39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

中川信隆「アルハンブラの思い出 珠玉のギター名曲集」

2012-04-30 22:34:42 | ギター

こんばんは
風呂上がりの暖まった手で一通りのギターを弾いて、さてレコードの時間
今日買ってきたレコードの中から
中川信隆のアルバム
「アルハンブラの思い出 珠玉のギター名曲集」
Dsc00689 Dsc00690







・・・
Googleで調べてみると中川信隆さんのことが色々と出てきます。
ギター・アート・グループ会長と言うことですが、もう80歳になろうとしているでしょう(母と同じ歳ですね)。
今は息子さんの中川亨さんが活躍されているようです。
演奏はオーソドックスな曲目を実直に表現されていてよい演奏のお手本になります。
悪く言えば飾りっ気がない、良く言えば楽曲に忠実ですなおです。(僕が言うのも非常に生意気ですが・・・)
このレコードを見つけなければ中川信隆さんのことも中川亨さんのことも知らないままでしたから、大変ラッキーでした。
中古レコードを通じた出会いのようなものですね。


レコード盤クリーニング前後の波形

2012-04-30 16:46:50 | レコード盤

こんにちは
たて続けの記事更新ですが、暇なんですね、はい・・・
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昨日ディスクセールで間違って2枚買った盤ですが、取り出してみるとどうも汚れている。
昨日はそのまま再生してMacに取り込んでみたが、どうも波形が汚い。
僕の壊れた耳ではよくわからないがおそらく雑音ゾワゾワになっているに違いない。
と言うことで、クリーニングしてもう一度Macに取り込んで波形を確認して見みた。
・・・
違いを比べると一目瞭然
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クリーニング前

Record

・・・
クリーニング後

Record_2

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1曲目と2曲目の間の無音部であるが、明らかにクリーニング前はひどいゾワゾワ状態で、クリーニング後はかなりきれいになっている。
左右のチャンネルで違っていて下のチャンネルはほとんど雑音が無くなっている。
・・・
クリーニング中に気がついたのは昨日買ってきた3枚をクリーニングしたところでクロスを見ると、かなり汚れている。

Dsc00685

・・・
左はA液のクロスで右がB液用のクロスだ。
まずA液で汚れを溶かすのでその段階でかなり汚れているのがわかる。
いままで自分の盤をクリーニングしたときもこんなには汚れなかった。
つまり、この盤については見た目はそれほどでなくても相当汚れていてクリーニングもされてなかったと言うことになる。
この茶色は以前の持ち主が喫煙者だったのか、ヤニのようにも見える。
まあ、この盤の店名は伏せておくが、いつもの「GROOVIN」ではない。
と言うことで、今日買ってきた盤も一旦クリーニングしないことには聴くことは出来ない。
さらに「GROOVIN」の盤はいつもきれいにクリーニングされているのは分かっているのではあるが、まあ念のために以前「GROOVIN」で買った盤もクリーニングしておこう。
まだ、自分の盤も全部クリーニングできているわけではないので、こりゃあ時間がかかりそうだ。
まあ、時間がかかるのも趣味ですよね。


貧乏オーディオの名に恥じる

2012-04-30 15:12:34 | レコード盤

こんにちは
今日は昼前から家内と一緒にお出かけとなった。
広島駅から一つ先の所にある大型ショッピングモールで、家内と娘は何度か行っているらしいが僕はそんなところは行ったことがないので、この際一緒に行ってみる?
と言うことで連れて行ってもらった。
僕はこういうところへ車で行くのは嫌いで、並んで駐車場に入ったりそもそもそこまで運転するのがおっくうなのである。
家内が色々と衣類を選んでいるときに僕は周辺をウロウロしていて、こんなものを見つけたので買った。
Dsc00688 5月21日の金環食用に太陽観測の遮光板だ。
朝の7時30分頃なので案外雲の中だったり、そもそも雨模様で全く観測不能と言うことも考えられるが、もし観測日和で思わず太陽を直接見るようなことでもあれば目を痛めるので安全配慮で買っておいた。
いま遮光板はいろいろ出ていて高いものもあるがこれは一番安い198円だ。
安いからと言って役に立たないのではなく遮光性能はチャンとしている。
・・・
12時丁度そろそろ帰ろうかと言うことで、腹減ったし上のフードコートにするか?でも多いよ・・・
じゃあ、広島駅までシャトルバスで帰って駅で食べようかと言うことになった。
実は帰りに広島駅の地下広場で今日までやっている「広島ディスクセール」に今日も行こうと思っていた。
駅で何にしようかと少し考えたけど無難なところでドトールコーヒーでサンドイッチとコーヒーですませた。
・・・
その後地下通路を抜けてセールの会場へ直行、家内は同じ地下からデパートに入っていった。
昨日買いそびれたバッハのチェンバロ協奏曲はすぐ見つかった。
そのあと色々とまた見ていると少し珍しい盤を2枚発見した。
Dsc00686 Dsc00687







中川信隆 珠玉のギター名曲集
コンラート・ラゴスニックのギターとリュートでルネッサンスの舞曲集
中川信隆というギタリストについては初めて聞く名前で何も知らない(僕だけだろうが)、有名どころのイエペスやブリーム等はレコオードも時々お目にかかれるのだがこういった珍しい(失礼)ギタリストのものは買っておくべきだろう、と言うことで文句なしでゲットした。
解説によれば
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中川信隆は、1933年生まれ。長期にわたり、コンスタントに活動を続けている。といっても、何年かに一回研究の成果を発表するためにリサイタルをすると言ったことではない。
中川は、ギターを縄田政次、音楽理論を藤田光彦に学んだ。1964年5月スペインに留学してイエペスに師事し、セゴビアにも学び、66年に帰国した。
そして、帰国第1回リサイタルを68年7月にしている。
ここに、じっくりと越しを据えて事に当たる中川の面目がある。それから、中川の旺盛な活動が始まった。・・・云々
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曲目は、禁じられた遊び/魔笛/アルハンブラ/ビラロボスの前奏曲とポピュラーなものだ。またいつか紹介する。
・・・
もう、中古レコードに随分散財している。これでは貧乏オーディオの名に恥じることになる。しばらく控えなくては・・・

(いや、中古レコードこそ貧乏オーディオと言うことも出来るか?)


涙のパバーヌ ブロックフレーテとリュートの魅力

2012-04-29 22:58:41 | レコード盤

こんばんは
一通りギターを弾き終わったところで、レコードの時間です。
今日の「広島ディスクセール」で買って来た中から
「涙のパバーヌ ブロックフレーテとリュートの魅力」
ブロックフレーテ:ハンス・マルティン・リンデ
リュート・ギター:コンラート・ラゴスニック

Dsc00683

1)ゲオルク・フィリップ・テレマン
<ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ヘ長調>
2)ヨハン・セバスティアン・バッハ
<プレリュードハ短調BWV999>
<フーガト短調BWV1000>
3)ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
<ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ イ短調作品1の4>
4)ジョン・ダウランド
<デンマーク王のがガイヤルド>
5)ヤン・ヤコブ・ヴァン・エイク
<涙のパバーヌ>(溢れよ我が涙による変奏曲)
6)ヤン・ヤコブ・ヴァン・エイク
<独奏ブロックフレーテのための変奏曲>
(盲目の羊)(マリア賛歌)(ブラヴァーデ)(天使のうぐいす)
7)ロバート・カー
<イタリア風グラウンドによるディヴィジョン>
8)作者不詳
<グリーンスリーブスによる変奏曲>
・・・
通奏低音はラゴスニックのギターまたはリュートで演奏している。
僕はなぜかギターの次にこのブロックフレーテが好きである。

若い頃の一時期リコーダーを練習して結局挫折している。

ブロックフレーテは今で言うリコーダーで、純粋な音がしてフルートのような艶かしい音色より聴いていて落ち着く。
この手のレコードは何百枚の中に一枚あるかないかで、見つけたときは嬉しい。
嬉しさのあまり同じものを2枚買ってしまったが、まあ安いので笑い話だ。
この盤を見つけたときにちょっと予算オーバーなので一枚の盤を箱に戻して買わなかった、バッハのチェンバロ協奏曲だが、惜しいことをした。

明日もう一度行ってみるかな・・・


少し愛嬌で失敗しました

2012-04-29 15:59:32 | レコード盤

こんにちは
午前中に母のいる実家に行き、色々と話をしたりスーパーに一緒に買い物に行ったりガスストーブを片付けるからと言うことでついでに掃除機をかけたりとか色々と奉仕をしてきました。
帰りがけに連休でもあるしあんたも大変じゃろうから小遣いをあげようと言うことで一万円もらいました。
以前は「お金は大切にせえ」と言ってもらわなかったのですが最近は素直にもらうことにしています。
60になっても子は子供ですからね。
・・・
午後からは早速その一万円を握りしめて駅前の「広島ディスクセール」へ直行し、今帰ってきました。
5枚の中古レコードを買って2,990円でした。

Dsc00679

値段は300円から780円まで普段行くお店より少し高いのですが、まあ駅前と言う場所代も入っているのでしょうからしかたがない。
CDには多くの人が取り付いていましたがレコードにはほとんど人がいなくてほとんど自分一人のためにあるようでした。
え?4枚しか写ってないって?
気がつきました?
実は、一番左にある一枚ですが全く同じ盤をもう一枚買ってしまいました。
というのが、お店が違ったのともう一枚は帯無しで中の説明書きが裏面の外に出してあったので違う版に見えたのです。
第一、ブロックフレーテとリュートの合奏と言うのは何百枚探して一枚あるかないかなのでまさか同じ盤があろうとは夢にも思わないわけです。
有名どころの指揮者で有名な曲になると同じものがたくさん出ていますが
まさか・・・ねえ・・・
と言うことで、少し愛嬌で失敗しました。
あとはビオラダ・ガンバ五重奏団とブリームのリュート協奏曲、右から二枚目は少し珍しいシャロン・イスピン、菊池真知子、渡辺範彦、ウラジミール・ミクルカの4人のアルバムです。
伝説の渡辺範彦もいますし、ウラジミール・ミクルカは今僕がこだわっているバイオリンソナタ1番の楽譜を書いた人です。
・・・
さあ、楽しみですね。