39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

想像以上の緊張感に溢れた演奏

2013-01-13 22:44:39 | バッハ

こんばんは
気圧の谷が近づいて来て一日中曇り、それほど寒くはないものの気持ちは冬の寒さです。
寒さを吹き飛ばしたいのですが、何か元気一杯やることがあれば良いのですが、どうしても縮こまってしまいます。
昼前に少しギターを弾いて、これでは一日ダラダラしてしまうということで、思い切って街に出ることにしました。
街に出ると言っても行くところは決まっていて、先ずはいつもの中古レコード店へ。
店の前まで言って、「まてよ?今日はCDのお店の方に行こう」と突然予定変更、20mほど先にある同じGROOVINの中古CD店へ、2階がクラシック関係です。
レコードと違って探すのが楽ですね。
バッハもテレマンもその他のバロック系も結構いろいろあります。
テレマンのターフェルムジーク全集CD4枚組がありました。
バーゲン品のレコードよりは随分高いのですが、CDですからね、それにアナログ盤も巡り合わせが悪いと高くついたり盤に問題があったり、リスクを考えるとCDが無難かなあ、等といろいろと考えさせられます。
棚から目をそらせて通路に置いてある段ボール箱を見ると、「グレン・グールド」の文字がずらりと目に入ってきました。
よく見ると「平均律クラビア」「イギリス組曲」「フランス組曲」「パルティータ」「インベンション」等々・・・
どれも1巻1,155円、う~ん全部欲しい、
「平均律クラビア」第1巻2巻各CD2枚組で1,155円×2=2,310円にするか
「イギリス組曲」「フランス組曲」各CD2枚組で1,155円×2=2,310円にするか
散々迷って、平均律は今回やめにして「イギリス組曲」「フランス組曲」を購入しました。
割引券が400円分あったので1,910円になり、1,500円以上なのでまた100円の割引券を一枚もらいました。
「イギリス組曲」も「フランス組曲」もアナログ盤で部分的にはあるのですが全曲そろったものはないのでこの際ですから思い切りました。

バッハ:イギリス組曲(全曲) バッハ:イギリス組曲(全曲)
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2012-10-24

バッハ:フランス組曲(全曲)&フランス風序曲 バッハ:フランス組曲(全曲)&フランス風序曲
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2012-10-24

さらにもっと思い切って「そこにあるグールド全部買えば良いじゃん」と言う声も聞こえましたが、「おまえいつの間にピアノファンになったんだ、グールドファンになったんだ?」「ギター・リュート・リコーダーに弦楽合奏系ではなかったのか」と言う声も聞こえ、まあ少ない資金を有効に使おうと言うことで今回はこの2巻にしました。
・・・
「好きな買い物をするのはストレス解消になる」
「財布の中身が少なくなるとストレスになる」
「プラマイゼロか?」
・・・
今まで、バッハは弦楽合奏や管や弦の器楽曲とオルガンやチェンバロなどの鍵盤楽器のものを中心に聴いていました。
鍵盤楽器でも現代のピアノで演奏されるものはどちらかと言うと敬遠してきました。
しかし、少し前にG.グールドのインベンションを聴いてからは、実はピアノでのバッハと言うものに最近は取り憑かれています。
今も、そのインベンションを聴きながらこの記事を書いていますが、不思議な魅力がありますね。
今日の午後は4時からの鑑定団をはさんで「フランス組曲」を聴いていました。
バロック調の優雅なフランス風の華麗な旋律ですが、想像以上の緊張感に溢れた演奏です。
華麗で優雅なバロックが、どうしたことだこの緊張感・感性に溢れた表現は・・・
ジャズ?・・・ロック?・・・ポップス?・・・
なんだか全てに通ずるようなこの感覚・・・
しばらく虜になってしまいそうですね。
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余談ですが、昼ご飯は久しぶりに一人で外食、すき屋の牛丼ですが、季節限定の「ネギキムチ牛丼」これ美味しかったですよ。

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追伸:上のアマゾンのリンクは最近発売されたものらしく、今回僕が買ったのは1970年代に発売されたものです。ジャケットの写真と中身は同じ(たぶん)ものですけど最近また出て来たと言うことは人気が根強いと言うことでしょうか・・・