39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

ミュンヒンガーとちがうパイヤールの雰囲気

2012-09-30 22:35:32 | レコード盤

こんばんは
台風が通り過ぎました。
広島では雨が少し降ったぐらいでほとんど風も吹かず、普通の秋の雨のようでした。
昼からは青空が出て太陽光線がまぶしく少し暑さも感じました。
昨日今日と母の病院に行って様子を見てきましたが特に変わりもなく相変わらず寝たきりの状態でした。
昨日は家内と病院に行って、いつものように昼ご飯は何にしようかと言うことで近くをウロウロと歩き回りましたが、コレと言ったところはなく結局広島ではおなじみの「ちから」になりました。
「ちから」はうどん屋さんで普通のうどん・そばのメニューがたくさんあり、どれもどんぶりの底が透けて見えるあっさりとしただしのおつゆで大変美味しいです。

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注文したのは「あっさりきつねうどん」で、ふつうはアゲは甘い味付けですがこれは薄い味付けのあっさりアゲです。
だしもあっさり系なので汁も全部飲み干せます。
おはぎを一個つけて、うどん440円+おはぎ100円で一人前540円、2人で1080円と割と安上がりの昼ご飯になりました。
寝たきりで点滴だけの母には申し訳ないですが、我々は毎日お見舞いのついでに外で美味しい物を食べています。
・・・
今日は、ボク一人で病院に行きました。
少し出遅れたので病院に行く前に丁度12時頃に腹ごしらえと言うことで、「広島つけ麺」のお店で「ばくだん」と言うちょっと有名なお店に行きました。
どうしてコレを「広島つけ麺」と言うのか分かりませんが、ボクの知る限りではもう10数年前からあるようです。

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冷やした中華麺の上にゆでたキャベツと細切りのネギとキュウリとチャーシュー、つけ汁は辛さがこの店では15段階あります。
きょうは「3辛」を注文しました。
つけ汁は酸味のある醤油ダレですりごまが浮いていて、3辛でこの程度の赤み、辛くなるとどんどん赤くなっておそらく15辛では真っ赤っかなんだろうなあ・・・
辛さ的にはちょうどいい辛さで、今度は「4辛」にしてみようかな、と言った感じです。
一番辛い「15辛」はよほどの「通」になるのかもしれませんが、へたすると「痛」ですよね。
美味しかったですよ。
ポイントカードがあってはんこを10個集めると780円割引、つまりつけ麺の並盛りがただになります。
・・・
病院にもどって、母の枕元にテレビを持って来て一緒にテレビ(ケンミンショーの再放送)を見ました。
一度だけ母が両目を開けてテレビを見てそれからボクの方を見てくれました。
握っていた手を離そうとすると、ギュッと握ったり目が覚めている時はボクのことが分かっているように思えました。
すぐに、目が空ろになりまた寝息を立て始めました。
先生が来て聴診器を当てていたので、「ボクがいることは分かっているのでしょうか?」ときくと、「分かっていると言われていますが・・・」となにか医学的な見解のような言い方をされました。
まあ、本人の確認が取れないので分からないですよね。
しばらくすると胃袋の辺りが暖かくなって来て、「いまごろ辛さがしみて来た?」そんな感じでした。
しばらくすると姉がやって来て、母の様子やつけ麺を食べたこと等話をして、ボクは早めに引き上げました。
・・・
その足で久しぶりに駅前の中古レコードショップに行って、なにか掘り出し物がないかなと探して、掘り出し物ではないのですが、3枚ほど買ってきました。
今聴いているのはその中の一枚で
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・・・
店頭でジャケットを見ただけでは中の曲が分からなかったのですが、パッフェルベルとアルビノーニは大体見当がついて、その他にリュリとラモーと書いてあるのでなんとなく「知らないようなバロックの旋律があるのかな?」と言うことで買いました。
中身は「バロック名旋律集」ということで有名な旋律がハイライト的に入っています。
パッフェルベルのカノンとアルビノーニのアダージョはこういった盤では定番の曲で、その他の曲も涼しい秋の夜に聴くにはちょうどいい曲集です。
最後の曲は「6声のリチェルカーレ」、いつも聴いているミュンヒンガーとちがうパイヤールの雰囲気、これもいいですね。
・・・
こんどの5日から8日までの4日間、広島駅前の地下広場でまた「広島ディスクセール」があるそうです。
全国のショプが来るので、掘り出し物(ボクにとっての)があるかもしれませんね。
楽しみにしましょう。


あと5年は頑張るぞ!

2012-09-29 09:31:52 | ギター

おはようございます
しばらくサボっていました。
先週の月曜日から、「しんどい」「だるい」「きつい」と文句を言いながらやっとのことで一週間の仕事を終えました。
一日中キーボード・マウス・LCDを相手にしていると、もう夜はゆっくりしたいと言う気持ちになってどうしてもブログに向かえませんでした。
プログラマーは天職なのでこれぐらいは「なんのその」なんですが、寄る年波と言うのでしょうか気力が続かなくなることがあります。
まあそんな時は無理をせずに、「なるようになるさ~」と開き直ればいいのですが、真面目な性格がそれをさせません。
・・・
ブログはサボっていましたがギターはサボってなかったですよ。
BWV998これをなんとか録音に残そうと思って頑張っているのですが、なかなか思うようになりません。
ノーミスを狙っているのではないのですが、あまりにもミスが多いのは情けないし、ミスった後処理がへたで音楽の流れが乱れるのがいけません。
音の間違いや多少のタイミングのズレで治まればいいのですが、つい止まったりやり直したりするのでその時点で録音中止です。
それに、プレリュード・フーガ・アレグロと通しで弾くのはやっぱり無理ですね、体力的にキツく大抵はフーガの中程で疲れを感じ始めアレグロに入った所で無理を感じ始めます。
通しではなくそれぞれを集中的に練習・録音する方式に改めようかと思っています。
・・・
今日は中秋の名月、それにあわせるように彼岸花も出て来ています。
秋の夜長を心地よいバロック音楽で過ごしたい物ですが、気分の切替がへたで仕事を引きずってどうしても趣味に没頭できません。
仕事部屋と趣味の自分の部屋が同じと言うのも良くないのでしょうが、在宅勤務と言う絶好のポジションを得ていながら文句を言うのはなんという贅沢、初心にもどらなくては・・・
来週は10月、そしてもうすぐ11月、11月になれば誕生日が来ていよいよ六十歳の還暦。
あと5年は頑張るぞ!
とりあえず、10月5日から駅前の地下広場で中古レコードフェアがあるので、来週はそれを楽しみにして仕事を頑張ろう。


五嶋みどりバッハを弾いた夏2012

2012-09-24 22:50:38 | バッハ

こんばんは
月曜日はしんどいですね。
昨日は年金の話を聞いて「年金生活は大変だな、もう少し仕事頑張ろ」と思ったのですが、今日は月曜日と言うこともあり、また最近涼しくなってからどうも体調が悪い、気力がない。
そんな感じで今日は「早く引退したいなあ」と思いながら仕事をしていました。
まあ、まだボクの技術も捨てた物ではないので、神様が「もう少し頑張ってその技術を後輩に伝えなさい」と言っているのかもしれない。
うん、そう思うことにしよう・・・
・・・
日曜日の夜9時にBS朝日で「五嶋みどりバッハを弾いた夏2012」とか言う題名でドキュメンタリーをやっていたので録画しておきました。
今日は7時から面白いテレビがないのでそれを見ました。
バッハの無伴奏バイオリンパルティータとソナタを日本を縦断しながら各地の教会やお寺で演奏すると言う物で、彼女の人間性もよくわかるいい番組でした。
若い頃の五嶋みどりの印象は神経質そうな顔で、ヴァイオリンはものすごくうまいと言った感じでした。
歳を取った五嶋みどりは印象が丸くなっていましたが、演奏は変わらず鋭敏でバッハの表現はどうなんだろうと思っていましたが、繊細な弓さばきでポリフォニー表現もメロディー表現も非常にすばらしい物を聴かせてくれました。
残念ながらドキュメンタリーと言うことで演奏自体は所々にはさんであるだけでしたが、そんなほんの少しの演奏でも非常に惹き付けられました。
美人バイオリニストは多くいますが、演奏に関しては女流では彼女が一番でしょう。
男性の演奏とはまた違った細やかな表現が惹き付けられました。
今度CDかレコードを買おうかな・・・


店の名前はモーツアルトですが、BGMはバッハでした

2012-09-23 22:52:21 | 雑談

こんばんは
今日も午前10時頃から午後4時頃まで外に出ていました。
午前中は、広島西郵便局で年金の説明会があると言うことなので事前に申し込んで話を聞いてきました。
説明会と言っても会議室で集団で講習を聴くのではなく、窓口のような所で個別に面談形式で説明してくれました。
つまりあなたの場合はこうですよ、という説明をしてくれた訳です。
こちらは年金についてはきわめてぼんやりとした知識しか持ってなく、しかも「60歳からもらうと損するよ」みたいな噂と言うか都市伝説のようなことをいろいろと聴いているのでこの際はっきりしておこうと言うことで真剣に話を聞きました。
ゆうちょ銀行の方としてはこんな形でサービスをして年金振り込み口座を確保する目的がある訳です。
まあ、こちらとしても給与振込は広島銀行ですが年金振り込み口座は郵便局の方が便利なのでそうするつもりでいますが、とりあえず「いまのところはゆうちょ銀行で考えていますけど・・・」みたいな雰囲気で気を持たせていました。
大切なことは、60歳になったらすぐに年金の請求書を社会保険事務所に提出しておくこと。
当然、まだ勤めているのでそれなりの収入があり年金をもらえることにはなりませんが、退職するとかその他の理由で収入が減って年金をもらえるようになったら、社会保険事務所の方で自動的に計算をして自動的に口座に振り込まれるようです。
この手続きをしていることで先の都市伝説のように年金の額が減ることはありませんし、もし手続きを怠っていると損をすることはあるかもしれません。
年金の方から来た書類には、「60歳になったら(誕生日の前日)手続きをして下さい」と書いてあったので、最初は「え?誕生日の前の日しかダメなのか?」と変に理解していたのですが、そうではなく民法上は歳を取るのは誕生日の前日なのでそう書いてあるだけで、まあ60歳になったら速やかにと言うことらしいです。
(誕生日の前日)なんて余計なことは書かなくていいのに、と思いましたがコレも役所の仕事だから仕方ないかと思いました。
・・・
もう、年金のことを考えるつまり老後のことを真剣に考える歳になったんですね。
いくら真剣に考えても老後の資金は全く当てがありません。
どうなることでしょうか・・・
家内が60歳になるまで後4年、それまで仕事を続けられれば何とかなるような気がします。
・・・
郵便局で粗品をもらってそこから徒歩で母の病院まで行きました。
家内が待っていたので、丁度昼時間になっていたので「今日もどこかで食事をしよう」と言うことになって、きょうは反対方向に向かって歩いて結局気がつくと「旧厚生年金会館」にたどり着いていました。
午前中に年金の話をしたからではなく偶然ですが、そこのレストランは高そうなので中を通り抜けて道路をわたった所にある「バッケン・モーツアルト」で軽い食事をしました。
店の名前はモーツアルトですが、BGMはバッハでした。(あれはたしかバイオリン協奏曲)
735円のブランチを頼みましたが、結構な量があり大変満足でした。
写真を撮るつもりでいたのですが、気がついたら半分ぐらい食べてしまっていて、食いしん坊を後悔する始末・・・
・・・
その後また病院にもどると姉が来ていてそこでまたいろいろと長話をしてしまいました。
・・・
今日も一日が充実していました。


むさし土橋いろりや店

2012-09-22 22:53:42 | 雑談

こんばんは
今日も涼しい一日で、暗くなってからは雨が降り出しました。
どんどん秋が近づいて来ています。
もうすぐイチョウの葉が黄金色になって降り積もります。
財布の小金はどんどん無くなります。
・・・
今日は母のいるホスピスに初めて行きました。
予想以上に大変いい環境で、部屋は広いしソファーはあるしタンスも冷蔵庫もあるしもちろんテレビもあり、窓からは太田川の三角洲を流れる天満川が見下ろせます。
しばらく母の手や頭を撫でてから、お腹が空いたので食事に行くことにしました。
病院から少し歩いた所の土橋と言う所にある、広島の食事所としては有名な「むさし」と言うお店です。

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ここは観光バスが店の前に止まって団体さんがお座敷で食事をする所でもあり、まあ広島観光の宮島・原爆ドーム・むさしは三点セットになっているようです。
新幹線に乗る時は駅でむさしのおにぎり弁当を買ったり、他にもお店があるので昼ご飯に多くの人が立ち寄ります。
この「むさし土橋いろりや店」はむさしでは一番大きくて有名な店ですが、原爆ドームのある中心部からは1kmほど離れているので普段は電車で通り過ぎてしまいます。
今日は病院から少し歩いた所なので家内と散歩がてら「むさし」に行こうと言うことになり、平和大通り(通称百メーター通り)を横切って歩いていきました。
お店の中は小民家風と言うのか民芸調と言うのか、いかにもと言った造りです。

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観光客の振りをして店の外も中も写真を撮りました。
入口のすぐ横に「紀宮清子内親王殿下御来店記念」の石碑があります。

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お店の中には芸能人や有名人の色紙がたくさん飾ってありました。
ちょっと人迷惑なので写真は撮ってないのですが一番端に「さだまさしのサインがあるよ」とさだまさしファンの家内が早速見つけていました。
注文したのは

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左が「わかめうどん」右が「元気うどん」牛蒡人参豚肉の餡がかかっている
真ん中が名前は忘れましたが俵むすびが4つとちょっとしたおかず
全部で1,900円ぐらいだったかな?
美味しかったですよ・・・
少し贅沢でしたが、これも母が僕たちに「たまには2人で食事をしなさい」と言ってくれているような気がしました。
そうですね、最近は休みのたびに家内と2人で外食をしていますが、結婚してから2人だけで食事をすることがほとんどなかったので、母が導いてくれているようなそんな感じがしています。
「今度ボクの還暦のお祝いをここの座敷でしようか」
「それもいいね」
「息子夫婦が来た時に連れて来たいね」
「おっと、今度は赤ん坊が一緒か・・・」
「いいんじゃない?たのしいよ、きっと・・・」

食後また病院にもどると姉が来ていて、それからまた母の枕元でいろんな話をして帰りました。