39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

管楽器のみによるアンサンブル曲です

2012-10-31 22:41:26 | ギター

こんばんは
寒くなってきました。
寒いのは苦手だなあ、とか言っていても冬は容赦なくやってきます。
その冬もいつの間にか春になりいつの間にか一つずつ歳を取っていきます。
ついこの前産まれた孫も、そろそろ4ヶ月になり首も座って寝返りを打つ頃か?
2週間前に母の葬儀で子連れで帰って来て、しっかりとだっこさせてやったので当分写真も送らなくていいだろう・・・と言うことなのか、最近は全然写真を送って来てくれない。
まあ、仕事も忙しいだろうし自分の頃も自分の目の前の生活に忙しくて滅多に田舎に写真を送ってはいなかった。
まあ、いいだろう・・・
・・・
今日もハンを押したような生活で、ギターを一時間ほど昨日と同じ曲を弾いてその次はレコード鑑賞。
今日のレコードは久しぶりにモーツアルト
管楽器のためのディベルティメントと言うことで4曲入っている。

Dsc01002

ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
と言うことで管楽器だけで演奏している。
解説によれば
~~~
モーツアルト自身は管楽器を演奏することはなかったが、トランペット、フルートを除けば管楽器の音色を大変好んでいた。
~~~
と言うことで管楽器のみによるアンサンブル曲です。
オーボエ、クラリネット、イングリッシュホルン、ファゴット、ホルンと木管楽器だけの演奏は弦楽器の甘ったるい華やかさは無いが、クリームたっぷりの洋菓子に対して落ち着いた甘みを抑えた和菓子の様で後味がいい。(甘党の食いしん坊的表現)
確かにモーツアルトの曲でトランペットは聴かないがフルートも無かったですか?
・・・
ディベルティメントをWikiで調べると、語源はイタリア語で「楽しい、面白い、気晴らし」と言うことで日本語では嬉遊曲と言うらしい。
~~~Wikipediaからコピペで引用~~~
貴族の食卓・娯楽・社交・祝賀などの場で演奏され、楽器編成は特に指定はなく、三重奏、四重奏、弦楽合奏、管楽合奏、小規模のオーケストラなど様々である。また形式・楽章数ともに自由である。演奏の目的を同じとするセレナーデと似ているが、セレナーデが屋外での演奏用であるのに対し、ディヴェルティメントは室内での演奏用だとされる。
~~~
ターフェルムジークと同じこれも貴族の食卓かあ、貴族はいいなあ・・・


レコードで聴くオーボエはまろやかでいいですね

2012-10-30 22:28:41 | ギター

こんばんは
また、毎日ハンで押したような生活がもどって来た。
いつものように9時頃からギターを弾き始めて、今日はいきなりBWV998のアレグロから始めた。
それには訳があって、プレリュードから始めるとフーガの途中で疲れを感じ始めてアレグロに入った頃はもうドタバタするばかりになっているからだ。
それでは練習にならない、と言うことで今日はアレグロから始めたのであるが、簡単なスケールで指慣らしをした程度では十分ではなく、アレグロのような動きの激しい曲ではかえって疲れが半端ない状態になった。
弾き終わって「イテテ」と言いながら腕をさすったぐらいである。

ここで言う腕は手首から肘にかけてで、指を動かす筋肉が束になっているところだ。
通りかかった家内が湿布あるよと言ってくれたが、湿布の問題ではないと丁重に断った。
風呂上がりで体も腕も暖まっているのでいつも指慣らしは軽くする程度であるがもう少しした方がいいのかもしれない。
指慣らしの代わりと言う訳ではないが少しのんびりした曲で、無伴奏チェロの4番を弾いた。
今のところサラバンドまでであるが、テンポを落とし気味にゆっくりと噛み締めながら弾くと心地よい。
その次に無伴奏バイオリンソナタ1番のアダージョ、これもゆっくりと情感を確かめながら弾くと、下手は下手なりに満足できる。
続けてフーガに入ると半端ない疲れに見舞われるので最近は弾いてない。
その次にまたBWV998にもどったプレリュード・フーガ・アレグロと続けて、こんどはアレグロもそれほど疲れを感じなかった。
やはり何事もウォーミングアップが必要で、いきなり忙しい曲を弾くと続かないようだ。
今頃気がついたのか・・・
今日のギターはある程度満足できたと言うことで、10時からレコードの時間。
・・・
今日は、今日も、いつものテレマンで管弦楽のための協奏曲

Dsc00383

テレマンは徐々に枚数が増えて来ているが、そんなに何枚も持っている訳ではないのでいつも同じ盤を聴くことになる。
この盤が好きなのはホリガーのオーボエが少しまろやかで弦楽合奏にとけ込み、がしかし存在感があり、オーボエ好きにはたまらない演奏になっているところですね。
レコードで聴くオーボエはまろやかでいいですね。
・・・


生まれ変われたら18世紀の王侯貴族

2012-10-29 22:20:41 | ギター

こんばんは
月曜日はいつもダルい気持ちと重い体を引きずりながらなんとかかんとか仕事をこなしている。
5時半きっかりに仕事を切り上げてすぐ1時間のウォーキング、帰って来てやっと体が活性化している。
晩ご飯を食べて1時間ほど腹ごなしにテレビを見ながら笑って、風呂に入りさらにリフレッシュして9時から趣味の時間だ。
先ずギター、今日はその前に爪の手入れ、いろいろとあったので爪の手入れがおろそかになっていた。
1時間ほどギターを弾くつもりでいたが、30分も弾けばもう左手がワナワナし腕立て伏せを限界までしたような疲れが襲ってくる。
ガラスの左腕というかしなびた大根のような力のない左腕である。
母のことがあり2週間ほどギターをろくに弾いてなかったので少し忘れかけている。
今日はとにかく思い出すことに集中した。
・・・
腕をさすりながらレコードでも聴くことにしよう。

・・・
Dsc01082 今日は、と言うか今日もテレマンで
ターフェルムジーク第1集
昨日の記事でも紹介した、音楽のフルコース、何とも優雅な貴族音楽である。
ブリュッヘン指揮レオンハルトのチェンバロとアムステルダム合奏団による古楽器による演奏は最高の味わいだ。
生まれ変われたら18世紀の王侯貴族に産まれたいなあ・・・

・・・
・・・
以前ほど花の写真を撮らなくなった、ヤバい!
美しい造形や色彩に関心が無くなると老いが迫ってくる。
まあ、この時期はあまり花が咲いてないし、近所の花は撮り尽くして代わり映えがしないと言うのもある。
毎日朝の愛犬ジローとの散歩はデジカメを持って歩いているが、撮りたい花がないのが実情である。
まあそれも言い訳のようなので今日はとにかく撮って来た

Dsc01403

・・・

Dsc01405

・・・
落ち葉がきれいな季節になっていることに気がついた。
しばらく落ち葉に気をつけてみよう・・・


音楽のコース料理/テレマンのターフェルムジーク第3集

2012-10-28 23:01:20 | テレマン

こんばんは
亡くなった母には年の離れた妹がいて我々は兄弟のように一緒に育てられた。
ボクにとっては姉の上にもう一人姉がいたような感じである。
ボクから見て叔母になるのであるが、キツい姉の上の優しい姉のような存在であった。
その叔母が今日、行田から訪ねて来てくれた。
事情があって日帰りである。
母が市民病院に入院中も同じように日帰りできてくれた。
母が亡くなったと知らせを受けてじっとしては居れなかったろうが残念ながら葬儀には出てくることが出来ず、このまま納骨されてしまったのでは心残りでならないと言うことで体力を振り絞って出て来てくれた。
僅か4時間あまりの滞在であったが、僕たち兄弟3人とボクの家内と次男そして叔母とその息子、色あせたアルバムの写真を見ながら昔の話で盛り上がり大変充実した楽しい一日だった。
・・・
さて、日曜日の夜と言うのは明日からまた仕事という憂鬱な気分が徐々に湧いて来て、まだ寝るのは早いと容赦無い時間の流れに無駄な抵抗をするのがお決まりだ。
そんな時は音楽が一番、まずはギターだ。
ようやく左手首の傷みが治まり、いつまた傷むのかと心配しながらであるが30分ほどギターを楽しんだ。
曲目はもちろん、バッハで無伴奏チェロ組曲第4番プレリュード・アルマンド・クーラント、クーラントの後サラバンドに入ろうかと思ったのだが、すこし左手が心配になり今日のところはここまでとガマンした。
次はレコード鑑賞、昨日買って来た2枚組1,580円(2割引で購入)の高額レコードはもちろんテレマンで
・・・
ターフェルムジーク第3集
Dsc01400 Dsc01401







・・・
フランス・ブリュッヘン指揮 アムステルダム合奏団
チェンバロはグスタフ・レオンハルト
オリジナル楽器による演奏である。
ターフェル・ムジークとは英語に直すとテーブル・ミュージックであろうか、日本語にすると食卓の音楽である。
~~~
ターフェルムジークは本来は王侯貴族のフォーマルな宴席のための音楽である。
~~~
と言うことで、料理にコース料理があるように音楽のコース料理である。
おそらく、前菜からスープ・主菜(肉とか魚)・デザートと言った料理の流れに沿った管弦楽曲群と言ったところだろう。
料理に合わせていたかは疑問ではあるが、和食で言えば懐石料理のような一種の芸術的な料理群を意識したものではなかっただろうか。(私の勝手な解釈であるが)
これらの管弦楽曲群は、第1集も第3集も管弦楽組曲・四重奏曲・協奏曲・トリオソナタ・ソナタ・終曲の順に並んでおり、形式の変化も美しさの要素であろう。
そう言ったところは器や盛りつけや配膳などにこだわるコース料理と同じである。
これで第1集と第3集が手に入った訳でこうなると第2集が欲しくなる。
どちらの版もTEREFUNKENでブリュッヘンとレオンハルトとアムステルダム合奏団、ジャケットは異なるがおそらく同じシリーズの録音によるものだろう。
第2集にいつ巡り会えるか楽しみである。
いや~道楽って本当にいいもんですねえ・・・


カザルスのチェロでバッハのチェロソナタ第1番・2番・3番

2012-10-27 21:33:54 | バッハ

こんばんは
土曜日の夜、いつもならここでギターに浸るところであるが、左手にまだ少し違和感がある。
いつもの手首を回した時の傷みは無くなったが、ちょっとした動作で鈍い痛みのような何か不安になるような感覚がまだある。
思い切って、ギターを弾いてみるのもいいのだがまた手首の痛みがぶり返すと元も子もない。
ここはガマンだ・・・
母が亡くなり少しずつ精神的負担から解放されて来ているが、とたんに自分の体に変調が現れてきた。
還暦の祝いに神様から「何が欲しい?」と聞かれたら、若い体・疲れない体力・へこたれない気力・よく聞こえる耳・よく見える目と答えるだろう。
ない物ねだりと言うのか左手だけでも何とかならないものかと思う。
アレが欲しいこれが欲しいお金が欲しいとか言ういわゆる物欲は結局どうでもいいような気がする。
・・・
音楽はいつも疲れた精神を癒してくれる。
今日もいつもの中古レコード店に行って、買って来た。
カザルスのチェロでバッハのチェロソナタ第1番・2番・3番
またバッハですか?・・・
Dsc01398 Dsc01399







・・・
いつもは480円か300円のバーゲン品しか買わないのであるが、今日は多少の開放感と2割引のクーポン券に背中を押され1,280円の高級(?)品だ。
バーゲン品の中にはカザルスはないと言っていい。
無伴奏チェロ組曲があれば飛びついたのであるが、さすがにそれはない、地道に探すしかないようだ。
盤面に多少の擦り傷があり不安があるが、音色は柔らかく耳に優しい。
偉そうなことを言うが、伴奏はピアノよりチェンバロの方がいいのではないだろうか。
ピアノは当然チェンバロより表現力があり楽器の王様であるが、チェロの音色に集中したい自分としてはピアノの音は良すぎる。
録音は1950年プラード音楽祭と書いてあるが、ボクが産まれる前の録音がこんな音質で残っているとは驚きである。
ジャケットの裏面には、<CBS不滅の1500>カザルス選集Vol.6とある。
もしかして1,500円ですか?いやいや1,500曲でしょう。
2割引で1,000円を切っているとは言えアナログレコードにこの金額払いますか?と言う心の声が聞こえてこなくもない。
1,000円の廉価版CDを買った方がいいんじゃない?ともおもうが、うまく言えないがアナログレコードにはCDにはない魅力がある。

昼飯は駅のホームの立ち食いそばで済ませた。(倹約だ)
・・・
もう一枚高級品を買って来た、これは2枚組で1,580円だ。
これは、次の機会(たぶん明日)紹介しよう。
もしかしてテレマンですか?・・・さあ~