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選挙とネット   文科系

2016年11月12日 04時06分45秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 最近予想外の政治的大事件が世界に起こりすぎている。一つは、イギリスのEU離脱投票結果。次が、東京都知事選挙。次いで、今回の米大統領選挙。
 このいずれもについて、マスコミからは「大番狂わせ」と報道されるとともに、その原因についてネットの威力に言及する識者も多い。この点についてここを10年やって来た僕の最近の実感も含めて、少々論じてみたい。

 僕は、この10年間ここのアクセス数と閲覧数との週間累計数を全部記録してきた。そして、ここのエントリーの恐らく3分の2は書いてきたはずの僕のエントリー題名と内容もすべて記録してきた。また、ここを運営しているのはアメリカから世界にその名を轟かすグーグルである。こんなことから、以下のようなことを感じて来た。

 アクセス、閲覧の週間累計数には凄く斑がある。発足はじめから週間アクセス累計が1000を越えるまでの最初2年ちょっとほどを除いて、それ以降の流れとしてのムラである。最多が9年中から11年にかけての「2000越えはしょっちゅう、11年中頃には2500越えもしょっちゅう」という状況。その後は、2000を割る事が数か月続いてまた13年中~14年中にかけて1年ほどはほぼ2000越えとか、以降1000を割ったり越えたりとかいった具合だ。
 この増減について、アクセスを増やすためのいわゆるランキング・アップ工作とかの類は全く行っていなかったと付け加えておく事は重要だろう。つまり、この増減についてこちらからはずっと何の工作もせず「自然成長」に任せてきたという事だ。エントリーも書きたい事を書いてきたのだし。だからまた、このムラがどうも、エントリー内容、その性質などとは無関係と気付くのである。こうしてつまり、このムラはこういうものではないかとよく思ったものだ。ブログ編集部が何か工作が出来るのだ、と。


 ここによく紹介してある「このサイトを見ている人は、こちらのサイトも見ています」には、明らかに何かの意図が働いていると分かる。こちらで他ブログを紹介することは多くても、向こうにはこちらの紹介は皆無であるとか。最近はこの紹介が全くなくなったとか。この同じ「見ています」欄が、出てきたり出て来なかったりするとかも。これは、あるブログ、ニュースに人を多く集める事も、逆にそこから人を遠ざける事も、可能だと示しているはずだ。
なお、この「これも見てます」に関しては、こんなこともあった。これに導かれるようにして、右翼ブログのいくつかを訪問し二つのブログに反論を何度も書いてあげたのである。そしたら、この「見てます」をブログ編集部がパタッと止めてしまった。無理もないのである、一方は僕の反論に応えられず回答ゼロのままに僕の投降を載せないように拒否措置を執ったのだから。普通のコメントを拒否などと、僕等のブログではずっと厳禁としているのだが、これが平気で行われている所があると知った。公開討論の場ではないという事だろう。ある女性が運営するブログであって、知識の足りない自衛官ではないかなどと思ったものだ。もう一つは大変な人気ブログ「株式日記と経済展望」。これは超右翼ブログだが、ここに書いた長文コメントにも、何の回答もなかった。多分、20本ほどは反論を書いたのに。応えられないのだろうと、こちらは勝手に解釈したものだ。相当な知識人も参加しているのに歴史的事実の検証程度が低いブログだったから、そう思った。
 
 さらにこんなこともある。このブログ画面への広告などでも、僕個人の個人情報を押さえたものが流される事が度々と分かっている。僕は名古屋都心の100坪ばかりの宅地の築50年を超える古い鉄筋の家に住んでいるのだけれど、僕の町名までを書き込んだ流行の「土地有効活用あれこれ広告」が入って来たりする。また、訳あって「ADHD」のことを調べているとすぐに、この関係の広告が出て来たりもする。
 こんなことに加えてさらに、このブログは他のと比較してなかなか初めのトップ画面が出て来ないことが多い。つまりクリックしてからの画面スタートが遅い。いろんなコンピューターでやってみて強くそう感じた所である。 

 そんなこんなから、グー編集部に属する日本300万に近いブログを、どう言うか何か本部が操ることも可能になっているのだと、そんな結論を強く思い付いた。ある種のサイト、ニュースに人を引き付けたり、その逆にそこから遠ざけたりと、そんな膨大な工作が可能になっているのだと思う。ヤフーの通常トップ画面などとも提携しての事であるから、これを一言で言えば、「サイト世論を創る」ということになる。その本部も間違いなくアメリカであるとも。当然、その日本対策本部も存在するはずだ。


 こうして、結論。グーグルなどのマザーコンピューターが所有する気の遠くなるような膨大な世界情報を活用して以上のような事に長年努めて来たら、こんなことも可能になっているのではないか。一夜にしてある地域の個人向け流通情報、つまり世論を相当に転換させることができるようになっていると。そんな推測をしてきた。なんせグーには、僕等このブログ10年間のエントリーバックナンバーが全て収録されているばかりではなく、そこに検索を掛ければ瞬時にして10年間のここの傾向、思想などが分かるのである。そしてその上で、それぞれの個人に向けて、何か情報工作が出来るのである。


 以上のことは、なお今後しばらく追跡、研究していく積もりだ。皆さんのご意見もお聞かせ願いたい。

コメント (15)
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