、怪しいとおもっております。

 でも、基本的に言うと、会社の方がいけないです。お正月に、タンクを洗っておくという発想はいいけれど、しっかりした正社員は、海外旅行に行っていたりして、よくわかっていない人間に、監督を任せたのではないかなあ? その死亡した二人の、派遣社員の親は、ちゃんとした裁判を起こせるタイプだろうか? お金をもらっても、命は帰ってこないけれど、二十歳代だったと聞いているので、親は、将来の、介護もしてもらえないわけで、労災の補償金をもらわないといけません。それにしても、こういう化学的・無知・の犠牲になった二人の若者が、可哀想でなりません。

 ともかく、私の方も、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの、様に、常温でも揮発性のあるものを、下から温めるのだから、相当に無理がかかっているとは、判っておりました。

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副題2、『ここで、一モルの液体が、気化すると、22.4リットルになるという化学方則を思い出そう』

 副題2の二重ガッコ内に書いた化学法則は、発見者の名前がついていたと思うのですよ。ラで始まるフランス人だったと思います。ラヴォアジェではなかったか?

 しかし、今、それをグーグルで、検索しても出てきません。まさか、以前にこのブログで、書いた術語は、社会から消していくという作業が、こういう部門にも、及んでいるわけでもないとは思いますが、?????

 ただ、ヒステリーと言うキーワードを使ってはいけないと言う事となっていますので、本当に、この社会全体が、ヒステリックになっていて、危ないなあとは思います。

 さて、一モルの液体が気化すると、元の液体が何であっても、22.4リットルになるという法則があります。

 で、500ccのトルエンが何モルになるかを今から計算をして行きます。比重が、08669ですから、500ccのトルエンの重さは、459グラムとなります。駅で売っている500CC入りのペットボトル類よりは、約40グラム程度、軽いというわけです。トルエンの一分子量が、92.1なので、459グラムのトルエンは、だいたい4.82モルとなります。

 これを常温で、単純に放っておくと、気化して総量が、107リットルの気体となります。少年たちが、あんパンと言って、トルエンの気化したものをレジ袋に入れて吸って廃人になるというそのアンパンが、104人分、できると言う事となります。

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副題3、『先生は、むろんの事、栓をしようと、思われた。その栓が、水銀シールとう道具なのだったが、それが、先生の仮定に反して、高圧には耐えられなかったのだった』

 先生の目論見では、塩化アルミニウムと、トルエンは、絶対に反応を開始するはずだから、気化が始まる前に、固体、もしくは、ゲル状の、プラスチックができるから、爆発など、起きないと、思っていらっしゃったのです。しかし、実際には、反応が起きないので、液体トルエンは、蒸発を続けているわけです。

 科学実験と言うのは数値が大切なので、トルエンが逃げない様に栓をするわけです。無論固形の栓をしたら、大爆発を起こすわけですが、そこは、先生としては、考えておられなかったと、思います。と言うのも水銀シールが、爆発を、防ぐとお考えだったのです。

 確かに、厚手の、パイレックス製の、フラスコは割れませんでした。あれが割れたら、失明等が、あったと思います。しかし、反応をしないトルエンが、どんどん、気化して行きますから、総量700ccぐらいのフラスコ内は、高圧のみぎりになるのです。水銀とは、可塑性があります。金属なのに、形を自由に変えられます。だから、爆発するというよりも突沸と言う形で、高圧を逃がしてくれるのです。

 しかし、先生が、水銀シールをお使いになったのは、爆発を逃すというよりも、違う目的だったのです。そこが、先生の助手にはなれないと、思った第一の原因ですが、水銀シールとは、スターラー(攪拌機)の棒を通し、その棒が回転をする為に、使った、道具だからです。反応を早めるために、塩化アルミニウムと、トルエンを、拡販し続けるために、水銀シールが使われていたのでした。たまたま、それが、突沸現象を起こして、飛び散ってくれたおかげで、私は、怪我がない、三か月を過ごすことができたわけですが・・・・・

 水銀と言うのは、金属なのですが、不思議な事に、摩擦係数が高くないのです。水銀に接触しながら、鉄の棒が、回転しても、こすれる音などが、出ないものなのです。不思議な、道具なのですよ。後で、図面を書いておきますが、本日は明日、税務セミナーに行かないといけないので、それが、できません。

 一応画家なので、丁寧な図を書きたいし、それを、スキャンもしてから、公開をしたいですからね。いつもの様に、携帯で、j-peg 化するという簡易な方法を取りたくはありませんので。

 しかし、107リットルのガスと言ったら、駅の自動販売機で、売っている大きい方のペットボトル214本分ですよ。

 だから、直径が5センチ(2インチ)程度の、水銀シールの中の、水銀(たぶん30ccぐらい)など、吹っ飛ばすほどの、高圧になるのです。

 だから、突沸が起きるのは無理が無い事なのです。

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副題4、『先生の、お坊ちゃまが、石塚雅彦さんたちに、軽くだが、対、私弾圧用に、利用をされた事もあった、とも思っているし、いろいろ、これも、政治的な方向へ、発展できる文章でもあるのだが、先生に悪意はないし、・・・・・』

 ここから先は、本日ではなくて、別の日に書きます。この章は、化学をやっている人が、突沸が起きたことが、私の失敗だったと、お考えになるといけないので、書きました。私は、事実上、起こり得ない、反応を命じられていたのです。これは、炭素繊維を作ろうとしていた実験で、その後炭素繊維は、実際にできています。

 で、グーグル等で、原材料とか、製法を確かめたいと思いますが、何となく、嫌な思い出をいっぱい思い出しそうで、今まで、やっていないのです。5日の23時半から、それをトライしてみましょう。→、その結果は、副題5で語ります。

 あの方法では、その目的物質ができないと言う事は、毎晩、毎晩、フラスコの前にへばりついて10時間以上を過ごしていたら、確実に分かります。

 それで、一度、先生とコミュニケーションを取ろうとしたことがあるのです。しかし、「それは、僕が考えることであって、あなたが、考えることではなーい」と言う雷を落とされたことがあるのです。あれには、本当に参ってしまって、この方の部下とシテ助手職を勤務するのは、できない仕事だと、思いました。

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副題5、『炭素繊維の発展の過程』

 今、50年後に、グーグル検索で、調べてみると、1961年にアクリルニトリルから作られたものがある。もう一種類の、ピッチ系は、1963年にできていた。

 私が、取り組んだのが、1965年だったから、教授は、『違う材料で、新しい炭素繊維を作ってみよう』という野心に燃えていらっしゃったのが、判る。だが、アクリルニトリルとは、ベンゼン核より、むしろ、基本体が、エチレンに近い形なので、二重結合が、切れやすい物質である。しかも、いまだに、ベンゼン核を使った炭素繊維はできていない。だから、あの時の私の直観は、いまだに正しかったのだ。あのじっけンは、不可能な、実験だった。ベンゼン核の二重結合が、実験室で、700cc程度のフラスコだけで、切れて重合するはずはないのだ。

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 ちなみに、1961年に、通産省大阪の研究所でできた方の、製造過程をここに書く。1000度以上の温度をかけるという、こういう大掛かりな方法と、たった一人で、実験室でおこない、かつ道具としては、フラスコ一つの実験を比べると材料が、より重合が難しいものだけに、絶対に出来っこないのだ。

PAN系炭素繊維の製造方法[編集]

PAN系炭素繊維は以下の工程で連続的に製造される[2][9][12]

  1. PAN繊維合成:アクリロニトリルからポリアクリロニトリル繊維(PAN繊維)を重合する。
  2. 耐炎化工程:空気中で200-350℃で数時間[4]熱処理する。この工程は不融化、安定化とも言う。
  3. 炭素化工程:窒素などの不活性ガス雰囲気下1,000-1,500℃で加熱する。
  4. 黒鉛化工程:窒素などの不活性ガス雰囲気下2,000-3,000℃で加熱する。この工程で強度は若干低下する[13] が、高弾性の炭素繊維を製造できる。高弾性を目的としない汎用の炭素繊維の製造では含まれない工程である。黒鉛化工程を経た炭素繊維を黒鉛繊維と呼び、汎用の炭素繊維と区別する場合もある。
  5. 表面処理工程
  6. サイジング処理工程 

 そういう工程を、考え出した場所とエンジニアの名前をここにコピペして置いて置きます。

1961年 - 通商産業省工業技術院大阪工業試験所(現産業技術総合研究所)の進藤昭男によりPAN系炭素繊維が発明される[6][7][注釈 1]

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副題6、『今、私は、50年後に当たって、誇りと、慰めを見出しているところだ。だって、御覧なさい。窒素ガスとか、アルゴンガスの中で、3000度に熱するのですよ。大阪の、通産技官は、それをやっている。実験室のフラスコ程度で、できっこないのだから』

 50年間も、私は炭素繊維というものに対して、トラウマを持っておりました。2016年の1月5日にやっとグーぐる検索をしてみて、やはり、重合化の、基礎物質は、エチレンだったと知り、ほっとしているところです。エチレンというのは、分子量26のガソリン類の中で、最高んに軽いものです。炭素原子二つの間に、二重結合があります。が、軽くて、小さいからこそ、反応性が高いのです。

 で、その4つの水素原子を、ほかの物質(または、原子)に取り替えることによって、種々さまざまな物質を作ることができます。この場合成功例として、アクリロニトリルという物質が使われていますが、それもまた、エチレンから派生をしたものだったのです。

 しかも、できたプラスチックをですね。次の段階では、もっと、高温にさらします。300度にします。普通ならプラスチック類は解けてしまいます。または、燃えてしまいます。しかし、窒素などの、酸化作用を行わない、気体の中で、それをやると、解けないで、棒状の炭になるのです。それを、さらに、アルゴンなどの、絶対に、化学変化しない気体の中で、3000度Cで、蒸し焼きにするのです。

 そんな実験は、常温の、普通の部屋では、できっこないでしょう。特にベンゼン核の二重結合は、絶対に切れないはずです。

 でも、スタップ細胞騒動の影にいた、三輪喜久代さんには、私の実験成果が上がらなかったので、『しごとのできないやつめ!』と、馬鹿にされていると思います。だから、彼女の友人であろう、塩見和子さんも、私を馬鹿にしているということになるのでしょう。だから、塩見和子さんは、平気で、長谷川智恵子さんに、ああいう発言をさせたのです。「障害児を、出産前診断で、見つけて堕胎をさせましょう。そうしたら、茨城県の、予算が、助かります』ですって。鬼より恐ろしいです。

 塩見和子さんと、身近で、同じ部屋にいたことはないけれど、三輪喜久代とは、長時間同じ部屋にいたので、よくわかっています。性格的には、いわゆる、食えないタイプです。普通のお嬢様ではないです。で、私は、AFSで、アメリカにいた間にこうなったのだろうなあ。留学が悪いほうへ、実を結んだ例だ。男の子と、ベッドインをしたりしたので、こういう風にふてぶてしい人になってしまっていると、考えておりました。栗田玲子さんも、山本容子さんが若い日に、「夫は捨てて、上京をしなさい」と、言ったのですよね。まあ、ふてぶてしいというかなんというか、普通の女性ではないです。

 私の推察どおり、三輪喜久代さんが、スタップ細胞疑惑の、裏側で、動いているとしたら、やはり、相当なレベルで、ふてぶてしいと、言うこととなるでしょう。日本の、学問水準を世界に、向けて、貶めたのだから。ばれないと思って彼らは、こういうことをやるみたいですが、私の目から見ると、一瞬にして裏側も悪意の目的も見えているのですよ。だけど、瞬時に全体像を書き表すわけでもありません。

 最初は、15%ぐらいをさらして、次に、25%さらして、と、スパイラルに、深めて書いていきます。

 ところで、2016年1月5日に、50年ぶりに、グーぐる検索をしてみて、・・・・・やはり、炭素繊維を、作るのは、フラスコ程度ではだめだった・・・・と、確認できました。私の先生は、この実験を失敗したものとして、論文を発表をなさらなかったと思われます。したがって、論文がないので、私は、日本化学会へ推薦されることもなく、入会することもなかったのでしょう。こういうことは、その1966年ごろの、日本化学会誌、および、アメリカの化学会誌、を、調べたら、わかるのですが、今は、その時間がありません。

 ところで、今、NASAで、使っているとされる炭素繊維も、この日本人、二人の、発明結果をいろいろ応用をして、使っているみたいですね。要するに、炭なんですよ。ただ、木材から、作った炭に比べると、超細い形にできるので、それを、編んだり、して、布を作ったりできるというわけです。だが、単体で、使われることはほとんどなくて、ほかの補助財と、一緒に使われることが多いみたいです。

後注ー1.

新元素113番の命名権が日本へ・・・其は一見すると日本上げだが、事実上は悲哀のNewsである△

2016-01-04 11:04:08 | 政治

 まあ、後日、図を添えて、完成とします。その後、署名と日付を入れます。

尚、このブログの、2010年より数え始めた延べ訪問回数は、3291757です。

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