九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

オランダは、わざと負け、優勝候補を2つとも蹴落とすか?  文科系

2008年06月16日 11時34分08秒 | スポーツ
昨日書いたコメントを、投稿に格上げしますので、皆さんのお考えをお聞かせください。スポーツへの考え方の国による違いとして我ながら非常に面白い問題を含んでいると考えるんです。
「日本人やアメリカ人などのスポーツ観とは全く違うスポーツの見方があるが」と、多くの方に問題提起をしてみたいんです。ちなみに、こんな重要問題を昨日までのところ、どの「ユーロ2008」テレビ報道・解説なども扱っていませんでした。NHK、民放2つ、サッカーサイト5つばかりを見たのですが。


現在行われているサッカー「ユーロ2008」(ヨーロッパ内の国別対抗戦で、4年に一度ある大会の本戦。ワールドカップに次ぐ大きな大会なので、4年に1度のワールドカップの真ん中ごろの時期に開かれる。この本戦に出るのさえ大変で、今回例えばイギリスは予選で落ちていて、出場していない)の最激戦組・「グループC」で、こういうことが起こっています。先ずは、14日の僕の投稿抜粋からこのグループの対戦結果を。

【 昨夜1時起きで、ユーロ2008の2ゲームをテレビ観戦してしまった。今5時45分。もうやけくそ、寝るのは後にしてその報告を投稿することにした。
最初に言っておくことがある。CBCさん、無料で観せてくれて深謝!!

イタリア対ルーマニアは同点、オランダ対フランスは多分4対1。ロスタイムの4点目以降は、もう観ていないから、「多分」。それぞれの勝ち点は、オランダ6点、ルーマニア2点で、伊、仏が各1点である。残る各1ゲームは、上位2チームと、下位2チームがそれぞれ戦うことになる。

僕がオランダの監督なら、ルーマニアとの闘いでは、新人を出して、レギュラーはほとんど休ませる。自国の予選1位通過は決定しているのだし、ルーマニアに勝たせるのが仏伊両方を予選落ちにできる唯一確実な道なのだから、優勝候補2チームを一度に落とすことができるのに何も無理に勝つことはない。これは卑怯でも何でもなく、自分らの優勝確率を高める作戦の一つと言える。なんせそれぞれのこの6月度世界順位は3位伊、7位仏、10位蘭、そしてルーマニアは12位なのだ。
こうして、僕の予測では仏伊は予選落ちだろう。ユーロ2008の、歴史に残るような大波乱である 】

さて、この拙稿に、昨日僕はこういうコメントを付けた。

【 「オランダがルーマニアにわざと負けて、イタリアとフランスを同時に予選落ちさせるだろう」と、上に書いた。それで、前ドイツ・ワールドカップの優勝と準優勝のチームを予選で同時に消せるのだから、自分の優勝の確率を上げるために、と。

しかしこの考えには、一抹の疑念が沸いてきた。これは、余りにも日本人的ないしはアメリカスポーツ的な考え方、プロ野球的な考え方ではないかと。
こういう考え方では「イギリス人のスポーツ観」は手に負えない面があるように思うからだ。

サッカーやラグビーなどのイギリス発祥スポーツには、ジェントルマンのスポーツという要素がかなり強く残っている。往年イギリスの得点王・リネカーが生涯ほとんど反則をしなかったというのはそれだ。
しかも、今回の当事者のオランダ。勝ち負けを度外視しても、面白いサッカーを追求するという国である。案外こう考えそうだ。
「そんな姑息なことやって優勝しても面白いかい? 最も強い相手とやって、俺らのサッカーをもう一度確かめてみたい」

だから、僕は前言を撤回する。
さて皆さん。オランダはどうすると思う?
これは極めて面白い問題だよ。
もしも全力でルーマニアを負かしたら、日本人のサッカー観を変えなきゃいけないよ。野球などのように観てはいけないし、ブラジル人のサッカーのように観てもいけない。ブラジルサッカーには「マリーシア(狡猾さ、というような意味らしい?)」という言葉があるそうだけど、サッカー反則はブラジル人、イタリア人などが持ち込んだモノかも知れない。

そういえば中田英寿も反則しなかったね。
「あんなのやってると、下手になる。下手な奴がやるんだ」という意識だったような気がする。ちなみに、こういう意識の持ち主は決して薬物なんかには染まらないね。アメリカスポーツの薬物汚染はイギリススポーツの精神からいかに遠く離れてしまったことか! 】
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タイ戦から  文科系

2008年06月15日 16時51分10秒 | スポーツ
サッカーって人気があるんですね。改めて再認識するこのごろです。サッカーの記事が載ると、アクセスが急増する。昨日も原稿3本なのに190人ですよ。サッカー記事が2本載ると、また増える。この一週で、アクセス1,218人、閲覧面4,710面!! いずれも過去最高! この調子で続ければ、近く週5,000面閲覧になりますねー。


さて、タイ戦です。日本は確かに強いです。ですが、その強さの割に点が取れない。これが今のままでは、ワールドカップ成績もまた知れてます。他の全ての水準の高さと比較して、「流れの中での点」だけが、ずば抜けて悪い。本当にこれはなんとかしなきゃ!!

「多くの『世界水準の』長所と、たった一つのこの短所」が、俊輔や松井や長谷部とかの、外国組にははっきり解るんですね。俊輔がこう言っています。
「このチームは1+1が、2にも3にもなるチームだ。潜在力が凄い」と。松井や高原も同じことを言ってました。

ストイコビッチやヨンセンと付き合ってから、世界水準が解るようになった玉田も、もう堂々とこう語っていますね。「まだ、俺が走っても見えていない人、時がある」と。俊輔だけは、こういう玉田に「凄い動き出しだ。世界水準。見えてないときは悪いと思う」と、応えている。

「流れの中での点」についてもう一つの欠点は、いつも言っていることですが、「得点というモノは綺麗にとるもの」と思いすぎているということ。「ベスト10ゴール」のような得点はサッカーでは案外多くないということを、一体どう考えているのかと言いたくなります。この点だけはブラジルから学ばないといけない。ブラジル人の「ゴールの秘訣」をもう一度以下に書きます。ただ、こういうふうにだけサッカーを考えていると、ベルディのフッキのようになりますが。フッキは余程批判されたらしくて、「もう日本ではサッカーやっとれん!」と明言して、夜逃げですよ。彼は一面だけ凄い選手でした。イタリアで大活躍の真っ最中に忽然と消えたアドリアーノみたいな選手。

では、前に書いたことですが、もう一度。
【最後に、新潟のアレッサンドロ選手が語る「点取りの心得」が面白かったので、ご紹介しておく。現在7得点で、ヨンセンと同じ2位に付けているが、今年得点王になるのではないかと、僕が密かに思う人物である。もっとも僕が好きなFWということではない。
「僕はゴール前では、自分たちが打ったどんなシュートも、必ずこぼれてくるという気持で待っているんだよ。(中略)誰かがシュートを打つ。その位置、強弱、コースを見て、キーパーやディフェンダーの動きも予測する。そして飛び込んでいく。“ゴール前では何かが起きるものだ”と信じることが大事なんだ」
「ロマーリオには『シュートは急にはうまくならない。まず枠に飛ばす。次に冷静に相手の状況を見る。そして選択肢をふやしていく。そうやって、段階を追っていくことが大事なんだ』と、よく言われたね」(以上、サッカーマガジン誌6月24日号)】

もっとシュートをどんどん打って良い。遠目からでも。ただし、複数の人がゴール前に詰めていて、彼らがこのアレッサンドロのような心構えをしていればということね。日本選手がこういうように構えているとは、僕には思えないんです。こういうとき、ただべたーっと足を地面につけて立っているだけ。そんなのばっかですよ。身方がシュートを打つ瞬間テニスのスプリットステップのようなことをやって、ばーんと前のどっかへ飛び込んでいく。これでなきゃ!
日本人では中山雅史だけがこのことをもの凄く認識していたと僕は思うのです。同タイプが多分、昔のリネカー、今のインザキなんでしょうね。けっしてフッキやアドリアーノのタイプではない。優男ですよ。中山もね!?
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お薦め番組・・アグリビジネスの巨人・・モンサント社の世界戦略 (NHKのBS世界のドキュメント)

2008年06月15日 11時31分26秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
アグリビジネスの巨人・・モンサント社の世界戦略 (NHKのBS世界のドキュメント)
★6月19日と20日NHK・BSで深夜 0時10分から1時です

 フランスなど世界各国の政府が遺伝子組み換え作物の禁止を検討するなか、世界最大のシェアを誇るアメリカ・モンサント社の歩みを企業側の論理と批判的な科学者の意見を交えて検証していく前編と、同社が世界各国で自社の遺伝子組み換え種子を販売することによって大切に保存し育ててきた原種が絶滅の危機に直面し、各国の農業や食文化の多様性が失われつつある現状を後編では描いています。
 是非見てください。
 
                           ネット虫 
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「小泉訪朝は米の命令だった」など  文科系

2008年06月14日 14時08分19秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
毎日新聞の金曜日夕刊に、2面の8割ほどを使って、元毎日新聞外信部長・大森実のインタビューが載っている。特集ワイド「この国はどこへ行こうとしているか」と題する連載があるのだが、今回の登場者になったのだった。

ベトナム戦争現地報道で新聞協会賞を受賞、さらに世界で初めて北ベトナムはハノイに入り、米軍空爆をレポートした記者だった。当時アメリカの圧力で毎日新聞を退社させられたということだった。
現在は、カリフォルニアはラグナビーチ近くの自宅に夫婦で住み、持病のようになった肺炎の保養中という。

いくつかの言葉をピックアップする形で、彼の情勢論を垣間見てみよう。

【日本は米国の意のまま。その例の一つが、安倍前首相の退陣劇だという。(中略)「『給油を止めたらどうなるか分かっているのか』と、オーストラリア(の首脳会談)でブッシュに怒鳴られて、ノイローゼみたいになった。それで政権を投げ出した。
二つ目の例は02年の小泉元首相の北朝鮮訪問。「米国の国務省高官から『お前行け』という依頼、即命令ですね。それで金正日総書記に会いに行った。日本が自発的に行ったというのは、うそです」
いずれも報道されていないエピソードだが、確認しようにも難しい。「米国務省の元高官と、今でも電話で話をしている。名前は言えません」】

【バブルがはじけ、経済の主導権を米国に持って行かれた。日本経済のあり方を国を挙げて議論しなければいけないし、可能なら日米安保体制の見直し、真の「独立」の達成ということを基本姿勢の中に埋め込む必要がある、と持論を繰り広げた】

【気がかりなのは、米国経済の先行きだ。市民が外食を控え、多くの家が競売にかかり、高齢者の生活を支える金利が下がった。「チェイニー副大統領、父親のブッシュ元大統領が石油産業と結びついて私腹を肥やし、ブッシュ政権はガソリン価格の異様な上昇に効果的な手を打たない。このままでは恐慌になる」と危機感を募らせる。(中略) 「日本が対米依存を続けていては、ともに滅びる」と断じ、「アジア共栄圏のようなもの」への方向転換を選択肢として挙げた】
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イタリアもフランスも予選落ち!? 文科系

2008年06月14日 07時16分04秒 | スポーツ
昨夜1時起きで、ユーロ2008の2ゲームをテレビ観戦してしまった。今5時45分。もうやけくそ、寝るのは後にしてその報告を投稿することにした。

最初に言っておくことがある。CBCさん、無料で観せてくれて深謝!!


この大会予選グループは4つあるが、昨夜は誰に聞いても最激戦組と語るはずのCグループの第2戦目だったのだ。寝ているわけにはいかない。我が家はビデオというものも持たないからである。結果を先に書こう。

イタリア対ルーマニアは同点、オランダ対フランスは多分4対1。ロスタイムの4点目以降は、もう観ていないから、「多分」。それぞれの勝ち点は、オランダ6点、ルーマニア2点で、伊、仏が各1点である。残る各1ゲームは、上位2チームと、下位2チームがそれぞれ戦うことになる。
僕がオランダの監督なら、ルーマニアとの闘いでは、新人を出して、レギュラーはほとんど休ませる。自国の予選1位通過は決定しているのだし、ルーマニアに勝たせるのが仏伊両方を予選落ちにできる唯一確実な道なのだから、優勝候補2チームを一度に落とすことができるのに何も無理に勝つことはない。これは卑怯でも何でもなく、自分らの優勝確率を高める作戦の一つと言える。なんせそれぞれのこの6月度世界順位は3位伊、7位仏、10位蘭、そしてルーマニアは12位なのだ。
こうして、僕の予測では仏伊は予選落ちだろう。ユーロ2008の、歴史に残るような大波乱である。

熱心なファンには、これで俄然面白くなってきたと言えよう。フランスやイタリアよりも、オランダ、ポルトガル、スペインの方が「面白いサッカー」をやるし、今やダークホースとも見られ始めたクロアチアもB組で通過を決めている。
これらのチームの方が独創的な攻めのアイディアが豊富で、若く興味深いタレントも出てきているように思う。今のオランダは、メンバーのなかでロッベン(スペインのレアル・マドリッド所属)やファン・デルサール(イギリスのマンチェスターユナイテッドのゴールキーパー)などイギリスで7人、スペインで3人が活躍するといったように、人材の宝庫である。ポルトガルにはクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスターユナイテッド所属)がいるし、スペインは言わずもがな。そして、クロアチアには昨日ここに書いたルカ・モドリッチがいる。

次に、今日観戦していて気づいたことを書く。
イタリアは流石に世界3位。良いチームだと思った。パス力はあるし、スペースにも走り続けられるから12位のチーム相手でも6割以上のボールキープ率をたたきだしていた。日本が最もご自慢の走力を生かしていくら頑張って走っても、これくらいはボールキープをされるということだろう。ゴール前のアイディアも豊富で、シュート力もある。日本には、この力が最も欠けているというのに。こんなイタリアチームが負けたのは、予選にありがちな油断と手抜き、その結果のアセリ。こういう悪循環の結果としか思えない。こういうこともあるのだとつぶやくしかなかった。
なお、ルーマニアのゴールキーパーが物凄く良かった。日本のキーパーなら多分、2点は取られていたなと思えるような場面が、合計して4つぐらいあった。ロボントという面白い名前の人だったけど、決勝リーグで見てみたい選手だ。身長184センチは、楢崎よりも低いはずだ。もの凄い落ち着きと、反応速度だった。頭の良さそうな顔だったし。

フランスは変わったチームだ。丁度日本と対照的である。端的に言えば「あまり走らないけど、ゴール前で何かを起こすチーム」と表現したい。アンリ、リベリーなど、異才も多い。この国は近くまた巻き返すことだろう。ただ、もっと走ってボールの回し方をやり直さないと、イタリアには勝てなくなると思う。

オランダは勝ち残っていくのだから、みなさんこれから観てください。これも日本と対照的なチームで、「あまり走らないけど、ゴール前で何かを起こすチーム」の感じ。

今夜の観戦体験はこうして、こんな実感。今後日本サッカーを見ていくためのいろんな視点を与えてくれたなーと。
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小林多喜二ブーム? まもる

2008年06月14日 00時00分01秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 息子が「蟹工船って知ってます?」と言う。本屋に平積みだという。小林多喜二の「蟹工船」が今ブームになっているそうですね。

 ワーキングプアと呼ばれる若者に共感があるそうです。

 ご存知の様に蟹工船は、世界恐慌の起こった昭和の始めに刊行されたプロレタリア文学の数少ない記念碑的傑作。共産党員作家・小林多喜二が、過酷な弾圧と闘いながら発表し、当時隠れたベストセラーとして読み継がれました。

 それが、百年後の今年に入って売れ続け5万部を増刷したそうです。

 ブームのきっかけは、毎日新聞に掲載された1月9日付朝刊の作家の高橋源一郎さんと雨宮処凛(かりん)さんの格差社会をめぐる対談からだそうです。     雨宮処凛さんが、今のフリーターと状況が似ていると発言したのがブームの始まりだそうです。
 そして高橋源一郎さんの受け持っている大学のゼミの学生の感想も「よく分かる」だったそうです。

コミック大好きの大学生や若年労働者をターゲットにしたマンガ蟹工船も増刷を重ね、発行部数は1万6000部に達したそうです。

 蟹工船に現代の労働状況を重ねる若者やワーキングプアの人達の閉塞感が、このブームを支えているのでしょうか?

 このブームが化けて本当に若者の怒りに火がつくのか、半世紀前に蟹工船を読んだ先輩は気になります。
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期待権とは驚いた。          まもる

2008年06月13日 14時00分17秒 | 時事問題
 NHK番組改変の訴訟で「期待権」を最高裁が認めなかったと言う。

 それはそうだろう、期待などと言うものが、法的な権利になるのだろうか。

 親の子への期待、子の親への期待。

 妻の夫への期待、夫の妻への期待。

 ホコ天殺戮者のネット仲間への期待。

 お客の吉兆への期待。

 最後の一枚に賭けた馬券への期待。

 国民の政府への期待、同じく野党への期待。

 もしそれが権利として認められ、期待はずれで賠償が取れるなら。

 私はもう大金持ちだ。

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岡田とオシムの違いから  文科系

2008年06月13日 11時03分02秒 | スポーツ
昨日のコメントで、オマーン戦についてこういう文章を書いた。

『岡田とオシム、両監督の違いがオマーン戦で分かった。選手は「全く違わない」と言うが。そう、選手たちにしてみれば「攻守に走らせることは、全く同じ」なのだから。
ところが、である。最も90分近く走り回れる選手を使わなくなって、「点のとれそうな選手」を初めから使い、彼らを目一杯走らせて、70分ぐらいからチーム全体が動けなくなるだけなのである。選ばれた選手にしてみればそんな違いは分からないから、「同じだ」と言うだろう。だけどオシムチルドレンの目から見れば、違いは一目瞭然だろう。
「自分らなら残り30分はもっと走れる。そこに松井や大久保や内田が出てくれば、点になりやすい。今のやり方では、動けなくなる前に点が取れなければ、こっちは点も取れず、相手からはカウンターを食いやすくなって危険このうえない」
「必ず相手よりも走る。しかし、ボールにもっと走らせるなどで、人間の走りは極力倹約する。そして、後半30分の走力で点取り勝負」
これがオシムの言う日本人サッカーではないか。オシムの考えでは、松井や大久保や内田や長友は、後半20分の選手のはずだ。
先発は最後まで走れる選手。松井よりは山岸、憲剛。大久保よりは巻。内田よりは加地なのである。(後略)』

さて、その上で点の取れる攻撃陣を勝手に描いてみると、こうだ。
先発はとにかく走れて、ボール回しが上手くて敵を引き回せる選手。遠藤、中村、阿部か今野(ボランチで使う)、憲剛、山岸あたり。フォワードは、巻と玉田で、玉田は潰れるまで目一杯走り周り、敵DFを疲労させ続ける。後半の20~25分にこう代わる。玉田の代わりに、杉本恵太。憲剛、山岸あたりに替えて松井と大久保(トップ下で使う)。サイドDFに内田。以上である。

その他にこんな提言もしたいな。
①初めから中長距離シュートを目一杯打っておいて、敵DFを前にも引き出すようにしておく。
②後半点を取るには、①を前提として、とにかく敵ゴール左右どちらかを崩して、数的優位を作ったり、サイドチェンジを使ったりしながら、「肝心なときはゴール前にみんなで詰める」ことを、強く意識する。

最後に、新潟のアレッサンドロ選手が語る「点取りの心得」が面白かったので、ご紹介しておく。現在7得点で、ヨンセンと同じ2位に付けているが、今年得点王になるのではないかと、僕が密かに思う人物である。もっとも僕が好きなFWということではない。
「僕はゴール前では、自分たちが打ったどんなシュートも、必ずこぼれてくるという気持で待っているんだよ。(中略)誰かがシュートを打つ。その位置、強弱、コースを見て、キーパーやディフェンダーの動きも予測する。そして飛び込んでいく。“ゴール前では何かが起きるものだ”と信じることが大事なんだ」
「ロマーリオには『シュートは急にはうまくならない。まず枠に飛ばす。次に冷静に相手の状況を見る。そして選択肢をふやしていく。そうやって、段階を追っていくことが大事なんだ』と、よく言われたね」(以上、サッカーマガジン誌6月24日号)


ユーロ2008が大荒れだね。イタリアとドイツが負けた。それぞれオランダとクロアチアに。クロアチアは俄然優勝候補だね。イングランドを2回負かして予選敗退させて出てきたチームだから、強くて当然だけど。それも2回目の対戦はもう予選通過を決めていたのに「強さを見せつけるために」(ビリッチ監督)だとさ。終盤まで2対2の同点で、そのままならイングランドも予選通過だったのに敢えて点をねじ込んだそのゲーム後の談話だ。
このクロアチアでは、ここが旧ユーゴ同胞でもあるストイコビッチご推奨のルカ・モドリッチが注目みたいだね。まだ22歳なのにA代表25ゲーム! MFなのに、今季国内リーグ11ゲームで9点取ってる。日本なら俄然ダントツの得点王じゃん。
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陸自派遣なら邦人撤退・活動停止も、中村氏アフガン支援で語る

2008年06月12日 21時53分40秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
★アフガンで活躍する中村哲氏が陸自の派遣があれば安全確保のため撤退し活動を停止すると言明。自衛隊の海外派遣が平和といかに相反するかを知らされる記事である。    (ネット虫)
**********************************************************************

パキスタンとアフガニスタン両国で長年難民支援に取り組む非政府組織「ペシャワール会」(事務局・福岡市)の中村哲・現地代表(61)は7日、福岡市内で記者会見し、復興支援活動としてアフガニスタン本土への陸上自衛隊の派遣を政府が検討していることに反対し、「もし実際に派遣されれば安全確保のため日本人スタッフはすべて帰国させざるを得ない」と述べ、同会の現地活動が全面停止する可能性があることを明らかにした。

 中村氏は、干ばつや世界的な食料危機に加え、米軍や国際治安支援部隊(ISAF)への反発から両国内で暴動や自爆テロが頻発していると指摘。「(自衛隊派遣の前提となる)『非戦闘地域』などどこにもない。米国への従属軍としか受け取られない自衛隊の派遣は、民生支援などで培われてきた日本への信頼を完全に崩壊させ、日本人も殺りくの危険にさらす」と強く批判した。

 ペシャワール会は1984年、ハンセン病治療を中心に活動開始。干ばつが深刻化した2000年以降は井戸やかんがい用水路の建設、農業支援なども行っている。現在の日本人スタッフは16人。2007年度の事業規模は約4億5000万円。

=2008/06/08付 西日本新聞朝刊=

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こんな日本に誰がした?   落石

2008年06月12日 17時01分51秒 | 国内政治・経済・社会問題
保守系さんのコメントに、次のようなものがありました。

もう10年余にもなるのでしょうか?官から民へ、中央から地方へと・・。
構造改革は、革命と同義語です。
一体、この日本の構造の何処がいけなかったのでしょう。
郵政の民営化も地方の郵便局の切捨て、官の民への圧迫など
あの小泉のやった政策は許せません。

その通り!
こんな女に誰がした。
という歌がありましたが、まさに
こんな日本に誰がした?

小泉さんの後ろに登場する中曽根さん。
そこまで遡ることは間違いないでしょう。

さまざまな原因があるでしょうね。
思いつくままに投稿して下さい。
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あのヒディング監督、粉砕さる  文科系

2008年06月11日 22時00分46秒 | スポーツ
今、ヨーロッパカップ戦が行われている。そこで、昨日10日に大きな衝撃が走った。

あのフース・ヒディング監督がスペインに惨めな大敗を喫したのである。日韓ワールド・カップにおいて韓国躍進をもたらし、ドイツワールドカップではオーストラリアを率いて日本を体力勝負に引きずり込んだ末に苦杯をなめさせた彼。今の彼はロシアを率いている。まさに世界を股にかける名監督である。

そして昨日、オーストリアはインスブルックにおいてスペインと対戦した。彼にしては非常に珍しい1対4の大敗である。スペインのバレンシアというチームに属するビリャという選手がハットトリックを演じるというオマケまで付いた大敗だった。

ただ、さすがユーロ選手権。日本のようにビリャのことばかりは、書かない。ビリャ自身がこう語っているのだ。
「初めの2点はトーレスが取らせてくれたモノ」
1点目はトーレスのパスから。2点目はイエニスタのスルーパスによるものだ。この2点目、アラゴネス監督もこう語っている。
「トーレスが敵DFを引きつけていたので、取れた得点だった」

日本のマスコミに望みたい。このように「敵を引きつけていた」とか、「得点以上に、あのアシストが良かった」とか、「あっちであいつが潰れてくれたから取れた得点だ」とかを、もっともっと書いて欲しいと思う。新聞にアシストランキングがないのも、我が国のサッカー点取りの深化を遅らせているはずだ。

ところで、ここでトーレスというのは、いまヨーロッパで話題の人。イギリスの名門リバプールで大売り出し中の弱冠24歳、フェルナンド・トーレスという183センチ、70キロの超イケメンである。同じくイギリスはマンチェスターユナイテッドにチャンピオンズリーグカップをもたらして超有名になったクリスティアーノ・ロナウド23歳に勝るとも劣らないだけでなく、女の子の人気で言えば問題にならないだろうといったアスリートである。

ボールを圧倒的に支配し、ロシアに21本のシュートを浴びせかけて勝利したスペイン。玄人受けする美しく楽しいサッカーをやってもなかなか勝てないというゲームを続けてきたこの国が、果たして1964年以来の勝利を収めるのだろうか。


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一新しましたね、管理人さん。          平 和平

2008年06月11日 10時51分22秒 | 時事問題
 一新しましたね、管理人さん。
画面が一新されていて驚きました。6月からですか?
カエルとマモルのバトルらしいし、梅雨に入った季節にもあっています。
 ときどき、イメージを変え、新鮮な雰囲気にしていただきありがとう
ございます。
 本当はもっと投稿し、もっと現状を知っていただく必要があるのでし
ょうが・・・。生来の怠け者ですからできなくて済みません。
 常連の落石さん、文科系さん、へそ曲がりさんにはその意味で感謝感
謝です。
 
 秋葉原の事件・・・、『負け組み』(好きな言葉ではないが)が現代
社会へ誤った挑戦を行った事件だと思います。
 しかし、実は『勝ち組』にも医師や弁護士など『勝ち組』の親を子ど
もが親の圧力耐えかねて殺す事件も頻発しています。
 これらの事件は、社会の歪みを殺人と言う形で浮き上がらせています
が、連帯を欠いた社会、自社(自分)さえ利益(よければよい)を得れ
ばあとはどうでもなれ、という新自由主義的考え方が、小泉・竹中ライ
ンで定着したことにも要因があると思います。

 広い意味でみると、労働者・国民が大会社・資本の考えに負けている。
 昔の言い方をすれば『思想攻撃』に負け、自己責任、自立自助、勝ち
組、負け組みという皮相な見方、価値判断が蔓延し、総合的な考え方や
横のつながりがズタズタにされ、会社や地域では、技術や文化の継承が
できていないことにも大きな要因であると思います。

 反面、韓国では牛肉輸入に反対して100万人のローソクデモが起こ
り、閣僚全員が辞表を提出というニユースに接しました。
 日本では後期高齢医療制度、大企業の下請けいじめ、公務員や企業の
相次ぐ不祥事、防衛省武器調達汚職、在日米軍の横暴・事件の多発など
など・・・問題が頻発しているのになぜ国民が黙っているのでしょうか。
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政治家の経済政策の立ち位置について     さとうしゅういち氏の分析

2008年06月11日 10時01分07秒 | 国内政治・経済・社会問題
★わたしが愛読してやまない市民メデイアネットJANJAN http://www.janjan.jp/にさとうしゅういち氏が面白く参考になる記事を載せている。紹介したい。 (ネット虫)

★掲載のの図表は、タイトルをクリックして拡大してご覧ください。
★また論文の続きはコメントに転載しました。
*****************************************************************

【政策本位で選んでみよう】おもな政治家の経済政策上の立ち位置を知る
                     さとうしゅういち2008/06/10

ポスト福田をめぐる動きが活発化しているといいます。報道で様々な動きが伝えられていますが、有権者は「誰と誰が組むか」ということよりも「政策本位」で政治を監視していかねばならないと思い、おもな政治家の経済政策上の立ち位置を検証してみました。

 福田内閣の支持率が低迷する中、ポスト福田をめぐり、小泉純一郎元首相や「勉強会」を開いている中川秀直元幹事長、新党結成の噂も伝えられる平沼赳夫さんらの動きが活発化していると報道されています。

 しかし有権者は「誰と誰が組むか」ということよりも「政策本位」で政治を監視していかねばならないと思い、おもな政治家の経済政策上の立ち位置を検証してみました。

 図は、横軸に庶民負担増⇔庶民負担減、縦軸に公共サービス大⇔公共サービス小をとりました。各政治家の位置はあくまでデフォルメしたものです。


おもな政治家の立ち位置。
■政治家の立ち位置を4象限に分類する
 右上の黄色は、庶民負担増&公共サービス大です。いわば、高福祉高負担の北欧型といえます。2004年から2005年ころ、岡田克也さんが代表だったころの民主党は、消費税増税を主張しつつ、農業所得保障や年金充実を掲げており、日本ではおそらく初めての典型的な右上でした。

 また現在では、谷垣禎一自民党政調会長、与謝野馨元経済産業大臣らが、自民党内ではここに近い主張をされています。彼らの主張を要約すれば「社会保障費は削れない。消費税を増税するしかない」です。

 一方、左下の水色は、庶民負担増は消極的で、公共サービスはカットです。中川秀直さんが代表例ですし、今は政界を引退された竹中平蔵さんもこの領域だったと考えられます。彼らは、当面の消費税増税には消極的です。「歳出を削減する一方、起業を促し、経済を成長させる。もって財政を再建させる。」というのが、彼らの2000年ころからの一貫した主張です。民主党でも前代表の前原誠司さんらは、この考えに近いイメージがあるため、政界再編もうわさされるのでしょう。

 右下は、庶民負担増&公共サービス小です。かつては消費税を増税した橋本龍太郎さん、その後は庶民増税を強行した小泉純一郎さん、そして今は大阪府知事の橋下徹さんが突き進んでいる道です。庶民からは増税・負担増を行う一方、サービスはカットするという「最悪の領域」です。

 左上は、現在の多くの野党政治家の位置です。「庶民負担増には消極的&公共サービス大」の領域です。

■長期的には「右上」か「左下」しかないが……
 私は、長期的に言えば、「右上」か「左下」しか現実的な選択肢はないと思います。

 「左上」を長期に続ければ、あるところまでは景気がよくなりますが、いずれ、インフレ&金利上昇になります。そこで経済成長が頭打ちになるため、財政再建にもマイナスです。

 「右下」の小泉路線は論外です。この路線を小渕内閣の一時期を除き、10年以上続けたために、日本経済は苦境に陥っています。

 アメリカのサブプライムローン問題や原油高騰以前から既に日本経済は悪かったのです。一部の大手企業は、アメリカ経済の堅調さに引っ張られ、また非正規雇用をさせて、巨額の利益を上げていました。

 しかし、今や減益に転ずる企業が増えています。アメリカ経済が悪いうえ、庶民もモノが買えなくなっているからです。また今後は正社員を減らした副作用として技術力の低下なども危惧されます。

 さりとて、「右上」の谷垣路線は「短期ないし中期」で妥当かどうか疑問ですし、「左下」の中川さんの路線にも大きな疑問を抱かざるを得ません。以下にその理由を挙げます。

★コメントに続く
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これまでのグランパス(17) 続フローデ・ヨンセン

2008年06月10日 17時05分06秒 | スポーツ
昨日のアクセス大盛況は、一体なんなんでしょう!!?
236人は、06年初めのころ1週間がこんな数だったほどだし、1314面なんて、07年1月ごろの1週間の閲覧面数と変わらない。
アクセス人数236人は、この6月3日に214人というのがあったけど、閲覧面数1314面って、どうして!!? カテゴリーを分けた時のような「人工的増加」はなかったはずであって、どうして1人6面ものぞいたんだろう。いつもはせいぜい、3面だよ。
僕は、「沖縄県議会選挙」と、手前味噌ながら前日6月8日の「オマーン戦」が関与していると思うな。オマーン戦は、視聴率も凄く高かったらしいし。なお、「画面トラブル」があったからそのせいもあると思うけどね。


さて、15回に続いてもう一度、ヨンセンのことを書く。以下の「 」は、本日発売の週刊サッカーマガジンからの抜き書きである。

フローデ・ヨンセン、34歳、ノルウエー人。遅咲きの25歳でプロになって、01年と04年にはノルウェーリーグ得点王。06年、名古屋グランパス入団。今季現在Jリーグ得点数第2位の7点。うち、2点はPK、あと5点のアシストは、竹内2点、以下小川、中村、マギヌン各1。
まずチームメイトからの紹介を。右サイドからヨンセンを助ける小川佳純の声だ。

「(前略)ゴール前で彼にボールを預けただけで、1人で何とかしてくれるという期待感があります。チームとしても、フローデが中にいて、点を取っているときは良い形でサイドから相手を崩している証拠。チームの好不調の1つのバロメーターですね。守備も全力、練習も100%で、僕が持っていたJの外国人選手のイメージを、良い意味で崩してくれた信頼のおけるお兄ちゃんです。カッコいいし」

ちなみにこの小川、茶髪も嫌いなようで、もの凄い真面目人間。Jリーグよりプロ野球は「巨人軍」においといたほうが良いみたいなお人。流石、「明治大学出、星野監督の後輩!」なんてね。そういうお人の紹介だと思って読んでください。
ついでに、ヨンセンの小川評も紹介しておこう。
「(仲間との、この春以来のコミュニケーション深化を説明した後に)特に小川はとても才能のある選手で、これからどんどん伸びていく選手。一緒にやれて幸せを感じるくらいです」

さて、本論は、ヨンセンの言葉のピックアップという形で進めていく。
「僕の長所はフィジカルで日本人の選手よりも勝っているという部分。今シーズンはここまで、その長所を生かして、スコアだけはでなく、相手のディフェンスを困らせるようなプレーができていると思います」

「(守備もしっかりやりますね?との質問に)僕のストロングポイントとして、たくさん走ること、その中で守備をすることが挙げられると思います。僕の仕事が点を取ることにあったとしても、どうしてもうまくいかず、毎試合必ず点を取れるとは限りません。でも、守備では毎試合貢献していると自信を持っていえますよ」

「もちろん、相手の警戒も厳しくなるでしょうが、それをかいくぐる動き出しや、体の入れ方、それを可能にする体の強さなど、僕が鍛えれば解決できる問題です」
これは、とてもカッコイイ言葉だと思いますね。小川も言うように。そして最後は、

「(ストイコビッチ評をたずねられて)選手をよく束ね、特に攻撃の部分でしっかりとコンセプトを理解させる力を持った方です。(中略)マルセイユでプレーする姿をテレビで見たことがあります。テクニックにあふれ、エレガントな選手という印象ですね。ビックリしたんですが、私が名古屋に来る前に、彼がプレーヤーとして、しかも6年間も在籍していたんですね。それは知らなかった」





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この考えは?   落石

2008年06月10日 08時54分02秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
保守系さんのコメントのなかで、こんな部分がありました。


私は、韓国の併合は、当事は、ある意味で歴史の必然だったと思っています。
それを今の目でみてはいけないと思うのです。
それは、当事の韓国(李氏朝鮮)の時代に遡ってしまうからです。
もしもあの半島が、ロシアか西欧の列強に植民地化されていれば、
一体、日本の安全保障はどうなったでしょうか?
清は頼りにならないのです。
朝鮮半島の日本にとっての安全保障上の地勢的な意味は、今も変わりませが・・。


論点は多岐にわたると思いますが、いかがでしょうか?

コメント (6)
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