39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

日本は美しいですね・・・

2015-01-29 21:36:31 | 俳句川柳

こんばんは

冷えてきていますね

明日の朝はもっと冷え込んで薄っすらでしょうが雪が積もっているかもしれません。

ところで今日は亡くなった父の誕生日です。

生きていれば今日で90歳で大変おめでたいことです。

90歳は卒寿と言うそうです。

「卒」の略字「卆」が九十と書くことからそう言うようになったということで、日本語の面白さあるいは目上を敬い大切にする日本人の心の表れでしょうか・・・

いつまでも長生きしてもらってそれを祝いたいと誰もが思うのですがそうはなかなかなりませんけどね。

・・・

1月20日の大寒を過ぎてそろそろ2月4日の立春ですね。

しかし実際の気候は今が一番寒い頃、立春ですがまさに「春は名のみ」ですね。

二十四節気について調べていて「七十二候」と言うのがあるのを知りました。

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二十四節気(にじゅうしせっき)は、1年を24等分し、その分割点(節気)を含む日に季節をあらわす名称をつけたものに対して、七十二候(しちじゅうにこう)は、二十四節気をさらに5日(または6日)ずつの3つ(初候、次候、末候)に分けた期間のことです。
七十二候の名称は、気象・動植物の変化を知らせる短文になっています。

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大寒は次の3つに分かれて

1/20~1/24頃は【款冬華】「ふきのはなさく」と読んで

凍てついた地面に蕗の花が咲き始める頃。

地面には雪が積もり、強い寒さが襲ってくる時期ですが、草花は春に向けて着実に動き出しています。

1/25~1/29頃は【水沢腹堅】「さわみずこおりつめる」と読んで

沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。

この時期に、一年での最低気温の記録がでることが多く、氷点下に達する地域も多くみられます。

1/30~2/3頃は【鶏始乳】「にわとりはじめてとやにつく」と読んで

鶏が春の気を感じ、たまごを産み始める頃。

自然な状態の鶏は、日照時間が長くなるにつれ、産卵率が上がっていくため、春から夏にかけてたくさん卵を産みます。

~~~

と言うことです。

日本は美しいですね・・・

季節や気候や動植物の変化を細かく観察し美しい言葉で表現しています。

ネットで調べるとこんな言葉が続々と出てきて飽きませんね、それにどれも俳句で使っていそうな言葉で24の季節72の気候ごとに綺麗な俳句が出来そうですが、ド凡人にはムリムリ・・・

こんな美しい日本の言葉や風景を後世に長く正しく伝えるのも我々の務めかもしれませんね。


急用が入らないことを願いましょう

2014-10-16 22:37:04 | 俳句川柳

こんばんは

次第に秋が深くなって来て服装に苦労しています。

と言ってもお洒落と言うことではなく、暑かったり寒かったりするので先ず朝イチに何を着るのか迷うんですね。

一番大きな悩みは半袖か長袖かですね。

とりあえず長袖にしておけば問題ないのですが、ちょっと動くと暑くなることがありますよね。

でも、しばらくじっとしているとヒンヤリして来てちょっと上に羽織ろうかと言う感じにもなります。

まあこまめにやるしかないんですけどね。

・・・

秋の風景と言えばもみじとかススキとかですが、今日のプレバト俳句のお題はススキの原っぱの写真でした。

一位の句はたしか

 飼い猫の背中のような夕すすき 中川翔子

でしたか?

ちょっと添削して

 シャム猫の背中のような夕すすき

俳句に学歴は関係ないと言うか邪魔・・・

そんな感じでおもしろかったですね。

 千の茎万の綿毛や夕すすき 39ギター

才能なしの確信犯(せめて凡人と言うことで・・・)ですね、トホホ・・・

俳句には本に書いてある知識よりも想像力や創造力、表現力や発想力、感受性や客観性等いろいろと必要なものが考えられますが、やはり基本は俳句の定石をどれだけ勉強しているか、ですね。

8割がたが勉強や経験でそれ以外の力は2割程度でしょうか。

つまり俳句上達の秘訣は努力でしょう・・・

・・・

明日は金曜日、夕方19時から駅前のチャペルで演奏会があるので行って来ます。

ブクステフーデのソナタ全曲演奏の2回目ですから、op1の5,6,7とその他そんな感じでしょうか、目の前で生の演奏で古楽のトリオソナタを聴けるなんて幸せ者ですね。

明日に備えてCDでop-1を聴いていますが、ブクステフーデと言えばバッハも傾倒したオルガンの大家ですけどトリオソナタは大家の重々しい雰囲気はなく軽快で楽しいモノになっていますね。

そういえばブクステフーデのオルガン曲もレコード3枚分しか持っていませんけど、バッハのような重厚感はなく親しみやすい曲ですね。

明日が楽しみです、今月のお小遣い(残り半分)ももらったので、急用が入らないことを願いましょう。


凡人脱出

2014-08-21 22:43:00 | 俳句川柳

こんばんは
広島の豪雨災害は行方不明者が一挙に51人に増えたとか、死亡者数は遺体が確認できるので39人と正確なんでしょうが行方不明は生存している人からの申告になるんでしょうね、現場の混乱が続いているようです。
さっき少し雨が降っていましたが今は止んでいます。
また夜中にまとまった雨が降るかもしれないと言うことで現場の皆さんは大変です。
気持ちとしてはボクも行って手伝いたいぐらいですが、かえって邪魔になりますよね。
・・・
プレバトを見てゲラゲラ笑っているときでもないのですが、今日のプレバト生け花と俳句を見ました。
今日は「無駄な言葉」と言う事でいろいろと指摘されていました。
「沈む夕日」「行く夏を惜しむ」「海に浮かぶ島」いろいろと出てきましたね。
確かに意味的には重なっている感じはしますが、「無駄」と一蹴されてもついやってしまうのが凡人ですね。
「花が咲く」「川が流れる」「風が吹く」こう言った表現がそうなんでしょうが、「花が散る」「川が暴れる」「風が止まる」と違った表現もありますよね。
だから一概に無駄な言葉と言われると「じゃあどう表現するの?」と言う事になりますよね。
「花」と出たら「咲く」と解釈する事が決まっていて、そうじゃ無いときは「花が散る」としてこれは無駄な言葉ではないと言う事なんでしょうか。
たしかに「昇る夕日」はありません、「行く夏」には「惜しむ」の意味が含まれている、島は海に浮かんでいる。
じゃあ「夕日」とでたら「沈む」しかないのかと言うとそうとは限らない。
だから「赤い夕日」を言いたいときはまず「夕日」と出しておいて残りの言葉で「赤い」を連想させないといけないわけですし、「沈む夕日」を言いたいときは「夕日」を出しておいて残りの言葉で「沈む」を連想させないといけないと言うことになりますね。
まあそれが出来れば凡人脱出なんでしょうね。


シオカラトンボ

2014-08-07 21:58:15 | 俳句川柳

こんばんは
今日のプレバト俳句はおもしろかった。
梅沢富美男が一位で「なぁ~んだ、また梅沢かぁ」と思っていたら、最後に減点されて2位に落ちて爽快でした。
凡人がすぐ使う動詞「味わう」「癒す」、そうですね使いやすいですよね。
 北斎の赤富士を踏む土を踏む
 暁の雪渓迫りくる一歩
 雲海の産める朝日や富士山頂
添削後の句は良くなっているんでしょうが、どれも玄人っぽくなって逆に素人っぽい親しみやすさが無くなっていると思うのは・・・ボクだけか?・・・
・・・
今日は久しぶりに良い天気でしたね。
まだ雲がたくさんあったんですが間から青空がのぞく丁度いいバランスだったかも知れません。
長雨のあとの晴天なのでキノコや虫が出て来ているんじゃないかと期待しながらあるいていると、「あれ?道の真ん中に大きな虫が転がっている」「なぁんだ、セミの死骸かぁ」と思っていたら「あれ?コレはカブトムシだな」「メスか・・・」「あれ?動いている!」
そうなんです、メスのカブトムシが道のまん中で裏返しになってもだえていました。
こんなところにいたら誰かに踏まれるぞと思い、つまんで近くの木に移してあげました。

Dsc00771

ビックリしたんでしょうね、木を猛烈な速さで昇って行きました。
大きくてしっかりしていたのでコレなら「近くにオスもいるのかな」とおもいましたが、そう簡単には見つかりませんね。
この遊歩道で生まれた天然のものか、あるいは近くの子どもがデパートで買って来たカブトムシのツガイの雌が逃げたのかわかりませんが、できればこの近くで繁殖してほしいですね。
・・・
家に帰って来ると玄関のすぐ外にトンボがいました。

Dsc00773

Dsc00772

シオカラトンボですね。
山の近い団地なので自然が残っています。


おあとがよろしいようで・・・

2014-06-18 22:32:55 | 俳句川柳

こんばんは
梅雨らしい空模様です。
今朝も雨がポツポツとする中を愛犬ジローと散歩しました。
いつものコースを回ってそろそろ家に帰り着く頃、遠くの方から鳥の鳴き声がしました。
よく聴くと「テッペンカケタカ」と聞こえます。
ということは、ホトトギスでしょう!
~~~
ホトトギス(杜鵑、学名:Cuculus poliocephalus)は、カッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類の一種。特徴的な鳴き声とウグイスなどに托卵する習性で知られている(「ホトトギス目ホトトギス科」と書かれることもあるが、カッコウ目カッコウ科と同じものである)。日本では古来から様々な文書に登場し、杜鵑、時鳥、子規、不如帰、杜宇、蜀魂、田鵑など、漢字表記や異名が多い。
全長は28cmほどで、ヒヨドリよりわずかに大きく、ハトより小さい。頭部と背中は灰色で、翼と尾羽は黒褐色をしている。胸と腹は白色で、黒い横しまが入るが、この横しまはカッコウやツツドリよりも細くて薄い。目のまわりには黄色のアイリングがある。
日本へは九州以北に夏鳥として渡来するが、九州と北海道では少ない。
カッコウなどと同様に食性は肉食性で、特にケムシを好んで食べる。また、自分で子育てをせず、ウグイス等に托卵する習性がある。
オスの鳴き声はけたたましいような声で、「キョッキョッ キョキョキョキョ!」と聞こえ、「ホ・ト・…・ト・ギ・ス」とも聞こえる。早朝からよく鳴き、夜に鳴くこともある。この鳴き声の聞きなしとして「本尊掛けたか」や「特許許可局」や「テッペンカケタカ」が知られる。
~~~以上Wikipediaより

ホトトギスの俳句と言えば
 ? 目には青葉山ほととぎす初鰹 山口素堂

ホトトギスと言えば正岡子規
雅号の子規とはホトトギスの異称で、結核を病み喀血した自分自身を、血を吐くまで鳴くと言われるホトトギスに喩えたものである。(Wikipediaより)
子規の詠んだ俳句の中にホトトギスを詠んだものは山のようにある。
その中から明治35年
 ? 時鳥辞世の一句なかりしや 正岡子規

最近テレビCMでよく聞く俳句
 ? ほととぎすあすはあの山超えてゆこう 種田山頭火

戦国武将
 ? 鳴かぬなら殺してしまえほととぎす   織田信長
 ? 鳴かぬなら鳴かせてみせようほととぎす 豊臣秀吉
 ? 鳴かぬなら無くまで待とうほととぎす  徳川家康

織田家17代末裔はよく泣きますね。
おあとがよろしいようで・・・

追伸:

さっき窓の外でカッコウが大きな声で鳴いた。

すぐそこまで来ていたようである。

こんな夜中に鳴くのかなぁ・・・

空耳ではないと思うが・・・