AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

ヒップライン

2006年11月18日 | ノンジャンル
 女性のヒップラインはやはり十二分に魅力的な曲線を描いて欲しいもの。立体的でハリがあって欲しい。間違ってもすとんと平坦な感じであってはやはり興ざめである。先日電車でとても魅力的なバストラインの若い女性を見かけた。自然と視線がその方向へ行ってしまうほど魅力的なバストラインであったが、ふと視線をヒップラインへ落とすと、残念ながら全く張り出し感のないヒップラインであった。

 「それはないでしょう・・・」と一人勝手に落胆してしまった。女性のヒップライン同様、車のヒップラインというかリアの造形は、車のデザインにとって非常に重要な要素だと個人的に感じている。

 今まで見てきた車の中でもっともセクシーというか魅力的に感じたのは、先代のAUDI A6である。アバントではなく、セダンの方であるが、そのなめらかで絶妙なラインはぐっとくるものがあった。それからマイナーチェンジする前のBMW 7シリーズのリアの造形も当初は違和感があったが、今は相当ハイレベルな仕上がりだと思える。

 ヒップラインの盛り上がりはいたって結構なことなのであるが、低域のラインにおいては一部に盛り上がり感があると、多少違和感というか、不自然な感じがして、こちらはあまりいただけない。

 先日CDP-X5000とCDP-MS1との聞き比べを行って、もっとも違っていたのは低音のたたずまいである。CDP-MS1は低域が抜けきっていて固まる感じが全くと言っていいほどなかったのに対してCDP-X5000のほうは最低域の少し上のところで盛り上がり感があり、固まった感じがするのである。

 HRS-120 CARBONは2ウェイであるが、実質的にはDDDユニット+サブウーファー的な構成であるので、低域のたたずまいにその差を感じたのかもしれない。CDP-X5000とCDP-MS1はメカは全く同一であるので躯体の差しかないはずであるが、その差がこれほど音に違いをもたらすのかと、改めて認識する良い機会となった。

 CDP-X5000のデザインは繊細でかちっとしている。見ていて気持ちの良いものなのであるが、クラシックの自然な低域を再現するには、やはりCDP-MS1の方に分があるようである。しかし、主に聴くジャンルやスピーカーによっては逆の結果となる可能性も高い。

 そのCDP-MS1であるが、方々手を尽くして探してみたところ1台入手できそうである。入手できたら、すぐさまサウンドデザインに送ってカスタマイズしてもらうことになるだろう。この両者の聞き比べを再度我が家で行うことができる日も近そうである。
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