酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

愉快な 芭蕉論争

2015年01月23日 | 隅田川
芭蕉が舟を降りた千住は 大川の(現 隅田川)どちら側の岸だったか?

奥の細道の出発地点はどちらの岸辺から?

いま 隅田川を挟んでAR区とAD区で愉快な論争が勃発しています

最近 森本毅郎さんのTV番組で紹介され 改めて両区の間で舌戦が再燃しました



AR区側の天王神社には 千住大橋の模型と芭蕉の編笠 矢立はじめの碑も建ててアピール

かたや AD区では・・・



千住大橋の脇に石碑 そして芭蕉・曽良の全日程の表示板を作成

大PR作戦を展開しています


ところで AD区在住のT君はもちろんAD派

千住宿場跡の残る北千住 つまり大川右岸こそ芭蕉・曽良出立の地として譲りません

彼は 行政に働きかけて 石碑をたてた団体のボスです

かたや我が陣営のAR区派

ふたりが 命を賭けての長旅に望んでの出立が 江戸でないはずがない

当時は 千住大橋を渡れば もはや江戸ではなかった

別れを惜しむ見送り人たちとの別れは江戸でしょう

さらには 当時の大川を行きかう舟は左側通行だった(これは さすがに怪しい説ですが)

TV番組では AR区は区長さんまでが応援に参加してました

AD区はなぜか学芸員さん

応援合戦ではAR区に分があるようですが 今後の展開やいかに・・



AR区主催の「奥の細道・旅立ち展」です

昨年12月で終了の予定でしたが 期間延長

2月から3月末まで再開することになりました


名古屋方面では[桶狭間論争] やはりふたつの市が愉快な戦場跡論争を繰り広げています

東京では芭蕉と曽良 名古屋では信長と今川義元がびっくりしてることでしょう