名古屋市緑区 名鉄の有松駅です
研修講師養成講座の前日に訪れました
450年前の面影をいまに残す旧東海道
標高55メートルの高根山山頂の有松神社です
近世という時代の幕を開けた日本史上特筆すべき闘い 桶狭間の戦い
永禄3年(1560)5月19日 今川義元軍2万5000
織田信長軍3000
信長は10倍にも及ぶ義元の大群を打ち破りました
一度は歩きたかった 桶狭間古戦場跡です 観光案内書でマップをもらって
3時間コースを楽しみました
この↑高根山は 今川軍の先鋒が織田軍の動静を監視した場所です
織田側の佐々・千秋の先遣隊との激戦も行われています
釜ケ谷 信長は善照寺砦に多くの旗をたて織田本陣と見せかけて 山中をすり抜け釜ケ谷に到着
突撃の機を窺いました
釜ケ谷に待機中 折からの暴風雨の止むのを待ち おけはざま山に陣取る今川軍を一気に攻撃!
今川義元を討ち取ったとされます
義元の首洗いの場と墓
両雄の像 宿敵のふたり まさか450年後に! とは思ってもみなかったでしょうね
七つ塚です 信長は義元を討ち取った後 全軍を釜ケ谷に集め勝ち鬨をあげ 村人には戦死者を
埋葬するよう命じて引き揚げました
それが七つ塚の起源です
信長の天下統一の起点となった桶狭間の戦いでしたが この22年後
本能寺の変で信長は時代から消えていきます
後を継いだ豊臣秀吉政権も16年間で幕を閉じての関ヶ原合戦でした
この戦いに勝利して 川幕府260年の基を築いたのが川家康です
家康は 桶狭間の戦いまでは今川家の人質の身でした
義元亡きあと やっと独立して秀吉にも恐れられる大大名に急成長!
桶狭間の戦いは 日本史のうえで重要な意味を抱えていたことになります
歴史の散歩は 想像力を高めてくれます
あれこれ考えるとどうにも止まらなくなりますね
腰痛に与えた影響もなく散策を楽しめました
そして 研修前後の名古屋の夜は友人たちとの邂逅でした
常連のK氏は公務で欠席 お土産をいただきました
おいしいお酒と料理でしたが 会話の肴で全員さらに盛り上がった名古屋の夜
ドラゴンズ同様 名古屋っ子は熱いです 信長の出身地ですからね
はい カープも負けてはいられません