39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

ちょっと複雑な気持ち

2013-01-14 22:46:49 | 雑談

こんばんは
東日本では大変な吹雪になっているようですね。
冬の寒気が北から降りて来ているところで、南の海上を低気圧が発達しながら西から東へ通り抜ける、典型的な冬の嵐で太平洋側でも大雪の降るパターンです。
ここ広島は遠くに見る山は白くなっていますが、雪にならずに夜の間に雨が降って明け方には上がっていました。
東京の長男は正月休みに帰省できなかったのでこの3連休を利用して嫁の実家に帰省していました。
実家では実物の孫の姿に大喜びの3日間だったと思います。
今日東京に帰るつもりが予約していた飛行機が欠航となり、散々やきもきした末に結局特急と新幹線を乗り継いで帰ると言うことになり、おそらく今頃東京に着いていることでしょう。
大変ですよね、若いからなんとかできますよね、僕も若い頃はああだったのかなあ・・・
・・・
今日は14日で母の月命日でした。
妹が出てくると言うことなので久しぶりに集まって昼ご飯を一緒に食べて、楽しく話が盛り上がりました。
ついでに相続のことも大筋の話をしておきました。
もめるような財産はないので簡単に「土地家屋・現預金・墓など」いっさいがっさい僕が相続して、現預金については姉妹の相当額を僕から振り込むと言うことにしました。
これのやりかたは司法書士の案で、大した財産ではないのでこのやり方が一番簡単ですよ、と言うことです。僕から振り込む現金は「代償金」と言って、姉と妹の相続分と言うことなので3人でその額を話し合って決めて下さいと言うことです。
まあ、僕が土地家屋を全て相続したと言ってもそれは決してプラスのものではなく、これから土地家屋を維持していくのはマイナスであり、そのことも含めて現預金の配分を決めて下さいとのことでした。
まあ、姉も妹もそのことはよくわかってくれていて助かりました。
と言うことで、父と母の後始末が着々と進んでいき、なんだか少し寂しいような、でもこれで安心と言う感じもして、ちょっと複雑な気持ちです。


ヨーロッパスタイルのインクカートリッジ

2013-01-14 10:22:33 | 雑談

おはようございます
昨晩から低気圧が南側を通過中で天気が悪くなっています。
晴れがいい天気、雨が悪い天気と言うのは誰が決めたのでしょうか?
まあ、台風のような暴風雨は悪い天気で良いと思いますが、雨は恵みの雨とも言うし降水量のほとんどない乾燥した冬に降る雨は冷たいですが、これもまた恵みの雨でしょう。
と言うことで今日の雨はいい天気と言うことにしておきましょう。
何事も考え方次第・・・
・・・
先日家内が「これ要らないんだって」見ると、娘が先輩にもらった万年筆とのこと。
まあ、おそらく捨てても惜しくないものなんでしょうが、そこは「捨てられない性格」と言うことで、しかも文房具好きと言うことでもあり、とりあえず使ってみようと思いキャップをとってみるものの完全に乾燥し目詰まり状態、しかもカートリッジが見たことないものです。
今使っているラミーとパイロットはカートリッジがあるがどう見ても違う、記憶の中にあるパーカーやセーラーとも違う。
ペン先を見ると「IRIDIUM POINT GERMANY」と書いてある。

Dsc00095


ペン先はヨーロッパのメーカーでおそらく本体は中国製かなにかだろう、どこにもメーカーらしき表示がない。
今度東急ハンズに言った時に相談してみよう、と言うことで昨日東急ハンズの店員さんに見てもらった。
東急ハンズの店員さんは各売り場に専門知識豊富な人が配置されているので、一目見るなり「これはいわゆるヨーロッパスタイルですね」と言って、小さなカートリッジの箱を出して会わせてみてくれた。
おもわず「さすが!」、まあ分かって当然か・・・
「ついでに洗浄しましょうね」と言うことでペン先を洗浄してくれたが
「これ、随分ほったらかしでしたか?」
「はい」(完全に見抜かれている)
「これ、娘のなんですよ」(言い訳の必要があるのか?)
「一晩水につけておくといいですよ」
「そうですね」

Dsc00094

写真の左の箱がそのヨーロッパスタイルのインクカートリッジ、右の黒いのが今使っているラミー
一晩水につけておくと中から青黒いインクがしみ出した。
きれいに拭き取り乾燥させてカードリッジとドッキング、いざ書いてみるとペン先の弾力は固め細字ですらすらと言った感じではない。
まあ、予想通りではある。
・・・
最近、万年筆で字を書くことを心がけている。
というのは、キーボードで画面にメモを書いてファイルに保存する、こういったデジタル化に飽きて来たからだ。
音盤のCDからレコードのように、いまアナログ回帰しようとしている。
デジタル化は一見便利なようだが、やはり本やノートや手帳の「パラパラめくる」ことが出来ないのはどうも不便だからだ。キーボードで検索キーを入れてボタンを押すと検索結果が出てくると言うのは便利なようで、思ったほど便利でない。
たしかに、完全に忘れ去っているものを思い出すのには便利だろうが、人間の曖昧な記憶も馬鹿にしたものではない。
いろいろな出来事の前後関係や、ノートや手帳のどの辺りに書いてあるとかそういった記憶は大切にするべきだと思う。
歳を取ると記憶力が悪くなる、そんな時にデジタルに頼るのではなく人間独特の曖昧な記憶方法を駆使して記憶力を鍛えるするようにしたい。
話を万年筆に戻す。
字を書く時にこれも歳のせいなのだが、筆圧をかけるのが面倒になる。
ボールペンやシャープペンシルは筆圧をかけないと書いた字がイトミミズのようになり、後で見た時に気持ち悪い。
万年筆は筆圧をそれほど必要としないのがいいので、数年前から万年筆をつかうようにしている。
さらに、良い万年筆は軽く押さえた時にふんわりと筆圧を感じてペン先が滑らかに滑り、自然と字を丁寧に書くようになり気のせいかもしれないが字もきれいになる。
さらに、こだわりたいのは紙でペン先の滑りの良い紙を使うと字を書くことが楽しくなる。
最近使っているノートはこれ

普通のノートの何倍も高いが、滑りが良い

滑りの良い万年筆と紙で気分が良くなれば仕事も多少ははかどる。
ちょっと高いけどセーラーの24Kペン先の万年筆は書き心地よかった。