AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

3438:Audi A4

2016年02月12日 | ノンジャンル
 小平市にある「Audi 西東京」の駐車場に、Mercedes-Benz E350を停めて、その白で統一された建物の中に入ると入口に一番近いところに、NEW A4は展示されていた。



 色はグレー。その隣には、一世代前となってしまった従来のA4が置かれていて、両者を見比べられる展示方法である。

 両者を見比べてみると、基本キープコンセプトであることが窺える。しかし、詳細に見比べるとその差はより明確に分かってくる。

 まずは全体のラインがよりシャープとなり、引きしまった表情を演出していることが分かる。Audiのアイコンであるシングルフレームグリルの造形もよりワイドな形となり、その縁取りがきりりとした直線で描かれている。

 展示車は「S-Line」と呼ばれるスポーティーな仕様であったので、エアロパーツやインチアップされたタイヤやホイールなどにより、スポーティーな演出がなされていた。

 「理知的でクール」という印象を意図的に演出するAudiであるが、この新型A4はそれを最もよく体現したモデルである気がする。

 後ろに回ってみても、その印象は変わらない。サイドに深く鋭く刻まれたキャラクターラインがリアのコンビネーションのランプの上端に繋がり、隙のない造形美を静かに物語っていた。



 Audiはもともと丁寧な作り込みが車の外装・内装の隅々まで行き渡っているのが、大きな売りの一つである。NEW A4は従来にもまして丁寧かつ精緻に作り込まれていることが窺える。

 NEW A4は、BMW 3シリーズ、Mercedes-Benz C-CLASSといった手ごわいライバルと競争している。この新型は、これらの強力なライバルを凌駕すべく相当な気合が入ったモデルであることが、外観からも窺えた。

 対応した営業マンの案内でテーブルに移動し、アンケートに記入した。出されたコーヒーを飲みながら、しばし雑談した後、営業マンは「では、試乗車を用意してきます。しばらくお待ちください・・・」と言ってテーブルを後にした。

 ディーラーの建物の中には8台のAudi車が整然と展示されていた。テーブルに近いとこころには、SUV車であるQ5があった。

 SUV車は日本でも人気である。AudiもQ3、Q5、Q7と三種類のSUVを揃えている。Q5の後ろ姿はどっしりとした量感を持っていた。素敵なアウトドアライフへ誘うかのような魅力的な後ろ姿である。



 「試乗車の用意ができました・・・」ちょうどコーヒーを飲み終えた頃合いに、営業マンが声を掛けてくれた。
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