AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

3339:コーヒー

2015年05月10日 | ノンジャンル
 先週の日曜日は200kmを超えるような長い距離を走ったが、今日は普段通りのロングであるので100km程の距離を走ることとなる。

 では先週よりも楽なのかというとそういう訳でもない。距離が長い場合、脚を温存するためにペースを緩める。峠道でもバトルは無しで淡々と上る。限界心拍数まで追い込むようなことはしないのである。

 しかし、100kmほどの距離の場合、走り切れることは自明であるので、峠道ではバトルを行う。限界まで自分を追い込んで峠道を上る。結果として相当に疲れる。

 今日はいつも通り7時に家を出た。天気は快晴である。昨日は断続的に雨が降ったが、今日は雨の心配はなさそうである。

 集合場所であるバクルプラザまでは多摩湖サイクリングロードを走った。良い天気と爽やかな5月の空気に誘われて多くの人々がジョギングやウォーキングをしていた。犬の散歩をさせている人も多い。この道は小金井公園まで続いている。

 そういった人々をすり抜けるようにして走った。今日の最高気温は25度ほどと天気予報は伝えていた。5月としては少し暑くなりそうである。

 バイクルプラザに着いた。今日のロングの参加者は10名。今日は行き慣れた正丸峠に行きましょうということになった。10名の構成はORBEA3台、RIDLEY3台、BH2台、Biachi1台、そして私のKUOTA1台であった。

 10両編成の列車は比較的緩やかなペースで走った。しばらく走ると肌はじっとりと汗ばんでくる。陽気な雰囲気で降り注ぐ陽光は、気分を開放的なものにしてくれる。

 先週の超ロングの帰りで落車した際の左腰の打撲はまだ痛みがとれていなかった。走りそのものに影響があるほどではなないが、左腰付近には違和感が漂っていた。

 多摩湖サイクリングロードを走り、旧青梅街道を走り、岩蔵街道を走っていった。そして、いつものファミリーマートで休憩をした。

 ここには最近バイクスタンドが新設された。それだけローディーが頻繁に立ち寄るのであろう。休憩している間にもそのファミリーマートの前の道を何台ものロードバイクが颯爽と駆け抜けていった。今日はこの爽やかな天候に誘われて多くのローディーが繰り出しているのであろう。

 しばしの休憩後、山伏峠の上り口を目指して走りだした。周囲の風景は徐々に山間の度合いを深めていく。木々は生命力旺盛な色合いに染まり、しっかりとした気を放出しているように感じられた。その気を吸い込みながら私たちは走り続けた。

 緩やかな上り基調の道が続く。あいにく、風向きは向かい風であった。強烈な風というわけではないが、止むことなく向かい風は吹いてくる。その風は脚の充電量を少しづつ消耗させてゆく。向かい風に抗しながら比較的緩やかなペースで走っていった。

 ロードバイクにとって良い季節であるということは、オートバイにとっても良い季節である。時折数台連なったオートバイが大きなエンジン音をたてて通り過ぎていった。相当な二酸化炭素を放出しながら・・・「それに比べたらロードバイクで走る人間が放出する二酸化炭素は微々たるものであろう・・・」そんなことを思った。

 ようやく山伏峠の上り口に着いた。トイレ休憩を済ませて自販機で缶コーヒーを買って飲んだ。コーヒーをたくさん飲むと病気になりづらいとテレビニュースが伝えていた。「きっとあの報道以後、コーヒーの売れ行きは良いだろうな・・・」と思いながら一気に飲んだ。
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