おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

ないなら作る

2024-05-29 11:42:41 | 日記
 家庭菜園のタマネギがすっかり大きくなり、ほとんどの茎が倒れた。茎が倒れてからも大きくなるらしく、1週間ほど放置してからが収穫時期になるらしい。ということを近所の人たちに聞いているので、収穫は6月に入ってからだ。ニンニクも茎が枯れ始めている。これも同様にもう少し待って収穫することにする。

 ジャガイモは、今年はトウヤとメークインを植えた。例年になく順調で、トウヤが白い花を咲かせ、メークインが紫の花を咲かせている。どちらも満開だ。ジャガイモはタマネギの収穫が終わってからになるだろう。ナスやトマトやキュウリも順調だし、里芋やサツマイモも土の中から葉っぱが顔を出している。枝豆のすくすく育っているし、とにかく今年の我が家の畑は豊作の予感がしている。

 気候変動で世界中で作物が取れなくなっている。魚介も変だ。となると、たちまち食料品の値段が上がる。品薄になれば購買力のある国が買っていくので、円安で国力が下がっている日本が買い付けてくるのは難しくなる。そうなると国産ということになるが、国産の牛や豚や鶏だって、餌は外国産の輸入に頼っている。となると、国産の値段も外国産に合わせて高くなるのは明らかだ。

 自然破壊の影響は徐々に起こるのではない。目に見えないような変化の果てに、突然破滅的な現象が現れると思っておいたほうがいいようである。そうなると、国に頼っているわけには行かない。食料品がないなら、国の政策を待っているわけには行かない。農家の努力に期待するわけにも行かない。手っ取り早く自分で作るのが一番の近道なのだ。

 食べ物だけに限らない。世の中には、自分がしない理由を、○○がないからできない、教えてくれる人が身近にいないからできないと、やらない理由ばかりを挙げる人がいるが、「ないからできない」ではなく、発想を「ないなら作る」に変換しなければいけない。世の中には多分、このふたつのタイプの人間がいる。生き残るためには「ないなら作る」タイプの人間でいるように努力したほうがいいと思う近頃のアベさんなのである。
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