奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ホッと一息!

2011年06月23日 | 晴耕雨読

 85aの畑のトラクターによる耕うんと緑肥の播種、周辺の整備がすべて終わりました。40時間ぐらいトラクターを乗ったかな~と心地よい疲労感と目標とした農地を確保した達成感、三年目の好スタートになればと思うところです。

 朝から、晴れの予報にソルゴーの播種と覆土を決め込み、何のとまどいもなくトラクターで畑に向いました。覆土作業の終盤に、JAから追加注文していたソルゴーの入荷の連絡があり、午前で予定外のソルゴーの播種も行い、今日1日ですべての作業を終えました。

 作業終了後は、来月末まで使う予定のないトラクターの洗車を行い、このオフシーズンにすり減ったロータリの爪をすべて交換したいなと思っています。Dscn5669_2

 今日は、支庁のH氏が畑に立寄り、昨年同様にカボチャの敷草として、なつ乾草の実証栽培の依頼がりあり快く承諾しました。

 帰路は浜辺に立寄り、南東の台風の風を感じました。明日からは、作業を少しペースダウンして、海や川遊びも楽しみたいなと思います。


奄美の梅雨明け宣言!?

2011年06月22日 | 奄美の話題

 ラジオで奄美の梅雨明けを聞き、「あれっ」・・・と、とっくに明けていたと思っていました。Dscn5657_2

ここ数日は小雨量ですが、高温多湿の曇り空が続いています。農作業には、紫外線の強い晴れ空に比べると体力の消耗度が幾分か和らぎます。

 今日は夜半の雨と多湿で土壌の乾きが悪く、トラクター作業を断念して、畑の排水路作りや防風垣としてのススキのせん定を行いました。

排水路作りは、耕運機の後進でロータリ(Dscn5659もっとも事故の多い操作)を回転させ、秋カボチャの反省を踏まえて我ながらバッチリでした。

 危険な操作法なので十分に畑の耕うんを行い、前進でロータリをかけた後に、後進で浅耕のロータリを2回行いました。排水路の傾斜は尾輪の微妙な調整で行いました。

 ススキのせん定は、刈払機で段切りにしました。ススキは防風垣のほかに、カボチャの誘引棒や敷き草にDscn5662活用します。年、2、3回のせん定作業が必要です。

 夕方には冬瓜の追肥を行いました。

すっかり繁茂して防風垣のススキにからまり、空中栽培の様相になってきました。自然交配の果実もたくさんついています。

 画像は,今年開墾した畑の排水路作りとススキのせん定、ススキにからまって繁茂する冬瓜です。


緑肥の覆土作業

2011年06月20日 | 晴耕雨読

 九州にある梅雨前線に向かって南から高温多湿の気流が流れ込んでいるようです。天候が不安定で朝からスコールやにわか雨になり、蒸し暑く出たとこ勝負の昨今です。

 雨天のため午前のトラクターによる覆土作業を断念し、パソコンに向かって生産者プロフィールを作成しました。直売店の方が段ボールで掲示したプロフィールがいささか気になって、画像入りで光沢紙を使って作成しました。カボチャの補充に併せて、早々に作成したプロフィールを直売店に掲示しました。

 その後は昨日播種した緑肥の畑を観察し、帰路は給油所に立寄り免税軽油を購入しました。播種した緑肥は、放置するとヤマバトの群れが押し寄せて恰好の餌場の畑となります。

 午後は、昨日播種した緑肥のトラクターによる覆土を行いました。尾輪を取付けて浅い耕うん(覆土)を試行錯誤で行い、思いのほか上手くいきました。正直なところ、尾輪の使い分けについてはまったくの無知です。

 20aの覆土を終え、移動して荒耕した畑(25a)のトラクターによる仕上げ作業を行いました。尾輪は取付けたままで、その効果を確認しましたが一長一短でした。

 トラクターによる予定作業を終えて倉庫に帰り、日も沈んだので軽ワゴンに緑肥と動力散粉機Dscn5654を積込んで再び畑に向い、緑肥の播種(25a)行いました。

夕方の涼しい時間の作業を模索中です。

明日もトラクターによる覆土や耕うん作業を行い、気分転換に直売店への出荷を予定しています。今週いっぱいぐらいでトラクターによる作業をなんとか終了させたいなと思っています。

画像は覆土作業を終えた畑です。95点ぐらいの出来栄えです。


ほっとけ冬瓜!

2011年06月19日 | 晴耕雨読

 今日は第三日曜日、日が昇って暑くなる前に集落総出で公道の清掃作業を行いました。朝から絞るような汗をかき、水シャワーを浴びて朝食にしました。Dscn5641

 今日は緑肥の播種とトラクターによる覆土を予定していましたが、給油所が休みで燃料の購入できなかったり、昼頃にはスコールが来たりで、午前は荒耕した畑の仕上げを行い、陽射しが弱くなった夕方に20aほどの畑の緑肥の播種を行いました。

 スコールの後は蒸し暑さとDscn5645陽射しが一段ときつくなり、残った冬瓜を収穫し、倉庫で拭取りと出荷の準備を行いました。

 

あまりの暑さに休息を兼ねて、冬瓜とカボチャの出店に直売店に向いました。冬瓜もカボチャも売行きが好調で、間に合わない状態になってきました。

撤去を予定していた冬瓜はすっかり復活して、自然交配であちこちに果実ができてきました。「ほっとけ栗たん」(手のかからないカボチャの品種)ならぬ、「ほっとけ冬瓜」でテゲテゲ(いい加減の意味)の栽培管理Dscn5650で収穫しようと皮算用をしています。 

画像は、トラクターで鋤き込むのやめた冬瓜畑とそこに自然交配でできた冬瓜の果実、そして今日収穫したミニミニ冬瓜と70点の出来栄えと自画自賛の仕上げの畑の状態です。

ミニ冬瓜は、台風2号の塩害で葉がなくなって肥大が止まり、果皮が固Dscn5652く変質してきたので収穫をしました。可愛いと評判で、100円~200円で販売しています。


トラクター物語

2011年06月18日 | 晴耕雨読

今日はトラクターの耕うん三昧、70aの畑を7時間ぐらい行ったり来たりの一日でした。昨日と異なり幾分か風もあって、今年開墾した畑を除き予定どおりの進捗でした。

 トラクターは、昨年の秋カボチャの植付け時期に入手して、性能も解らないままの実践作業でした。ここ両日、じっくり使い込んでみると、ロータリーの取付けの不具合やいろんな機能がついていることを改めて理解しました。

 深耕ぎみで仕上げの段階で整地が上手くいかないなど、試行錯誤しながら何とか目から鱗が落ちたような気分です。ヒントはロータリのリヤーカバーの調整にありました。

 中古農機は、価格の割には取説などが付帯していないのが現状です。小生の場合は、九州のイセキ営業所に依頼して、イセキさんの好意によりトラクター本体とロータリーの取説のコピーを頂きました。操作やメンテナンスで非常に助かっています。

 もちろん、トラクターの操作に必要な農業機械士や大型特殊の免許は持っていますが、正直なところ畑での実践作業にはDscn5639 役に立たないのが実情です。

 最近、農業機械による死亡事故が多いと聞きますが、原因の一つは十分な知識や経験もないままに作業に従事しているのが実情ではないでしょうか。

 明日はソルゴー(緑肥)の種を散粉機で播き、トラクターによる浅い耕転で種の覆土をしようと思います。新米農家にとっては毎日が勉強です。