39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

サドルを交換

2012-11-23 22:31:17 | ウルフトーン

こんばんは
ボクの誕生日を祝ってかあるいはそれにかこつけてか分かりませんが、家族でトンカツ屋さんに行いきました。
ボクと家内はヒレカツ定食、息子はロースカツ定食、娘はかつ重
Dsc01446 Dsc01447







ヒレカツ(左)はちょうどいい分量でしたが、ロースカツの(右)方は結構ボリュームがあって息子も食べ盛りの男ですが最後の一切れ特に油の多いところはうんざりしているようで、家内と娘に分けていました。
肉自体には塩も何もふってないようなあっさり系でソースもあっさり系でたくさんかけても大丈夫、ご飯もおいしいしみそ汁も豚汁系で美味しかったです。
・・・
食後はそれぞれ男組と女組に別れて買い物
男組は近くの家電量販店エディオンに行き、デジカメの品定め、別に買う訳ではないのですが最近のデジカメはいろいろと魅力的で、特にレトロな雰囲気のものとかシャッターや絞りが設定できるものなどがあり、昔の一眼レフのようなこだわった取り方が出来そうで、欲しいなあ~・・・でした。
ボクの部屋の切れた蛍光灯をポイントでゲットして帰りました。
家に帰ると愛犬ジローが「寂しかったよ~」と飛びついてきました。
寂しい時は指定の場所以外でオシッコをしているのでそれを始末してしばらく飛びつかれて舐められるままにしていました。
・・・
しばらくギターを弾いて時間をつぶして、家内達が帰って来たら入れ替わりにギターを持ってまたお出かけ。
いつのもヤマハに行きました。
一年に一度のギターの定期点検、今回はブリッジのサドルと言うんですか骨棒について相談にいきました。
このギターの純正のサドルは少し弦高が高いので、最近は別の安物のサドルをつけていたのですが家内が持っていたおそらく1万円もしない安物のギターなので、弦高はまあまあなんですがサイズが長くはみ出しているのと弦が当たる部分の加工精度が悪く見た目にも安っぽく感じ良くありません。
そこで純正のサドルに戻して少し削るかして弦高をあわせようと思ったわけです。
ギターショップの人が今日は特別に来てくれていると言うことなので相談すると、純正のサドルは1mmぐらいの木が下についているのでその木をはがすと「丁度良くなりますよ」と言うことです。
よく見ると確かに薄茶色の薄い木のようなものが貼付けてある、「はがして良いですか?」と聞かれたので「お願いします」と言うとちょっとどこかに行ってきれいに剥がして来てくれました。
早速その場で弦を緩めてサドルを交換しました。

Dsc01448

すぐに音を出してみて、第一印象はおんぼろサドルと比べて音の輪郭がはっきりしたこと、結果的に少し弦高が上がっているので音のメリハリがついてきました。
購入直後にハッキリとしていたG#のウルフトーンがおんぼろサドルでは消えていたのが今度は少し目立つようになりました。
目立つと言っても購入直後のはっきりとした少しうるさい感じのウルフトーンではなく、「まあこれぐらいはよくあるウルフトーンかな?」と言った感じです。
3年間しっかりと弾き込んだこともあり全体的にははっきりとした音によみがえった感じです。
前から気になっていたハイポジションで音程が上がってくる現象は同じで、これはこのギターの特性でしょうね。
この現象は3弦で顕著で、他のギターではサドルの3弦部分を補正してあるものもありますよね。
まあ、これぐらいの音程の変化が分かるような耳ではないので気にはしていませんが、最近のチューナーでの調弦は敏感すぎて余計なことが気になりますね。
・・・
今日も風呂上がり浅田真央のスケートを見てから、ギターを弾きました。
いつもより入念に音を確かめながら弾きましたが、音は輪郭がはっきりして来てメリハリがついてよくなったと思います。
弦高が少し上がったのですがハイポジションの弾き心地は変化無くいつもと変わらない感じです。
いや~、充実した一日だった・・・


弦の旅も一段落

2010-12-19 10:47:04 | ウルフトーン

最近は、ブログの記事に事欠くようになってきた。

多くの人がブログを初めて、半年一年で消滅あるいは更新がなくなる。

まあ、毎日書かなくては・・・、と使命になると苦痛になるのではあるが、せっかく始めた自分の記録を途中でやめてしまうのは、なにか負けたような気分になる。

まあ、最近は花の写真が撮れないのと、ギターに関しては35年のブランクからようやく脱出して、離陸・上昇から水平飛行に移った飛行機のように安定したギター生活になってきたのもある。

最近よく思う。35年間のブランクこの間もずっとギターを弾き続けていたらもっとうまかったか?

いやー、どうもそんなに変わらないような気がする。

まあ、バブル時代高収入時代に高いギターを買っていたかもしれないが、腕前はそんなに伸びず、結局再開して1年半ぐらいで追いついた今の実力ぐらいで止まっていたのではないだろうか。

なにごとも、モチベーションがあるとないとでは大違いだ。

・・・

最近は、弦の旅も一段落し、安住の地にひとまず落ち着いた感じだ。

安くても高くてもこのギターとこの指にあった弦があるはずで、どの弦でもどんな弾き方でもよく鳴る弦はありえないだろう。

特にそれほど高くないギターには、唯一あとから交換できる弦の選択が大切だ。

現在は、高音弦アリアンス・低音弦EXP45、当分これだな。

最近少し気になりだしたのは、3弦1フレットと1弦4フレットのG#の音だ。

これが前後の音より5割増しぐらい大きな音が鳴る。

これは、前から気になっていたウルフトーンと同じで、前は嫌な感じでなっていたのが、最近は音色は前後の音と変わらず音量が大きいという特性に変わってきたように思う。

太く・張りが強く・エネルギーの大きい弦だとこれがウルフになっていたのが、今の細めの弦で張りも弱めで優しい音のアリアンスだと、音色を維持したまま、共振の強いところだけが残った感じだ。

まあ、購入から1年半で少しフレットがすり減った感じがするほど毎日弾き込んでいるので、楽器として成熟してきた感がある。

家内が「最近、すごくいい音がしているね・・・」と言ってくれた。

しかし、「新しいギターは買わなくてもいいね・・・」と言っているように聞こえるのは、耳のせい?

収入があるたびに「いいギターがほしいなぁ・・・」と無意識で言っているらしい・・・


手首が痛い・・・ブログのアクセス解析をしてみた

2010-10-02 22:03:13 | ウルフトーン

先週ギターを弾きすぎたせいで、今週はずっと左手首の調子が思わしくない。

それでも昨日は「もう大丈夫かな?」と言う感じだったので、90分ほどかけてあれこれ弾いて、結構満足したのであるが、それが良くなかった。

今日は朝から手首がコキコキして痛い、「昨日弾き終わった後すぐに湿布をしておけば良かった・・・」としきりに後悔しても仕方ない。

昼過ぎには少しよくなってきたのでちょっとだけならと思って弾いてみたが、手をいたわりながらだと全然乗れずに時間の無駄なのでやめた。

今、風呂から上がって湿布を貼るとスースーヒリヒリしてきて気持ちが良い。

まあ、明日も無理せずに養生しようかな・・・

・・・

と言うことですることがないので、久しぶりにブログのアクセス解析をしてみた。

検索キーワードで多いのが「ロマニリョス」と「iPad」の関係だ。この二つがダントツに多い。

ギター弾きにとってはロマニリョスは興味のあるところで、どんなギターなの?いくらぐらいするの?とかトルナボスって何?みたいなところかも知れませんねぇ。

Googleで「ロマニリョス」と打って検索すると私のブログが3番目ぐらいに出てくるので、皆さん一度は立ち寄るようです。

たいしたことは書いてないのですが、検索の上位に出てくるとつい見てしまいますよね。

iPadは最近流行のデバイスなのですが、検索キーワードを見ると、「母艦変更」「iOS3.2.2アップデート」「iOS4.2」この3つぐらいが多いですね。

iPadが出てから半年近くなりますから、持っている人も多くなり悩みや疑問も多くなっているのでしょう。

母艦変更はヘタすると購入したものが消えるのではないかとか、いろいろ心配なので慎重にやりたいですよね。

もうほとんどの人がiOS3.2.2にしていると思いますが、アップデートの時は気を付けないと失敗ばかりしてしまいます。

iPhoneやiPodtouchがiOS4.1になっているのでiPadも早くならないかなぁ、と思っている人も多いのでしょうね。かくいう自分も待ち遠しいです、びっくりするほどよくなるかどうかは分かりませんが、待っている人も多いのでしょう。

これもGoogleで「iPad母艦移行」「iOS3.2.2」で検索するとこのブログが結構上位に出てきます。

たいしたことを書いてはないのですが、これもついのぞいてしまうといった感じでしょうか。

Googleで検索上位に出てくるのはどんな基準なんでしょうか?

記事のタイトルがピッタリ一致するとかその文字が使われているとかだけだと、日本中にものすごいブログやHPがあるはずですから、後は更新頻度かも知れないですね。

私の場合は、最近こそ月に何回か抜けることがありますが、ほとんど毎日更新しているのでその辺でブログ界の席次が上がっているのかも知れませんね。

その次に多いのが「ウルフトーン」で、これも結構多くの人が悩んでいるんですね・・・

最近、私のギターではウルフトーンが目立たなくなってきました。

これは修理をして直るものでもなく、しっかり弾き込んでギターをなじませるとか、弦を試行錯誤の中から相性の良いものを選択するとか、私の場合はそんな感じで何とか落ち着いてきました。

木の箱から音の出る楽器はウルフトーンは宿命でこれがあることを十分に理解した上で付き合っていくことが重要です。

・・・

最近は手で字を書くことがおっくうで苦痛ですらありますが、キーボードでパシャパシャ打つのは簡単でそれがサーバーの中で管理されていていつでも読み返すことが出来て、ブログというのは便利ですよね。

でも、公開している以上は人に見られていることを忘れないようにしましょう。

一部の人は「39ギター」がどこの誰か知っているわけで、もし変なことを書いていたらそっと教えてください。

これからもよろしくお願いいたします。

(だれに?・・・ このブログに立ち寄ってくださる皆さんです・・・)


ウルフトーンは弦との相性で解消できる

2010-09-11 22:44:25 | ウルフトーン

このギター、アランフェスのNo720になってから約10ヶ月、毎日1時間以上弾き込んできた甲斐があってか、最近はいい音になってきたと言うかバランスよくなってきたように思う。

このギターは、ウルフトーンがGからG#あたりにあって、3弦の開放と1フレットが異常に響くし、4弦の4~6フレットあたりも良く響き曲の進行の中でアンバランスな響きになっていて不愉快だった。

ふと気がついたら最近、どうもその傾向が弱くなったようである。

なぜか、よ~く考えてみた。

一つは弾き込んでバランスが良くなってきたと言うことかも知れないが、どうもそんな抽象的なことではないようだ。

ずばり、弦の違いが大きい!

このギターになってきてから推奨弦の低音EXP45と高音チタニウムをメインに使用してきたが、どうもこの弦はノーマルテンションのわりには弦が太く弾いたときのエネルギーが大きい。

そのために、響きすぎていたかも知れない。

どうしてこう思うかというと、3週間前サバレスの弦に変えてから、変な響きが無くなってきたからである。

G周辺の異常な響きや、2・3弦の開放弦を弾いたとき右手の弾く位置によっては鉄板を木槌で叩いたような乾いた硬い音がしていたのがすっかりおとなしくなり、全体的にバランスのいい落ち着いたかといって地味ではなく味のある音に変わってきたからだ。

以前ウルフトーンを少しでも抑えようと、表板の質量を増すためにキズ防止用のフィルムを2枚べったり貼っていたのだが、これをはずしても大丈夫で本来の桜井氏監修の響きが戻ってきた。

メーカーの推奨弦を鵜呑みにしていたが悪かったというか、いろんな弦を試して自分の音このギターにあった弦を探そうとしなかったのが良くなかった。

ハイテンション系の弦は、そのエネルギーをしっかり受け止められる、強いボディーのギターに張るべきで、このギターのようにどちらかというと軽く弾いてもよく鳴るギターにはエネルギーが強すぎたようだ。

EXP45もT2チタニウムもハイテンションではなくノーマルだが、このギターとの相性は良くなかったようだ。

EXP45の低音弦はメッキが強く長持ちするし音色も重厚で地味でバッハには丁度いいのだが、ギターーが十分にそのエネルギーを処理できないようだ。

今使っている、サバレスの新しい弦セットは高音ALLIANCEと低音CANTIGAで、弦が細めだが十分なエネルギーを持っておりしかも音色が少しハスキーで色気がある。

3週間で4・5弦はメッキがはがれて赤銅色が出てきているし、すこし低音部の迫力が無くなってきた。

もう1週間ほど使って、次はハナバッハのイエロー(スーパーローテンション)を使ってみることにする。

この弦は、ギターが新しくなる前に古いギターでしゃかりきになって練習していて手を壊しそうになったときに買った弦で、新しいギターになって手が治ったので使わずに残っていた弦だ。

ギターと弦の相性を見るには、こんな極端な弦を張ってみるのも研究価値があるかも知れない。

EXP45の買い置きが一箱余っているが、そのうち日の目を見ることもあるだろう、大事にしまっておこう。

ウルフトーンは弦との相性で解消できる。と言うことでした。


ギターは、湿度に敏感だ。

2010-04-24 22:59:16 | ウルフトーン

やっぱり、仕事をしてない日は、ギターがうまく弾ける。

指も調子良く動くし、第一気持ちが良く入る。

仕事で疲れた頭は、ギターを弾いているときに混乱しているのが解ることがある。

疲れているときは次の音が出てこないし、指が次の場所に動かない。目も指の後を追っているようでは、弦をうまく押さえられない。

今日は、気持ちよく弾けた。

P1040372

気持ちよく弾けたのは、もう一つ原因がある。

今日の昼頃、ギターを弾いているときは部屋の湿度が50%程度まで下がっていたので、ギターケースを開けたままにして調湿剤を部屋の空気にさらした。

その結果、ギターケースの中はそれまで60%以上あったのが55%程度まで湿度が下がり、そのせいかギターの音が乾くでもなく湿るでもなく丁度良い感じで鳴ってくれた。

昨日まで気になっていた、ウルフトーンも気にならなくなっている。

ギターは、湿度に敏感だ。

明日の午前中はちょっとヤマハに行ってみよう。