おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

調子っぱずれ

2022-03-25 11:44:52 | 日記

 ワクチンを打ってから今日で一週間になるというのに、いまだに頭は痛いし、味覚も微妙な味わいみたいなものを感じないし、鼻水は垂れるしで、いっこうに本調子とはならない。なんとか早く回復しようと、夜は飯を食べたらすぐに寝ているし、食事はしっかり食べて体力が落ちないようにして、とりあえずは8割くらい戻った感じだ。

 で、「本調子」と書いた後、調子が悪いことは「調子っぱずれ」とでも言うのかなとふと思った。となると、「本調子」の語源はどうやら音楽にあるのではないかとネットで検索すると(便利な世の中になったもんだ)、三味線のもっとも基本的な調弦法とある。ギターで言うオーソドックスなチューニング方法のことである。確かに、チューニングができてない楽器の演奏は、なんとも聞きづらいのである。

 語源というのは案外意識していないから、改めて聞くと「ヘェ〜」というものが多い。最近、フキノトウを天ぷらにして食べたが、もう少し大きくなって花が咲くと、食べるのには時期外れとなる。歳をとった女性のことを「薹(とう)が立つ」と言うが、その語源はフキノトウが花を咲かせるほど大きく立ち上がってくると、食べ頃を過ぎたと言うところから来ていると、最近テレビでやっていた。

 昔、四国を旅行していて、偶然昔の家並みのある町を通りかかると、そこの家々の二階には、火災よけのために、「うだつ」というものが付けられていた。金持ちはうだつを上げ、貧乏人はうだつを作る余裕がないことから、「うだつが上がらない」という言葉ができたと、そこの観光案内の看板に書いてあった。

 ある競馬好きから、「埒(らち)が開かない」の「埒」は、競馬の最終コーナーを回ったところで、馬が前に出たくても開けてもらえないような時に、「内ラチが開かない」と言うんだよと教えてもらい、そんなところに語源があったのかと意外だった。

 ちなみに、我が家のアンは用を足した後、丁寧に猫砂をかけてる。あんまり丁寧にかけるので、時々用を足したのがわからないほど真っ平らにしてあって、掘ってみて初めて用を足していたことがわかることがある。犬はそこまで自分のブツを隠さない。このブツを隠す猫の習性から、「ネコババ」という言葉が生まれた。関西地方では、ウ●コのことをババとも言う。

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