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ハリルジャパン(76) 代表は「堅守速攻」が良い   文科系

2016年11月24日 13時27分58秒 | スポーツ
 標記のことについて、まとめた上で、更に一つの問題提起をしてみたい。先ず、代表世界戦の日本には、堅守速攻こそ似合っているということ。理由はこの通り。

①世界比較における日本は、攻、守、速、強を兼ね備えた総合的個人能力が高い選手を揃えられるチームではない。よって、繋ぎ切って勝てる現在世界の理想、王道を現時点で求めることはできない。

②サッカーでは、堅守速攻こそ相対的弱者が番狂わせを起こせるやり方。さらには、初対戦同士の代表戦は特に、そういうアップセットが起こしやすい。

 次いで、問題提起というのはこの事。堅守速攻の世界潮流が現在また一つの過渡期にあるのではないか。この戦法の旧来の名監督モウリーニョがここ数年停滞していることから、そんな思いを僕は抱いている。彼のチームがなぜ、こんなに失点するようになってしまったのか。
 また、同じことを別の目で観て、この戦法の新監督と思われるクロップとシメオネが、なぜモウリーニョよりも世界的な好成績を挙げられているのか。クロップのリバプールは現在プレミア1位を出入りしていて2位。失点が多いチームながら、得点が特に多いのが特徴だ。アトレッティは、この3年で2回CL準優勝と、シメオネ監督の下で急台頭してきたが、ここは「1点を守り切るようなサッカー」失点が少ないチームと言うべきだろう。シメオネ監督になってからは失点がほとんど得点の半分以下、15~16年度シーズンでは63得点18失点という凄まじさだ!

 なお、同じ堅守速攻チームでも、DFラインの高低、速攻の長短など色々あろうが、こんな目でこの3チームをしばらく眺めていきたいと、僕は目論んでいる。モウリーニョ・マンU、クロップ・リバプール、シメオネ・アトレティコを。
 みなさんも、この3チームのこと、あるいはこれら相互の違いなどで、何か知っていること、言いたいことがあったら、どんどん教えて下さい。日本代表をより深く考えてみる絶好の教材だということで。

 なお、この「堅守速攻」戦法で代表の顔ぶれを選べば、ほとんどサウジ戦のメンバーになると僕は述べてきました。右サイドが久保でなく岡崎という程度で。世界比較では明らかにDFが弱いが、その分DFラインからの良いパスが出せる上に原口、岡崎の守備が半端無いから、相当なチーム力だと観ています。
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BuzzFeedより らくせき

2016年11月24日 09時39分21秒 | Weblog
内田さんのツイッターを覗いていたら、こんな記事がありました。

「全てが真実になり、全てが真実ではない」
「これまでは皆が拠りどころとできる事実のベースラインがあった。しかしいまや、それは失われた」

オバマ大統領がNewYorker誌に述べた発言だ。アメリカの民主主義の変容を表している。
同誌は、ヒラリー・クリントンの応援演説に向かう道中、オバマと大統領補佐官のデイビッド・シマスが、
ある記事について執拗に議論を交わしたと伝える。11月5日。大統領選まで3日と迫っていた。

二人が話題にしていたのはBuzzFeedの記事。東欧の小国の若者たちが、
ドナルド・トランプの支持者向けに捏造記事サイトを運営し、莫大な広告収入を手にしていると伝えていた。
旧ユーゴスラビアを構成していたマケドニア。ギリシャと国境を接する人口200万人余りの小国だ。
その中部の町ヴェレスは「デジタル・ゴールドラッシュ」にわいていた。

約7千キロ離れたアメリカ、大統領選のおかげだ。

この町の若者らは140以上のアメリカ政治サイトを立ち上げた。
例えば、WorldPoliticus.comの記事「あなたの祈りは聞き届けられた」。
匿名のFBI捜査官を情報源に「ヒラリー・クリントンは電子メール問題に絡み、2017年に起訴される」と伝える。
(現在は削除)
運営しているマケドニアの若者たちは、サイトにトラフィックを生む最適手段は
Facebookで記事を拡散させることだと、BuzzFeed Newsに教えてくれた。

さらに、Facebookでより多くシェアされる最適の方法は、トランプ支持者に向けて扇動的な内容を書くことだという。
真実である必要はない。

「投稿の情報は悪いものだし、虚偽だし、ミスリーデイングだよ。でも『それで、人々がクリックし、
エンゲージメントを稼げるなら、やっちまえ』だね」。
こうしたサイトの一つを立ち上げたヴェレスの男子大学生はBuzzFeed Newsに話す。

BuzzFeed Newsの調査で、ヴェレスで運営されている政治サイトのうちアクティブなものは100以上あることが分かった。
最大のサイトはFacebookに60万以上のフォロワーがいる。休止サイトも40あった。

「簡単に金が稼げるからサイトを立ち上げたんだよ」。
仲間数人でサイトを運営する17歳の男性はBuzzFeed Newsに打ち明ける。

「マケドニア経済はとても弱く、ティーンエージャーは働くことを許されていない。
だから、金を稼ぐためにクリエイティブな方法を探さなきゃならないんだ。
ミュージシャンなんだけど、必要な道具を買えない。ここマケドニアでは、小さなサイトからの収入でも、
いろんなものを買うのに十分なんだ」

            

ポイントはファクト・チェックだとのこと。
それは事実の裏付けがあるのか?
これからは、ますます報道の真贋が問われるのでしょうね。
これって金融の世界で起っていることに似ていなくもない・・・




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