39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

鈴木章治とリズムエースで「新・鈴懸の径」

2013-01-02 22:43:22 | レコード盤

こんばんは
三が日の二日目ですが、今日も特にいつもの休日と同じように過ごしました。
いつもとちょっとだけ違ったのは、家内と息子と3人で街に出て食事をして買い物をしたことです。
買い物は前から欲しかった「倉敷帆布」のバッグです。
たすきがけに出来る楽なやつが欲しいと言うことで、いろいろと選びましたが最後に色で悩んで娘に写メを送って決めてもらいました。
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倉敷帆布の素材感はいいですよね、ブックカバーとか手帳とか持っていますが持ったときの手にしっくり来る感じと使い込むほどに味の出てくるところが良いですよね。
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家に帰ると一人で留守番は寂しかったのでしょう、愛犬ジローの熱烈な歓迎を受けて、落ち着いたところでまたレコードのクリーニングです。
BGMはCDでテレマン、とにかく手当り次第にクリーニングをして今日は20枚ぐらいでしょうか、中にはジャケットがぼろぼろで盤も落とすとパリンと割れそうな硬い盤のものもありました。
これらはもう聴くためと言うより形見の保存と言う意味合いですね。
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今日のレコードは今日クリーニングした中から1枚
鈴木章治とリズムエースで「新・鈴懸の径」
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どうして「新」なのか、解説によれば
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1957年、ベニー・グッドマン楽団が米国の文化使節として来日したとき、リード・アルト奏者としてこの楽団に参加していたピーナッツ・ハッコーは、当時の日本の人気バンド、「鈴木章治とリズム・エース」と共演し、クラリネット二本による珍しい演奏で「鈴懸の径」をレコーディングした。初めラジオ番組のために吹き込んだものだったが、RCAビクターからレコードとして発売されるや、その新鮮なサウンドは当時の日本の音楽ファンを魅了し、大ヒットとなった。しかもこの名演は、永遠のスーパー・スタンダードとして今日に至るまでの20余年間愛され続けている。このレコードは、20年前にモノラルで録音されたこの名曲を最新のデジタル録音方式によって再現し、音楽を聴く楽しさを忘れてしまったファンに、あるいはまた現在クロスオーバー・ミュージックに酔いしれている新しいファンに、もう一度じっくり聴いてほしいと言う意図で制作されたものである。なぜなら、この「鈴懸の径」こそ、今で言うクロスオーバー・ミュージックの原点とも言える演奏であるからだ。
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50年以上も前のボクがまだ幼い頃に、日本人のジャズバンドがあってこんな見事な演奏をしていたんですね。
日本人だけでも(と言うのは失礼か・・・)こんなすばらしいジャズになるんだ・・・

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どちらかと言うとの義父のレコード群はボクに取っては興味の薄いものばかりですが、中にはこんな名盤があったんですね。