奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

はげえ~ふむきゅんや~!

2011年06月17日 | 晴耕雨読

 はぁ~蒸し暑いね~(はげぇ~ふむきゅんや~「奄美の方言」)

 朝から無風で蒸し暑さを予感させる曇り空。いつものように倉庫に向い、シャッターや窓を全開にし、トラクターを出庫して燃料給油から始めました。

 エンジンルームを開けて始動点検を行い、トラクターのロータリ部に飲料水の入ったクーラボックスを括り付けて畑に出発しました。

 道路走行はそれなりのスピードで暑さを感じませんでしたが、畑に入って耕うん作業を始めると、地熱と蒸し暑さと排気の熱風が重なって、大汗をかきながらの作業になりました。

 畑の表土は乾いていますが粘り気のある状態でしたので、30aほど荒耕しをして本日は打ち止めにしました。見学者が立寄ったりして、なかなか思うようにははかどりませんでした。

 それでも、土寄せやカボチャのツルがロータリに巻き込むことを予期して、ロータリーの逆転による改善などをチェックしました。思った以上に上手くいきました。Dscn5637

 今夜は熱帯夜で寝付けないかも知れませんね。

最近、短い昼寝の効能をテレビで観て、ランチの後は倉庫で昼寝をすることにしています。今までサンテナを並べて寝ていましたが、折り畳みのサマーベットを買ってきました。

画像は手狭になってきたマイ倉庫です。


農バカ日誌

2011年06月16日 | 晴耕雨読

 九州は梅雨前線が北上して豪雨のようですが、奄美は終日曇り空でした。

 午前は冬瓜の収穫をして倉庫に運び、拭取りと計量をして直売店に出荷しました。冬瓜は、果皮に産毛のようなトゲがあって収穫には皮の手袋が必要です。果皮のトゲは、濡れた布で拭取ることができます。40個ぐらいの収穫でしたが、俵型で持ちにくく、濃い緑の光沢がカボチャとは一味違う収穫の喜びでした。平均1.3キロサイズでした。台風2号さえなければ豊作の予定がと・・・とらぬ皮算用です。

 今日はカボチャ農家の番外編、冬瓜の収穫です。番外編と言えば、「釣りバカ日誌」に凝った時期があって、盆暮れの単行本発刊が楽しみの一つでした。Dscn5635

長年、組織にいると充電時期ような期間があって、何となく「浜ちゃん」のような人生を妄想します。各言う小生も釣りやアウトドアーにはまった時期がありました。組織では、充電期間が過ぎると否応なく放電の時期が来て、中々「浜ちゃん」のようにはいかないようです。

 明日からしばらくはトラクターによる耕うん作業と緑肥の播種です。「釣りバカ日誌」ならぬ「農バカ日誌」になりつつある昨今です。


ハイヌ(南)風

2011年06月15日 | 晴耕雨読

 曇りの予報が一転して、朝から燦々とした梅雨明けの陽射しとハイヌ風、いよいよ来たなと言う感じです。

 昨日までの雨で取り急ぎ畑に行く用事もなく、洗濯と遅めの朝食を済ませて、軽トラで倉庫に向いました。倉庫内は気温が上がり、急いでシャッターや窓を全開にして通気を行いました。30度を超えるとカボチャの保管が厳しくなります。Dscn5628

 今日は雨上がりで耕うん作業ができないので、畑に残したマルチやかん水ホース、カボチャシートを倉庫に移送しました。途中、冬瓜の様子を観ましたが、側枝が繁茂して一見復活したように見えましたが、雄花ばかりで雌花の開花がなく、また、果実の肥大が止まった様子で、収穫して撤去することにしました。

 午後は、倉庫の農業用水が断水したので、再びカボチャシートを畑に移送し、日よけにビーチパラソルを立てカボチャシートの洗浄を行いました。シートの数が多いので息抜きにボチボチしようと思います。Dscn5633

 帰宅すると、直売店から追加の注文があり、明日、冬瓜もカボチャと一緒に出店しようと思います。台風の影響で野菜の品数がなく、お店の人も助かると言っていました。

 画像は先端だけ復活をした冬瓜と夕方に立寄った浜辺です。ハイヌ風が強く、比較的に過ごしやすい一日でした。


いよいよ梅雨明け

2011年06月14日 | 奄美の話題

 昨日に続いての雨、農作業の可能性は微塵にもなく脳作業と決め込んで起床をしました。

朝食を摂るや否や、パソコンに向かって片っ端から冬瓜栽培の情報収集を行いましたが、今、自分自身が得ている以上の内容はありませんでした。一つだけ、ミニ冬瓜よりさらに小さなミニミニ冬瓜が神奈川県で栽培されていることが解りましたが、残念ながら種の販売はされていませんでした。

 途中、休店していた直売店から開店したとの電話があり、カボチャを積んで雨の中を出かけました。店頭には、わずかですが葉菜類の野菜が出ていました。帰路は、「なご海」に立寄ってカボチャを補充し、ついでにランチを摂りながら世間話で過ごしました。

 午後は再びパソコンに向かって市況や農機具類を調べ、押切機とハウスカートを注文しました。いずれも送料は無料で、奄美の1/3の値段でした。その他には、秋カボチャに備えての水道部材や工具、カラー針金、移植器やテーブルリフトを調べて次回への参考にしました。

 明日から梅雨明けに向い、晴れマークと夏日の週間、そして30度を超える猛暑が予報されていました。

畑の乾燥を待ちながら、トラクターによる耕うん作業と緑肥の播種を終わらせ、気持ちはオフシーズンにと向っています。


晴耕雨眠

2011年06月13日 | 晴耕雨読

 明け方からバケツをひっくり返したような降雨で、豪雨災害の悪夢と今日は「ノー作業」だと言う確信がぼ~っとした頭を横切ります。

猛暑の中の農作業の疲れが蓄積して朝がつらい昨今、潤滑油としての黒糖酒の効能も薄れ、五十肩が日増しに痛みます。

 遅めの起床と朝食、全面休養と決めながら、何しようかなと思案を・・・根っからの貧乏性なんですね。

 雨足が弱くなったので、年2回の挨拶代りにカボチャを郵送し、スタンドでトラクターの免税軽油を購入したり、取り留めもない「ノー作業」の一日を過ごしました。

免税軽油は、県の税務課に申請することによって免税チケットを得、リッタ当たり30円安の軽油を購入することができます。今日は、20リッタの免税チケット2枚で40リッタを購入し、1500円相当の免税がありました。

 明日も雨の予報、直売店にカボチャを補充し、その後はインターネットで「脳作業」でもと思案しています。

最近分かったことで、プロ農家が稀少な奄美では、全国のプロ農家のブログがいろんな面で参考になります。長年住んでいた北海道がカボチャの先進地とは意外で、灯台下暗しだったなと感想を持っています。密かに、北海道のカボチャの栽培技術を取入れようと検討をしています。