酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

ボランティア活動 嬉しかったこと・・・

2016年10月01日 | ボランティア
月に一度 金銭管理で訪問しているK・Aさんです

前々回のブログでご紹介しました

昭和10年生まれの80歳 女性です

彼女はごく軽い認知症を発症していますが いつも元気で笑顔が素敵な方です

ご紹介した通り何事にも”感謝””感謝”

いつも こちらが恐縮するほどの姿勢で迎えていただいています

この日も 1か月分の必要経費をお渡ししました

そして 談話室でしばしの歓談・・・

終戦の日に亡くなった父親の話

Aさんは当時10歳の少女でした

父親が大好きだった少女は 中学卒業と同時に上京

いろいろな家庭での家政婦さんとしての生活が始まりました


大変な苦労をされたはずですが その話題はおくびにも出さず

「この施設は親切な人ばかり 三度のごはんもおいしい すべてに感謝です」

実は ”都電の街で紙芝居”は ここ Aさんの入居している施設で上演しました

あるときの会話で「紙芝居を見たい」というリクエストにお応えしたものでした

ところが その当日 友人の訪問を受けたAさんは外出で欠席


紙芝居を見たい  今回 再度Aさんのご要望に応じることになりましたよ

しばしの歓談を終えて 立ち去る私を出口まで送ってくれたAさん

いつもは曲がり角をそのまま曲がっていきますが なにか虫が知らせたのでしょうか

ふと 振り返ると Aさんが笑顔で手を振ってくれていました!

思わぬ出来事に私も大きな声でAさ~ん!

笑顔で右手を大きく振り続けたのでした

この日 はじめて気づきましたが ひょっとすると毎回 角を曲がるまで

見送っていただいていたのでは? じ~んときました

夜 布団の中で Aさんの優しい笑顔を思い出していました


 

紙芝居グループによる広島カープ優勝祝いの集いです

ふたりの師匠 仲間たちに祝っていただきました

Aさんが入所している施設での第二回紙芝居の上演は11月

私は「安寿とずし王 下巻」

師匠のTさんは「金色夜叉」を演じます


これから 広島カープにも負けない 厳しい特訓が待っています

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