奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

台風で骨休み!

2011年06月26日 | 晴耕雨読

 金曜の夜から今日の昼過ぎまで長い台風でした。強風域の範囲が広く、時折の突風や雨と蒸し暑さが異常なぐらい続きました。いい骨休みになりました。

 両日脳作業でパソコンに集中し、カボチャの直播の省力化やビニールハウスの部材を徹底して調べました。直播については、マルチ播種機の製造メーカーにメールで問合せを行い、ハウス部材については、ネットや地元園芸店での購入でおおよそのDscn5675_2目途がたちました。あとは、淡々と実行してゆくだけ、7月には完成させたいなと思っています。

 午後は、中山間地域の補助事業や農産物の青果市場への集荷などの説明が行政側からありました。特に目を引くものではありませんでした。奄振事業でかなりの国税を投入し、インフラ整備はできましたが、小生が島を出た40年前と何が変わったのか未だに解りません。

 確か、農業、観光、情報産業が近年の奄振事業の三本柱と聞いていますが、農業に至っては、何をしたいのかさっぱりわかりません。販路がないままにハードウェアーに投資をして、いつの間にかじり貧になっているのが現状のようです。行政側はハードウェアには熱心ですが、販路のようDscn5677_2なソフトウェアにはまったくの不熱心のようです。両輪でやって頂きたいなと思うところです。

 説明会の後は台風も収まってきたので、畑に出かけてカボチャ・シートの洗浄で時間を過ごしました。

画像は、ソルゴーの発芽と浴槽に浸したカボチャ・シートです。浴槽は義兄からもらい電ノコで半分に切断しました。