おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

坂のある風景

2018-09-03 12:08:17 | イラスト

 昨夜、というか夜中までかかって「旅の空から」第二弾を描く。今日は休みなので、徹夜してでも描こうと張り切ったのだ。完成させたのは尾道の坂道のある風景。これも鞆の浦同様、去年の夏に旅行した際立ち寄った。この風景の背後には、この前逃走犯の捜索で有名になった向島が見える。絵は統一感を持たせるために、昨日の鞆の浦の絵と同じ空の色にした。

 実際の風景は、もっと古びた石垣なのだが、なるべく単純化するために同一色で描いたため、少しだけモダンな感じになった。尾道には猫が似合うので、ここにも1匹付け加えておいた。

 3時間ほどの睡眠だが、午前中はランニングに出かける。明日は台風の上陸で大荒れになるかもしれないので、なんとしても汗をかいておきたいのだ。

 走っていると、次々に脳みそにとめどもないことが浮かんでは消える。が、ひとつのことをじっくり考えることなどは不可能だ。ひとつのことを思い浮かべても、すぐに想念は別のことへと移っていく。これはもしかしたら、死ぬ前に思い出が走馬灯のように蘇るというのと同じ現象なのではないかとも思う。人間の意識というのは実にあやふやなもので、思い出もどこまでが本当に体験したことなのか、結構怪しい気がする。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旅の空 | トップ | 最大の邪魔者 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昔はものを想わざりけり (kugel)
2018-09-08 10:20:59
尾道はかつて自宅から自転車でも1時間くらいだったので、ちょっとしたサイクリング気分でよく行きました。
映画「転校生」で知られる前のさらにずっと前で、まだまだ静かで素朴な街でした。
山の中腹に住んでいる友人や、なぜか寺に下宿している同級生がいました。

階段や坂道も当時は魅力的には感じませんでしたが、今想えば「灯台下暗し」でしょうか?それとも、「昔は物を想わざりけり」なのでしょうか?

コメントを投稿

イラスト」カテゴリの最新記事