酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

読んだ本&読み始めた本

2012年12月19日 | 高田純次の年金生活
現役リタイヤ後の楽しみのひとつは読書ですね

主に図書館を利用していますが たまに本屋に出かけます

お金を使うのだから 面白くなくてはダメ!

これは「高田純次の年金生活」世代の必須科目 厳しいチェックが肝要です


そこで 今回のお奨めは次の2冊です



”64”は 警察小説の祖 横山秀夫が7年の沈黙を破って発表した渾身の674ページの傑作です

D県警 刑事部と警務部との面子をかけての暗闘

さらに 東京の本庁の威信が絡まり 物語は意外な展開を繰り広げていきます


大筋・・・昭和64年に起きた未解決の少女誘拐事件が 平成の世に蘇ります

主人公 三上警視の内面描写 警察内部の葛藤 関係者との軋轢

そして 警視自身の家庭事情などが複雑に絡み合い 事件は一気に急展開していきます

本の扉に描かれた「公衆電話の挿絵」 その深い意味は読後に「あぁ そうだったのか!」

巧みに張り巡された伏線の数々・・・推理小説の醍醐味を味わいました


いずれ 映画化されるであろう傑作ですが 主人公の三上警視

配役は〝柄本 明”が適役と思いますが如何?


そして 次のご紹介はこちらです  読み始めました



来年のNHK大河ドラマの主人公 会津の「ジャンヌダルク」と称された新島八重

”東北人の強靭な魂は 困難に直面した時にこそ真価を発揮する 会津落城の悲劇を乗り越え

心に自由の翼を手に入れた八重  女性だからこそ世の中を変えられる

そう信じて生きた女性の波乱の生涯を描く”


著者の感情移入が少なく 簡潔な事実描写が主体の作品ですが それが功を奏して

読者の想像力をかきたてますね

年内には読み終えて ドラマを二倍三倍楽しもうと思ってます


いやぁ~ 本を読むのは楽しいもんですね~~