こんばんは
こんな本を読みました
「ならぶものなき」
アマゾンの解説では
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時は七世紀末。先の大王から疎まれ、不遇の時を過ごした藤原不比等。彼の胸には、畏しき野望が秘められていた。それは、「日本書紀」という名の神話を創り上げ、天皇を神にすること。そして自らも神となることで、藤原家に永遠の繁栄をもたらすことであった。万世一系、天孫降臨、聖徳太子――すべてはこの男がつくり出した。古代史に隠された闇を抉り出す、著者初の歴史小説にして会心作!
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7世紀の後半、藤原史(ふひと、後に不比等)の生涯
不比等は天皇からつけられた名前で「等しく比ぶ者なし」唯一の存在という意味
日本書紀はこの不比等の捏造で聖徳太子も架空の存在だったらしいですね
不比等が万世一系の天皇制を作り出し、藤原家の繁栄を気づいたということです
登場人物や出来事はある程度故事に基づいているんでしょうが、その繋ぎは著者の創作によるものでしょうね
古代史を材料にした小説ということで、退屈なのかと思っていたらさすがに小説家の筆にかかると面白いものになっていました
大河ドラマにでもなりそうです
高校時代の日本史は退屈なばかりで全然興味はありませんでしたが、こんな小説にしてくれると楽しめますね
しばらくは日本史が楽しめそうです
次は竹田恒泰氏の「天皇の国史」を読もうと思っていますが、他に何冊か買ったけどまだ読んでない本があるので、そちらを先に処理しましょう
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