九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

 「誰か言わなきゃならないんです」と言った、みのもんた氏    只今

2013年10月28日 11時38分33秒 | Weblog
 9月20日の本欄に、「単なる謀略説てしょうか」と「みの息子事件」を提示し、その行く末を見守りたいと記しました。その行きがかり上、昨日、今日得た情報を報告させていただきます。

●今日の『産経新聞』に、「管元首相 みの降板に陰謀説」という記事。
 早速、その管氏のブログを見てみると、それは次のようなものでした。
=私はみのもんた氏の息子の事件に関しては、マスコミ報道以上のことは知らない。
 しかし、原子力ムラがスポンサーとして膨大なコマーシャル料を支出することにより、マスコミに対する影響力を行使して、自分に批判的な報道に圧力をかけてきたことは知っている=

  これ以上の具体的なことは記されていませんでした。
  これだけでは、元首相の地位にあった人物としての発言としてはあまりにもお粗末の限り。
    

●今日のテレビ報道で賑わっていたのは「みのもんた記者会見」。
 泣き憤るばかりでなく笑い顔までみせたみのもんた氏を、演技者として見事と思いました。
 が、誰かから何かを言い含められているのではないか、そのように感じ、テレビ復帰は遠くないと思いました。


●が、次男が逮捕される3日前に、テレビでこう語った「みのもんた」発言には、拍手し、このこと忘れない。
     =オリンピックに6千億円も使うカネのある日本がだよ? フクシマには470億円、
      これでいいのかねぇ、これで!
      フクシマの人は故郷がなくなっているんだよ……。
      僕ねぇ、それ思うとね、オリンピックで浮かれてるって感じだね。どうみても。
      だから公共の電波を使わせてもらって、僕はこう言わせてもらっていますけど、
      誰か言わなきゃ、いけないんでしょ。だから言わせてもらいます=
  
コメント (23)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザックジャパン(121) ザックコンセプトの前提知識「コンパクト」  文科系

2013年10月28日 00時03分26秒 | スポーツ
 コンパクト陣型と言われる現在世界最重要のサッカー戦術用語を説明したコメントを二つ書いたので、ここに転載しご笑覧願うこととしたい。この理解無くしては、ザック・コンセプトも、どういう個人能力を持った選手を選ぶべきかも論じられないはずの知識だと、僕は考えている。多少の加筆を加えた。

『 改めてDFラインアップの理由 (文科系)2013-10-24 14:44:10
 今世界の強豪チームなら、必要な時には全てこのように出来る。これが出来ないとCLベスト4にはなれないというほどに。バルセロナ、バイエルン、ドルトムントなど、今のCLベスト8常連はこれの模範のようなチームばかりである。
 前からプレスを掛ける時はもちろん、後ろで構えた時もFWラインとDFラインを縦に詰める。つまり、普通よりはDFラインをずっと上に上げるわけだ。これをコンパクト布陣というが、前者を高位コンパクトと僕は述べ、後者を後コンパクトとでも呼んでおこう。いずれにせよ、どういう意味があるか。
 身方陣形を縦に詰めたコンパクト陣は、そこの中の身方密集を活用して敵ボールを奪う狙いだ。高位でこれが上手ければ前に身方がたくさん居るので得点に繋がりやすく、後ろでこれが上手くいけば前がかりになっている相手に対してカウンター得点が狙いやすい。
 
 なお、この陣形の弱点はDFラインの裏を取られることだ。その対策としては、精密なオフサイドトラップを多用するわけである。
 また、こういう陣形を取る場合の選手にはこんな能力が前提とされる。前は防御にも、後が攻撃にも、走り回れること。FWにもプレスが要求されるし、DFにも高度なパス能力が要求される。
 上のコメントなどでここまで、ザックコンセプトと述べていることの中には、以上の内容が基本として入っている。ザックが自チームの模範として研究してきたのがアリゴサッキとバルサであって、前者は、自らはサッカー経験はないのに90年前後だったかイタリアはACミランをCLリーグ2連覇させた名監督。後者は、このコンパクト布陣の現代的最新版である。
 興味のある方は、以上を前提として上をもう一度読み直してみて下さい。』

『 名古屋・仙台戦 (文科系)2013-10-25 09:43:33
 最近あった標記のゲーム内容を例にとって、コンパクト布陣を説明する。
 2対1でホーム仙台の勝ちだけど、ゲーム内容には得点差以上に圧倒的な差があった。シュート数が19対4と、仙台が圧倒したのである。わずか2年ほど前には信じられなかったほどの差が、今は付いてしまった。個人能力を取ったら、名古屋の方が今でも上だろうに、この差は一体どこに起因するのか。そこに、仙台のコンパクト布陣の意義、威力がある。2部からどんどん上がってきて一時は優勝争いに加わるほどだった仙台の力の秘密が失点の低さにあったからである。この時に比べて今は、得点力も増やそうとして模索中という迷いがあるのだが、このチームのコンパクト防御はとにかく強い。
 上に説明したようなコンパクト陣で戦う仙台に対して、その地帯に侵入した名古屋は面白いようにボールを狩られた。当たり前なのだ。いくら玉田のドリブル、ケネディの高さなどを持ってしても、密集陣が連携して包み込む中に入っていけば、無理な数的不利から敵ゴールにはなかなかたどり着けず、必然ボールが仙台の奪取巧者、角田と富田のところへ流れていかされるのである。そして、この二人に身体を寄せられた時の名古屋選手のひ弱なこと。これも当たり前なのである。この二人は他の一切を捨ててでもボール奪取のスキルと身体だけは日夜磨いているのだから。
 こうして必然的に、仙台高位ならショ-トカウンター、後位ならロングカウンターということになる。以上は全て、組織能力の差と言えて、総合的個人能力では名古屋の方が今でも高いはずだ。 』

 サッカーの防御とは敵ボールを奪うことだが、出来るだけ高い位置でいつも奪えるなら敵にシュートを打たせないことに繋がるのである。コンパクト陣によるボール奪取能力とはこうして上記の最後に書いたように身方シュートが多くなるだけでなく、敵シュートを少なくできる戦術でもあるのだ。ここから、仙台シュート数19本、対する名古屋はたった4本! なお、シュート数がごく少なくとも大変鋭いカウンター・シュートチームにコンパクトチームが負けることもある。こんな負けの典型例をあげてみよう。コンパクト・バルセロナを準決勝で破ってイタリア勢としては近年珍しく2010年CL優勝を勝ち取ったモウリーニョ・インテルのカウンター勝負は、歴史に残るような鋭いものだったと思う。この歴史的なゲームについては当ブログに実況報告などを書いているので、以下をご参照願いたい。
 10年4月29日「バルサ敗北」、同月30日「インテルを見て日本の守備を考え(1)」、同年5月2日「インテルを見て日本の守備を考える(2)」
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする