5246:早起き

　東京都のコロナウィルス感染者数が昨日は290名で一昨日は293名と凄い数字となってきた。PCR検査数が増えたからと説明されたとしても、やはりその数字は独り歩きして、それを目にする者に恐怖感を与える。

　緊急事態宣言解除後徐々に以前の日常生活を取り戻し始めていたが、ここにきてまた「自粛生活」方向に戻る流れが発生しそうである。

　東京都の感染者数増大を受けて、政府の経済復興政策である「GO TO キャンペーン」から東京都のみが除外された。

　もともと今年の夏は毎年恒例の家族旅行の予定は立てていなかったので、慌ててキャンセルしたりすることはなかった。

　今年はいろんなことが違う1年になることは必至である。毎年恒例といったことができずに、悶々とすることが多い。

　毎年参加していたヒルクライムレースも相次いで中止となった。そんないつもと違う流れと雰囲気の中であるからこそ、ちょっとしたことでも以前と変わらずであると、なんだかほっこりと安心する。

　チームでのロングライドが実走からバーチャルに変わってそれなりの日数が経過した。バーチャルの場合スタート時間が8時半であるので、以前よりも朝が遅くてよくなった。

　実走の時には6時半には起き出して、「はやく起きた朝を・・・」をテレビで観ながら支度をしていた。

　バーチャルチームライドになってからは「まだ時間があるから・・・」とベッドでぐだぐだしていることが多くなった。

　しかし、今日は朝の6時半にベッドから起き出してテレビをつけた。そして久しぶりに「はやく起きた朝は・・・」を観た。

　その内容は相変わらずであった。この番組は放送時間帯を変えながらも20年以上続いている長寿番組である。

　唯一3人が座る位置がコロナ前よりも距離が保たれていることが変わった点である。こういう時期であるから「変わらないこと」の大切さが妙に身に染みる。

　3人の掛け合いも、コーナーも変わっていない。30分間の番組を観終わって、「変わらないことって大切だよね・・・」と感慨深く思った。