AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

5255:Zwift KOM

2020年07月28日 | ノンジャンル
 スタートはトラブルなくできた。ZwiftのMEET UP機能を使ったバーチャルチームライドにおいてスタートは鬼門である。結構な比率でトラブルが生じた。一度は4回のスタートの仕切り直しが行われ、全員が無事にスタートしたのは、本来のスタート時間から1時間ほど経過していたということもあった。

 その鬼門ともいえるスタートが1発で無事に決まった。スタート前の雑談タイムにおいて話題となったのは、延期されて実施されることとなったMt.富士ヒルクライムである。

 チームでは従来、前日に数台の車に分乗して現地に赴き、前日受付と軽めの試走をしてから、定宿に宿泊して、本番を迎えるというパターンで参加していた。

 しかし、今年はそういうわけにはいかない。チームとしてまとまって参加することはない。個々人で参加するか否か判断することになった。

 私はまだ迷っているところである。Mt.富士ヒルクライムは私にとって重要なヒルクラムレースである。

 しかし、今年は運営が大きく異なる。防寒着や補給食を入れたリュックは自分で背負って走らないといけない。

 従来は「パンクしたら棄権する・・・」という覚悟でパンク修理用具などの入ったサドルバッグやLEDライト、さらにはスマホもリュックに入れて、バスでゴール地点まで運んでもらっていた。

 それを全て背負うとなると、タイムはあまり期待できない。モチベーションを最後まで維持できるのか、少々不安なところである。

 「乗鞍も中止になったし、今年はお休みということにしようかな・・・」という方向に気持ちは傾いている。

 スタートして少しすると短いKOMに入った。Zwift KOMである。短いので早めにぺースアップした。

 実はMEET UPにおいて「まとめる」機能が働いている場合、KOMにおいて早めに前に出ることは不利となる。

 「まとめる」機能により前を走るとクランクが重くなり、後方のメンバーは軽くなる。集団がばらけないように自動調整機能が働くのである。このため、出力の差があっても集団が大きくばらけないようになっている。

 そのために誰にでも山岳賞をGETするチャンスがあるので、これはこれでとても面白い。脚がまだフレッシュで距離も短いので、「先手必勝」とばかりに早めにぺースアップしたが、最後のスパート合戦で差されてしまった。

 短いKOMであっても最後のスパートを経過すると息が乱れた。このKOM計測地点における山岳賞争奪戦がバーチャルチームライドの面白さを増加させている。

 今日のコースの走行距離は48.3kmである。少し下ってから平坦コースを淡々と走っていき、今日のハイライトともいえる「Epic KOM」へ向かった。


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