酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

日暮里  

2010年07月21日 | オヤジのつぶやき
日暮里「にっぽり」と読みます

またの名を ひぐらしの里・・なんとも風流な呼び名です

作家の 吉村 昭さんをはじめ 古今亭志ん生さんが住んでいた粋な下町です

かっては 日暮里駅前に駄菓子屋さんの問屋街がありました

それも 今は昔・・二軒の駄菓子屋さんが 昔を懐かしむ人たちのために再開発ビルで営業しています

その日暮里駅

実は 鉄道ファンの隠れ里でもあるんですね



鉄道線路に架る「下御隠殿橋」(しもごいんでん橋) この先は谷中です

この日も 親子づれの家族が見学にきていました



JRの営業路線がこれほど勢揃いしてるのは おそらく日暮里が日本で一番でしょう

山手 京浜東北 高崎 宇都宮 常磐 新幹線 これだけで12の線路です

さらに 京成 日暮里・舎人ライナーの4線路を加えれば なんと16線路にもなります

通過する車輌の種類が豊富です

まるで 大宮の鉄道博物館が そのまま引っ越してきた感じがしますね

しかも 実物の鉄道車輌ですからね

大人もこどもも 滞在時間が長くなります


カメラを構えたとき めずらしくも 電車が走っていませんでした

めずらしいことです どの線路にも電車の姿が見えません

「奇跡」といってもいいでしょう  松本清張の「点と線」の東京駅8番ホーム・トリックのような一瞬でした

こんなこともあるんですね


そのときでした

右側で 電車の通過音です



今月開通したばかりの京成の「新型スカイライナー」でした

日暮里~成田空港を36分で結びます  いままでは1時間近くかかっていました

親子づれの歓声があがりました

一眼レフを持ってこなかったことを後悔しました  望遠で撮りたかった・・・

また チャンスがあるでしょう



”いも坂も 団子も月の ゆかりかな”

正岡子規も通った「羽二重団子」です  文政二年から営業している日暮里の団子屋さんです

電車見物のあとのひとときを楽しみました


次回の日暮里は 最近とみに有名になった日暮里繊維街 ニポカジ 日暮里カジュアルをご紹介しましょう


真夏の夕方 この日は いい自転車散歩になりました