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北朝鮮問題の「急進展」を考えるためのWebSite 河内謙策

2008年06月24日 23時52分57秒 | Weblog
★風仲間の河内さんから北朝鮮問題の動きに即したメールがとどきましたので紹介します。文中に紹介された関係サイトを是非ご覧ください。
                             ネット虫
********************************************************************    河 内謙策と申します。(この情報を受けとら方の転送・転載は自由です。)

 日朝実務者協議の結果をうけて、北朝鮮に対する「経済制裁」の一部解除をめぐって様々な動きが始まっています。また、北朝鮮が26日にも核について申告を行い、アメリカがテロ支援国家指定解除に動くとの報道がされています。
 しかし、私の得た情報の限りでは、日本の平和勢力・平和運動の中で、これについての検討をしようという動きが極めて弱いように思います。そして、それを合理化して「ややこしい問題については、やりすごす」という平和活動家も多いようです。しかし、そのような「やりすごし戦略」は、平和勢力・平和運動にたいする市民の信頼を失墜させ、平和勢力・平和運動を内部から腐敗させるのではないか、と憂慮します。
 前置きが長くなりましたが、私が北朝鮮問題の「急進展」を考えるうえで重要だと思われるサイトを紹介させていただきます。

★まず、日朝実務者協議の結果についての官邸の発表です。
 http://202.232.190.90/jp/tyoukanpress/rireki/2008/06/13_p.html
 これについての拉致被害者の家族会等の動きは以下を見てください。
 http://www.interq.or.jp/power/masumoto/ms.html
 http://www.chosa-kai.jp/seimei.html

★ このような動きが、いかに虚言を用いて行われているか、まず制裁解除ありきで進行しているか、を暴露しているのは、青山繁晴氏です。以下のサイトの青山繁治氏の発言紹介の部分を見てください。
 http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/
 なお、小泉純一郎を筆頭とした最近の自民党議員の変節は、戦前の三国同盟騒ぎを連想させますが、それについては、『週刊文春』6月26日号が必読です。
 現在の動きは、アメリカを中心とした国際的な動きの一環です。私は、現在の動きは、大日本帝国が日露戦争に勝利して東アジアの覇権が確立された状況と類似していると思います。

★ 国際的背景を含めて分析している、天木直人、青木直人、田中宇各氏
の以下の分析を参考にして下さい。

 天木直人:http://www.amakiblog.com/archives/2008/06/20(6月20日のブログの(その一)と(その二)

 青木直人:http://aoki.trycomp.com/ なお、青木直人氏の東アジア情勢の理解については、http://jp.youtube.com/watch?v=DrQsOi5qons

田中宇:http://tanakanews.com の6月17日の分参照。

★是非、ご覧ください。

☆写真はグーグル・アースの北核施設の衛星写真
コメント (2)
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バーレーン戦、「巻の得点」  文科系

2008年06月24日 06時51分31秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
ギター発表会(この様子は昨日投稿)から帰ってテレビ中継を点けたら、ほどなくあの得点場面だった。ゴールに走り込んだ巻が、ネットをつかんで吠えている。ところがアナウンサーは、「内田が、得点―!!」と何度も何度も叫んでいるではないか。

「違うだろう! 巻の得点だろうが!」
「ウワーッ!」と喜んだ後の僕、思わず何回かそう叫び返していた。

確かに、内田の高いヘッドのセンタリングが、ワンバウンドした後に、前進していた敵キーパーの頭上を越えてそのまま誰の体に触れることもなくゴールに入ったのである。しかしそもそも、あのキーパーはなぜあんなに前進していたのか。猛然と詰めてきた巻が、得意のヘッド・シュートの体勢に入ってきたからであるのは明らかだった。それを全く評価しないで「内田―!!」とだけ連呼しているアナウンサーに猛然と腹が立った。
そりゃ、久々の超若手、昔流に言えば「白面の貴公子」・イケメン内田だ。それも初得点。無骨で、汗くさい九州男児よりもはるかにニュース性が多いんだろうがね?? だけどこれは熱血のスポーツだぞ!! しかも日本が喉から手が出るほど望んでいた、立派な「流れの中の得点」だろうが?! それも、ここでも何度か力説してきた大事な大事な「泥臭い得点」ではないか。
「あんな奴、サッカーの実況中継なんか止めさせろ!」
もう腹がたったこと!

ところが、23日以降の新聞記事は、流石だった。毎日新聞朝刊は、こうだ。
得点場面の大きな写真は、こんな構図である。敵キーパーと、その上空に大きく羽ばたいている巻の姿。その左手にはボールも大きく入って、かっと見開いた巻の目はもちろんそのボールを追っているし、大きく開いた彼の口は「入れ!!」と叫んでいるのだろう。そして、写真外左下の記事に「幸運 内田ヘッド」と中見出しである。

24日朝刊は、今や注目の気鋭の評論家・相馬直樹のコラムに、こうあった。まず、見出しからして、明らかに巻のことが中心だと分かるのである。
「勝利への執念 ゴール生む」
文章では、「この日のゴールは、決して幸運なだけではない」と始まった後半3分の1の最も肝心な部分が巻のことだった。嬉しかった! そのさわり部分を抜粋してみよう。
「飛び込んだ巻のあきらめない姿勢が生み出したゴールである。9月から始まる最終予選では、この気持を忘れずに戦ってもらいたい」
スポーツ評論家の例に漏れずサッカー評論家の程度も一般に低いと思っている僕だが、相馬の評論は非常にしっかりしたものだと、常々評価している。

以上のことの大事さは、再三述べてきたが、ここでもう一度、理論的かつ「演繹的に」強調しておきたい。
サッカーの得点はまずセットプレーで多く、次に『こぼれ球の押し込み』の類が多くって、綺麗な得点は意外に少ないものだと思う。よって、セットプレー以外の「流れの中の得点」としては、確率から言って何よりも「こぼれ球の押し込み」を皆で狙うという意志一致が大事になる。そのためにこそ、大事なときにはみんなでゴール前に詰めて、「こぼれ球の押し込み」にキッチリと備えていないといけないのだ。
僕はこのブログでもこのことを再三力説し続けてきたが、ブラジル、アルゼンチン、イタリアなどサッカー先進国では、何よりもこれが進んでいると思うのである。
例えば6月15日の拙稿「タイ戦から」には、Jリーグ「新潟」のアレッサンドロ選手(今季現在得点数2位)の「得点の心得」を紹介した。是非、これもご参照されたい。
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