39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

輝くビック・バンド・サウンドとアルフレッド・ハウゼで夜のタンゴ

2013-01-05 22:27:43 | レコード盤

こんばんは
今日も街に出たが、特に目的もなくCDをみたり高級オーディオを恨めしそうに眺めたり本を立ち読みしたりLOFTで雑貨を見て楽しんだりして往復の電車賃だけで3時間も遊んでしまった。
こんな無目的なことでいいのだろうかと言う感じであったが、まあ僕の人生は大体こんなものだろう。
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家に帰り着くと家内の実家の母が来ていた。
お正月を利用して息子がハワイに連れて行ってくれたと言うことで、そのお土産を持って来た。
なかなか元気な80歳である。
僕の母も生きていれば姉達がどこかに連れて行ってあげたことだろう。
僕の孫(義母からはひ孫)に小さいアロハを買って来てくれたので早速東京の息子に写メを送った。
お返しにSkypeでひ孫の顔を見せたいと言うことで、僕の部屋に皆で集まってMacの画面で可愛いひ孫をみんなであやした。
便利な世の中になったものである。
僕たちの子育ての頃はフィルムを現像焼き増しして手紙で送っていたのが、リアルタイムで顔を見ながら話が出来るのだから、昔ならSFのテレビ電話ですね。
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さて今日も1時間ほどギターを弾いて疲れたので、つぎはレコードの時間
今日のレコードは「輝くビック・バンド・サウンド」
Dsc00070_2 Dsc00068 Dsc00069







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義父の持っていたレコードで硬くて分厚くて重たい盤は結構古い感じがする。
クリーニングは済ませてあるが、盤面は擦り傷が多く見た感じあまりよろしくない。
恐る恐る針を下ろすと走行音が結構するが、音が出だすとこれがなんといい音だ。
裏面の解説では「ダイナグルーブ」と言うこの頃の最新の録音法技術で録音されていると言うことです。
ビック・バンドの輝くブラスが左右から響き、弦と木管と打楽器が花を添える。
楽器の一つ一つの分離をかなり意識した録音で右左から出てくるいろいろな音が大変面白い。
音も盤面やジャケットの古さからは想像できないクリアな音になっている。
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本日の2枚目は
アルフレッド・ハウゼで夜のタンゴ
Dsc00071 Dsc00072







父の持っていた盤で以前ちらりと紹介したかもしれないが、クリーニングを済ませて盤面がよみがえった。
父の若い頃にタンゴブームがあって、ぼくも父のあぐらの中で鉄針の蓄音機から流れてくるタンゴをおぼろげに覚えている。
亡き父をしのぶことが出来る。良いものを残してくれた。
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父と義父の残したレコードで遊べば意外な発見がありそうで、また思い出に浸ることも出来て、当分これだけで遊べそうである。