酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

待って耐えた 下町散策

2008年12月01日 | コミュニケーション
11月29日は 鳳神社の三の酉でした

昔から 三の酉の年は火事が多いといわれてきました

何故でしょうか 最後にお答えしましょう


それはさておき この日はかねてからの約束で ブログ友の東京老人さんと一緒でした

2時半に三ノ輪駅で待ち合わせ・・

まずは 歴史で名高い「浄閑寺」へ行きました



浅草を愛してやまなかった 永井荷風の文学碑です



新吉原総霊塔・・



安政二年の大地震 多くの遊女がこの寺に葬られたことから「投げ込み寺」の異名がつけられました


私の永年に渡っての”お酉さま歴”でも これほどの混雑 待ち時間はありませんでしたね

東京老人さんも びっくりされていました

不景気風が 多くの人を集めたのでしょうか




それでも 大きな熊手の売れ行きはまずまずのようで 店のあちらこちらで 景気のいい三さん七拍子の手合わせが・・



ミニ熊手の売れ行きも上々のようでした


本日のメインイベント 土手の伊勢屋の開店の五時までは まだしばし間がありました

そこで出かけたのが 樋口一葉記念館です  (このころダイアナ・シールズさんが 娘さんと神社に到着?)



普段の数倍の入場者です  酉の市の帰りなのでしょう

ほとんどが 中高年男女でした



一葉の愛用品です

じっくり見たかったのですが 時間が気になります

現在の「吉原」を 足早に横断して大門に向かいました


お~!



四時半で この盛況!

五時の開店前に 三十人は並んでいましたね

椅子は四人分です  結局一時間十五分は立っていました

ま その間 前列の「下町中高年男女」三人組との昔話も楽しいものでした


やっとテーブルについたのが 六時頃だったでしょうか



若旦那?が懸命に天婦羅を揚げていますね

そして 出てきたのが・・・



目も眩むばかりの 天丼イロハの「ロ」です

穴子の素晴らしさ

長時間待った疲れも吹き飛びました


食通の東京老人さんにも満足していただいた伊勢屋の天丼でした

それにしても 歩くよりも 待つ時間の長い 耐えた下町散策でした

東京老人さん またお会いしましょう


(お答えです)

三の酉は なぜ火事が多いのか?

江戸時代の かみさんたちの知恵でした

夫たちが お酉さんの帰りに立ち寄る新吉原です

月に 二度までは目をつむりますが 三度では多すぎる・・

「おまいさん 三の酉の年は火事が多いんだとさ 家においで・・」

おあとがよろしいようで