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サッカー談義、鄭大世の誤り  文科系

2024年12月19日 09時21分25秒 | スポーツ
 今年のJリーグは、リーグ新参・町田の大健闘に町田ファンでなくても熱狂。他方、町田へのやっかみか、わざとのような非難も多く出た。合法なロングスローへのわざとらしいそれ。その際の「ボールへ水かけ」は文字通り非難された。また、世界的に強烈プレス時代というのに、町田のプレスはことさらに非難された。そんな今、表記の通りに町田にも在籍した鄭大世(チョンテセ)がこう町田を擁護していることに対して、僕は批判してみたい。

「 元北朝鮮代表FWはさらに「サッカーしている人は『普通だよね』『激しくて当たり前じゃん』。でも、サッカーを知らない人が『激しすぎるだろう』『ロングスロー』みたいに言うんですよ。海外のサッカーを見たら、むしろ優しい」と指摘。こう本音を打ち明けた。 「引退したから言えるんですけど、ノーファウルでルール内であれば、相手を壊すことも考えますから。どんな汚いことをしても勝つのがプロだし、勝たなきゃいけない。(日本では)どうしてもマナーだったりルールだったりの意識が強い」  同氏は、日本代表が世界一になるためには、そういった意識や文化を変える必要性があると主張。「町田がこれだけ批判をされたのを見ながら、日本のサポーターはもっと考え方がアップデートされないといけないと思いました」と私見を締め括った。」

 ところで、この鄭大世の町田擁護論は、失礼ながら行き過ぎである。「ノーファウルでルール内であれば、相手を壊すことも考えますから。どんな汚いことをしても勝つのがプロだし、勝たなきゃいけない」
 チョンテセは一体、イングランドやスコットランドを知っていないのだろうか? 前田や古橋がちょっと長く痛そうに転んでいると、たちまち激しいブーイングが起こる国である。シミュレーションなどは、論外という国なのだ。だからこそ、バルサ時代からこのネイマールについて、僕はここでもこう予言してきた。
『ネイマールがいくら望んでも、イングランドには一生行けないだろう。あれだけ世界でシミュレーション・「ネイマール」が有名になってしまっては、ブリテン島には徹底的に嫌われる』
 ブラジル代表のエースといってよいあれだけのネイマールなのに、パリ・サンジェルマ長く長く在籍させた後は、アラブの高額オファーに選手晩年を費やすしかなくなったのだった。ネイマールがブラジルの習慣を出していただけであるのに対して、「どんな汚いことをしても勝つのがプロだし、勝たなきゃいけない」は通用しなかったのである。少なくとも、サッカー発祥の地、ブリテン島には。

 イングランドに行きたければ、日本選手もプレープレーマナーを振り返ることだ。「すぐ倒れる」のが習慣になっていれば、プレミアには行けない。このことを最もきつく知っている人物こそ、岡崎慎司である。彼の敢闘精神をこそ、チョンテセももっと注目すべきである。
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スポーツと興行 (文科系)
2024-12-20 11:45:56
 このブログでいつも書いていることだが、世界中のスポーツに「スポーツと興行」の問題があると思う。前者はスポーツを追求するのに対して、後者は「金儲け」「営業」「人気」を優先させて、この両者が対立することが多い。
 サッカーで言えば、発祥地イングランドはスポーツの色彩が強い。体力の極限までを示す運動に観客が感動する。岡崎慎司が人気者になる理屈だ。対して、アメリカ大陸では「興業」つまりエンタテインメントの特徴が強く、非スポーツ的プレーも許容するところがある。典型がネイマールが育ったブラジル。日本で一番人気の野球も、アメリカ圏発祥スポーツとして、興業、エンタテインメントの性格が強い。人気を高めて上手く金儲けをするからこそ、アメリカの金持ちが今や、イングランド人気フットボールチームを買収している勢いになっている。

 スポーツと興業、この二つは矛盾する局面も多いのである。ちなみに、興業の側面が強くなれば、ネイマールのように人気も落ちるだろう。

 たった一二チームが二つに分かれて興行されている日本プロ野球は、このままでは成り立たなくなっていくはずだ。野球以外の全てのスポーツを一緒くた大きく大きくニュースにし始めたスポーツマスコミも、今や正念場が来たというところだろう。
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