酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

もんじゃコミュニケーション

2010年08月09日 | コミュニケーション
腰痛という 固い筋肉の話が続きました

このへんで 固くない柔らかい話題に移りましょうか



柔らかい もんじゃ焼きの話です

話を進める前に「もんじゃ」についてのウンチクをば・・・すぐ終わりますので・・・

☆ そもそも もんじゃ焼きとは 下町小僧のオヤツでした 時代は戦後まもなくの20年代です

  当時の小遣いは一日5円 アイスキャンディーか もんじゃか  小遣いの使い道は

  その日その日に遊んだ仲間たちと決めました

  もんじゃ焼き屋さんは「しもたや」が多かったようです

  それも お婆さんが自宅の四畳半あたりで営業していました

  なぜか おじいさんはやっていませんでしたね  60年前からおばあさんは元気だったようです

  容器はアルミのお椀 うどん粉をこれでもかと薄く溶かした「液体」の中に入ってる具は しなびたキャベツのみ

  鉄板の上で 自分たちの「陣地」を決めてから おもむろに「液体」を流します

  とにかく 本体が薄く水っぽいので すぐに仲間の陣地に浸入していきます

  それを 小さなヘリでシャカシャカ シャカシャカ・・

  国境作りに懸命でしたが チャッカリしたヤツは このドサクサにまぎれて敵のキャベツを自陣に取り込む  つまり拉致ですね

  それを倍にして取り戻す  その隙に 別の敵が侵入してくる  それにも的確に対応する

  もんじゃバトルですね  ケンカにはなりません

  あくまでも鉄板というリングの上でのワザの競い合いでした

  暗黙のルールがあったのでしょう

  
  もんじゃ新人の下級生には 先輩が指導する

  新人が 一人前になるまでは決してバトルに参加させませんでした

  こうして 新人たちも年長者とのコミュニケーションを取っていきました

  まことに 佳き時代でしたね  ☆ ウンチク終わり


↑の画像は 平成のもんじゃです  当時のもんじゃを知るものにとっては これはなんじゃですね

戦後65年 大変身した食べ物がふたつあります

このもんじゃと すいとんです

もんじゃも すいとんも いまや大人気ですね  

すいとんが主食 もんじゃがオヤツ世代の人間にとっては隔世の感がします


この日 その世代とは少し遅れて誕生した方々と下町散策を楽しみました



団子と散策ではありません 



同じ団でも 団塊世代の元気な方々です (日暮里 羽二重団子 江戸時代からの老舗)



兵庫から参加のKさんも交えて根岸の「子規庵」の前で・・

右端がブログ友のまみるさん

中央のお三方はまみるさんの友人です


8月1日は 偶然ですがKさんとまみるさんグループの上京が重なりました

月島もんじゃが希望のまみるさんたちでしたが 腰痛真っ盛りのため 自転車で行ける日暮里 夜店通りもんじゃの「小奈や」にしました

猛暑の下町散策のあとの 冷えたビールで息を吹き返し 平成のもんじゃで盛り上がりました


今も昔も もんじゃはコミュニケーションの場づくりに欠かせない存在です

同じ釜ならぬ 同じ鉄板で同じものを食べる・・

全員が 一気に親しくなりました  もんじゃコミュニケーションに


それにしても女性軍 4対2の人数だけではなかったですね

喋りも元気さも なんとなく劣勢の男性陣でした ね Kさん

これでよろしいんでしょう

また みなさんでお会いしましょう



今日の腰痛情報  最高の体調です!  九州の予定も出かけられそうです