39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

バレエ音楽の代名詞<白鳥の湖>

2012-01-31 20:30:57 | 音楽

こんばんは
火曜日の夜は特に面白い番組がないので今日は自分の部屋で戸を閉め切ってCDを聴いている。
いつもより大きめの音量で鳴らすと、いつも聴いているものとは全然違う音楽になっている。

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・・・
何を聴いているかというと、これ
チャイコフスキーの「白鳥の湖」だ。
有名な曲はハイライト的につまみ食い的に聴いているが、初めから通しで聴くのは実は初めてだ。
解説から少し抜粋すると
~~
彼の3大バレエの中で圧倒的に人気があるのは、勿論第1作のこの<白鳥の湖>であることは言うまでもなかろう。しかし、今日このようにバレエの代名詞のように扱われている<白鳥の湖>もその誕生から人気を博したわけではなかった。それどころか、彼に二度とバレエ音楽は作曲すまいと秘かに決心させたほど、全くの酷評を受け、彼の生前にはついにその真価は認められなかったのである。
~~
チャイコフスキーは生来の自己不信症から、あくまでも不評の因は、自分の芸術の未熟さによるものではないかと思い、次作の<眠りの森の美女>まで、約10年間というものバレエ音楽は作曲しなかった。
~~
・・・
なるほど、これほどの大家でも悩んでいるんだなあ・・・
いわんや凡人おや、であるが、凡人はそもそも悩まないよなあ・・・
・・・
このCDは音がまろやかでいい感じですよ。ちょっと低音が鳴りすぎている感じもするけど、CDもレーベルによっていろいろ違いがあるんでしょうね。
あっこれ、「白鳥たちの踊り」アレグロで最後にジャンジャンとなるやつだ。
録音が1959年6月、ジュネーブ、ヴィクトリアホールとなっている。
50年以上も前の録音でこんなに良い音しているんですか、というか最近のキンキンしたデジタル録音よりこの頃のアナログ録音の方がクラシックは聴きやすいのかもしれないですね。(このCDが焼かれたのが1988年ですからそんなに古いと言うことでもないか)
CD1の第1幕・第2幕が終わりました。CDチェンジ・・・
おっ、これが第3幕の始まりか、聴いたことあるぞ!
おっ、このファンファーレ聴いたことあるぞ!
よく聴くやつだ。チャイコフスキーだったんだな・・・
「スペインの踊り」感じ出ていますよね。
「ナポリの踊り」「マズルカ」「ハンガリーの踊り」
音だけでこれだけその場の感じが出せるというのがすごいですよね。(音楽の力ですよ)
第3幕のコーダ、続いて第4幕
おっ、なんだこの違う感じは???
そろそろ終曲、オーボエらしきリードの音で例の主題が出てきたが、なんだかだんだん大変そうな感じになってきている。
物語を知らずに音楽だけを聴いているのでイマイチ感じがつかめてない。
結構あっさりと終わった。
これを、生オケで舞台を見られるとこんな贅沢は無いでしょうね。
最高でした。


小ロシア

2012-01-31 08:56:59 | ペット

おはようございます
・・・
今朝の音楽は
チャイコフスキー交響曲第2番「小ロシア」
~~
すべての楽章にウクライナ民謡を用いたことから、<小ロシア>という名称を音楽史学者ニコライ・D・カシュキンが提案した。
北方の<大ロシア>の人々は南のウクライナ地方のことを好んで「小ロシア」と呼んでいたが、それはウクライナの愛国者達をおおいに憤慨させてもいた。
~~
等々と解説してある。

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朝から重々しい交響曲ですか?・・・
はい、寒い朝にはチャイコフスキーの交響曲が似合いますよ・・・
・・・
ところで昨日、迷子になっていたクマさんは、今朝になっても持ち主に拾われずに寒そうに桜の木の股に座っていたので、おじさんちの子にすることにしました。
天気予報では明日から、寒くなって雨とか雪とからしいので、可哀想ですからね。
うちにはこんな感じで拾われてきたマスコットが結構たくさんいます。
「おじさんらしからぬ」と言った感じですかね・・・


見つけてくれると良いですね

2012-01-30 13:02:28 | 雑談

こんにちは
今朝のことですが、愛犬ジローと散歩中に小さなぬいぐるみを拾いました。
おそらく急いで通勤する人がポロッと落としたのに気がつかなかったのでしょう。
一旦は拾い上げてしばらくポケットに入れていましたが、落とし主が帰りに見つけてくれるかもしれないと思い、近くの桜の木の股にのせておきました。

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見つけてくれると良いですね・・・
2~3日してもまだそこにいたら、おじさんちの子にして上げるね。


証明の出来ない感性

2012-01-29 14:25:17 | ペット

こんにちは
今聴いているCDはこれ
・・・
Tchaikovsky
The Three Great Ballets
The Swan Lake The Sleeping Beauty The Natcracker
ERNEST ANSERMET
L'ORCHESTRE DE LA SUISSE ROMANDE
・・・
日本語にするとつまり
チャイコフスキー
三大バレー
白鳥の湖・眠りの森の美女・くるみ割り人形
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団

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CD6枚組のボックスで、定価は10,000円
ボックスにはご丁寧にも「Collector's Number 0013」とシールが貼ってある。
僕はコレクターでも何でも無いのでそこまでしてもらわなくても良いのですけど・・・
実はこのCDは20年ぐらい前に今は亡き父の誕生日に買ってあげたもので、たしか八王子のSOGOのレコード売り場だったように記憶している。

当時は僕も企業戦士の一人で今よりはずっとお金持ちだったので誕生日のたびに父に趣味のものをいろいろと買って送ってあげていた。
父は、多趣味な人で当然音楽も好きで、チャイコフスキーも好んで聴いていた。
オーディオセットは小さなコンポだったが小さな部屋で自分一人で聴いていたようだ。
・・・
日曜日の午後、とりあえず「くるみ割り人形」昼食後の少し眠たい時間帯に少し音量を上げて聴いていると、小さなコンポでは表現し切れない色々な音が聞こえてくる。
指揮者のエルネスト・アンセルメは27歳まで大学で教鞭を取っていた数学者で子供の頃は神童と言われていたらしい。
CDに付属の解説書では小倉重夫氏の解説で
~~~アンセルメの指揮は、いかにも数学者らしく、精密な計算で全曲が組み立てられており、その演出は心憎いまでに巧妙である。~~~
と表現されている。
僕の評論は逆で、
数学者はすべての数学的真理を証明によって明らかにするが、アンセルメの音楽は精密な計算と言うよりむしろ「証明の出来ない感性」で綴られている。
とでも言いたいところだ。
・・・
今日は実は父の誕生日で生きていれば88歳になっていただろう。
米寿と言えばいまは多くの人が迎えられる歳だが、残念ながら戦争で痛めつけられシベリアに抑留されたボロボロの体ではそこまで持たなかったらしい。
僕は米寿まで生きられるだろうか、まあその可能性はあっても今の年金制度ではそれまでに飢えるかもしれませんねえ・・・トホホ
・・・
猫はいいなあ(ペットショップのケージの中ですけど・・・)

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青と黄色のコントラスト

2012-01-29 10:19:13 | ギター

おはようございます
・・・
今年は辰年・僕の生まれは辰年・今年は還暦、辰・竜・龍の絵柄や小物にこだわってみるのも面白いかも、と言うことでブログのデザインを龍の柄にしてみた。
以前のビジネス風のものと違って気分が変わっていいし、何か良いことがありそうな勝手な予感がする。
・・・
今聞いているCDはこれ

Dsc00116

どちらも廉価版で1,200円、いつ買ったのかなあ、だいぶ前のような気がする

日本語の表記は
右:ヴィラロボス12の練習曲/5つの前奏曲
左:「イエペス/アラビア風奇想曲」
ジュリアーニ
 ソナタハ長調 作品15
 ソナチナニ長調 作品71の3
ソル
 マルボローの主題による変奏曲 作品28
タルレガ
 マズルカ<マリエータ>
 アラビア風奇想曲

普段は無謀にもバッハしか弾かない僕も聴くのは色々だ。
どれもこれもギターの魅力満載だ。
・・・

Dsc00114

空に向かって、お得意の構図
青と黄色のコントラストは赤と緑とは違って落ち着いている。
電信柱が邪魔だ・・・